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サーキットトライアル&Aライ講習会はどんな感じだった? [モータースポーツをやってみよう!]

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私がモータスポーツイベントに関わると・・・必ず雨なんですよ。8月のTTC1400も雨の中、朝6時半に筑波サーキットに集合。

ピットに向かっていくと・・・オフィシャルの皆さんや、競技参加者の皆さんから次々に励まされてしまった。
「がんばってください。」「いつも応援していますからね。」
悲惨な結末になったJoy耐の件も含めて、みんなに声をかけてもらえると思わなかったので、すごく励みになりました。
耐久の方のこれからは・・・まだ決めてないです。このBlogの中で、「大失敗に至るまでの道のり」を検証し終わったら、結論が出せるような気がします。

8月のTTC1400は・・・別に遅刻したわけでもないのに、なんだか朝から決勝出走までドタバタしていました。
車検を順調に済ませた後(ホイールバランスブロックの確実な固定が今回のご指摘事項)、予選に向けてのタイヤ選択に悩んでいるところにタワーから呼び出し。
?????まだ、走ってないうちから、ドライバーが呼び出しって・・・・

戻ってきたところを状況確認。
「7時半からドライバーズブリーフィングだったんだって。俺、初めて、欠席しちゃったよ。」
へ?
全員でその時になって、スケジュール表を確認。
あ〜・・・・今回の大会って、「車検が行われている真っ最中(机の上では車検はとっくに終わっていることになっていたんだろう。)にドライバーズブリーフィングが行われる。」スケジュールの組み方だった。

その場で全員反省。「これからは朝、集合したところで、全員でスケジュール確認をしよう。作業に取りかかる前に。」

結局、呼び出されてしまったおかげで、予選用タイヤを決めることができなくて、予選出走間際になっても隊列に並ぶことができない。
昨年からTTC1400を手伝うようになって、違和感を感じ続けているのが、なぜか「予選出走順に必ず並んでコースインすること」という項目なんですよ。
第一次活動の頃は、そんなの気にしてなかったけどなあ。
トップグループほど、自分の間合いで、アタックラップに入りたがるものだけど。

周りの人たちに迷惑をかけまくりながら、なんとか出走時間ギリギリに隊列に押し込んで・・・
雨の中の予選結果はこれまでで最上位の2位!やったぜ!
って思っていたら・・・再びタワー呼び出し。????変なこと、なにもしてないぞ。

今度は、遠目からも、ものすごくがっかりして帰ってくるのがわかる。
「ペナルティで、予選順位降格だって」
へ?

私も全然頭に入っていなかったけど、筑波サーキットローカルルールとして、「最終コーナー出口の縁石に2輪を載せた場合は注意。4輪脱輪はペナルティ」なんだそうです。
(縁石は、白線の外側(コースの外)だよね。という論法。タイムが短縮できてしまうのだ、あのラインで走らせると)
よりによって今回それをやったのは・・・最終コーナーで2台がクラッシュパッドに突き刺さって、イエローフラッグだった時。当然ペナルティ。あ〜あ。

「でもさあ、厳しいよ。15分のうち、たった一回2輪を載せただけだよ。」
「いや、本音は、”ドライバーズブリーフィング欠席”なんて御法度者にバツを与えたんでしょ。だいたい、そのドライバーズブリーフィングの時に最終コーナーの処置は、話が出たかもしれないじゃない。雨なんだし」
「あ〜・・・・・」

なんだかね。流れが悪かったです。この日は。
決勝走行間際になって、路面が乾き始めていて・・・ギリギリまで装着タイヤに迷う。
TTC1400の一つ前の決勝イベントがスタートしてから、交換作業開始。
ジャッキをかける位置が悪くて・・・
「あ、ちょっといったんジャッキを降ろすね〜」
「大丈夫か?一輪タイヤ外しちゃってるよ。」「大丈夫、大丈夫。」

次の瞬間、私達はサーキット中で一番注目を浴びていましたね。
油圧ジャッキのネジをちょっと触った瞬間・・・「キュ!ゴンッ!」
「おい。あいつら、車体を完全に地面に落としてるぜ。あれをやると速く走れるのか?秘密の儀式?
みんなの視線がああああああ〜!!!

完全に車体が下に落ちてしまったから、ジャッキアップ作業を再開することができない。フリーズ!
周りからダダダッと人が寄ってきてくれて・・・
「大丈夫。落ち着いてください。みんなで車体を持ち上げましょう。せ〜の!」
あ〜よかった。大事な車体に傷が付かずにタイヤ交換を進めることができたよ。みんなありがとう。

なんか、朝からこんな調子だったので、グリッドから見送る時も不安だったんですよね。
「朝、熱を入れていないタイヤでまだ濡れている路面を走らせるのは、ちょっと危ないかもなあ・・・」

案の定、トラップ設定に引っかかりました。
決勝スタート後、2台併走でダンロップ下に進入していくのを見届けた後・・・・帰ってこな〜い。
最下位・・・ボディは壊れていない。
結局、そこから15周かけて9位まで戻したところでチェッカー。

「またみんなに迷惑かけちゃったよ。ダンロップの先で単独スピンしちゃったんだ。みんながよけてくれたおかげで、車を壊さずに済んだよ。」

「残念。だけど、今回はウチだけではなく、他の車両も傷ついてないみたいでよかった。難しい路面だったのに」
って、思いながら、決勝走行後の全車両をチェックしていたところ・・・どうもそんなに無事な事態じゃなかったようです。トップグループが。(また)

また2時間以上拘束?っていう事態が発生していたらしくて・・・あ、今回の主催者は、スパッと処置を決めてくれた。
「毎回毎回、トラブルを起こすのは同一人物」っていうところで、チャッチャと処置をしてくれたらしい。
外から見ていて思うのは・・・
「いつまで経っても、車の運転がうまくならない人だなあ。」

歳をとるってこういうことなんだろうな。
なんかさ、「前進する」とか「前よりももっとうまくやってみせる」って思えなくなるんだろうね。本人も気がつかないうちに。
そうすることが、「めんどくさい」って思うようになっちゃってるんだよ。自分も意識しないうちに。きっと。

で、どうにもうまくいかなかった、8月のTTC1400は・・・これで終わらなかったんです。
翌月曜日夜・・・「ふい〜・・・今日は終電じゃなく、帰ってこれたバイ。」とかって思いながら、帰宅すると・・・
我が妻が仁王立ち。????
「そこに座りなさい。」
正座ですよ。正座。(おかしいなあ。このパターンって、また”クリーニング屋で小さな名刺が大量に発見”されちゃったパターン?でもなあ、ここのところカタカナのおねいちゃんのお店なんて行ってないし・・・)

「これ、どこの女からもらってきたの」
「どこの女って・・・フォークリフト修理係のお姉さんからもらったんだよ。いつもお子さんを連れてきてくれるだろ。」
「中身。おかしいんじゃない。こんなにいっぱい。」
「へ?」
中を開けると・・・・立派なベルギーワッフルが一杯。いつも買うコンビニのやつなんて、論外ですよ。ゴックンちょ。

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「これ、子供たちとみんなでピットで食べなさい。って事だったんじゃないの?なんで全部持って来ちゃうのよおおおお〜」

くびっ首ッ!締まってくる!ちょっとおおお〜
”小さな名刺がご近所の主婦の皆さんの前でずらずら提示”事件よりも厳しい体罰がああああ〜。DVです。DV。どめすてっくばいおれんすってヤツだね。

その場で正座させられたまま、フォークリフト修理係の彼に謝罪連絡。いやあ、まいったまいった。

まあ、せっかくだから、いただこうよ。こんな立派なベルギーワッフル、そうそう食べられないよ。これだけあれば、うちは、3日間食費が浮くね。
「たまには白いご飯が食べたい。お腹いっぱい。」
「いいか〜。我が家は、EP82の新しいボディが買えるまでは、うどんとパンの生活なんだよ。なぜかわかるか?小麦は、90%以上輸入に頼っているんだ。世界では食糧価格が高騰しているけど、この円高のおかげで、その価格が・・・・」
ふい〜・・・なんとか経済論議に話をすり替えることができたぜ。

さて、長い長い前振りはここまででおしまい。
本題入りましょう。今回のお題は、「Aライ講習会に実際に行ってみました。」というお話。

8時半までに筑波サーキットに集合。案の定、土砂降りですよ。なんたっていつもと違って、「私が競技に出走する日」ですからね。当然、いつもと雨の降り具合が違うわけです。もう、絶対一日やみそうにない。

「ビニールテープ」と「筆記用具」が必須です。
ビニールテープは、ゼッケンとタイム測定器をドア周辺に取り付けるため。なんたって、今回は「JAF公認競技である”サーキットトライアル”」に出場するんですから。

国内B級ライセンス取得の時に購入したテキストも持ってくる必要があります。
本当は、「国際モータースポーツ競技規則H項」「JAF国内競技車両規則」も購入しておいた方がいいと思います。
まあ、その場で「抜粋版」を売っていただけますけどね。特にH項については、”競技中のルールそのもの”にかかわる本なので、通勤時とか、空き時間にも読んでおくことをお勧めします。

20年前と違うのは・・・これらの本の作りが・・・もう激しくコストダウンって感じで・・・・苦労しているんだなあモータースポーツ部会。(号泣)

集合後、まずは、参加車両にゼッケンを貼り付けた後、午前中一杯「座学」。これ、寝てると全然NGですね。その後の試験で手間取ることになります。
え?「だってその試験、テキスト見てできるんでしょ?100点とれて当たり前じゃん。」って?
チッチッチ。
みんな「競技者の心」を持ってるから、大枚はたいて国内A級ライセンスをとりにくるんでしょ?
「いつだって1位」を狙うんですよ。当然、筆記試験でも「誰が一番最初に会場を後にすることができるか?」

知ってました?試験監視員は、「はい。では試験はじめ。」って言った後、ラップタイマーを廻しているんですよ。
「どのゼッケン(参加者)が一番最初に仕上がるか」を記録に残しているんです。(たぶんウソ。)
と〜ぜん、私はトップで離脱ですよ。試験開始後、5分ほどで。
扉を閉める時に、まだ、試験用紙とにらめっこしている全員に向かって大声で言い放ってやりましたとも。
「これで、今日のタイムアタックのトップは決まりだな。」ケッケッケッ。(大バカです。)

タイムアタックの時には、オーナー夫妻が観に来てくれた。(このとき、EP82はまだエンジンが搭載されただけの状態。なんとかして走らせられるようにしようと、雨の中、夫婦で配管作業を進めていた。)

「現代のAライ取得は楽だなあ。サーキットトライアルをすれば、競技出走記録扱いになるんだから。」
と思いながら、コースインすると・・・・あれれ・・・・前のBMW様が、ピットロードを逆走したがってる。
・・・・あ、そうか。
「楽と思っているのは、サーキット走行経験者」だけか?ひょっとして。
そりゃそうか。「タイムトライアル」っていう”競技”なのに、走行経験そのものがないメンバーがサーキットを走ろうとしている。この土砂降りの雨の中。

後ろにつきたがっているんだ。経験がない人たちが。
あ〜・・・ちょっとまずいかも。前に車両がいるのは。変な事態に巻き込まれたくない。

雨が大好きなのは、「雨が降れば、性能の差が縮まる」からなんです。
ドライの路面だったら、全くガソリン車にかなわないだろうけど、この雨の中なら別だ。少々不安があるけど。

不安・・・というのは、私は、こんな「ドライバーズエイド満載」の車両をサーキット走行させたことがない。
EP82は、ABSどころか、パワーステアリングすら機能しないようにしてある。
「バッテリー切れの心配があるから、アタックできるのは1周だけだ」
と思いながら、コースインすると・・・1ヘアピンを抜けたところで後方を見ても・・・誰もついてこな〜い。
「おいおい・・・まだ踏んでないぞ。」と思っているうちにダンロップ下で赤旗掲示。
「インラップ半周で、赤旗掲示」ってなによ。大丈夫か?このメンバー。

案の定、みんながピットに入ったのに、赤旗無視で1周(それ以上か?)してしまって、ピットロード先頭から、バックギアでピットに入れようとする最新鋭ジャガー様まで現れるし。
(ピットロードでバックギアってなんだよ。さっき、Aライ講習会で、ピットでのバックギア禁止って言われてただろ。)

1周だけだ。1周計測したら、さっさと戻る。こんな連中と走っていて、事故に巻き込まれたくない。
今度はインラップを無事に終えて・・・計測開始!

現代のABSシステムって、すごいもんだ。システムが介入せずに雨のサーキット路面で、ちゃんと減速することができる。
1ヘアピンを旋回させると・・・・立ち上がりでアクセルに車体がついてこな〜い。
?????故障?
じゃなかった、VDCが介入してくるんだ。
これ、どうも鼻先のZ軸方向の動きをチェックしているのか?他のコーナーでは反応しないのに・・・案の定、2ヘアピンでも・・・チッ作動しなくていいんだよ。こっちはコントロールしているんだから。
VDCをOFFにして、もう一周走っちゃおうか?この雨の中なら、全車両を仕留められる。

冷静に考えて、その1周でやめて、さっさとパドックに戻りました。
今日の任務は、「無事にAライを入手して、家に帰ること。車は傷つけない。」

サーキットトライアル時間が終わった後、案の定、主催者から全員呼び出し。
「皆さんの今日の目的は、”国内A級ライセンスを取得する”ことです。お願いですから、家に無事に帰れるように車をコントロールしてください。」

主催者の皆さんも大変だ。
たぶん、このサーキットトライアルの様子を見ていて、変則プログラムになったんだと思うけど・・・
その後の「Aライ講習会」としての「サーキット走行体験」は、「なにも旗が出なかった。」
20年前は、途中でいろいろな旗が出て、それに合わせて先導車に一生懸命ついていったものだけど・・・
みんなは、さっさと前走者を抜きながら、走って行っちゃったけど・・・それでいいのか?
たぶん、主催者の皆さんも「さっきの様子だと、どうせ旗を出さなきゃいけない事態になる。その時に実地テストをしてやろう。」って感じだったのかも。

旗が出るような事態もなく、周回が済んでいって・・・あの・・・バッテリーが・・・
ねえ、これ、途中で離脱しちゃうと、Aライもらえない?ひょっとして?
Aライ以前に、家に帰れない状況。今。

20年前と違って、スタート練習もなく、走行終了。

筆記試験の結果が判明するまで、主催者の人たちが、みんなにいろいろと質問をしてた。
確かに「やたら参加者が多いな〜」とは思っていたけど・・・今回一番遠い参加者は、鈴鹿地区からだって。
実は、筑波サーキット以外で、「サーキットトライアル&Aライ講習会」を実施しているサーキットは少ないんだそうです。日本って、実は世界でも稀な「国際規格のサーキットがたくさんある国」なんだけどね。

それと、気になったのは、これだけの人数が参加したのに・・・
「皆さん、今日、国内Aをとって、これから先、具体的な競技参加は決まっていますか?」と聞いたところ・・
私も含めて3人しかいない。
「ロードスターレースに早速参加します。」という人と・・・もう一人はどうやらWRC?国際ラリーに出場するために必要になっているらしい。

なんかなあ・・・「貴族の趣味」とは、よく言ったもんで、みんな裕福なんだろうね。競技参加を目的としていないのに、大枚はたいて国内A級ライセンスを取得するなんて。
よくわからないよ。
JAF競技ライセンスを取ってしまったら、余計窮屈なのに。免許証の点数と連動してるんだぜ。このライセンスの有効性。

「皆さん、今日、国内A級ライセンスを取得したといっても、別に運転がうまくなるわけではありません。また、なにか特権が生まれるわけでないことをくれぐれも心に刻んでください。」
ああ、国内Bの時も同じことを言ってた。ほんとだよ。頼むから、公道で変なことをしないでね。ほんとに全員へたくそだったんだし。(すいません。本性あらわしちゃって。)

「JAF公認競技としてのサーキットトライアル」の結果は、4位だった。
3位だったら、メダルがもらえるんだって。ちゃんと走るんだったかな。
でも、表彰状はもらえるらしい。やったぜ。主催者の皆さんの前に歩いて行く。
「電池切れにならないよう、無事に帰ってくださいね。」

・・・・そうだったあああああ〜!残り走行距離17kmって表示されていたんだよおおお〜!

あ、ライセンスの話は、もう一回やりましょう。別にJAF競技ライセンスをとらなくても、モータースポーツは、楽しめる世の中になっていますからね。
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