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バルブすりあわせができないよ〜(混乱の始まり編) [N1仕様エンジンの製作]

春ですよ。はい、mihimaru GTのアルバム「mihimarise」を持っている人は、iPodにダウンロードして、ヘッドフォンを装着してください。
再生開始。ラジマルGT傑作トーク集のところですよ。
再生開始20秒のところで・・・
ふぇッ〜ヘッヘッヘ!
やっちゃいましたよ。地下鉄の車内で思いっきり吹き出しちゃった。吊革につかまったまま。
列車が停止中でシーンとしている中。
ホームに立っていたお兄さんがポカ〜ンってこっちを見てる。(なに?いったい?って感じ。)
いや〜しょっちゅう聞いていたんですけどね。mihimaru GT。MacBookの小さなスピーカーからは。
ヘッドフォンから流れていくるおバカトークが・・・・ブふ〜!!!
なんか全然違いますね。スピーカからの音声とヘッドフォンから直接鼓膜に届く音声って。
しかも、最新鋭iPod nanoを聴きながら読んでいた本は、「電気自動車工学」
変な顔して覗き込んできた隣のおじさんは・・・・「空間ベクトル制御の方程式ってそんなに・・・」って感じで、ものすごく怪訝な顔をされてしまった。いやいや申し訳ない。

さて、まだまだ続きますよ。EP82の整備。
今回からしば〜らくの間は・・・・「バルブすりあわせ作業」のお話。
なんかねえ・・・日光耐久でエンジンが壊れた直後に保管ガレージで出会ったAE86レースの彼が、「う〜ん・・・ヘッド側だけでも使えればなあ・・・う〜んう〜ん」って一生懸命覗き込んでいた理由がわかりました。
全然うまくいかないよ。バルブすりあわせ作業なんて。

どんな事をするかというと・・・
作業前のバルブに

kakomaevalve.gif

「バルブコンパウンド」ってやつをつけて
吸盤に吸い付けて、ヘッドブロック側にコンコン叩きつける。
私がヘッドブロックを押さえる係。オーナーがコンコン叩くかかりね。
寒いガレージの中に吸盤を上下する音が響き渡る。


ポンポンポンポンポンポンポンポン・・・・・
「ねえ」
ポンポンポンポンポンポンポンポン・・・・・
「なに?」
ポンポンポンポンポンポンポンポン・・・・・
「寒いね」
ポンポンポンポンポンポンポンポン・・・・・
「うん」
ポンポンポンポンポンポンポンポン・・・・・
「エンジンのオーバーホールってさ」
ポンポンポンポンポンポンポンポン・・・・・
「うん」
ポンポンポンポンポンポンポンポン・・・・・
「もっと格好いいって思ってたんだよね。」
ポンポンポンポンポンポンポンポン・・・・・
「う〜ん・・・バラバラにした部品を洗浄して、ガッと工具を使って組み付けちゃう感じ?」
ポンポンポンポンポンポンポンポン・・・・・
「うん。なんかさあ・・・・」
ポンポンポンポンポンポンポンポン・・・・・
「この作業って、ホントにうまくいくのかな。こんなの上下してて。」
ポンポンポンポンポンポンポンポン・・・・・

あ、なんか悲しくなってきた。寒くて手がかじかむし。
「パトラッシュ・・・・僕・・なんだか眠いんだ」
「バカな事言ってるんじゃない。だいたいどんな感じかわかったか?バルブすりあわせ作業。んじゃ、これ使え。その手作業をエアツールでやってくれる工具だ。」

なにこれ?エアバルブラッパーって書いてある。
吸盤の先の金属帯にエアホースを突っ込んで・・・・・うおおおおおお〜!!!!


すごいじゃん!この工具。なんだよ。手でコンコンする必要ないじゃん!先に出してよ!
「ちゃんと手作業でバルブすりあわせ作業の大変さがわかってないとダメなんだよ。そうすれば、機械の作業でも丁寧に作業するだろう?」

仕上がったバルブがこんな感じ。お〜、なんかきれいにピカピカの筋がついてる。

kakogovalve.gif

で、光明丹ってやつを水で溶いて、バルブに塗るらしいんだけど・・・・

komyotan.gif

なにこれ?全然つかないよ。ヘッド側に。

komyovalve.gif

全然わからん。何でこんなので「磨いたバルブがヘッド側に一周丸くついているか」判定できるんだ?ん〜??

とにかく塗り塗り。ヘッド側に16本全部つけてみて・・・よ〜し!全部ちゃんとオレンジ色の輪っかになったよ。

suriawasegohed.gif

後日、ガレージオーナーが出勤日の時に二人でヘッドの組み立て。
なんかも〜・・・・ものすごく大変。
最初は私が別の作業をしていて、オーナー一人でバルブの組み立てを始めたんだけど・・・
3個ぐらい、バルブを組み終わったところで、私が「あ、忘れてた。最初にこの薄いペラペラの輪っかを最初に入れてから、バルブを組み立てるんだよ。」と、バルブスプリングシートってやつを取り出すと・・・
オーナーがものすごく深いため息。なんだべ?

valvekumitate.gif

今度は二人で作業をしてみる。
いやあ・・・・これは・・・・よく一人で3個組み立てたね。全然無理じゃん。このコッターピンってヤツを入れるところ。
バルブスプリングコンプレッサーを緩めながら、小さな金属片2つをバルブの先っちょに挟み込ませようと・・・このっくのっ!

ふい〜・・・なんとか16個組み終わったよ。

ガレージオーナーは、ものすごくびっくりしてた。
「え?お前ら二人だけで全部組み立てちゃったのか?ヘッド。バルブステムオイルシールだって、取り付け方があるんだぞ。どうやったんだ?」
「エンジン修理書に書いてあるとおりにやった。オイルをつけてプニッと・・・・」
「・・・・本当は、ソケットレンチのコマとかを使って、ちゃんと入っているのか確認をとるんだ。だいたい、どのバルブが何番に入るのか、ちゃんと合わせてやったんだろうな?」
「なに?それ。バルブの大きさは合わせたよ。なんか2種類大きさが違ったから。」

・・・ものすごく無言。ガレージオーナー。なんか灯油の缶を持ってきた。
「ヘッドを逆さにして、この灯油を入れてみな。それで漏れなかったら、組み付けても良いよ。」
はいはい。んじゃ、ドボボ〜っと。


お〜!!!!全然漏れてこないよ!やったぜ。うまくいった!

hed.gif

「おかしいなあ・・・・素人がヘッドなんて組んで、一発でうまくいくわけがないんだけどなあ・・・う〜ん・・・なんで漏れてないんだろ。あ、おい。これ、ちゃんとヘッド周りをもっとちゃんと掃除しろよ。空気が通る通路がこんなに黒いじゃないか。それが終わったら、シリンダーブロックに取り付けて良いよ。」

はいはい。鼻歌でお掃除ですよ。いろいろ複雑に入り組んでいるところを。
イエ〜イ。簡単だったぜ。ヘッドの組み立て。

数分後、とっても奈落の底に落ちました。
ガスケットリムーバーで、掃除をした後、念のために再度、灯油チェックをしたところ・・・
片側のバルブ一列全部からすごく信じたくない状況が・・・・
「ねえ、なんか液体が通路のところにだばだば〜って出てる。」
「どれ、見せてみろ。あ〜・・・・全然漏れてる。さっきは、内部が汚れていたから、その汚れで灯油が止まっていたんだよ。綺麗にしたもんだから、その止めていたものが無くなっちゃったんだ。」
「・・・・どうすればいい?」
「やり直し。はい。全部バラして。」
・・・・全部バラすって・・・・
それって、またあのバルブステムオイルシールを買って来なきゃいけないって事?16個。
「そうだよ。一回組み付けちゃったら、使い捨てだよ。また買ってきな。」
あ〜・・・もう・・・・

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コネクティングロッドボルトは、全然別物だった [N1仕様エンジンの製作]

計画停電があまり実施されないようになって・・・皆さんだいぶ「普通の生活」に戻ってきましたか?
普通の生活?
あの日を境に「終わりの始まり。」の時間を僕らは過ごしてる。
今は、直近で「お店の棚に水がない。」とか食料品の不安で済んでいるけど・・・・
これからはもっと切実な状況になる。みんながご飯を食べるための「マネー」が手に入らなくなる。
あれは、遠い地方の出来事ではない。
ここのところ毎日「輸出するにあたって、放射能測定をしたのか?
放射能の問題がない証明書を添付しろ」等々の困った問い合わせが増えている。

最初のうちは、「は?こんな工業製品の輸出で、なに言っちゃってるの?」ってこちらも怒っていたけど・・・
外国の人たちから見ると、我々が「中国の食品は信用するな」と思っているのと全く同じレベルなんだろう。
もうすぐ「日本製品は輸入するな。」という見識が広がっていくように思う。この毎日のお問い合わせをさばいていると。

資源が無く、工業製品の輸出で成り立っているこの国の製品が、世界中から拒絶されるようになってしまったら・・・
いや、そもそも事業家なら、この被災国でわざわざ資本を投入して、再び立ち上がろうなんて考えないのか?
電気や放射能の心配がない国に資本を移転させるだけで、特に問題ないと思っちゃうのでは?
なんてことをグルグルグルグル考えながら、帰り道を歩いていたら・・・・
「あの・・・このカフェの場所、わかりますか?」
は?
声をかけてくれた方向を見ると・・・若いお姉さんが一人で立ってる。
え〜と・・・・なんか見にくいな。この地図。EZナビウオークで・・・・っていうか、そもそもなんでこんな時間に「カフェ」?もう、閉まってるんじゃない?

「あ、いや、ここって、夜はスポーツバーになっていて〜」
ああ!わかったわかった!私が時々ランチを食べに行くところだよ!はいはいこっち。
「ランチって、どんなのがおいしいんですか?」
いやいやいやいや、お姉さん。話、膨らませられない。そんな気分じゃない。
なんでもおいしいよ。はい。じゃ、ここね。バイバイ。

ずっと後で気がついたけど、この日はJリーグと日本代表との慈善試合があったんだね。それを観に来ていたんだなあ。きっと。
”スーパースター”がきちんと決めるべき時に決めたってことをスポーツニュースで知りました。
お歳をとられても、「毎日継続して努力」を続けている人にチャンスは巡ってくるんですよ。サボったり、流されて生きていたら、あの状況でシュートチャンスを手に入れる事はできない。
あれは、「特別な才能を持った人が輝いた瞬間」じゃない。

私達だって同じ。知らない事があったりしたら、「そんなの知らない」って言わずに何とか自分の身につくように練習を続けなきゃね。
で、丸々一年経ってもエンジンがかからないEP82の目下の課題は・・・
ピストンリングの話。だっけ。まず。

やっとこさ4個分のピストンリングを組み付けた。と思ったら・・・・よくよく確認してみると・・・

PISTONLING.gif

やっぱりこんな感じで、「打刻マーク」(この2Nとかって書かれている文字の事らしい)が上下逆に取り付けちゃってる。はあ・・・・
オーナーと二人で、再び道具を全く使わずにピストンリング入れ替え作業。


まあ、なんとかなったよ。人間、練習を重ねると作業が早くなるもんだ。

んで、次が・・・・いよいよこのピストンをブロックに入れて、クランクシャフトに止めるのね。
「おい、ちょっと待て。このピストンのところのボルトを必ず全部交換しろって言っただろ。買ってきたか?」
え〜と・・・・確か買っておいたよ。言われたとおり。ゴソゴソ・・・・・

お母さん、どこに行っちゃったんでしょう。僕のコネクティングロッドボルト・・・・

お前の母ちゃんいないから。なんだよ〜・・・買ってないのか〜・・・う〜ん・・・・」
ピストンを前にガレージオーナーは、だいぶ難しい顔をしてる。
大丈夫なんじゃない?交換しなくても。おばちゃんスターレットだったって話だし。

「壊れたエンジンの方、無事なピストンあったよな。持ってきてみな。」
渡してみると・・・「ほら、やっぱりダメだ。ボルトのデザインが全く違う。なにか対策してるんだよ。新しいの買ってきな。絶対交換しなきゃダメだ。」

PISTONBOLT.gif

あ〜・・・もう、また足止めだよ。
トヨタ部品共販に買いに行くと・・・「あ、なんかこの番号・・・対策部品になってます。こちらになります。」
出された部品番号は、品番13265-10022
これが8本必要なのね。
店員さんが一言。「あの・・・・ご自分で作業されるんですか?」
・・・・あ、背広の人がこんな「ピストンを取り付けるボルト」なんて買いに来ないのか。
「大変ですね。がんばってください。」って見送られたけど・・・・
その時は、この作業がそんなに大変な事だなんて、想像もできなかったんだよね。

だって、古いボルトを取り出して、そこに新しいのをはめればいいだけだべ?
はい。万力にコネクティングロッドを固定して、ガンガン金槌で叩きますよ。


全部取れたよ。事前に壊れたエンジンの方で練習しておいて良かった。気をつけて作業しないと、最後の最後のところで、ロッド自体に金槌があたって、変形しちゃう。

んじゃ、今度は新品のボルトを入れて、ガンガン・・・・いや、試しに壊れたエンジンの方で試してみよう。この作業も。

オーナーが一生懸命ボルトを叩くんだけど・・・・全然入っていかないよ。新品ボルト。????

どうにもならない。この作業、そんなに難しかったっけ?う〜ん????

ガレージオーナーがやってきて一言。
「なんだ?何悩んでるんだ。ちょっと貸してみな。古い方のボルトも両方とも。」

CONEKUNINGBOLT.gif

「これ、新しいボルト、デザインが変わってるだけじゃなくて、0.5mm太い。」
は?なに言っちゃってるの?ただ見ただけでしょ。どっちも同じ寸法に見えるじゃん。脇に線が入って無くて、ツルツルの方が新型のボルトなんでしょ?

試しにノギスで測ってみると・・・ほんとだ。ツルツルの方が0.5mm太い。
ガレージオーナーの特技の一つに「パッと書いた絵の寸法が、定規で測ると正確に一致している。」っていうのがあるんだけど、目視でもそうだったのね。
「CAD世代じゃできない話さ。現場に連れて行くと、その場で寸法判別ができなくて困るんだ。」

さて、太いのはわかったけど、どうしよう。叩いて入れられないんじゃ、どうにもならないぞ。
「手動プレス使え。そこにあるやつ。」

・・・・・逃げていい?だって、失敗したらすごく怖い事になりそうだもん。だいたい、この半円のところに取り付いちゃっているボルトを垂直に降りてくるプレス機にどうかけたらいいかわからないよ。

ため息をつきながら、ガレージオーナーが事前準備をしてくれた。
なんだか足下にいろいろ転がっていた金属片(ジグ)を組み合わせて・・・おおっ!なんか、ちゃんとプレスの力がかかるように組み上げられたよ。

んじゃ、オーナーがジグを支える係。私が、指示計を見ながらプレス機を降ろす係ね。


なんとかうまくいったよおおお〜!4つのピストン全部、ボルトの交換ができた!うれしい〜!
俺様のボルト、歳はとったけど新品なんだぜ〜。再びカチカチさ。ハアハア。」って感じ(?)

ピストン4つ並べて、ニヤニヤしている私の脇で、オーナーが荷物の箱をゴソゴソ。
「あのさあ・・・ひょっとしてこの袋って・・・今回のボルトと同じじゃない?」

見ると、品番13265-10022って書かれた新品のボルトが8本・・・・
なんだよおおお〜!やっぱり買ってあったんじゃん!余っちまったああああ〜(苦悩)

花と悪魔 10 (花とゆめCOMICS)

花と悪魔 10 (花とゆめCOMICS)

  • 作者: 音 久無
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2011/03/18
  • メディア: コミック

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ピストンリングに四苦八苦 [N1仕様エンジンの製作]

2月は中国の春節(日本で言う旧正月みたいなもの)なんですよ。やっぱり社会主義国家なんですね。「国民みんながお休み」と言ったら、ホントにお休みなんだそうです。現地日本企業は仕事にならない。
だもんで、帰ってきました。昨年、中国に単身赴任された彼が。
んじゃ、全員集合。「中国生活事情代行宴会」じゃなかった、大講演会開催。

50代前半から、30代半ばまで7名集合。って、も〜・・・やっぱり時間通りに集合できないか。
自営業者もいるからね。
んじゃ、最後の一人が来るまで・・・なんか別の話。何の話をする?
「循環小数0.33333333・・は、3回足すと1になるのか?」

・・・・なに?なんでそんな話?
中国の彼いわく、「私、シーケンサー(工業用コンピュータのことね。音楽の世界の機材ではない。)の開発をやっていた時に、”循環小数0.3333・・・を足した時に1にならないコンピュータは、ダメなコンピュータだ。”って指導されたことがあるよ。」

みんな一斉に手持ちの携帯電話を取りだして・・・・iPhone各世代やらAndroidやら、日本製携帯電話やら・・・あ、やっぱりiPhoneがシェアトップなのね。んじゃ、私はiPadを取り出しますですよ。
それぞれ計算結果が違うことにみんな驚き!
今度はまたその計算結果の違いが、OSによるものなのか、アプリケーションによるものなのか、熱い議論。

・・・・みんな、何でそんなことに一生懸命になれるんだ?

誰かが、「分数の1/3をさあ・・・3回足すと1になるよ。だから循環小数0.333・・・を3回足したら、1になるのがやっぱり正しいんじゃないかなあ。」とまとめたところで、最後の自営業者の彼が登場!ふい〜。これでやっとスタートだね。

「今さあ・・・下、大変なことになってる。」
「なに?」
おじさんが道の真ん中で倒れてる。外人さんとかが、みんなでぐるっと取り巻いてた。」
「・・・・・・ほんとに?」

外人がたくさん集まるパブの前の通りが・・・なんか大変大変。って、その時、私と同い年の彼が、すっくと立ち上がって・・・
私、救命救急の資格を持っているので、行ってまいります。

へ?あ、そう。がんばって。いってらっしゃい。

え、お前は手伝わないのか?って?
あ、全然無理。そういうの。前に自治会で人形相手の講習会に参加させてもらったけど、自分が思っているよりも、全然強く胸を圧迫しなきゃいけなくて、怖かったもん。お腹空いてたしね。あ、んじゃ、みんな食事をしちゃおう。

ず〜と戻ってこない。
「ねえ、彼、ず〜と帰ってこないねえ。そんなに大変なことになってるのかな。あ、救急車が来た。」

最後にやってきた自営業者の彼に状況を確認。どんな状況だったの?そのおじさん。
「もう、完全に歩いている途中で、ばったり倒れた感じだったよ。別に酔った人じゃない感じだった。なんか・・・顔色がものすごく悪くて・・・ダメじゃないかなあ。俺、何もしてあげられないと思って、この会場に来ちゃった。」

あ、戻ってきた!どうだった?そのおじさん?
「あ、息を吹き返しました。圧迫処置を続けていたら。」
「へ?そんな大変な事態だったの?ホントにおっペ川・・・じゃなかった、三途の川を渡りかけてた人なの?」
「はい。もう、呼びかけても返事がなくて、全然息もしていなかったです。意識が戻って良かった。」
その後も彼は・・・なんか大変なんですね。地元の消防団に入っているということもあって、なんかまあ・・・いろいろなところに電話したり、電話がかかってきたり。
あ、だいぶ落ち着いた?んじゃ、スタートしましょう。
中国単身生活事情大講演会の始まり始まり〜!」
「はい。じゃ、私が今回お話をするのは・・・・”中国カラオケ事情”です!」
・・・・あの・・・ねえ、ちょっと遮って良い?おかしいよねえ、さっきまで循環小数の話をしていたメンバーだよね。しかも途中で、人一人の命、救っちゃった人までいる・・・

「大事なんだよ!中国でカラオケをやるってことは落とし穴がいっぱいなんだ!みんな正座して聞けっ!」
え・・・なんだよそれ・・・・あ、はい。じゃ、みんな正座して講釈を聞くようにね。

そんな状況なので、ウイ〜って感じです。ディスプレイを見つめていると。
オエッてしちゃいそう。なんだかお話が長くて、グビグビグビグビ・・・・ウイ〜。

え〜と、ものすっごく長い前振りで・・・何書こうとしたんだっけ?
あ、そうそう。エンジンオーバーホールの話ね。
今回は・・・「ピストンリングのお話」

「ピストンリングの話をどう膨らますんだ。いったい・・・」って?
なに言ってんですか!ピストンリング一つでも、ネクタイ組の我々にとっては、一苦労ですよ。も〜。

ガレージオーナーが率先して作業開始。どうも、自分のシビックよりも気になっていることらしい。
お前のBlog読んでて気になったんだけどさあ。ピストンをちゃんとばらさないで、洗浄液につけただろう?しかも、その後、水で洗ってそのまま。ピストンピンとかも抜かずに。」
「うん、だって、エンジン整備書を見たら、”プレスを使ってピストンピンを抜いて・・・”って書いてあって、怖いからそこにある手動プレスには、近づかなかった。」
「・・・・・まず、ピストンリングを全部外しな。工具は貸してやるから。」
なんかその・・・ピストンリングプライヤーっていうんですか?あれ。


二人がかりで、私がピストンを持って、オーナーがプライヤーを持って・・・・外しにくいよ。リング。この工具ホントに役に立つの?写真を撮るどころじゃない。
あ、なんだよおおお〜。簡単に折れちゃった。ピストンリング。

「おかしいなあ・・・そんなに苦労しないはずだぞ、あれ?おいっ!誰か手を切ってるぞ!血か付いてる!」

ん?

・・・・・・・あ、私でした。指先からダララ〜・・・鮮血があああああああ〜!

ピストンリングって、すごいんですね。その端の部分をちょっとこすっただけで、スパッと切れました。しかも、結構深いみたい。全然痛みも感じないのに・・・・ホントに全然止まらないよ。血。

「いったい何やってんだ。あ、ダメじゃないか。これ、完全にピストンリングが、ピストンの溝にかじり込んじゃってる。どんな洗浄の仕方をしてたんだよ。」
「いや・・・それが普通だと思ってた。なんか、パカパカ動くリングと動かないリングがあるな〜って。洗浄液につけ込んで、歯ブラシで磨いていた時に。」
「・・・・そういうことか。やっぱりこのエンジン、そのまま搭載してエンジンかけてなくて良かったな。相当オイル交換をしていないままだったんだ。」

結局・・・かじり込んだピストンリングは、そのままボキボキ折りながら・・・なんとか全部外すことができた。ふう。

二人で苦労して、ピストンリングの取り外し作業をしている中、ガレージオーナーは、WAKO'Sのリムーバーを取り出して、ゴシゴシゴシゴシ・・・・

MIZO.gif

「ダメだこれ。こんなにいっぱい溝が汚れてる。前回の洗浄液、保管してあるだろう?あれにヒーターをかけて、暖めながら、もう一度洗うんだ。これじゃ先に進めない。」

SAISENJYO.gif

「普通はなあ・・・いくら夏だったからって、洗浄液を暖めながら作業するんだ。原液だけで取り切るのは無理なんだよ。俺がいる日に一緒に作業するんだったなあ・・・・」

HITOR.gif

結局この日は、もう、ひたすら「ピストンだけ」を洗浄する作業。
ガレージオーナーがボソッと一言。
「確かにピストン洗った方が良いとは思ったけど・・・まさか3人で一日がかりになると思わなかったよ。まいったなあ・・・全然この溝のところがきれいにならない。いったいどんな使い方をしてたんだよ。このエンジン。」

HITORSAGYO.gif

それでもなんとか「ピストンリングのところに穴が空いてる」のが、わかるところまできれいにできたよ。

PISTONURA.gif

ほら、ちゃんと洗浄液が抜けてく。

結局、この日はこの「ピストン洗浄作業」でおしまい。
その後が・・・また大変だったんですよ。
「ピストンリングセット」(部品番号13011-11122)が手に入らない!
一ヶ月以上待っても・・・・も〜!!!!!

やっぱり、「廃型になった古いエンジン」って言うだけじゃなく、「今時そんな作業をするくらいだったら、車そのものを買い換える。」時代なのかな〜。ホントに納期がかかりました。ピストンリングセット。
なんか、「注文がまとまってからでないと、ラインに流してくれない。」らしいです。
しかも、一発目では、私の注文分まで作ってくれなかった。

やっと入手!
今日は、ガレージオーナーがいないけど、二人で全部とにかく組み付けちゃおう。ピストンリング。
え〜と・・・ピストン1つにつき、3枚のリングをはめっこするのね。って・・・パーツは5つある・・・
どうやって組むんだ?

ブローしたエンジンのピストンを参考資料に解析。
「一番下の溝にチェーンみたいな薄い輪っかと太いリングを取り付ける。チェーンに上下を挟まれるようにして」
「残り2枚のリングは、それぞれの溝に入れる。」OK。やってみよう。

「ねえ、ピストンリングプライヤー使わないとまずいんじゃない。せっかく貸してくれるんだし。」
「やだ。前回使って、次々にピストンリングが折れちゃったから使いたくない。」
「はい。布でコンロッドのところを覆って、万力で固定しちゃって。」
「で、俺がピストンの頭を抑えながら、リングをグイッて下に下げる係。」
「はい。ピストンリングをぱっくり開いて下に下げてく係ね。しばらくコスコスってしないと、ダメだぞ。」
「いや、全然よくわからない。今、真剣勝負の最中。変なこと言わないで。ピストンリング割れちゃうかもしれないんだから。」

真剣勝負ですよ!これまでのオーバーホール作業の中で一番の!
ついに「組み立て」の段階ですからね。二人とも超真剣!ものすっごく時間がかかった。

やったぜ!全部組み付けられたぜ!新ピストンリング!
一本も折らずにうまくいったあああ〜!

で、その日の帰り道。
片道2時間の列車の中で、よくよく「4E-FEエンジン整備書」を読み返してみると・・・なになに・・・・
「ピストンリング表面に刻印がしてある側を上にしてピストンに組み付ける」
・・・・・なに?それ。
「刻印」?
そんなの、全く気にしてなかったよ。あったっけ?

・・・・・・・ムッッキ〜!やり直しかあああああ〜!

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メタルの厚みとクリアランスを測定 [N1仕様エンジンの製作]

いやあ・・・30年近い時を超えて、全世界配信が始まったんですねえ。Yellow  Magic  Orchestra
たまたま先日、iTunes Storeをボケッと眺めていたら、その日からだったんですね。配信が始まったの。
「え?アフター・サーヴィスって??まさか???」
って思いながら、クリックしてみると・・・・iPadから聞こえてきた楽曲は・・・
あの日ですよ!あの日!私自身もその場所にいた最後の(散開)コンサートの様子が!
え〜と・・・確か小学生・・・いや、中学生になっていたのか?
友達の家で、「アイドルなんてさあ・・・あんなの追っかけるのおかしいぜ。大人になったらきっと恥ずかしいことやってたって思うぞ。世界じゃこれが流行っているんだぜ。」とEP(レコードだよ!CDじゃないんだよ!)を聴かされたのは・・・・ものすっごく衝撃でした。RYdeen。
今でも鮮明にあの日のことを覚えてる。友達のお母さんが、「音が大きすぎる!」と怒ったことも・・・

数年後、どうしても受け入れることができなかった「散開」決定。
「なにがなんでも観にいかなきゃ。」と友達のファンクラブ名義を利用して、たくさん抽選はがきを送って・・・
すごく奇跡的に(ものすごい倍率だったらしい。)二人そろって、冬の武道館に集合することができた。
生まれて初めての「コンサート」は・・・どうもその後の教育に悪かったらしい。
「笑顔もなく、出演者のMCもない。」のがコンサートだって思い込んじゃった。
現代のPerfumeのコンサートなんて行ったら・・・きっと卒倒しちゃうね。

その後の”世界のサカモト”の大活躍とたくさんの日本人アーティストの海外進出の先駆けとなったグループだったけど・・・
「歌詞が付いている音楽家」で受け入れられたのは、PIZZICATO FIVEと・・・本当に一握りだけ。
あ、最近では、スガシカオさんか。(知ってた?彼は、日本語の歌詞だけなのにイギリスですごく流行ってる。)

あの日、一緒に武道館に行った友達とは、今も連絡を取り合っていて・・・先日久しぶりにあった時には、
「母親の介護のために会社を辞めたんだ。もう、その必要もなくなったなあ・・・できるだけ早く社会復帰しないと。」
って言ってた。

時は流れる。僕らはあの頃ものすごく歳をとって見えた「中年のおっさん」だ。

さて、長い前振りはおいて、4E-FEエンジンオーバーホールの話に戻りましょう。

今回のお題は、「メタルの厚みとクリアランスの測定」
作業前にガレージオーナーから、我々二人に講釈。
「クランクシャフトを支えているメタルとコンロッドのところのメタルをそれぞれ厚み測定するんだ。その後、それぞれのメタルのクリアランス測定をするんだぞ。」
「え〜と・・・めんどくさいから、測定無しで先に進まない?交換用メタルは買ってくるから。」
「ダメだよ!いいか?この”メタルの厚みの選定”がチューニングの方向を決めるんだ。クリアランスを狭くとれば、耐久性が出るし、広くとれば、軽く回るけど、オイルの上に乗っている形になるから、オイル消費量が増えるんだ。だいたい、このおばちゃんスターレットのエンジンは、どうもオイル交換を全くしていなかったみたいだから、使うことができるのか?測定しないとだめなんだ。」
「ああ・・・そういえば、2008年のエビス12hの時にAE86レースの彼が、ものすごく不思議がってたっけ。”なんかこの4E-FEオイルが上がってこない。”って・・・2010年にオーバーホールしてからは、キャッチタンクにオイルが溜まるようになったな〜とは思っていたんだ。」
「そういうこと。チューナーさんの考え次第なんだ。まず、このノーマルエンジンが、どんなメタルの厚みなのか測定してみな。」

はいはい。んじゃ、マイクロゲージを使って測定。
METALATU.gif

なんか、メタルの裏側に数字で刻印が打ってあるね。
「ああ、それ、大事だぞ。出荷時に組み付けたメタルの番号なんだ。通常、3種類のメタルが準備されていて、部品製造時のクリアランスに合わせて、組み付けの時に変えるんだ。ブロック側にも”どんなメタルクリアランスか”刻印が打ってあるはずだぞ。」

そんなの見えないよ。なんか・・・エンジン整備書には、バーコードみたいに書いてある。
「違う違う。その位置に数字が打ってあるハズなんだ・・・なんだよも〜このエンジンは・・・ホントに汚いな。全く見えないじゃないか。はい。数字が出てくるはずだから、磨いて。」

ああめんどくさい。全くめんどくさい。
確かに・・・なんか数字が・・・あ、出てきた。デジカメで撮影できないぐらい、薄いけど。

「んで、メタルの厚みは、エンジン整備書に書いてある許容範囲だったか?」
「うん。範囲内に収まってたよ。」
「それじゃあ今度は、メタルクリアランスを測定するんだ。プラスチゲージってのを買っておいただろう。あれを使うんだ。」
「ねえ。測定しないで先に進まない?めんどくさいから。」
「ダメっ!メタルだけ新品にしたら、クリアランスが狭すぎることもあるかもしれないんだぞ。ここが大事なんだ。クリアランスを測定したら、”どんな隙間にするためにどんな厚みのメタルを買ってくるか”決めなきゃいけないんだ。」

ふう・・・なんかこの間、よくわからない定規みたいなの買ってたなあ。ペラペラのくせにやたら高かったヤツ。いったいどう使うの?これ。っていうか、なんか役に立つのこれ?
プニッて切って・・・
KIRU.gif

メタルを外したところにその紙の中身を入れて・・・なんか・・・えらい細長い緑色の棒だねえ。
何の役に立つの?これ?
GEJISET.gif

んで、再びメタルをセットして・・・
METALSET.gif

規定トルクで締め込み。
SHIMEKOMI.gif

締め込んだら・・・え?すぐにまたバラすの?はいはい。
外してみたら・・・あ、さっきの緑色の棒がつぶれて広がってる。
HABA.gif

「このつぶれた幅が”メタルのクリアランス”なんだ。エンジン整備書に”クリアランスの幅”が書いてあるから確認してみな。」
「まあ、大丈夫みたいね。規定値の範囲内だよ。」
「んじゃ、それを全部の気筒に繰り返して、データをとるんだ。」

まあ・・・めんどくさい作業だったけど、言われたとおりにやって正解だったんです。なんでって?
このエンジン・・・確かにシリンダーブロック側に「組み込みメタルの種類」が打刻されていたんです。全部2。(2222と打刻されていた。)
なのに・・・・組み込まれていたメタルは、2223。

?????
なんかの間違いかと思って、メタルの厚みを再度測定。
やっぱり・・・3の厚みのメタル。
クリアランスは・・・規定範囲内に収まってる。

?なんだろう・・・・指定の打刻と実際に組み込まれた部品が違う。一度もオーバーホールをされていないエンジンだろうに。

「で、どうするんだ?買ってくるメタルの種類。」
「わかんないからいいよ。標準通りで。ブロックの打刻を信じて、全部2。」

実際には、念のために1つだけ3のメタルも買っておきました。新しいメタルを組み込んだ後、もう一度クリアランス測定をしてみないとね。

アフター・サーヴィス - Yellow Magic Orchestra
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フレックスホーンが手に入らない [N1仕様エンジンの製作]

先日、久々に休日の筑波サーキットに行ったんですよ。
あの黄色いシビックの彼女を発見!挨拶をすると・・・
「去年、”車が壊れた〜”って言って、帰って行く後ろ姿を見てから・・・ず〜とみんなを見かけなかったから、やめちゃったのかと思いました。てっきり。」
「う、うん・・・まあ・・・まだまだバラバラなんだエンジン。この間もバルブのすりあわせ作業で・・・うおうおう・・・うまくいかないんだよおおお〜。」(すごく遠い目)
「あ、が、がんばってくださいね。みんなに会えるのを楽しみにしています。」

励まされちゃったよ。ファミリー走行の女の子に。まあ、うれしかったねえ。「車を運転するのが楽しい」って人が増えてくれて。
ほんとに・・・なんとかチビっとづつ進んでいますですよ。4E-FEエンジンオーバーホール。
え〜と、前回は・・・そうそう。「なんかシリンダーに錆びみたいのが出てしまっている。」ってところまで進んだんでした。
その対策はどうしたか?というのが、今回のお題。
私は別に・・・「なんかシリンダーに白い錆びみたいのが出てるけど・・・やすりで削っちゃえばいいだろ?」って思ってました。なんだかガレージオーナーが「秘密兵器」をゴソゴソ持ち出してきて、「これで研磨しないとダメなんだ。」とかなんとかブツブツ言っている間も。
電動ドリルにその秘密兵器を装着。丸いブツブツがたくさん付いていて、ボタンを押すと”ウイ〜ンウイ〜ン”って、いや〜ん!
flexhone.gif
それをシリンダーに押し当ててグイッと・・・ハァハァ(?)
そんなおっきいの絶対ダメ!
いやいやホントに。シビック用のサイズをスターレットのエンジンに押し当てて何とかしようなんて、いくら何でも無理だと思うぞ。素人目でも。
「これ、フレックスホーンっていうんだ。このシリンダーに合うサイズを買ってきな。できるだけ目が細かいヤツ。」
あ、うん。わかった。
電動でウイ〜ンウイ〜ンって動くヤツなら、秋葉原のあのお店で売ってる。確か4階。いろいろなサイズがあって、リモコンも付いてるんだよ。
「・・・・いや、よくわからない。リモコン付いてないし。秋葉原では売ってないぞ。機械工具屋さんに頼んで取り寄せてもらわないと・・・」
別にたいしたことじゃないと思ってたんですよ。秋葉原のあのお店で売ってなくても。ウイ〜ンウイ〜ン(いや、ウイ〜ンウイ〜ンから離れて。)すぐに見つかると思ってました。フレックスホーン。
・・・・・みんなに宣言しておきます。私の経験です。
フレックスホーンは、入手に2ヶ月以上かかる。自動車のシリンダーサイズだと。
どこを探してもない!っていうか、注文をお願いした後、複数のお店から「納期がかかってしまうので、キャンセルをお願い・・・」とか、「納期がホントに2ヶ月かかってしまいます。いかがいたしましょう?」っていう連絡が頻発!
すげえぜ。まさしく秘密兵器だ。フレックスホーン。
「ねえ。フレックスホーン手に入らないから、やすりで削っちゃっていい?」
「あのなあ・・・お前は機械工学科出身じゃないから、重要性がわからないのかもしれないけど・・・シリンダーには、”オイルを保持する傷”が必要なんだ。ホーニング加工とか、クロスハッチっていうんだけど。あのフレックスホーンは、そのクロスハッチ作業が簡単にできる品物なんだ。絶対にやすりなんて使うなよ。」
「じゃあ、そのクロスハッチの作業ができる工具、他の会社でも出てるみたいよ。それでいい?手に入らないんだもん。フレックスホーン。」
「絶対ダメ!あの丸い玉がいっぱいある構造がいいんだ。素人が作業するんだから、最低限の道具はちゃんと準備しろ。あんまり困ってるみたいだから、仕事のルートでいろいろあたってるけど、フレックスホーンの偽物も出回ってるみたいだからな。絶対に安物をつかむなよ。」
厳命ですよ。厳命。ついに。は〜・・・まいったなあ・・・んじゃ、こっちから商社に条件を出そう。え〜と・・・「内径74mmのエンジンのシリンダーを磨こうと思っています。240番以上の細かい目で、できるだけ早く入手できる物を教えてください。」
1週間で到着!正式品名は、「フレックスホーン BC-76 AO320
ふい〜・・高価な工具だったなあ。組み立てに苦労したエンジンの台よりもこっちの方が全然高い。んじゃ、私の役割はここまで。作業自体は・・・オーナー。まかせた。私は撮影係ね。
うい〜んうい〜んって中をかき混ぜてる様子を撮影してやるぜ。ウエッヘッヘ。
どんな仕上がりになったかというと・・・・こんな感じ。
kuroshachi.gif
やったぜえええ〜!なんかオーバーホールしてる。って感じだよおおお〜!すごくうれしい!

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WAKO'Sのリムーバーが必須です [N1仕様エンジンの製作]

ペコちゃんのベロってなんで出てるか知ってる〜?」
へ?いきなり何を聞くんだい?姫。
脇ではオーナーが鬱々とシリンダーブロックを磨いてる。(いつになったらきれいになるんだろう?これ)

「知ってるよ。ペコちゃんはね。ケーキ屋さんの子だから、毎日ケーキがおいしくって食べてたの。」
「でね。お母さんが”歯を磨きなさい”って言っていたのに、いつも歯を磨かなくてほっといたんだな。どうなったと思う?」
「・・・・」
歯が全部無くなっちゃったの。」
「・・・・」
「歯が全部なくなっちゃうとね・・・舌がぴろんって出てきちゃうんだよ。だからベロがペロって出るようになっちゃったんだよ。ペコちゃん。」
「嘘だもん!あれは、お菓子がおいしくって、口に付いたクリームを・・・」
「ホントだよ。うちの犬のメリーは、おばあさんになった時に歯が全部なくなっちゃって。ほんとに舌が常にビロロ〜ンって出っぱなしになっちゃったもん。歯は磨かないとダメなんだぞ〜。」
あ、走って逃げてっちゃった。そんなにショックだった?今の話。

なんでペコちゃんの話?
いや、クリスマスが迫る中、先日も作業させてもらったんですよ。ガレージオーナーの家で。
で、いつも休日になるとお騒がせしているので、ケーキでも買ってこうと思いましてね。ええ、もう街はクリスマス一色。ちゃんとケーキもクリスマスバージョンですよ。年に一度のかき入れ時ですよ。

「単身赴任のお父さんが帰ってくる前にクリスマスケーキを置いてやる。父ちゃんの買ってきたケーキの価値を落としてやるぜ。フエッヘッヘッヘ。」
とかって、どす黒い思惑ですよ。クリスマスなのに。
クリスマスケーキを買いに行くとねえ・・・毎年思い出すことがあるんですよ。
あの日も「舌が出っぱなしの女の子」のお店にケーキを買いに行ったんですよ。24日に買ったケーキを食べ終わっちゃったので。25日も。今度はチョコレートケーキ。
ケーキの箱を受け取ったら・・・ウキウキですよ!全速力ですよ。自転車。自宅まで。夜の暗い道を照明もつけずに・・・しかも片手運転。

気がついたときには歩行者保護用の欄干にバイイ〜ンとおおおお〜!!!!激突!
体が自転車から放り出されながらも・・・ふっ大丈夫だぜ。左手にしっかり握ってる・・・ってあれええええ????

地面に転がりながら見たその先には・・・ケーキの箱があああ〜!なんでえええ?オレ、ちゃんと箱を握って・・・あれえええええ?

左手を見ると、握っていたのは「箱の握りの部分」だけ。衝撃で吹っ飛んだケーキ本体部分だけが、きれいに星空の中を舞って・・・

地面にたたきつけられた私の視線の先には、ブイイ〜ンと遠くに飛んでいくケーキの箱が・・・
走馬燈・・・ってあるんですね。ものすっごくゆっくり感じました。その時間。
四角いケーキの箱がボイ〜ンぼいんぼいん・・・・とおおおお〜!
転がっていったよ。ケーキ。
地面を・・・何回転したんだろう?

・・・・・箱の中身は・・・見ない見ない。っていうか、見る勇気がない。そのまま我が妻に渡しちゃおう。
数分後、我が家では叫び声が。
「キィャアアアア〜!」
「諦めろ。こういう運命だったんだ。こんなこともあるさ。

痛い痛い。ほんとに。さっきコケてケガしたところを狙わないで。
皆さん、この時期は暗くなるのが早いですからね。無灯火片手運転は御法度です。

さて、今回は、そんな”クリスマスにまつわるホラーなお話し”をガレージオーナーの姫とお話をしていた時の作業です。
先に宣言しておきましょう。
エンジンバラすなら、「WAKO'Sのガスケットリムーバーを買っておけ。」

前回の取り出したバルブの写真を見た人の中には、「なんだよ。汚いなあ。」って思われたと思います。
私も気になっていて、「スラッジ落とし」っていうのを買っておいたんです。個別に作業しようと思って。
買ってきたスプレーをガレージオーナーが見たとたん・・・
「たぶん、これじゃダメだぞ。燃焼室のカーボンってのは、ホントに取れにくいんだから。」

そんなことないよ。こら、バルブにかけておけばほ〜ら・・・・・全然変化無し。
どうしよう?(実は、この時はNGだったんだけど、後々重宝することになるんです。このスラッジ落とし。)

「WAKO'Sのリムーバーを使うんだよ。でも・・・・これはものすごく高いんだ。俺は仕方がないから、ホームセンターでうってるサビ取り剤を流用してる。」
あ、そうなの?さっそく購入。ペンキ売り場に売ってた、刷毛塗りのやつね。

・・・・・変化無し!全然ダメじゃん!カーボンには。

仕方がないから買ってきた。WAKO'Sリムーバー。
開ける前に取扱説明の欄をよく読むと・・・・「6ヶ月以内に使い切ってください。」って書いてある。
・・・・失敗したなあ。こんな高いスプレー。使い切るわけ無いよ。

結局・・・・大活躍になるんです。WAKO'Sリムーバー。
すごく取り扱いに注意が必要です。だって、「皮膚に付くとすぐに痛くなる。激しく。」
ゴム手袋必須です。それと子供は近寄らせられない。絶対に。

じゃ、せっかく手に入れたWAKO'Sガスケットリムーバーを使って、ヘッドガスケット周りの掃除をしよう。
おおおお〜!取れる取れる。ウエスを使ってコスコスコスコスコス・・・

RIMUBER.gif

「じゃあ、だいたい取れたところで、シリンダー寸法を測定しようか。」
「え、いいよ。測定しなくても。めんどくさそう。」
「バカ言ってんな!ずっとほっといたって言うんだから、シリンダー径がどうなっているのか知っておかないとダメだろう。場合によっては、もう一基探してこないとダメかもしれないんだぞ。」
ふう・・・・めんどくさいなあ。

用意されたのは、マイクロゲージと・・・

MICROGAGE.gif

なんか、寸法を測る測定器。(名称がわからん。)

SHIRINDAR.gif

どうやって使うの?これ。ノギスをシリンダーの穴のところに当てれば良いんじゃないの?
「それじゃ、両端しかわからないだろ。大事なピストンは、このシリンダーのZ方向を上下するんだぞ。直径の”縦””横”2点だけじゃなくて、それをシリンダーの端まで徐々に降ろしていって、変なゆがみ方をしていないか調べるんだ。」


ふ〜ん。んじゃ、器具を使うのがオーナーで、私はノートに数値を書き込む係ね。
まず、マイクロメータに”基準”を作るのね。え〜と、4E-FEエンジンのボア径は・・・74mmね。

KIJYUNNCHI.gif

シリンダー4本とも測定した後・・・試しに「壊れたエンジン」の方も調べてみようか。
エンジンチューナーが手を入れたエンジンを測定した結果は・・・
「ああ、レギュレーションの解釈として・・・これはありなんだな。」という数値。
あ、いやいや。喋りませんよ。このあたりが「お金をいただくプロの仕事」なんでしょうから。確かにレギュレーション違反もしていなかった。

ただ、両方を調べていて気になることが・・・・
「ねえ、今掃除しているエンジン。なんかシリンダーのところに”シミ”がある。チューナーさんのエンジンには無いのに。」

BUROKKU.gif

「どれどれ。あ、まいったなあ・・やっぱり長年ほっとかれた影響みたいだなあ。たぶんだよ。これ」
「ふ〜ん、それってピストン入れれば取れるんじゃないの?」
「取れない取れない。っていうか、危ないぞ。ピストンが引っかかるかも。」

・・・・あり?ひょっとして重大な局面?今

あ、ちなみにWAKO'Sガスケットリムーバーは・・・・あっという間に1本使い切りました。
すごく便利なスプレーだったんだけど・・・・
別のメーカーを買ってみました。次。比べてみないとね。

こちらは、WAKO'S程じゃないけど、やっぱり便利に使わせてもらっています。こっちの方が安全。あ、やっぱりちょっと痛いかも。


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ヘッド周りの部品を外すのに四苦八苦 [N1仕様エンジンの製作]

ガレージオーナーから聞いてはいたんですけどね。
JAFのタイトルがかかった選手権で良い成績を収めると、年末の表彰式に呼ばれるんだそうです。
で、「こんなに毎回毎回マナー(ルール)違反が横行していて大丈夫か?TTC1400?」ってものすごく疑問を感じた筑波シリーズも無事、年間ランキングが発表となりました。
「ちゃんと全員が認めるドライバー」が、きちんと2010年チャンピオンとして認められたとのことです。
(2009,2010年と連続してチャンピオンになったとのこと。)

で、うちの主役(TTC1400現役ランナー)の彼から、緊急入電。
「私も表彰対象の成績だったそうです。来ませんか?表彰式。明後日。」

・・・・なぜそんな大事なことを二日前連絡?
どうもまあ・・・私もそうだったんですけど、「シリーズ全部走ったわけではないドライバーが上位に来ることはないだろう」と・・・事務局もそうだったみたいですね。どうやら。
来年は常に表彰台にいられるようでないと、今回みたいなプレイがまた繰り返されちゃう。

残念ながら、私もオーナーもちょっと出席は無理なんだよ。あ〜あ・・・見てみたいなあ。表彰式。
「表彰式って・・やっぱり布の面積が少ない女性がいるんですかねえ・・ハァハァ
耳元でハァハァ言われても・・・舞い上がりすぎだぞ。フォークリフト修理係。たぶんアレは、スポンサー様あっての布の面積の少なさだ。

後日、フォークリフト修理の彼が上げてきた報告書によると・・・
も〜、ものすっごく楽しい会だったようです!
豪華なお食事の他に・・・この写真に映っているのは・・・高橋国光御大じゃありませんか!
しかも連れて行った子供たちと一緒に写真を撮ってもらってる!
ぬおおお〜どこまでもいい人だあ〜国光さん!

あり?なんか報告書添付の写真に・・・なんか華やかな女性が映ってるねえ。
っていうか、あ、みんなホントに正装なんだ。表彰式だからね。
え〜と、この華やかにドレスアップされた女性は・・・アナウンサーさん?ん?・・・・
手に何か・・・賞品を持ってる。あ。ひょっとして選手さん・・・だったよ。確かに。そうだよ。

なんだよおおお〜「もこもこレーシングスーツを脱いだら、私、すごいんです。」って、ぬあ〜!しまったああああ〜俺様としたことがあああ〜!視覚&三次元化(?)センサー不良だったああ〜!

いやあ・・・いいねえ。サーキットって。選手の皆さんも華やかで。
なにかこの「JAFの表彰式」も、昨今の不景気の荒波が押し寄せているらしくて・・・「表彰対象を年間ランキング3位以上にしよう」とかっていう話がくすぶっているんだそうです。
いやいやいやいや。今の対象で続けるべきですよ。出席した人たちのお話を聞いていると。
みんな、ものすごく励みになっているみたいですから。このシーズンの終わりを告げる表彰式が。

さて、そんな「すごく楽しかった表彰式」の日に私とオーナーは何をやっていたかというと・・・
オーナーは、黙々とシリンダーブロック整備作業。
私は・・・朝方ガレージオーナー宅に部品を届けに行って・・・あ、姫(来年小学生)が出てきた。
「よう!」ってあり?Uターン?ん???
あ、そうか。背広だからね。どうにもダメみたいね。背広を着てしまうと休日でも仕事モードに入っちゃう。
どうもあんまり近寄りたくない感じになってるんだね。やっぱり。

で、みんなが表彰式の会場で、「あはは〜」とかって舞い上がっていた頃・・・
ガランとしたお客様の工場の隅っこで、取扱説明書と格闘していました。外国語の取説。今話題の宇宙開発関連の仕事。
「中国語、イタリア後、なんかアラブの言葉・・・で、これはフランス語?せめて英語の取説ありませんか?英語。全然わからないけど。」
「なんかさあ、最近の外国の装置って、中国語の取説は付くようになったんだけどさ。日本語の取説って絶対にないんだよね。あ、はい。英語の取説。」
「だいたいなんで私を呼ぶんですか。この装置、ぜんっぜんウチの品物なんて付いて無いじゃないですか」
「だから休日に呼んだんだよ。どうせなんとかするだろ?いつも通り。すごく珍しい外国製の機械なんだぜ。これを触っておけば、次の商品企画の時に役立つぞ。」
ああ・・・も〜・・・まあ、何とかしましたけどね。いつも通り。
おかげで、その後3日間知恵熱出して寝込んでました。(ほんとに)
ふう。

え〜と、全然関係ない前振りでここまで引っ張っておいて・・・なに書くんだっけ?
あ、はいはい。だいぶ頭の中で組み立てられましたよ。
ここから先、しば〜らくの間、このBlogは、「なんか部品の写真ばっかり」の記事が続きます。
今年の夏が始まった頃、ガレージオーナーからは、「なあ・・・お前たちのEP82・・・年内に仕上がらないぞ。この調子だと。」って言われていたんですけどね。
ええ。なっちゃいました。年末。
まだバラバラ。全然バラバラ。もらった4E-FEエンジン。

秋が始まる頃には、「・・・・この調子だと、来年の春になっても動かない。」って予言されちゃってます。ガレージオーナーに。
まずいぜ。ものすっごく。さすがに飽きてきたぞ。全く動かせない青いEP82を見るのも。ちゃっちゃと行くぞ。ちゃっちゃと。シーズンオフになったんだし。

で、前回までは、「洗浄液にドボンって、ヘッドユニット丸ごと漬けた。」っていう、ガレージオーナーがものすごく心配する事態になったところまで進みました。
今回は、「で、やっぱり(大方の予想通り)しばらくほっといたヘッドユニットはいったいどうだったの?」というお話。

いやいや。私も無防備でいた訳じゃないですよ。洗浄剤から引き上げた後、ジャブジャブ水洗いしたシリンダーヘッドユニット。
ちゃんと防錆紙に二重でくるんでおきました。
で、ここから先は・・・どうするの?ガレージオーナー・・・
「まず、16個のバルブ、全部抜いてみな。外した後、位置がわからなくならないようにまず、タップを打っておくんだ。」

はいはい。あ、バルブにタップを打ったところの写真がこんな感じ。

TAPPUUCHI.gif

4KITOU.gif

実は、今この写真を見て・・・「あ、タップの順番ってこうだったんだ。」って思ってます。今。
昨日もオーナーと二人でバルブをいじっていて・・・「どこに何が入ってたんだっけ?このタップの意味って何だっけ?」ってなってました。あ〜あ。

で、このバルブ面を専用の工具で押していきます。(バルブスプリングコンプレッサーっていうんだって)

valvenuki.gif
valveate.gif
nukisagyo.gif

どうにも・・・・その・・・工具の扱い方がわからなくて、ものすごく難儀。
16個取り外すのに・・・・1時間ぐらいかかったような気がする。
バルブを押す工具の扱いもそうなんだけど、ものすごく手間取ったのは・・・バルブスプリングを留めてるちっちゃな金具(バルブコッターピンとかなんとか言ってた。)をパッと取り出すのがすごく難しかった。

1個だけまず抜いた時の燃焼室側から見た写真。

hazushigo.gif

抜いたバルブとスプリングは・・・なんかスプリングに方向性があるような気がしたので、(後でよくよく確認したら、まったくの杞憂だった。)取り付けられていた方向の上部にピンク色で色を塗っておいた。

torihazushi.gif

ふい〜。一段落だばい。16個全部終わったよ。

「おう。これはまだ助走だ。これからが大変なんだ。」
「へ?」
「バルブが通っていた筒(ガイド)があるだろう。ここのシール部分を取り外すんだ。ラジオペンチとかを使って。」
vulvegaide.gif

・・・・格闘すること10分。一個も外れない。
「やだよ。こんなの。交換しないで組み立てちゃっていい?きれいに掃除するから。」
「バカ言ってんなよ!エンジンのO/Hっていうのは、このヘッド周りが一番大事なんだ。このバルブガイドシールを交換しないでどうするんだ?ヘタってオイル上がりの症状が出るかもしれないんだぞ。」
「だって、ホントに外れないんだよ。めんどくさい。」

あきれ顔のガレージオーナーが挑戦して・・・ほんとに外れない。
「なんかなあ・・・俺、シティもシビックもみんなラジオペンチで何とかしてきたんだぜ。これは・・・まいったなあ・・・ホンダと違って、工具がうまく入らないぞ。」

気分転換にアストロプロダクツに買い物に行こう。ホントに滅入っちゃう。
なんか商品の陳列棚にガレージオーナーが吸い寄せられて・・・大興奮
なに?きれいなお姉さんのポスター?なんでそんなに騒いでるの?
「あったよおおお〜!バルブガイドシールを外すための専用工具!これなら簡単だああああ〜!」

・・・工具握りしめてそんなに大声出しちゃうあなたはいったい・・・お店のお姉さんが怪訝な顔してこっち見てる。恥ずかしいなあ。もう。

んじゃ、さっそく使ってみますですよ。

VULVESAGYO.gif

ん〜こう、ガシッとつかんで左右にクリクリなのかあ〜?先っちょを時々ツンツンするといいのかあ〜?

「・・・・あのさあ、変な言葉発しながら、そんなに時間かけて作業するなよ。それ、そんなに難しいか?だいたいなんだよ。ヘッドをコンクリートに直置きして作業するなよ。ガスケットと当たる面の平滑度がものすごく大切になるんだぞ。せめて段ボールひけ、段ボール。」

ものすっごく怒られてしまった。まだブロックの平らな面が汚いから、かまわないかと思ったんだよ。床にべったり。

ガレージオーナー専用工具を手にとって・・・クルッ!キュポン!
「なんだよ!俺が一個外すのに数分かかっていることを1秒ぐらいでやっちゃうなよ!」
「時間かけ過ぎ。さっさとやれ。せっかく専用工具手に入れたんだから。」
外した結果がこんな感じ。

SAGYOUGO.gif

なんとか全部取り外せた。やったよおおお〜。なんか自分でちゃんと作業したって感じ。
もう買ってあるんだ。交換用のバルブガイドシール。
みんな同じ部品かと思ったけど、吸気系と排気系で部品番号が違うんだね。90913-02086と02088だって。

「おい・・・買ってきてあるのは上出来だけど、数が足りない。」
「へ?だって4気筒だよ。このエンジン。だから吸気と排気で4つづつ。」
「16バルブだろ。合計8個じゃなくて、16個。足りないぞ。これじゃ。」
しまったあああ〜!俺様としたことがああああ〜!(苦悩)


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エンジン部品を洗ってみました [N1仕様エンジンの製作]

今回のこのブログ記事を読む皆さんにご注意。
「今回の記事は、読み進んでいくうちにヘドロ〜`sな気分になる箇所がございます。ご飯時を避け、あらかじめ肌色の写真等、目の保養ができる準備をしてから、読まれることをお勧めします。」

さて、はじまりはじまり〜

今晩で決まりですねえ。F1-2010年シーズン。
4人ですよ。4人!
最終戦なのに年間チャンピオンの可能性があるドライバー。
残念ながら、最近のF1は、「お利口さん」(スポンサー向けに)ばっかりになってしまったので、80年代のようなワクワク感はないんですけどね。
埼玉スタジアムの試合から帰ってきたら、TVの前に正座して拝見させていただきますですよ。

さて、前回の記事では・・・「オーバーホール対象エンジンをバラバラにした。」ところまで書きました。

今回は・・・・今回の4E-FEエンジンオーバーホール作戦のメインイベント
「エンジンの部品をジャブジャブ洗う。」をレポートしますよ。

まず、準備しなければいけないもの。
「バラしたエンジンの部品を洗うための洗浄液」

これが・・・・いったいなにを使ったらいいのかわからない。
というよりも、「使った後の洗浄液の処分って・・・どうすればいいんだ?」
というのが、先に頭にありました。

周辺のガソリンスタンドとかに相談・・・あ、ガレージオーナーのところには、「廃油回収業者」さんがくるの?
すげえな。ますます「自動車修理工場」に間違えられるぞ。その状況は。
よし。んじゃ、まず揃えるものは容器ね。
回収した液を入れるタンクと
部品を漬けるタライ。
で、肝心の「エンジン内部の汚れを洗浄してくれる洗浄液」は・・・・
だいぶいろいろ探し回るハメになりました。

どうも条件としては、「アルミ部品を腐食させない」洗浄液でないといけないようだ・・・ってことはわかってきました。いろいろ調査していて。

でもなあ・・・どれぐらいの量が必要なのかもわからないし・・・・
できれば、その洗浄液が入った容器も処分しやすい材料のやつがいい。

さあて・・・・
いろいろ探していて、決めたのがこれ。
段ボール箱っていうところがよかったです。早速購入。
大きさは・・・ほら、新幹線構内のお土産品売り場に「柿ピー」の大きいやつ。あるでしょ?
あの缶を縦に二つ積み上げた大きさ。
え?深すぎてわからない?ふう・・・

で、入れ物そろった→洗浄液も手に入れた→部品は分解済み。
じゃ、さっそく・・・の前にもう一つ準備するものがありますよ。

それは、「手袋」
耐油性で、できるだけ薄いものを探してきました。
よしっ!準備完了!
部品を「たらい」にセット。
SET.gif
SETPISTON.gif

うっひゃあああ〜!汚いですねえ。
なんかねえ・・・今回の4E-FEエンジンは、「おばちゃんスターレットのAT車」という出自が語られているんですけど・・・バラす前から不吉だったんですよね。
だって、オイルキャップが奇妙な形に変形してる・・・・いったいなんだろう?

すごく不思議だったのですが、どうも・・・この汚れの状況から予測するに、「エンジンオイル交換をほとんどしていない」ブツだったようです。
あの「奇妙な形に変形したオイルキャップ」の理由は・・・「キャップが固着してしまっていて、プライヤーとかで無理矢理挟み込んで回さないといけなかった。」せいかと・・・・

んじゃ、シリンダーブロックとヘッド周りを除いて、洗浄液につけよう。
YOUKI.gif

え?なんでその2品は洗浄しないの?って?
今回は、ガレージオーナー抜きで作業をしているんだけど(単身赴任先から戻ってこれなかったのだ。)
ガレージオーナーからは、くれぐれも「ブロックは鋳鉄だから、洗い始めたら、とたんに錆びるぞ。たぶんお前ら二人だと、”ただ洗っただけでほったらかし”になるだろうから、シリンダーブロックを洗うのはやめとけ。」という指令が出ていたんです。

まあ見た感じ・・・・確かにシリンダーブロックだけ、なんか重そうっていうか・・・材質が違う感じ。触るのはやめておこう。

原液のまま、一袋全部ドババ〜とやって・・・・ただ漬けておいただけ。
一時間・・・も漬けておかなかったです。
TUKEOKI.gif

んじゃ、パーツを取り出して・・・水道水でひたすらジャブジャブ。
2010年の夏の思い出は?って言われると・・・この瞬間かなあ・・・
だって、あんまり経験できないことでしょう?「エンジンのピストンを水でジャバジャバ。」なんて。
ホースで水をかけている間中、「今年の夏は猛暑で嫌になっちゃうけど、エンジン壊れたのが冬でなくてよかったよ。まさか、エンジン部品の洗浄で、こんなに水を使うハメになるなんてね。」なんて思っていました。
で、洗った結果がこちら!
ARAIPISTON.gif

すご〜い!簡単にピカピカになったよ!
んじゃ、残っているヘッド周りも漬けてみよう!
BARASHIHED.gif


ん????
ヘッド周りって・・・・高さがあるから、液面からはみ出ちゃう。う〜ん・・・・
んじゃ、水を足してみよう。タプタプに浸かるところまで。
TUKEHED.gif

・・・・・汚れが落ちなくなりました。水を入れたとたんに。・・・・・どうしよう・・・・
ひょっとしたら・・・と思って、使い古しの歯ブラシを持ち込んでいたんですよ。私。
んじゃ、それでコスコスと・・・・ん〜・・・
こんな感じでクリクリするといいのかあ〜?(クリクリ?)

やっぱりそうですよ!「つけ置き洗い!」なんですよ!奥さん!(誰?)
「つけ置き」しておいて、コスコス&クリクリすると汚れがだいぶ取れます!おお〜!
毎週、お風呂場洗いをさせられていたのが役にたったよ!

で、その晩にガレージオーナーに報告。
「うまくシリンダーブロック以外は洗えたよ。」
「ふ〜ん・・・シリンダーヘッドは?バルブ周りとかは分解の方法がわからなかっただろ?」
「うん。めんどくさかったから、全部丸ごとドボンって入れた。洗浄液に水を加えちゃったから、細かいところまでは落ちなかったけど、だいぶきれいになったよ。」
「え?ヘッド全部を丸ごとドボンって・・・バルブシートとかは、鉄だから錆びちゃうぜ。おい。」

・・・・・そうなの?ひょっとしてものすごくピンチ?

東急ハンズのネット通販「ハンズネット」
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エンジンをばらすときに準備した道具 [N1仕様エンジンの製作]

灼熱のコンクリートの上にオーナーが、何か大きな荷物を広げ始める。
「なに?これ?すごく大きい」
「うん、この間、ガレージオーナーに”エンジンスタンドを買っておいた方がいいぞ”って言われてたじゃない。
近所の工具屋に行って、買ってきたんだ。どれぐらいの大きさのがいいかわからなかったから、大きい方を
買ってきた。」
「ふ〜ん。」

ああ、なんか・・・金属の骨組みを組み立てるのね。
確かに先日の壊れたレース用エンジンの時は、古タイヤの上にのっけて作業をしていたからね。
なんだかしばらくの間、腰が痛くなっちゃってたんだよ。楽に作業できるなら、その方がいいなあ。

4e-febarashi.gif

二人で組み立てを開始して・・・・真夏の太陽の下、30分経過。
「なあ、ガレージオーナーが帰ってくる前にこれの組み立てぐらい終わってないと怒られるんじゃない?
さすがに。」
「う、う〜ん・・・このボルト、どうやってつけるんだろう?何本か長さが違う。」

なんかねえ、「自動車整備士さん」向けの工具ってこんなもんなんですかね?
プロ用の機材のせいか・・・箱の中を探しても、まったく取扱説明書なんて出てこない。
ネクタイ組の我々二人でいったいどうしろと・・・・

もうやめた!MacBookAir起動!WILLCOMの回線でインターネット接続!
「買ったお店の名前、なんてところ?」
アストロプロダクツってお店。」
こんにゃろ。この工具の画像さえでてくれば、俺様の妄想パワーでなんとかしてやるぜ!
あんな形か〜?こんな形してるのかあ〜?ん〜????

「あの・・雄叫びあげなくていいから。暑苦しい。」
ほらっ!出てきた大きな画像!携帯電話じゃ、まねができないところさ。ノートパソコンっていいでしょ?
大きな画面で、ゆっくり画像を確認できる。

よしっ!妄想&想像パワーで組み立てできたぞ。
これ、柱の一つ一つが重いから、二人がかりでないと
組み立てられない。
で、エンジンを・・・どうやってつけるの?
「・・・・」
二人でボ〜・・・・
だって・・・「ただの赤い鉄の柱」だよ。これ。ここから先どうすればいいの?
取り付け用のなんかの工具・・・付属してないし。

ガレージオーナーがご帰宅。
「おう。エンジンスタンド買ってきたのか。ああ、エンジンの取付かた?なんか、長いボルト探してきな。
で、このエンジンスタンドの黒いジグを貫通させて、ミッションの取付穴なり、エンジンサイドの穴を利用して、固定するんだ。」

それだけ言って、また出かけちゃった。単身赴任さんだから、たまに自宅に戻るといろいろ忙しいらしい。
それからが・・・も〜・・・ものすごく大変でした。
すごく反省。「いらないボルト」っていうのは、これからは捨てずに取っておこう。邪魔だけど。
自分たち二人の工具箱を全部ひっくり返して・・・うまくあうボルトとナットがない。
ガレージ中も探しまくって・・・・諦めよう。ホームセンターで「長いボルト&ナット」を買ってこよう。

なんとか「ミッションの取付穴」を利用して固定できたんだけど・・・
この「ミッションの取付穴」がくせ者で、ホームセンターで売っていたボルトだと、ねじピッチがあわなかった。
それでもなんとか固定できたぞ。
こんな感じ。

enginestand.gif

ここまででわかったのは、
1)エンジンスタンドを組み立てたはいいけど、「スタンドに取り付けるボルト」の準備が必要。
それは、現物あわせでないと調達できない。普段から「古いボルト」は捨てずにとっておいた方がいい。

2)エンジンスタンドを組み立てても・・・・間違っても大人二人で4E-FEエンジンを持ち上げて固定なんて・・
できないできない。チェーンブロックがある施設でないとエンジンを持ち上げられない。

なんかもう・・・エンジンスタンド組み立て&4E-FEエンジン固定だけで夕方だよ。も〜・・・
エンジン分解・・・は、いいや。疲れた。
でも、前回のレース用エンジン分解で気になったところがあったから、道具を買ってきたんだ。
それは、
防錆の袋と
防錆の紙
チャックがついている袋だから、小さな部品も全部入れておける。
この袋に入らない大きさの部品だったら、紙にくるんでおけばいいよ。既に取り外したクラッチ周りとか、
ブレーキディスクとかが気になってしょうがなかったんだ。

あ、ガレージオーナーが帰ってきた。
「お〜。ちゃんとエンジン固定できたか。んじゃ、バラし始めようか。」
「やだよ。もう疲れた。」
「なに言ってんだよ。たまにしか三人揃えないのに今日やらなくてどうするんだ。春に壊れたのに全然進んでないじゃないか。」
ふう・・・・あ、じゃあ、前回レース用エンジンのヘッド周りを分解したときに工具がなくて困ったの、解決する道具買ってきたよ。これで、今度は楽にヘッド周りの部品が外れるよ。ジャン!
・・・・・あれ?なに?みんな。
「お前・・・・これ違う。形状が。」
「へ?」
「この間困った4E-FEエンジンのヘッド周りのパーツは、”ロングの六角レンチ”が無かったことなの。
これは、”トルクスレンチのロングタイプ”。ほら。入らないぞ。」
「・・・・・いや、でも、大きさがわからなかったから、サイズ違いで4本も買ったのに・・・」
「まあ、大丈夫だよ。俺が買っておいたから。それにこのロングトルクスは、無駄じゃないよ。シビックの方で、必要な道具なんだ。助かるよ。」

あ〜あ・・・なんかがっくり。あんまりみんなの役に立ってない。ガレージ周りの掃除でもしてよう。

ガレージ前にきれいに磨かれた4ドアセダンが停車。
「あの〜」
「はい?」
なんですか?いくらとっぷり日が暮れてきたといっても、このくそ暑い日に上下背広のあなたは?
私も営業だけど、外回りの時に上着は持って歩かないよ。もはや。

「こちらは、車屋さんですか?」
「へ?」

そうか。これがガレージオーナー一家から聞いていた
「うち、なんでか・・いろいろな人が車屋なのかどうか、確認しに来ちゃうんだ。」現象か!
すげえ!ほんとに「普通の家」なのに車屋さんに間違えられちゃってるよ!

丁重にお断り。なんだか首をかしげながら、去っていった。
いや・・・まだまだだな。あの身なりだと、たぶん損害保険会社のお兄さんだと思うけど。
確かにこの庭には、GA2がゴロゴロしてたり、EP82やEK4もあるけど・・・
みんなナンバーが無いし・・・じゃなくて(それだと普通の車屋さんの風景)「ゼッケン」付きの車両でしょ。
しかも全車両ロールバーで武装されてるし。
もし、車屋さんだとしても、保険適用の車両じゃありませんって。

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壊れた4E-FEエンジンはどんな状況だった? [N1仕様エンジンの製作]

やっとひどい暑さも一息つきそうですねえ・・・涼しい朝ですよ。今朝は。
この厳しい夏の間にですねえ、少しうれしいことがありました。
それは、「オーナー夫婦がダートトライアルを見学。それもはるばる新潟県に(はあと)」

8月の下旬にトライアルゾーン新潟で開催された大会に見学にこられたんです。奥様を連れて。
前々から、「二人でガレージオーナーの競技を見てみたい。」とは言われていたんですよね。
だもんで、「女の人を連れてくるんだったら、モーターランド野沢だよ。おトイレもしっかりしているからね。」
と言っていたんですけど・・・・

やっぱり銀行員さんって、「サービス業」なんですね。
どうにも休日があわない。

で、「嫁さんサービス」の一環として、「新潟旅行」になったらしいんですけど・・・
実態は、「新潟旅行じゃなくて・・・ほんとにダートラ観に来るのが目的だろ?」

なんかもう・・・この暑い夏の直射日光の中、土煙モクモクの世界によく一日いてくれたねえ。
正直、私は「どうしよう、これでガレージオーナーが表彰式対象外だったりしたら。」と終日ドキドキ。

6位でなんとかみんなの前で表彰を受けることができましたよ!ふい〜・・・よかったばい。

表彰式終了後、奥様とお話。
「いやあ・・・ダートトライアルを観るのは、体力的に厳しいでしょう?ほんとによく一日いてくれたねえ。」
「丸和には行ったことがあるんです。ダートトライアルって、あんな感じにコース全体が見渡せるんだと思っていました。こんな風に山の中のコースもあるんですね。」だって。
よかったなああ〜オーナー。海のように心の広い奥様をもらえて。(号泣)

まあ、こんな感じで、女性を観戦に連れてくるのは・・・正直厳しいスポーツなんですよね。ダートトライアル。
って思っていたら・・・
9月のスポーツランド信州では、華やかなお姉さんがやってきましたよ。

ガレージオーナーが自信満々で走りきった一本目。
「どう?結構いい線いっただろう?」
「・・・・・全然遅い。信じたくないけど。これ、ヘタをするとポイント圏外だよ。かなりまずいよ。」
「・・・・・」

そんな調子で、「さて、タイヤどうしよう?」なんてやっていたときに場内放送。

「本日は、大会スポンサーのENDLESS様から、ENDLESS LADYが駆けつけてくれています。」

ふ〜ん。そう。

その後、しば〜らく経って・・・・大変ですよ大変!
なんだか、遠くの方から黒山の人だかりが!なんですか、あれ?

「土の世界に女神様がやってきた!」

もう、みんなニッコニコですよ!男性だけじゃなく、女性も!
みんな、自慢の競技車両の前で「一緒に撮ってもらっていいですか?」なんてやってるの!
この一年半、見たこともない風景。ほんとにみんな、幸せいっぱいだあああ〜!
なんか、その容姿だけじゃなく、人柄がそうさせるんでしょうね。ほんとに気さくに頼んでいました。


え?その写真?
う、う〜ん・・・・
私、美人を目の前にすると視線を合わせないように下を向いちゃう人なんですよ。写真を撮るなんて無理無理。

それでもトライしてみましたよ。
付き人らしい、かっこいいお兄さんに一言。
「あ、あのぅ・・・なんかポーズを決めてもらってもいいですか?」(下を向いたまま。)
「ええ、大丈夫ですよ。どんな感じですか?」
「じゃ、まず、四つん這いから。」

・・・・・すっごく怖かったです!
付き人さんが。じゃなくって、周りのみんなが。
「おやぢ!せっかく降臨された女神様が、怒って帰っちゃうだろっ!」みたいな。
っていうか、みんなにキッて睨まれた瞬間、悟りましたよ。
「しまったあああ〜!ここは、ふやけた連中がいるサーキットと違って、ほぼ全員が競技者だった!
聖地秋葉原的ノリは無理だったあああ〜!」

とってもとってもとっても怖かったです。うひいいぃ〜

ということで、きれいなお姉さんの写真を撮ることもできず、ガレージオーナーの順位は・・・どころか、EK4壊れました。二本目。
・・・・ほんとに「特別なゼッケン」を死守するのが難しい状況になりました。次で最終戦だし。

んじゃ、別の写真いきましょう。肌色の世界と真逆の写真。

春の日光サーキット第二戦で壊れてしまったEP82。
お金がないので、自分たちでなんとかすることにしたんですけどね。
なんかもう・・・作業が遅々として進まない。
いよいよ腰下まで全バラしてみよう。エンジンをさわる練習台だよ。

オーナーと二人、作業開始後、最初の一個のねじを外すのに悪戦苦闘。
「ねえ、ガレージオーナーにやり方聞いちゃおうか?」
「いや、待て待て。まだこのねじ一つで、7分だ。もうちょっと考えてみよう。」

ガレージオーナーは、時々様子を見に来て・・・・どうにもなりそうもないところだけ、最小限、工具の使い方は教えてくれる。
それでもエアツールは手に余って・・・私なんて、扱い方を間違って、吹っ飛ばしたコマで指を腫らしてしまった。目に当たらなくてよかった。ラッキー。(ズキズキ)

それでもなんとか、だいぶバラしたぞ。
エンジンって、ボルトとかナットで組み立てられているんだと思ったんだけど・・・
なんかこの・・・前端の板が外れない。ど〜やっても。
「う〜ん????なんだこの板?これが外れないと、クランクシャフトが取り出せないよ。」
「変だなあ。全部ねじは取り外したのに。」
「ひょっとして・・・・マイナスドライバーでコジると取れちゃうんじゃない?よっこらしょっと。」
「うおおおおお〜!ほんとだ!ただ接着されてただけだ!エンジンなのに接着剤使ってるんだよ!」
「接着剤かあ・・・・フィギュアを作るときにね。タミヤリモネンセメントをこう、パーツからはみ出ないように塗るのがテクニックなんだな。ハァハァ
「時々ね・・・・遠い世界の住人に感じるときがあるよ。このBlogを読んでても。」(かなり遠い目)

で、壊れた4E-FEエンジンを5時間かけて、ばらした結果がこれだあ!

下部のパーツがエンジン内からも無くなっていたピストン

piston.gif


大穴が空いたエンジンブロック

koshishita.gif

クランクシャフトは、一番右端の軸受けのところが茶色く焦げていました。

sirinder.gif

バラしてみて、壊れた原因はわかった?

・・・・全然。ぜ〜んぜん。
まあ、僕らは素人だからね。なんにも推測なんてできない。
まあ、思ったことは・・・・「エンジンオイルは、ちゃんとしたやつを入れよう。」ってことぐらい。
だって、結局このエンジン、これまでのところ使えそうなパーツは・・・
ピストン1個
カムシャフト2本だけ。
あとは全部動きが悪くなっていたり、欠けが発生していた。
エンジンブローって、内部で激しく部品をまき散らしちゃうんだね。ほぼなにも使えない。

この写真には、ヘッド側は全く写っていないけど・・・ここまでの様子を見て、ガレージオーナーが一言。
「ヘッドをバラすのはやめておけ。どうせピストンが当たっちゃって、歪んでいるから。」だって。

なんかまあ・・・ガックリくることをわざわざ時間をかけて確認したというか・・・
あ、いやいや練習ですよ練習。
んじゃ、次は、「もらってきたエンジン」のバラしを始めますよ。

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