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無給油作戦を敢行! [2009年夏耐久]

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なんかあんまり「クリスマス」って気がしませんでしたね。ここ数日。
ギュウギュウに仕事をしていたせいか・・・
24日の夕方もウチの会社の女性陣がいろいろお話中。
「どうしよう。子供にケーキを買ってない!」
「そういえばさ〜高校生の頃って、ケーキ一つ丸ごと食べちゃってたよね。」
「それはないんじゃない?っていうか、高校生でホール丸ごと買えるお金って、すごく貴重だったじゃない。」
「あ、でも私、今は普通にホール一つ買う〜。で、家に帰って食べるの。独りで。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

あ、え〜と、最後の発言は、この間、バーベキューに連行しかねた彼女ね。全員がシーンとしちゃったので、さすがにまずいと思って、話に介入しましたよ。
「え〜と、自分で全部しゃべっちゃって、最後までたたみ掛けなくていいんだよ〜。みんな悲しくなっちゃうからね。寂しいクリスマスなんだなああ〜。おうおう・・」(号泣)

さっ、寂しいクリスマスの人も、今日は早く帰るよ。全員撤収!

・・・・・地下鉄、完全に止まってました。なぜこんな日に事故?
働けっていう神様からのお告げだ!20時なんて定時前って事だよ。ヘッヘ(自嘲気味)
「全員会社に戻れ!血ヘド吐くまで働くんだあああ〜!」

ま、そんな感じで、とっても遅く家に帰ってきて、なんだか我が妻が怒っていたけど、さっさと就寝。
次の朝、目が覚めると・・・・ウチにサンタさんが来てました!
ふおおお〜枕元にSNELL SA2005のヘルメットとFIA 8856-2000の一通りのレーシングギアが!
「すごいよ!ウチにサンタが来た!もう、これで無いのはHANSだけだよ!」
「あ、それ、サンタじゃないから。昨日、宅配便のお兄さんが持ってきた。”着払いです。”とか言われちゃって、
思わず、”チッ”って言っちゃったわよ。」

そ、そう。いやあ、それにしてもありがとう。大事に使わせてもらうよ。ちょいと20年
これで夢のJoy耐にまた一歩近づいたぞ。いつかは出てみたいぞ。マイナーリーグの頂点に。
でも、その前に日光耐久で練習。
さて、今回の記事は、2009日光サーキット250周耐久レース(夏)編のクライマックスです。

この夏の大会で、私自身はドライブをしなかったんですけどね。
かわりに大会直前に筑波サーキットで、チェック走行を行いました。
どれぐらいの仕上がりになっているか、自分で確認しておきたかったんです。
ギリギリまでタンクを軽くして走った結果は・・・・
ガス欠症状が出ても、走り方を変えれば30分間走りきることができることを確認。

この走行を終えた時点で、私の中ではある方針が固まっていました。
「日光の250周は、無給油で行く。走りきれるはずだ。」

決勝当日の朝、その方針を伝えると・・・メンバー全員が、口には出さないけど「そんなの無理だよ。」っていう反応。
みんなが嫌がる(全力で走れない)方針だって事はわかっているけど、”今後のことを考えて、一回は一番厳しい方法で走り切らなきゃいけない。”やり切るように言い続けるんだ。って一人で決意していました。

みんなの不安は、決勝前の準備でも表れたんです。それは、「補給テントに持って行くガソリンの準備」。
羽黒油店のお兄さんが0.1litterのズレもなく入れてくれたガソリン補給缶は、10litter缶を一つだけ持ち込むつもりでいました。
ところが、「整備時間終了で〜す。」と言われる直前に気がついたのは、補給缶が2缶とも無い!

あの速いEG6に勝とうと思ったら、20litterなんて補給したら完全にアウトだ。(停止時間5分)
万が一に備えてテントにガソリンは持ち込むけど、それでも最大10litterだけでいく。回収回収!ふう・・・

マーシャルカーがピットロードに入ってきて、競技スタート!
1stドライバーをオーナーの意見通り、現役AE86ランナーの彼に指名して大正解だった。
重いタンク、ほぼ新品のSタイヤ、何重も縛りがあるエンジン使用方法の中で、彼は、「今、出せるタイムはここまでだよ。」と明確に知らせてくれた。
±0.4秒の幅の中でラップを刻んでくれた。このタイムが、全員にとって基準タイムになったんです。
ただ、それでも私にとって予想外の事態が・・・・
このベテランの彼の走行中に、我々の車両はゼッケン12のEP82にラップされてしまったんです。

この車両は・・・ピットロードに並んだ段階から”要注意”の雰囲気は持っていた。
「車なんて、ただの工業生産物だ。すべて均一。”雰囲気”なんてない。」って言われるかもしれないけど・・・・
こと競技車両においては、「ただそこにあるだけなのに、速いか遅いかわかる。」力というモノを持っています。
予選8位の我々がグリッドに並んだ段階で、”要注意”と感じたのは、あのEG6の他にEP82が2台。
それでも、まさか1stドライバーの段階で、ウチの車両がラップされるなんて・・・
いったいどうなっているんだ?軽いタンクで走らせてるって事か?

困惑の事態。ドライバーをチェンジする時間だ。
2ndドライバーの彼は、「え〜!、1stドライバーのタイムなんて、俺、出せないかも。」と言いながら発進。
確かに最初の数周は、遅くなっちゃったんだけど・・・・奮起してくれました。
だって、自分の方が「速く走れる条件がそろってる。」

本大会で、一番競技を楽しんだ一人になったと思います。
前を行く車両を抜きまくる!
ターゲットにした車両側のチームも我々も、ピット前でヤンヤの声援!
「行け行け〜!」「抑えろ!お〜しっ!」
当たることがない、クリーンなバトルだったので、見ているこっちも気分爽快。
それでもたまにはメータを見ようね。たまたま触れてしまったウインカーが出っぱなしで走行は格好悪いぞ。

ピカピカ新品スーツを着込んだ(しかも、3歳の息子さんもおそろい。車両を揺らしていた彼ですよ。)3rdドライバーに交代し、事前の予想通り彼が今回のウチのベストラップを刻んでくれた。
このあたりで、ウチのチームの経験不足が露呈。
ピットボードに出すサインを・・・・事前に決めておかなかった。
というのも、昨年のエビス耐久では、豪雨の中、「"P"って出したら、入ってきてね〜」って事だけを決めて走ってた。
今回は、「一人のドライバーが一度にドライブできる時間は、最大40分まで」という規定がある。
ドライバー交代の時間が含まれることを考えると、走行中のドライバーに事前に「もうすぐピットだよ。」と知らせなきゃならない。
その場の思いつきで、サインボードを出したら・・・・思ったよりも早くピットに入って来ちゃった。

4thドライバーに交代し、そのまま周回。
現在も筑波EP82レースで表彰台を伺う力を持っているから、さすがに速い。

と、ここでオーナーから指示が。
「ウチの車両、速すぎるよ。みんなはペースダウンさせてる。」
そうなの?別にこのまま走りきれると思うけどなあ・・・
「いや、まずいって。飛び抜けてるもん。他のチームは、経験があって、今のタイムなんだから。」
了解了解。んじゃ、タイムコントロール開始。申し訳ないね。力をフルに発揮させられなくて。

ついにオーナーにドライバーチェンジ。
それじゃ、サインボードで、タイムダウン指示っと・・・・
「あの〜ダウン指示を出したら、逆に2秒速く戻ってきたんですけど。どうしましょう?」
「↓だけでボードを出して。車両が来たら大きく上下に振って!」
「・・・・タイム、変わりませんね。」

はいはい。つまんない訳ね。これ以上タイムを落とすと。
1stドライバーもそうだったけど、無線機を持っていない僕らでも、ピットボードを通して意思の疎通ができる。
ドライバーが考えて出しているタイムなら、こちらが強制することもない。
正直、この頃には私の頭の中は、別のことでグルグル・・・・

「困ったぞ。この残り時間だと、もう一回誰かを走らせなきゃならない。なんでこんなことになったんだ?どこで指示を間違えた?」
う〜んう〜ん・・・・どうしよう・・・・とぼけてこのまま走らせちゃおうか・・・・

この頃、競技はかなりドタバタしていたんです。
EG6は運転時間超過を取られてトップから脱落。
ゼッケン12のEP82は、燃料補給後なにかあったのか・・・もう一度ピットへ。
ゼッケン14のEP82もピットに入ってきた。
しかも雨が強く降ってきてる。よりによって今日も雨かよ!そんなこと予想もしてなかったぞ!
場内放送も「これは雨が強くなってきた。Sタイヤには厳しいんじゃないか?」と叫んでる。
事実、EG6はタイヤ交換に入ってきた。

雨?この程度の雨、あの豪雨のエビス12hを走りきった我々にとっては、障害になんてならない。
既に十分タイムダウンさせてる。このまま保持だ。

1stドライバーの彼がやってきて、言ってくれた。
「もう一回交代させないとダメだよ。俺が行く。」
ありがとう。どうしたらいいのか、わかなくなっちゃってたんだ。

「ピットに入れさせるけど、ガス補給は無しだよ。このまま無給油で走りきる。」
無言のみんなが・・・・「まだそれを言うか」っていう雰囲気。
青いEP82が入ってきた。場内放送がかかる。
「ガッ!時間になりました。ガス補給はこれで打ちきりです!」

「ほら、もう、どうやっても燃料補給もできない。走りきるしかない。頼んだよ。」

ドライブは、ものすごく難しい状況になっていたらしい。それでも見事チェッカーフラッグを受けた!
すごくうれしい。壊れることなく、無事に終えることができた。

結局、トップチェッカーは、ゼッケン7のDC2。
彼らは全く・・・・静かにトップチェッカーを受けた。恐らく、彼らの組み立てたストーリー通りに大会が終わったんだろう。見習わないと。本当に彼らは粛々と周回を重ねていた。

仮表彰式のあと、ミーティングルームにみんなが集まって、ほんとの表彰式。
ここで一つ問題が・・・・

すごく手作り感あふれる大会なんですけどね。日光耐久。
主催者の皆さんが、「一番遅くても、完走できたことはお見事」ということで、ちゃんと最後の順位の人達にも賞品を用意してくれていたんですよ。
と・こ・ろ・が。

呼び出されても、集結しないチームが一つありました。帰っちゃったらしい。
あとで、我が妻に聞いたのですが、僕らが楽しく表彰式の時間を過ごしている間、主催者のご家族の方々なのか・・・一生懸命、誰もいなくなったピットの掃除をされていたそうです。
そんな感じで、支えてくれている裏方の皆さんがあっての競技なのですから、結果に不満はあっても、せめてチームの一人ぐらいは、最期まで見届けて欲しかったと思います。

さて、メンバーみんなが前に出て、表彰されたあと・・・
主催者の方から、総評がありました。
「今回初めて、Sタイヤで全くの無給油で走りきったチームがありました。勝つための定石から外れた作戦だったと思いますが、皆さんに一つの指針を与えたと思います。」

実は、この時まで全く知らなかったのですが、みんなは「ハイグリップのSタイヤだと燃費に悪いから、一般市販ラジアルで走ろう。」という方針をとっているんだそうです。
僕らは・・・「レースセットアップ車両に一般タイヤなんて気持ち悪い」っていう思いで、ADVAN A048で走りきったけど・・・・

みんな、ひょっとして知らなかった?
一般市販ラジアルより、Sタイヤの方が安いんだよ。ウチらの基準は、いつもそこ。
「だって、お金無いもん。」

優勝チームに特別な賞品が手渡される。
「次回、参加費用無料。ご招待します。」

なんとおおおお〜!すごくでかいよ!無料で大会に出られるなんて!
絶対次回は狙わないと!奥さん!(だれ?)


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