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Tuned by TaKaGiShi [筑波サーキット]

ep82engine.gif
なんかぐっと気温が下がってきて、冬らしく・・・というか”師走”って感じになってきましたよねえ。
ここ数年、年末になると「うれしいお話」が聞こえてくるんですよ。
今年も、10月から12月にかけて、私の廻りで3組も「新しい生活」が始まる人が出てきました。
いわゆる「新婚さん♥」ってやつですよ。ええ、「世界がどうなろうと僕たち二人には関係ないさ」とかって言っちゃう連中ですよ。ええ。

いやいや、でもほんとにうれしい。今年は・・・30代もとっくに・・・という人達ばっかり3組。ハッピーな話です。
当然新婚旅行にも行かれてですね、まあ一週間ぐらい会社に出てこないわけですよ。
みんなに言っておくんです。
「みんな。これからは、朝、彼女が眠そうな感じで出社してきたら、下を向くんだぞ。いろいろ察してあげないと。な?新婚さんはいろいろ忙しいんだから。」

まあ、現実はそんな夢の世界じゃないんですよ。
出社してくるなり、連日残業ですよ。ちょいと21時ぐらいまで。
「んじゃ、すいません。新婚さんより速く私めは帰らせていただきます。」
「あの〜、いちいちいちいち”新婚さん”って大声出さなくていいですから。」
「まあまあ。この一年の我慢ですから。ネタですよ。ネタ。ふえ〜っへっへっへ。」
「おやじ。早く帰って。声でかい。」

・・・・なんで冒頭からこのネタなんだっけ?
あ、そうそう。”もうすぐ新婚さんネタが使えなくなる”オーナーからお呼びがかかったんです。
「EP82、エンジンオーバーホールしたよ。乗ってみて欲しいんだ。」

ちょっとね・・・実は、最初にこの話を聞いたときは、反対しちゃったんですよ。
だって・・・一人の時はまあいいけど、今は二人で新しい生活♥が始まってる。
エンジンオーバーホールなんて、ボーナス一回分吹っ飛んじゃうよ。
もし、このEP82のエンジンが壊れたときは・・・再び活動休止か・・・なにかまたボロい車両を探してこないと行けないなあ・・・・な〜んて思っていたんです。

まあ、気にかかったので、ガレージオーナーに話をしてみると・・・
「お前、レースカーのエンジンは、ちゃんとオーバーホールしないとダメだぜ。俺たちダートラ車両と違って、上を長い時間回すんだから。壊れたら、一巻の終わりだぞ。」
う〜ん・・・じゃ、ガレージオーナーのところに持ち込んでEP82のエンジンを・・・
たぶんやらないな。っていうか、できない。普段ネクタイ締めて仕事をしてる僕らじゃ。

オーナーは、「時間と引き替えにプロの仕事を買う」ことを選んだようです。
といっても、いったいどこにオーバーホールを頼むつもりだろう?今、僕らにはそのツテがない。

「朝霞のタカギシさんがいいです。絶対。」
なんかそんなことを日光耐久の時に2ndドライバーの彼が、力説していたような気がする。

結局、オーナーはその話に乗ったそうです。
筑波で開いたEP82ボンネットの下には・・・・ベルトカバーに赤く「TaKaGiShi」の文字。

オーナーがまず30分間の走行をおこなって・・・・それでは行ってみますか。

実はいつも思っているけど、バケットシートに座って、4点シートベルトに括り付けられると・・・・すごく怖い。
「今日は、ただの練習走行だ。」って自分に言い聞かせるけど、いつもすごく怖くなる。
「ちゃんと30分間無事に走り終えられますように。ぶつかったり、壊したりしませんように。」
グルグルグルグル頭の中は、そんなことだけが渦巻く。

キルスイッチをon。キーをひねって、システムチェック。
インジケーター・オールグリーン。
エンジンスタート。各計器類の指示をよく確認する。レブカウンターを今までよりも低い回転に設定。
すごく簡単にエンジンがかかったことに驚く。強化クラッチもすごく繋がりやすい。
なにか・・・特にパーツは交換していないって言っていたけど・・・

ピットロードの信号がグリーンに変わって・・・発進。
しばらくは各ギヤの作動状況とアクセルワークに対してのエンジンの”ツキ”を確認したい。と思っていたら・・・

困ったことにNC型ロードスターが後ろについてくる。それも数台。
わざとゆっくり走って、パスさせるけど・・・・それでもまだついてくる。
7月の走行の時も思ったけど、最近、このEP82の後ろにつきたがる車両が増えてる。
小さな車両だから付いていけると思うんだろうけど・・・前回はマーチカップ車両を引き連れて最終コーナーにさしかかったら・・・その車両はアウト側のクラッシュパッドに突き刺さってた。
我々は、筑波の最終コーナーを全くのノーブレーキで旋回させる。それができない車両なら、この青いEP82には付いてこないほうがいい。

一周もせずにピットロードへ。今の自分では、後ろに付くロードスター達を引き連れては走れない。
心配そうにオーナーが立って待ってるのが見える。
自分が「走るんだ」という気持ちに入っていないことがわかる。迷いは事故を生む。「走れる」のか?
大きく息をついてもう一度コースイン。

ステアリング操作がものすごくスムーズになってる。
ダンロップ下でLSDの作動ポイントがあるはずなんだけど・・・・何周走っても掴めない。「ガクッ」って前に引っ張ってくれるポイントがあったのに・・・・ちゃんとホイールスピンはせずに車両は前に進んでる。

3速全開。2ヘヤピンが近づく。フルブレーキング!すごくスコッて奥までブレーキペダルが入ってしまう感覚がある。
他のコーナーでは見られない現象なんだけど・・・・なんだ?ちょっと・・・信じてブレーキを踏んでいけない。
レブカウンターの赤いLEDの指示に従ってシフトアップ。最終コーナーが迫る。
4速全開でパッとアクセルを離したときに後方で「ボンッ」って音が鳴ることが気になる。いつかECUもいじらなければいけなくなるのかもしれない。

この車両は、7月の走行後に車高を下げる代わりにスプリングをものすごく柔らかくした。ちょっと・・・・
最終コーナーでリヤが左に出たがる。
各コーナーで「突っ込みすぎ」のようだから、1コーナーは50m看板のところでブレーキを踏むようにする。

大問題は1ヘヤピン。この30分間の走行でまったく掴めなかった。
突っ込みすぎなのかと思って、手前のS字2個目でフルブレーキングを開始すると・・・・
自分の予測よりも速く減速が終了してしまう。とにかくなにか・・・この耐久用のスペシャルブレーキパッドのタッチが掴めない部分がある。
しかも、減速動作が終了しているのにもかかわらず、ずっとステアリングを切り続けてる自分がいる。
速くアクセルを・・・・まだ踏めない。まだだ・・・・まだクリップにつかない。
やっとON。
たぶん、このエンジンは、トルクバンドがわずかに上にシフトしているような気がする。
1コーナーで踏み始めた瞬間に「自分がこの新エンジンの領域を使いこなしていない。」ことを思い知る。
そのくせ、なおもステアリング操作を続けているから、「まっすぐ進ませたいのに」ものすごく車体にロスを強いているのがわかる。

30分間のベストタイムは走行終了3周前からやっと1分10秒台へ。
一本目に走ったオーナーは、全く同じセッティングで1分9秒5だった。
どうにもならない。1秒2も突き放されてしまった。それどころか、真夏の暑い時期のタイムより丸々1秒遅く30分間走ってしまった。
困惑の事態。今までこんなことなかったぞ。

がっかりして片付けをする。
保管ガレージに向かうときに警備員さんが一緒に車両を押してくれた。
「この車、すごく動きが軽くなりましたね!」

ほら、やっぱりそうなんだよ。なにも知らない警備員さんまで、この車両が変わったことに気がついた。
みんなの協力で、すごくいい仕上がりになった。
問題は自分の側にある。もう、20年前のヘルメットをかぶって、流してやってちゃダメだ。
再起動へ。もうちょっと真剣に取り組まないとね。

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  • メディア: ホーム&キッチン

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銀

初めまして。
ランキングのページからグルグルしてたら辿り着きました。
凄く良い記事でした。
最後の5行が特にグッときました。

また遊びによらせてもらいます。
来シーズンに向けて頑張って下さい。
by (2009-12-20 17:18) 

MF308

はい。コメントありがとうございます。1月31日に日光サーキットの耐久があるのですが、そちらに出場することになりそうです。がんばります。

by MF308 (2009-12-20 17:30) 

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