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テフロンブレーキホースへの交換は、予想外に手間取ったんだよ [スターレットをN1車両化]

先日は神戸地区に出張だったんですけどね。
始発で現地入りして、午前中のうちにいろいろと面倒事を片付けて、直ちに離脱。
え?「一泊すればいいのに?」

しないな。一泊しちゃったら、会社にその分負担がかかるでしょ?しかも、私自身の事務所での仕事は完全に滞っているんだし。「一泊する」っていう前提でスケジュールを組んだ時点で、その仕事はユルユルなんですよ。実は、現地に入らなくても何とかなるような仕事。

北海道から、福岡まで。始発の電車なり、飛行機を使えば、後は終電までに帰ってこられる世の中です。
そのうち・・・チャレンジしてみようと思うんですよね。台湾と韓国についても日帰り出張ができるんじゃないかと・・・
羽田発の中国行きなら、中国のある一部も可能かも。

さて、新神戸から新幹線で・・・ちょっと待ち時間があるのか。何かお昼ご飯でも買うかな。
グルグルお土産屋さん周辺を回っていて・・・・お昼ご飯じゃないものを買ってしまった。
赤い箱のお菓子だぜ・・・・3倍速いのか?
soto.jpg

2つ赤い箱を買ったのだ。まず、小さな方をあけてみよう。
key.jpg

おおおお〜!黒いスポンジ(なんか工業用で使うスポンジのような気がするんだけど・・・いいのかな?)の上に「車のキー」の形をしたチョコレートがっ!
ってことは、こっちの大きな箱は、もっとすごいのか?
ジャーン!(ほんとに新幹線の中で、この台詞を言いながら、箱をあけてました)
set.jpg

ふおおおおおお〜!!!!
このスパナはKTCのS2スパナ14×12のような気がする。持ち帰って、自分の工具と比べてみなければ。
どれぐらいの精度で金型が作られているんだろう?ものすっごく興味がある。ハアハア。

なんか隣から視線を感じ・・・小さな男の子(幼稚園・・・ぐらいか?)がこっちをジ〜とみてる。
若いお父さんが「しっ!見ちゃダメ!」って・・・まだ小さな子を抱いたお母さんも車窓の外に視線を移して・・・なに?それ?そんなにおっさんがチョコレートを見て「工作精度が・・・」とかって言ってちゃダメなのか?あ〜ん????

あ、男の子が騒ぎ始めちゃった。ふう・・・・
「はい。これあげる。お父さん、たぶん食べ物だと思ってないと思うけど、枝の部分はプラスチックだから気をつけてね。」
ひと箱全部あげる。

せっかくだから、京都のお客さんに自慢してやろう。あげないけどね。
京都駅なんて中学校の修学旅行以来だから、30年ぶりぐらいか・・・・
何か日本人は、一生のうちに3回必ず京都に来るらしいけどね。残念ながら、今は単なる通過駅だ。ローカル線に乗り換えて・・・
おっさん達5人の事務所で大きな赤い箱を披露すると・・・
みんな目がキラキラだよ!青春時代思い出しちゃったよ!
結局、見せるだけで自分の家に持ち帰るだけのつもりだったんだけど・・・ひと箱全部あげた。
「味のレポートは・・・まあ、いいや。ノギスとマイクロゲージを置いていくから、工作精度がどれぐらいで作られているのか、レポートにまとめて提出してください。」

お客さんにそれはひどいんじゃ?
いやいやいやいや。私が鋳型の研究をしていた人間ってことは、知ってる人たちですから。私から何かをもらうということは、対価が必要なんですよ。ああ大変。

さて、おもしろいチョコレートの話はおしまい。本題に入りますよ。
今回のお題は・・・「車両のブレーキホースをテフロン製に交換」のお話です。
たいしたことじゃないです。最初はそう思っていました。「EP82N1化作業において、最も簡単な作業」だろうと。
なんたって、「全損ボディについているテフロンブレーキホースを、新しいボディに付け替える。」だけの話ですから。

手順としては、1)全損ボディの既設テフロンブレーキホースを全部取り外す。
kyubodybrake.jpg

2)新ボディについているノーマルブレーキホースを全部外す。
fronthose.jpg

ただそれだけです。全然簡単。まあ、作業に取りかかる前に「クローフットレンチ」を準備しておかないといけないけどね。


「普通のレンチで外せるんじゃ・・・」
強く言っておく。やめておけ。やってみて、危うくナットを壊すところだった本人が強く警告するんだから。
一個400円ぐらいで、クローフットレンチは買えるので、各寸法を取りそろえてから作業に取りかかるべきです。

で、全部取り外し完了。両車両とも。
riabrakebrank.jpg

あとは、ここに取り外したテフロンブレーキホースをねじ込んで・・・・ねじ込み・・・・ねじ・・・?????
「ねえっ!どうやってもねじ込めない!俺のやり方がおかしいのかなあ?」
オーナーと交代。

オーナーも・・・ものすごく長い時間、4輪すべてで悩み果てて・・・
「なにかおかしい。ネジが全くかからない。」
?????

「両方とも、同じEP82だよ?年式でホースのネジの形状が違うなんて事、あるのか?」
試しにオーナーの通勤スターレットにテフロンブレーキホースを取り付けようと・・・やっぱり取り付かない。
なんだ?いったい???

結局この日は、オーナーが通勤できるように復旧させるので手一杯。
それぞれが家に帰った後、調べてみた結果、導き出した結論は・・・
「この全損車両、ボディが違ったんじゃ?TURBO用ボディにNAのエンジンを載せていたみたいだ。」

もう一度確認。
通勤スターレットを使って調べてみると、サスペンション部品側のネジには、テフロンブレーキホースがかかる。
でも、ボディ側のネジには全くかからない。

結局、ここまでの確認でまた一日つぶした。
なんかなあ・・・・ガレージオーナーが繰り返し「中古の競技車両ってのは、自分の手でいったん全部バラしてみないと、全くわからないんだぞ。前の車両製作者が、意外にいろいろと手を入れているものだから。」って言っていたけど・・・これのことかあ。変な落とし穴にはまっちゃったなあ。

ノーマルのブレーキホースのまま走っちゃおうか・・・・
いやいやいやいや。二十歳を迎える車両のブレーキホースで競技をやるっていうのは・・・自殺行為だ。
しょうがない。新品のテフロンブレーキホースを探してこよう。高いけど。

いろいろなメーカーが、まだEP82用のテフロンブレーキホースを出してくれていて・・・
選択したのは、「キノクニのランマックス・ブレーキライン」ってやつにしました。

これまでもキノクニ製品にはだいぶ助けられてきたもんで。
筑波サーキット近くのホームセンターにないものは、さっさとキノクニ製品で埋め合わせをするようにしていました。どちらも「そんなもん、他のお店で売ってない。」って品揃えなんですよ。だいぶ助かってます。
このブレーキラインは、「ステンレス製の外装」でくるまれているってところもポイントでした。
まあ、競技車両なので、そんなに長生きはできないと思いますけど、それでも走れる限りは、信頼性の高い部品を使いたいので。なにしろ耐久競技用の車両ですから。

さて、到着した部品をドキドキしながら取り付けてみる。
rearbrake.jpg

rearbody.jpg

fukku.jpg

フロント側のブレーキホースについては、これまではキノクニ製の金属ブラケットで留めていたのですが、今回は、トヨタ純正の柔らかいゴム製のブレーキホースクリップでそのまま取り付けられてしまいました。奥に見えるボディ側のブラケットところは・・・どうやっても、うまくはめることができなかったので、インシュロックで固定することにしちゃったんですけどね。
まあ、ナンバー付きで車検を取ろうとすると、「インシュロックでブレーキホースを留めている」のはNGなんだそうです。
この競技車両に関しては、JOY耐の予選2回とも、普通に通過することができました。
ちょっとねえ・・・思ったよりも手間取りましたよ。まさかの「ボディが違う」という落とし穴があるとはね。
後で、よくよく両方のボディを比べてみたんだけど・・・別に補強とかが入っているようにも見えなかったんだよなあ。TURBO用ボディ。
なんだったんだろう?


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