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結局、ノーマルクラッチに戻しました [4基目の4E-FEエンジン]

経済産業省のお役人様の崇高な演説を拝聴した帰り道のお話。
「へっへっへ。我々下々の者どもは、お役人様が作ってくれた道筋を従順にたどっていきますよお。ヨーロッパの連中から、国際規格を解放するその日まで。
な〜んて頭の中で演説の内容を反復していたところ・・・
若い女性(大学生?)が二人、私の前に立った。私は電車の席に座っていて、彼女たちは、授業のテキストなのか・・・何か一生懸命読みながら、話をしている。

「大変だなあ。テストの時期なのかな?」なんて思いながら、演説資料に目を通していたところ・・・少し離れたところで、”パサ・・・”となにかが・・・・紙が落ちてた。
あの子が持ってたテキストだ・・・ま、拾い上げるんだろう・・・・・・・・しばらく経っても、なにもアクション無し。
・・・・・・・・なにか・・・目の前のガッチリした足(失礼)が・・・左右に揺れてる・・・でも、足下は、ものすごくしっかりしてる。すごく踏ん張っている感じだ・・・・なんだ?

顔を見上げると・・・片方の女性が目をちゃんと開いて・・・開いているけど・・・・どんどん上半身が左右に揺れてる。
黙ってみていると、そのうち頭が後方に・・・・
「危ない!」
思わず立ち上がって、しっかり両手を掴んでしまった。
椅子に座りましょう。今、目の前にあります。さっ座りますよ〜」
大きな声を掛けながら、何とかその女性を椅子に・・・なんか・・・体が全く動かない。
びっくり。本当にビックリ。
前に道に倒れていたおばあちゃんを起き上がらせようとしたときも驚いたけど、人間の体って、本当に動きが固くなっちゃうことがあるんだ。

何とか座らせることができた。

その後は、その女性二人で、「ねえ?どうしちゃったの?目は開いてたよ?」
「う〜ん・・・私、どうしてた?なにもわからない。」なんてやってた。
こんなことって・・・あるんだなあ。
ここ数年サボっていた、自治体の緊急避難訓練にまた出席しておこうと誓った夜でした。
モータースポーツをしている人たちは、ぜひご近所の避難訓練に出席しておいた方がいいですよ。
あのお姉ちゃんがねえ・・・完全に気を失っていたりしたら、
「人工呼吸行きます!う〜ん、むっちゅううううううう〜」
なんてできたのに。ああ残念。ホントに残念。

はい。妄想の時間終わり。
これまでになく、無駄な時間を画面の前の皆さんに過ごさせてしまいましたよ。

今日のお話は、「4基目の4E-FEエンジン搭載作業」最終回。
1)コンロッドメタル不良を発見。
2)翌週には、エンジン載せ替え作業を開始。あと一歩で積み替え完了というところで、フルメタルクラッチの不具合を発見。
というところまでお話をしました。

AE86レースの彼からいわれたとおり、「TRDの強化クラッチ」を買いにトヨタ部品共販に向かったところ・・・
「う〜ん・・・TRD製品は・・・ここに部品が到着するまでに5日間ぐらいかかりますよ。純正クラッチなら、明日には手に入りますが。」

・・・・・どうしよう。
しば〜らく迷ったんだけど・・・「納期優先で。ノーマルで全然構いません。年式と車種しか分かりませんが、部品番号を特定できますか?」
92年製EP82の3ドア用クラッチという情報は・・・相当受付のおじさんを困らせることになったらしい。
「車体番号は?」
って聞かれても、ホントに車体番号を教えたら、余計混乱しちゃうよ。なんたって、「AT車にいつ頃作られたか分からない5速マニュアル」を搭載するように改造しちゃっているんだから。

結局・・・2つの品番が提示された。
またかよ。また自分でどちらかを決断しなければならない。
品番31250-12175 8,400円
これに決めた。

さっそくその週末に作業開始。今回は、オーナーと二人で残りの作業を全部終わらせなきゃならない。
AE86レースの彼がいないから・・・前回は悩まされたクラッチセンター出しは・・・
「工具は使わない。」宣言。二人でやるしかないぞ。

目視で行くぜ!自分の感覚を信じろ!ビバッ山勘。
クラッチセンター.jpg
真ん中だ。今、この写真を見ると、やや左に偏心しているように見えるけど、そう見える人たちは、心が曇っている人たちだ。OK?

さ、ミッションケースを合体!
って前に、ドライブシャフトオイルシールを交換するぞ。
いや、整備書には「再利用不可」部品に指定されている。車体に積んで、またミッションオイルが漏れるようなことはやだよ。

ミッションオイルシール外し.jpg
オイルシールプーラーを使えば、シール取り外しなんて簡単かんたんって思っていたら・・・
先日交換したばかりの側は・・・外れない。コノッくのッ!なんだよおおお〜!片側は、簡単に外れたのに。

オイルシールプーラーって、角度調整ができるタイプはあんまりトルクが掛けられないんだ。
グッて力を入れると、引っかけ部のロックが外れちゃう。

オーナーがマイナスドライバーとラジオペンチを使って、地道に何とか外してくれた。
んじゃ、新品を入れるぞ。
ミッションオイルシール入れ.jpg
「均一に傷を絶対付けないように」あの銅棒を使って慎重に打ち込む。

ミッションケース合体。シール部にグリースを塗りたくって、ドライブシャフト投入。
スタビライザーは外しておいて、エンジン搭載作業開始。
さんざんエンジン載せ替え作業をやってきて、手順がだいぶ分かってきたよ。
特にミッション側のエンジンマウントを慎重に締めしないと、ちゃんとボルトをねじ込むことができない。
前回のミッション交換作業の時には、ミッションのボルト穴をバカにしたままねじ込んでしまって、結局、いつの間にかボルトが抜け落ちてた。(今回の一連の作業中に発覚。この状態で練習走行を続けていたらしい。)

最後に真ん中のエンジンマウントをボディ側に取り付けた後、スタビライザーを取付。
私がこれらの作業をやっている間にオーナーが配管と電装系を復帰させてくれて・・・
よしっ!エンジン始動!

3年あまりも放置していたエンジンだけど、一発でかかったぞ。
前回と違って、ガソリン漏れもないし、なにより、ちゃんと全ギヤに変速できる。

さっそくチェック走行開始。
ノーマルのクラッチというのは・・・・ものすごく運転が楽。あっけないぐらい、軽い踏力で変速ができる。
ガレージオーナーからは、「クラッチというのは、ノーマルでいいんだ。よっぽどパワーを上げているのなら、強化クラッチが必要になるかもしれないけど、N1はそれが認められてないだろう?オレのC車だって、ノーマルのままで何年間も走れているんだから、無駄な金は使うなよ。」と強く言われていた。

結局、その言いつけを守らないで、自分たちでエンジンを組んだときにフルメタルクラッチを組み込んだんだよなあ・・・
フルメタルクラッチなら、一杯走っても、長持ちするんだと思い込んでいた。
結局、いつもいつもどこかが壊れて・・・あんまり走っている気がしないうちに、最後は、ガタが出ちゃうなんてなあ。

この純正クラッチは、スタートが格段にしやすいだけじゃなくて、筑波の2ヘヤピンで、明らかに動きが変わった。
いつもこのコーナーでは、「フルブレーキング完了→ターンイン開始」時に「ガッコガッコ」とフロント側から振動が出ていた。なぜか、この2ヘアピンだけの現象。

「進入スピードが高すぎるのか?」と思って、ものすごくゆっくりアプローチもしてみるんだけど・・・解決できなかった。
結局、ブレーキを引きずったまま、ターンインをするか、あるいは逆にターンイン開始と同時にアクセルを踏んでしまって、無理矢理振動を少なくするようにしていた。
ずっと悩まされていたこの現象は・・・どうやら、フルメタルクラッチが原因だったみたいだ。
このノーマルクラッチで旋回させると・・・まだ・・・ほんのわずか、振動をステアリングに感じるけど、恐らく車速を落としていけば、問題は無くなるはずだ。
何年間もいろいろなところが壊れた原因は・・・ひょっとしたら、LSDの摩耗が問題だったんじゃなくて、フルメタルクラッチのせいか?

ここ数年、「また壊れるんじゃないか?」と思いながら、ビクビクしながらこの車両を走らせてきた。
新品のCUSCO LSDが組み込まれたこの車両は・・・なんだか、旋回時にものすごくステアリングに抵抗を感じる。大丈夫かなあ。これ。

走行を終えて、オーナーとタイムを比較すると・・・1秒以上遅い。
・・・・・なんで全く同じ車両で1秒も突き放されるんだ?

各コーナーでのステアリングの抵抗感と2ヘアピンの動きを解説。
「ああ、この車両、アクセルの全OFFで切り込んじゃダメだよ。ブレーキング終了と同時にアクセルペダルにとにかく足を載せていないと。」
「スロットルを開けていないと、スムーズに旋回できないんだ。ダメだよ。せっかく走行料払っているんだから、全開で走らせないと。ぬるいね。

いや・・・あの・・・
ど〜にもFF車が苦手だ。
誰だよ。「FRよりFFの方がよっぽど楽。」って言ったのは。
FR車の方が、よっぽどズボラ運転ができる。スロットルコントロールをミスっても、ステアリングで修正が効くんだから。なんかも〜・・・

って思っていたら、「FF車で24Heures du Mans制覇!」を目指すメーカーが現れましたよ。
車両技術だけじゃなくて、ドライバーさんのテクニックがものすごく問われることになりそうだよ。
ラリーストを載せた方が、ル・マン制覇の可能性が出てくるかもね。ラリーも長距離イベントだし。


笑うかのこ様 1 (花とゆめCOMICS)

笑うかのこ様 1 (花とゆめCOMICS)

  • 作者: 辻田 りり子
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2008/08/05
  • メディア: コミック


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新品オイルポンプへの交換作業 [4基目の4E-FEエンジン]

今日(1月17日)は、1995年の阪神大震災から20年が経過した日なんですね。
今朝のニュースで報道されるまで、全く忘れてしまっていた。
あの日は・・・確かに朝方に揺れ(地震)を感じました。
ただ、その揺れがあんな大それたことになっているなんて、全く思わなくて・・・・
数時間後の朝のニュースの映像が・・・・
街が燃えている映像が・・・・「これは本当に・・・日本なのか?」と思ったことを覚えている。

ただ・・・「遠い場所での出来事」だったかなあ。
社会人になってまだ「自分ができることは何か?」が分からなくて、きりきり舞いしていた時期だった。
「自分の事務所の中でのこと」を対処することに精一杯で、「遠くの事業所」のことなんて、何だかホントにニュースの世界の話だった。

あの「朝の地震を感じた日」から、15年以上が経過して・・・
2011年の3月13日には、始発の新幹線で関西の地に「無事に」降り立っていた。
工場全体を全停電させて、停電作業をすることになっていたのに・・・全くスケジュールが狂っていた。
なにも理由を聞かされずに、ひたすら待機すること数時間。
「こんなことってあるのかな?時間通りに復旧させるなんて無理だぞ。食品工場って、それが許されるのか?」
部屋の外では、ものすごく大きなトレーラーがどんどん工場の外に向かって走り出していて・・・
「変だなあ。空いている敷地いっぱいにトレーラーをこんなに集めちゃって。毎日こんな感じなのかな?夜のうちにきっちり車両を並べておいて、朝は、一斉に出荷作業だけさせるってことなのか?で、昼は、材料を仕入れるトラックだけ工場内を走行させると?」

お昼を過ぎて、やっと全停電作業開始。夕方までに(暗くなるまでに)復旧させるなんて、もう無理だ。
食品工場の幹部の方がやってきて何か話を始めた。
「一昨日(3月11日)に東北で大きな地震が発生しました。事前に本日、工場の全停電作業が予定されていたことから、会社の方針として、冷蔵庫にある全ての食品を救援物資として、東北に送り出すことを決定しました。お待たせしてしまって申し訳ありません。現地到着までに何日かかるか分かりませんが、全部の商品を送り出すことに成功しました。」

知らなかった。そんな作業が行われていたなんて。
全停電作業の間に工場の方々と話をすると・・・
「待ち時間の間にこの工場の周りを歩かれた方、いらっしゃいますか?」
「はい。」
「どうでしたか?工場の周りにある住宅が、みんな綺麗だと思いませんでしたか?」
「あ、はい。なにかみんな綺麗な建物ばかりで・・・高級住宅地なんだなと思いました。」
「いや、違うんです。95年にこの辺り一帯は、全ての建物が燃えました。地震の後の火災で。」
「・・・・・・」
「みんなの努力で、そんなことを感じさせない街作りができました。我々は、大変だったときに全国の皆さんが助けてくれたことを絶対に忘れません。だから、今回も救援物資として全部の商品を送り出すという話が自然と出てきたんです。」

その後も「東北が大変なことになったけど、絶対に大丈夫。この地域が復興できたんだから、ちゃんと復活できます。」というような話が何度も出てきた。
ただ、同時にこんなことも。
「災害に遭ってしまったら、”あまりがんばり過ぎない”でください。」
「この地域で、”家を建て直した”お父さん達は・・・本当におかしくなってしまった人もたくさん出たんです。」
「私達は、東北の人たちに”がんばれ”なんて声を掛けられない。」

この地域の”お父さん”達のご苦労は、今後も報道されることもないんだろう。
暗くなってしまった工場の中で、なんとか復電に成功した後、関東に無事に戻ることもできたけど・・・
まさか、翌日は会社にたどり着くのに苦労する状況になるなんて、全く想像していなかった。
「俺達の商品が復興で絶対に必要になる。”電車が動かないから、会社に行けません。”なんてやってられるか!」
その後、数ヶ月にわたり、出勤・帰宅がサバイバル状況になるとはなあ・・・・
「原子力発電所が動かないから、電気がない。」
っていうのは、全くウソだったってことが分かった社会になったよね。みんなも自然と節電癖がついたんだろうけど。

さて、今日も前振りが長すぎました。本題にいきますよ。
今日は、「4基目の4E-FEエンジンは、オイルポンプを新品に交換してから搭載することになったよ。」というお話。

部品を事前に全部用意して、エンジンクレーンと工具の他に3つの薬剤を準備
まず、シリコンスプレー



シールパッキンブラック



プレソルベント



ウオーターポンプ周りは、「黒くないシールパッキン」が必要なんだけど、ま、それは過去にもお話をしてきたので、今回はオイルポンプ周りの交換作業が中心。
お仕事中のフォークリフト修理係を除いて、全員集結。

作業全体の流れは、次の通り
1)コンロッドメタルが消失したエンジンを降ろし、クラッチとミッションを取りはずす。
古いフライホイール.jpg
前回、クラッチ取り付け作業でものすごく苦労をしたときにAE86レースの彼から指摘をされていた「フライホイール摩耗」は、こんな感じだった。
古いフライホイール側面.jpg
すじがいっぱいついちゃってる。
幸いにも今回載せるエンジンは、5速ミッション車だったから、そのエンジンについているフライホイールをそのまま使おう。

2)交換用エンジンを準備
前回記事にした「4つのエリア」の部品を交換してから、クラッチとミッション装着作業行う。

3)2)までの整備完了後、ボディに搭載。
この3)までを一日でやるぞ!

交換用エンジンを点検していたところ、少々不思議な部品を発見。
エンジン下部ステー.jpg
なんだ・・・?このオイルパンの下を通っているシルバーのワーク。
こんなもの、今までの3基のエンジンに装着されていなかったぞ。
念のため、エンジンブロックに刻まれている番号を調べてみたところ・・・ものすごく驚いた。
今回載せようとしているエンジンが、最も新しい(といっても、20年近く経過しているんだけど)製造NO.だった。
逆に一番古かったのが、数ヶ月でメタルが消失してしまったエンジンだった。(平成5年製のこのボディに搭載されていたオリジナルエンジン)

自分たちで一年掛けてオーバーホールをしたエンジンは、少なくともこの平成5年製エンジンよりは、新しい製造番号になっていた。

まあ・・・この謎パーツも・・・エアコンとかを外した状態のこの車両に取り付けられるようなら、取り付けておこう。

取りはずすオイルポンプ周辺パーツは、このあたり全部。
積み替え用エンジンオイルポンプ周辺.jpg
まず、クランクシャフト部の部品を外す。
プーリー引き出し.jpg
自分たちでエンジンをオーバーホールしていて困ってしまったのは、このオイルポンプ周辺の「ネジ」が一定の長さのものじゃなかったことだった。
特に長い2つを写真撮影で記録に残しておこう。

オイルポンプ長ネジ.jpg

オイルポンプ長ネジ2.jpg
今回、「どうしても一日でエンジン積み替え作業を行いたい。」と思っているのは、このあたりの「ネジ問題」が大きいのだ。
これまでは、何か作業をするたびに数週間のインターバルがあって、その間に「このネジってさあ・・・どこについていたんだっけ?」となっていた。
こうやって、一日で畳みかければ、「とりあえず、ネジが締まってればいいや。」状態からは脱却できるぞ。

オイルパンそのものを取りはずそうとするんだけど・・・
何か接着されているのか・・・全然取りはずせない。
ドライブシャフトで悩んだときの経験が役に立ったよ。あのとき買っておいた銅バーを使って、叩こう。
オイルポンプ剥がし.jpg
取りはずしたオイルポンプを新品(品番15100-11070)と並べて差異がないかチェック。
新旧オイルポンプ.jpg
大丈夫だ。自分たちでオーバーホールしたときは、オイルポンプ形状が違うものが2つあって、だいぶ悩んでしまったけど、今回は、全く同一の製品だ。それにしても古い方は・・・クランクシャフトが貫通する穴のあたりが、だいぶ汚れているなあ。なんでだろう?

TTC1400の彼が一言。
「あの・・・ほんとに全部、自分たちでやるんですか?エンジンを触るなんて・・・私は、全部KMSさんに任せているからちょっと・・・」
「ああ、大丈夫だよ。自分たちでエンジンオーバーホールをやってみてさ、エンジンは、ブロックとカムシャフトを触っていなければ、何とかなるって思ったよ。今回の作業なんて、全部周辺機器を新品ASSY交換するだけなんだから、たいしたことないよ。ちゃんとできるって。」

伊達に時間を掛けて、何年間もこのEP82の作業をしているわけじゃない。ちゃんと経験値を積んでいるよ。
まずは、「交換するパーツ」をよく確認しよう。今回「似たようなオイルシール」をいっぱい買っているのだ。
このクランクシャフトが貫通する穴に使うオイルシールはどれなんだ?

90311-35035.jpg
茶色い90311-35040が2つあるけど・・・それじゃないんだな。
黒いオイルシールがはまるんだ。品番90311-35035の方か。

んじゃ、シリコンスプレーを塗布してから装着。
シリコンスプレー塗布後.jpg
ブロック側に張り付いているこのオイルシールは、品番いくつだ?
90301-62006.jpg
品番90311-62006だ。
エンジンオイルに浸して・・・
90301-62006オイルなじみ.jpg
オイルポンプが回転する”丸いところ”にうまくはめ込む。
90301-62006はめ込み.jpg
茶色いオイルシール(品番90311-35040)は、なんのために2つも買ったんだっけ?
1つは、このオイルポンプよりもブロック側に入っているクランクシャフト貫通用シールだ。
(写真がない。)
ラインオフそのままのぴっちりシールされたオイルパン剥がしは・・・・
オイルパン接合部.jpg
オーナー。任せたよ。
ドライブシャフト脱着に引き続き、私の苦手作業発見。
マイナスドライバーと金槌を使って、バンバン外していく。
オイルパン中身.jpg
本当は自分たちに溶接の技術があったら・・・このオイルパンもバッフル加工とかした方がいいんだろうなあ・・
シール材剥がしをTTC1400の彼にお願いする。

クランクシャフトをチェックしてみると・・・・
吸い上げ部.jpg
どうもこの5速ミッション車は、オイル交換をちゃんとしてくれていたみたいだなあ。
クランクシャフトオイルシールは、簡単に交換できたけど・・・失敗だったかも。
オイルパンを外すハメになるんだったら、クランクシャフトエンド部のオイルシール(エンジンリヤオイルシール)も買っておくんだった。
いや、フライホイールは、触らないと決めていたから、買っても交換できなかったか?

オイルポンプにシールパッキンブラックの塗布を開始。
シールパッキンブラック塗布後.jpg
この塗布作業が・・・3人でウンウン。
「ねえ。どれぐらいの量を出せばいいの?」
「知らないよ。エンジン整備書にはそこまで書いてない。あ、ネジのところもちゃんと塗るんだって。チューブを止めない。」

よ〜し。オイルシール部には、グリースを塗りたくる。
グリース塗布.jpg
ブロック側をプレソルベントで脱脂作業。
プレソルベント塗布.jpg
よし、新品オイルポンプをネジ止めだ。
と、ここで我々の脇を通過した男性が一言。
「何をやってるんですか?なんかすごいですね。」
一通りの作業を話す。どうも、トラックメーカの従業員さんらしい。
「え?リフト無しで・・・エンジン脱着するんですか?」
「ええ、エンジンクレーンを使えば、何とかなりますよ。」
「すげえ!マジすげえ!やばいっすよ!!!オレっ尊敬しまっす!」

いや、おじさん達、「やばい」の意味が違うから。そんなにやばい道歩いてないから。
そういえば、以前、外車整備係も似たようなことを言ってたっけ。
「初めてみんなと会ったときにさあ・・・エンジンブロック触ってたでしょう?青空の下でエンジンを組むなんて・・・この連中には、勝てねえ。ってマジ思った。」

まあ、道具が無いなりに、人間創意工夫をするもんだよ。はっきりしているのは、「1人だったら絶対やらない。」ってことだけだよ。仲間がいれば、そんなにたいしたことしてないって。

もう一つの品番90311-35040は、カムシャフトオイルシールだ。
クランクシャフトの「印」の位置にクランクシャフトを固定してから、プーリーを取りはずす。
カムシャフトギア.jpg
タイミングベルトを自分たちで初めて交換した頃なんて、この「プーリーの印」なんて全く構わずバンバン外してしまっていた。
カムシャフトシール.jpg
ホントに綺麗なエンジンだなあ。
手前の茶色いオイルシールを交換して、ホルダーをねじ締め。
AE86レースの彼がその作業を見ていて・・・
「ねじ込みすぎだって。内側のオイルがしみ出すほどオイルシールを締め付けちゃダメだろ。」
「トルクレンチ使って。ちゃんと整備書確認しながら作業しないとダメだよ。」
いや、ど〜もこの・・・今回プレート型じゃないトルクレンチレンチだけどさ、ちゃんと動いているのかね?これ。

タイミングベルトを装着して、ウオーターポンプ周りも交換完了。
後は、クラッチを取り付けて、ミッションと合体だ。かなり良いペースだ。

クラッチのセンター出しは、AE86レースの彼にやってもらう。
と・・・・あれ?なに?なんかセンター出しツールをガシャガシャ左右に振ってる。
「このクラッチ・・・使っちゃダメだ。」
ええええ〜!!!!

なっなんで?だって、予備のクラッチなんて持ってないよ。今日、エンジン積めないじゃん。
「このクラッチ、すごくガタが出てる。前回もこんな感じ・・・いやいや、だったら絶対気がついてた。とにかくこのフルメタルクラッチは、もう捨てな。」
「TRDの強化クラッチで十分だよ。それを新品で買ってきてから取り付けよう。」

なんだよおお〜。「クラッチにガタが出る。」ってなんだよ。あの傷ついたスプリングのまま、使い続けていたのがダメだったのか?

The END

今日の作業はここまで。一日でエンジン積み替え作業は、完了できなかった。
エンジンがカラの車体を保管ガレージに何とか戻そうと・・・あれ?車両整備書に不吉なことが・・・
「ドライブシャフトを装着しないまま、車体を動かさないでください。ハブに過大な力がかかることになります。どうしても動かす場合は、SSTを使用して、荷重を逃してください。」

・・・・これ・・・・新品のフロントハブがあっという間に消失した理由もこのあたりに・・・
新ボディを作っていたときに先に新品は部を組み込んじゃって、そのあと、何ヶ月もドライブシャフトを装着しないまま、ボディの出し入れを行っていた。
なんだかなあ・・・やっぱり「車が壊れる」ってちゃんと原因があるんだなあ。


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エンジン交換前に揃えた新品パーツ [4基目の4E-FEエンジン]

 
2015年になりました。今年もよろしくお願いします。
年始なので・・・・「2015年にやること」を発表しましょう。

2015年にやること その1)”今年は”Joy耐に出場します。
2014年に申込書を作っておきながら、見送らざるを得なかった一因である「社内昇格試験」の件は、おかげさまで解決です。
ものすっごく時間がかかりましたが、見事合格しました!
サーキットのピットで、筆記試験や論文をウンウン言いながら対策をしていたせいか・・・
各段階毎に落ちてました。ステップアップするたびにいちいち足止め。どうにも集中していなかった。

さすがに昨年の試験開始時期(Joy耐申し込みが始まる頃ね)には、初めて上司と一対一面談になってしまって・・・
「もうこの試験、何年も受けてるよね?」
「はい。」
「それでさ、最終試験にもたどり着いてない。」
「はい。」
「もう、今年ダメだったら、次は受けさせないから。」
「あ、大丈夫ですよ。私、やればできる子ですから。今年こそ。」
「そういうこと言ってるから、いつまでたっても受からないんだよ〜〜!!!」
(このあと、本当にとうとうと説教。どうも冗談を言うシーンではなかったらしい。本人よりも周りがだいぶ追い込まれてた。)

半年以上延々と続く試験は・・・最初の筆記試験受験者に対して、最終試験を突破できるのは、毎年4%程度らしいというのは、最終試験を突破した後に知った。
「試験のために会社を休みます。」なんてことが、まかり通っていることが許せなくて・・・
「他の連中が休むんだから、自分も休んでしまえばいい。」なんてやっていたら、ひょっとしたらもっと早く合格できていたのかも。
ま、いつも通り「自分が設定した流儀」に反することをしないもんだから、だいぶ遠回りしてしまった。

もう、これで大丈夫。
ここ数年、休日の競技そのものにもちゃんと集中することができていなかったけど、これからは、アクセルをきっちり踏むことができます。

2015年にやること その2)
シーズン最終戦の筑波サーキットTTC1400耐久レースに出場します。
が、これは・・・そもそも「このイベント2015年にやってくれるのかな?」という感じ。
なにか2014年に初めて実施された「TTC1400耐久2時間耐久レース」は・・・競技が終わった後、20時半になっても筑波サーキットを出ることができなかったらしいです。
「とにかくトラブルが起きて、正式結果がなかなか出てこなかった。」と言うこと以外は、だ〜れも詳しい状況を話してくれない。
いったいなにが起きたんでしょう?ああ、怖い怖い。

まあ・・・そんな感じなので・・・もし、筑波サーキットで耐久レースの「公式戦」が実施されるようなら、出場します。

さて、耐久レースに年2回も出場(ちょっとJoy耐や日光耐久に出場していた頃以来)するのだから、きっちり車両整備を進めないといけないです。
我々の「5万円スターレット」は、どのような状況になっているかというと・・・

エンジンを交換しなきゃいけない。

振り返ってみると・・・2007年末にオーナーが25万円でFISCO仕様EP82を購入してからの第二期活動がどのような状況だったかというと・・・
エンジン1基目 2007年末に購入した際に載っていたプロがチューニングしたエンジン。2008年のエビス12時間耐久を皮切りに、耐久レース活動を開始。2010年新春の日光耐久でエンジンブロー。

エンジン2基目 2010年から2011年春にかけて、1年かかって自分たちでエンジンをオーバーホールした「おばちゃんスターレットに載っていた4E-FE」エンジン。2011,12,13年とJoy耐に出場したけど、Joy耐7時間完走は1回Mini(ちょっと)Joy耐完走1回だけで、2013年大会でエンジンブロー。

エンジン3基目 2014年に走行開始。現行ボディに元々搭載されていたエンジン。「ラインオフ状態のまま&ノーマルECU」で走らせることで、「とにかく壊れないこと」を狙ったはずなのに、わずか数ヶ月でコンロッドメタル消失。(筑波サーキットを練習走行していただけで実戦無し)

さて、4基目のエンジンは・・・既に2010−11年のエンジンオーバーホールの際に入手してあった。
元々は、このエンジンについていた5速ミッションが欲しくて購入したもの。
ミッションを分離した後は、「用済み」で邪魔者扱いされていたエンジン。まさかこれを使う時が来るとはなあ。
フルノーマルで走らせていれば、エンジンなんてそうそう壊れるものじゃないって信じてたのに・・・

3基エンジンを壊して、さすがに「推測をして、対策を立てる」処置をとらないといけない気がしてきた。
では、どんな対策を立てるか?

対策1)今回もエンジン本体は、全く触らない。ラインオフのままでいく。
対策2)ECUも変わらずノーマルのままでいく。リミッターを外して、限界まで回してみたいけど、それはエンジンの寿命と引き替えの速さ。どうせJoy耐本戦では、上まで回すことを求められない。
対策3)2基目と3基目で経験した「油漏れ」(油滲み)対策を行う。全開走行を続けているうちにエンジン外周部にまでオイルが滲んでくることが、そもそものトラブルの原因のようだ。

でもなあ・・・対策3の「オイル滲み」なんてなあ・・・2基目を自分たちで全部オーバーホールしたときは、全てのオイルシールを新品にしたんだし。
それでもなあ・・・増し締めした後も、やっぱり時間が経つと、エンジンブロックがオイルで汚れるようになっちゃってたもんね。
エンジンオイルに絡むところで、交換していない部品・・・2基目と3基目に共通するもの・・・なんだろう・・
「オイルポンプ」だ。
3基目のエンジンの時は、「触らない」って決めてかかっていたから、オイルポンプなんて、全く注目していなかった。
よし、今回の4基目のエンジンを搭載する前にオイルポンプを新品にしよう。
まとめると・・・今回、エンジン搭載前に新品交換するパーツは、大まかに4群に分けられることになる。
1)タイミングベルト周り。
タイミングベルトとタイミングベルトアイドラーは、数ヶ月前に新品にしたばかりだから、今回は取りはずして移植する。念のため、アイドラテンションスプリング(品番90506-16050)は交換しよう。
アイドラテンションスプリング
2)オイルポンプ周り
オイルポンプ本体(品番15100-11070)を交換。
新品オイルポンプ.jpg
この新品オイルポンプに使うオイルシールは、当然全部新品交換だ。
品番90311-35035オイルポンプオイルシールと
90311-35035.jpg

写真を撮ることができなかったけど、品番90301-62006オイルポンプオイルシールも交換。
それと・・・オイルポンプを触るということは、クランクシャフトシール(品番90311-35013)も交換できるようだ。(写真無し。品番90311-35013は90311-35040に換わったといわれたような・・・だから写真に2つ写っているのか?)

3)水回り
ウオーターポンプとホース、サーモスタットは、3基目のエンジンで新品にしたばかりだから、そのまま移植。
念のため、品番90430-13002のシリンダーブロックウオータードレーンガスケット(小さすぎて写真無し)を新品交換。

4)エンジン上部
2基目のエンジンの時にタイミングベルトにオイルが漏れてしまった原因になったカムシャフトNO.2オイルシール(品番90311-35040)を念のため交換。
90311-35040.jpg
それと、3基目のエンジンを搭載した直後にガソリン漏れをしてしまったから、品番90430-08005フューエルリターンパイプガスケット(小さすぎて写真無し)も事前に入手しておく。

全部のパーツで・・・しめて17,830円(消費税8%込み)
自分たちでやれば、作業賃はタダだ。さて、とりかかろう。


 
タグ:交換 換装 4E-FE
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