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JOY耐暑さ対策ってどうした? [2011JOY耐で大失敗]

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もう年末なんですよねえ・・・・いつの間にか。あの「連日灼熱の暑さのJOY耐」が遠い昔のようですよ。
今シーズンが始まる前にTTC1400メンバー全員が掲げていた目標が一つ。
「シーズン終了後の表彰式に出席できるようになろう。みんなで。」
達成できました。完走率60%だったけど、あのいつも速い女性ドライバーのおかげで。

あのときにですねえ・・・・3位だったら、表彰式に呼ばれない年間ランキングで終わるところだったんだそうです。
やったよおおお〜!俺達、みんなで表彰式に参加できるよ!あ、オーナーの奥様も来る?表彰式。
「う〜ん・・・私、今年、一回も手伝わなかったからなあ。TTC1400・・・・」
「大ファンのあの女性ドライバーも表彰式にやってくるよ。きっと。生で観察できるよ。ほら、JAFスポーツにちゃんと紹介されてるんだから。他の上位メンバーは、1カットなのにあの子だけ、2カット。扱いが別物のVIP様を拝めちゃうよ。生で。」
「ええっ!載ってるの?写真。見せて見せて!」

あ、いや・・・・そんなにJAFスポーツをガン見されても・・・・
あ、ちょっと!舌が出てきてる。ピロって。変な人だよ。変な人になっちゃってるよ。ちょっと!返してよ!私のJAFスポーツ。

で、当日。
開催5分前だというのに・・・・ウチら夫婦は、でっかいビルの前でウロウロ。
「いやあ・・・何回来てもダメなんだよなあ。この地域は・・・どうにも居心地が悪くって。
あ、サツだっ!隠れろ!」
「ねえ。案内状には”35階が会場”って書いてあるけど、このエレベータフロア図、35階なんて存在しないよ・・・あ、36階はあることになってる・・・」
「あ〜・・・まずいなあ・・・聞いた事あるんだよね。表彰式のやり方。
秘密のフロアで”ミサ”が行われるという・・・」
「なにそれ?」
「ドロロロロ・・・って低音が響く真っ暗な部屋で、ろうそくが並べられた円卓に覆面の紳士達が座っていて、表彰者はその真ん中でうやうやしく表彰状を受け取るという・・・出席者は、その様子を壁際でずるずるパスタを食べながら見学するんだって。光と音と闇!第三帝国が大衆操作のために実行した術の限りを尽くした儀式がそこでおこなわれ・・・あ、ちょっと置いてかないでよ」
あんたの言うことは、ほんとに信じないから。速く!始まっちゃうよ」

会場は・・・・普通のパーティー形式でスタートしてた。
遠くから来た甲斐がありましたよ。最初にお二人の紳士がそれぞれ結構な長い時間スピーチをされたんですけど・・・
これがびっくり。全くメモを見ずによどみなく話しきったんですよ。しかも話の内容がおもしろかった。
「日本のモータースポーツをアジアの人たちは羨望のまなざしで見ています。皆さんが行われていることは、アジアの国々の若者にとって、”憧れ”なんです。」

あ〜・・・確かにそうだろうな。って思いました。
シンガポールの人たちと仕事柄つきあいがあるけど、あの「島国」では、「車を持ちたくても、交通渋滞が激しくならないように」猛烈な重税がかけられているんだそうです。車の購入の時に。
だから、若い人たちにとっては、「車を持つこと=社会的成功者」というイメージができあがっていて、しかも日本車(特にレクサスらしい)が、ものすごいステイタスなんだそうです。

F1シンガポールGPが開催されるようになって、なおさら「モータースポーツ」や「車に手を入れる」こと に関心が高まっているって聞いてました。

日本のアフターマーケットパーツって、なんというか・・・・ヨーロッパの服飾品みたいな地位を占められると思うんですよね。「高品質、高信頼性の日本ブランド=高いのが当たり前」的な。
なんとかなあ・・・「品物を渡した後のお金の回収が難しい」アジアの国々で、日本のアフターマーケットパーツが展開できればなあって、実は頭の隅で思うんですよね。
ものすごいビジネスチャンスだと思う。

そんなお話を聞きながらスタートしたパーティーは・・・・実のところ、「参加者が表彰されている時に」「その様子をチラ見しながら」料理の争奪戦を展開しないといけない弱肉強食の場だった。
ちっ。さすが「お前よりオレの方が速い」って思い込んでいる集団の集まりだったぜ。まさか、ウエイターさんが大きなテーブルの上に置いた料理が、何秒でカラになるのか、タイムが計測されているとは・・・(ウソです。)
どうにも・・・・出遅れ気味です。初参加の私達は。あんまりご飯を食べられないまま終わっちゃった。
あ、オーナーの奥様。お目当ての彼女を生で拝見することができた?

こっくり。

なに?どうしたの?オーナー。
「なんかね。色紙まで持ってきて、サインをもらいたかったらしいんだけど・・・たくさんの人に囲まれていて、全く近づけなかったんだってさ。柱の隅からジ〜って見てた。」
あ、ああ、そう・・・変な電波出さないでね。まあ、来年また大会で会えるよ。

いやあ、でも、ほんとに行って良かったです。表彰式。シーズン中は、どうやっても各員ピリピリしちゃうけど、最後の最後にこうやって笑ってみんなが集合できればね。周りの人たちに話を聞いたら、「昨年よりも参加者が全然多い!」状況だったんだそうです。
また来年もこの場所に来られるようにがんばろう。って思える場を作ってくれた関係者の皆さんに感謝。

さて・・・「もうお腹いっぱい」感がある出だしなんだけど・・・本題行ってみますか。時間軸を真夏に戻しますよ。あの大失敗しちゃったJOY耐の「原因」が今回のお題。

「暑さ対策」です。

これは、二つの対処をする必要があります。
1つめは、「ピットクルーの暑さ対策」
2つめは、「走行中のドライバーに対しての暑さ対策」

簡単な方から行きましょう。っていっても、「来年、俺達もJOY耐に出てみたい!」って思っている人たちは、必読のお話です。
「ピットボードエリアの暑さ対策ってどうすればいいんだ?」

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2010年にJOY耐を偵察した主目的もここにあったんです。
「ピットボードエリアの・・・各チーム各様の屋根って・・・あれは・・・どんなものを買えば良いんだろう?」

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なんだかみんなフレキシブルなんですよね。たぶん、「ピットボードエリアの寸法がわからないから」こんな感じの構造に落ち着いているんだろうって予想したのですが・・・
さあっ!久々にこのBlogがみんなの役に立つ感じがしてきましたよ!ジャ〜ン!寸法測定してきました!
「ツインリンクもてぎのピットボードエリアの幅はいくつか?」

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答えは・・・・1500mmです!

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よかったよ。私が買ってきた「オーニングテント」ってやつが、ぴったり収まる幅だった。

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まあ、残念ながら格安商品のせいか、「一回ばらすと全部の部品がバラバラ」ってやつで、二度組み立てようとは・・・あ〜・・・4E-FEエンジンを組み立てるよりはよっぽど楽っていうオチ?
とにかくインシュロックをたくさん使って、パイプに固定できました。
ただ、実際のところ、決勝時にこのスペースに詰めていると・・・・「椅子が欲しい」
すごくそう思いました。道具類をいちいちしゃがまないと、とることができないぐらい、コンクリートの壁が高いんです。
なんていうか・・・・「マクドナルドのカウンターで使われている椅子」が欲しくなります。あれぐらい「高さ」がある椅子がないと、全然ダメだった。


で、あとは、ピットの裏にみんなが休憩できるようにテントを張ってみたんだけど・・・
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これは失敗だった。
周りのチームよりもちんまりしていたこと・・・・よりも、とにかく「日光を妨げること」がほとんどできなかったんです。
たぶん、「側面に貼るシート」をなにか持ち込まないと、全然機能しない日差しの強さでした。

まあ、いくつかうまくいかないことがあったけど、とにかくこの2つのテントは必須です。
さて、では、「もっと難しい問題」である、「ドライバーの熱対策」はどうしたか?
まあ、お金があれば、GTクーリングシステムとか、クールスーツとか用意できるんだけどね。

私の方で準備したのは、「CAMELBAK」

これをロールゲージのところにインシュロックで縛っておいて、バックを各員交換していくことを考えたんだけど・・・・
筑波サーキットで実際に自分で使ってみようとしたら・・・・ヘルメットにチューブを通すことができない。どうやっても。
バイザー側から入れようとしても・・・・走行中にそんなことできないし、かといって、あご側から入れようとしても・・・まったく通らなかった。どうしよう・・・・

AE86レースの彼は、「レース中の水分補給?オレはいらないよ。」なんて言い切るんだけど、そんなわけないよなあ。
(実は、彼はこのJOY耐のあと、エビス12hでAE86を走らせて、1h+2hの受け持ち時間の間、まったく水分をとらなかったらしい。そんなこと無理だろう?って聞いたら、”ガツガツ行くから体が参っちゃうんだよ。耐久レースなんだからさ。歌歌いながらドライブしないと飽きちゃうぞ。”だって。)

TTC1400レースの彼が考えたのは、「ペットボトルにチューブを差し込んだものをヘルメット内に入れる方式」
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う〜ん・・・そこまではCAMELBAK方式と変わらないよ。
「あれが難しかったのは、”チューブが太い”からだよ。細いチューブにして、チューブをメットの前で針金にぶら下げておけば良いんだよ。」

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試してみたら、筑波サーキットの練習走行では、この方式はうまくいった。Joy耐決勝はどうだったか?

決勝走行を初めてすぐに「ペットボトル側からチューブが完全に抜けてしまった」んだそうです。
(スタート前まで、メットの前にチューブを保持しておくことばっかり考えていた。まさかボトル側から抜けるなんて、全く想像していなかった。)

気温30℃を超えるサーキットで、レーシングスーツを着たドライバーがまったく水分補給をせずに1時間を超えて走行するとどうなるか・・・・

ピット側の我々は、「SC車両が入って、ゆっくり走行できるようになったんだから、暑さも気にならずに楽だろう。」と思っていたのですが・・・

実際には、全く逆なんだそうです。炎天下のドライバーにとっては。
「SC車両が入って、スピードが落ちたら、車内に風が入らなくなったんだ。片手を窓のところに当てて、無理矢理空気の流れを作るようにしていたんだよ。他のチームがやっていた導風チューブは、だてじゃなかったんだなあ・・・・あれがあったら、だいぶ楽だったと思う。」

ゆっくり周回するようになって、途中、ピットが近づくたびに「もうダメだ。次こそピットに入ろう。でもなあ・・・今、ピットに入っちゃったら、みんながっかりするだろうなあ・・・」と繰り返していて・・・

なぜかメインストレートで、全車両が一時停止。

オーナーは、我々の青いEP82が最終コーナーを立ち上がってくるところを見ていたんだそうです。
「あっ!みんな完全に止まっているのに、なんで加速するんだ?」

前方の車両に追突した瞬間まで、ドライバーは、なにが起きたのかまったくわからなかったそうです。
朦朧とする中、半自動モードでアクセルを踏み込んでいたんだと思います。

相手チームや競技場の関係者の皆さんにものすごく迷惑をかける事態になりました。

全くダメだった。
私が出走前に、全員に念押しで「体がきつくなってきたら、戻ってきてくれ。誰も責めないから。」って強く言い聞かせて出すべきだった。
「レーシングスピードで走行する車両での水分の取り方」は、もう少し研究する必要があります。
毎日毎日このBlogには、たくさんの人が訪問してくれますが、私達と同じ失敗はしないように。
さて、次回は、「Joy耐で大失敗」最終回です。
いつも通り、「お金はどれぐらいかかったのか?」
え〜と・・・・これから、データを集計しないとね。
ユーブック
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