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エンジンからオイルが漏れるようになった。(発見編) [EP82日常整備]

Hondaとマクラーレンの離婚話は、NHKのニュースでも報道されちゃってましたねえ・・・

まあ、私は、今回の第4期(彼らはそう呼ばれたがっていないけれど)Honda F1活動が発表された時に「なぜ戻ってきたんだ?第3期F1活動の時に学んだんじゃないのか?”自分たちは、普通の会社(サラリーマンの集団)になった。”と。」と思っていました。


サラリーマンにF1はできない。


ヨーロッパの人たちが覚えている「偉大なエンジンメーカ」Honda第1期、第2期活動での総監督を務めた方々は、例外なくF1活動終了後に冷や飯を食わされたり、あるいは会社から追い立てられるように辞めていったんです。


任務を全うするために社内のメンバーにも真っ向からぶつかっていった結果、歴史に残る偉業を達成することはできたけど、その指揮官たちは組織に残ることができなかった。


既に60年代からその芽があったんです。

特にHondaの場合、二輪レースチームにおいてもヨシムラに対する目に余る行為があり、極めて日本人的な行動を取りたがる組織でした。



トヨタは、日本サラリーマン的振る舞いを自己認識して、かつ、「貴族階級意識があるF1は、ヨーロッパの連中が決めたルールの中で踊るしかない。」事を悟って、退却したんです。おそらく彼らは、二度とF1に戻ってこない。


最初のパートナーに離婚を切り出されながら、なおもその場所にとどまるか。


確かに・・・確かにその必要性はあるんです。だって、世界のモーターリゼーションは、「電動化」に舵を切ったのだから。


アメリカの自動車産業を見てください。

業績が苦しい状況でも、モータースポーツに関わり続けているフォード(現在は、WRCと耐久選手権がメイン)以外は、みんな倒産しました。


競技をやっていないと、鍛えられない。

競技をやっていないと、金融屋とマーケティング屋がおかしな価値観を組織に持ち込む。


「現代モータースポーツは、市販車には何の役にも立たない。」

は?何言ってんだか。


30年ぐらい先の未来を競っているのがF1。

だから見えない。


最近の例で言えば、複合材料の量産車への適用。

F1チームを1から作る困難な道を選んだトヨタは、今やプリウスPHVのリヤゲートにカーボンコンポジット材を適用している。

F1では、80年代から採用されていた技術で、シャーシまで作っていたトヨタは、その特性を競技の世界で短時間のうちに学ぶことができた。


これから30年先に必要とされているのは、「電動車両による未来」

現在の世界選手権で、明確な電動化車両を規定で定めているのは、WECとF1だけなんです。

世界一の自動車会社であるトヨタは、WECで踏ん張ってる。

トヨタよりずっと規模が小さいHondaは、WECよりずっと難しい(2週間に一度、結果が問われる)F1に残ると決めた。


決めたのは、自分たちだ。


なら、踏ん張ってください。

「今、すごく大変だけど、絶対に良い結果を出してくれる。あのHondaなんだから。」そう信じて、3年を過ごしてきた。

外部からプロがやってくるのを待つのではなく、今の組織の中から、立ち上がる人たちが現れるのを期待して待っています。

立ち上がった結果は・・・恐らく第1期や第2期の先人達がたどった困難が待ち受けているだろうけど。


さて本題。

リヤアクスル周りを総入れ替えしたEP82。

ちゃんと走ることができるようになりました。これで安心安心。残念ながら、今年のJoy耐はエントリーしなかったけどね。


ただ、筑波サーキットでの練習走行後に気になることがあって・・・


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なんか・・・路面に・・・ポツッとオイルが垂れてる。毎回毎回。走行後に。

何だろう?これ。


潜ってみると・・・


IMG_1882.jpg


トランスミッション・・・からのオイル漏れか?

IMG_1883.jpg


う〜ん???

あ、このトランスミッションのところに隙間があるのは、気にしないで。

エンジンとミッションをつなぐ部分のカバー(鉄板)が、エンジンの換装時にどうしても折れ曲がってしまうのだ。

で、もはやちゃんと全部ネジ締めもできない状態。あ、大丈夫大丈夫。この状態でもちゃんと変速できてます。


ふ〜む・・・

オーナーと相談。

「ミッションオイル・・・漏れているのかなあ・・・だとしたら、厄介だよ。ミッションを下ろさないといけない。」

「いや・・・この路面のオイル、ミッションかね?」

あ、ちょっとオーナー。そんなに這いつくばって、路面のオイルの匂いを嗅がないで。ちょっと。本当に。みんなこっちを見てる。

”またアイツら、変なプレイしてるぜ。”って目で見てる。ちょっと!そういうのは、家で奥様と二人でやって!

「いや、やってないし。首輪とかムチとかローソクとか、うち、使ってないからね。」

「キイテナイヨ!!」

「この路面のオイルさあ・・・ミッションじゃないよ。ミッションオイルの匂いがしない。」

う〜ん???


もう一回、車両の下に潜ってみる。


IMG_1885 (1).jpg

う〜ん・・・

今までの壊れちゃったエンジンの場合は、このファンベルトプーリーのあたりにオイルが垂れるようになっちゃったんだよね。ヘッド側からのオイル漏れなのか。

でも、今回は、全然綺麗だよなあ・・・


「ねえ、気のせい気のせいってことにしない?ちょびっと路面に垂れてるだけじゃん。しかも走行後に。保管時は、全然垂れてないんだしさ。」

「ダメだよ。この車両は、長距離を走るんだよ。排気管にかかってるのが気になる。もし、火がついちゃったら大変なことになるじゃん。」

「う〜ん・・・カチカチ山?

それ、残酷な話だから。そんなことにならないようにちゃんと整備しよう。多分、オイルパンのシールがうまくできていなんだよ。一回剥がして、シールパッキンをもう一度付け直そう。」


え〜・・・オイルパン剥がしやるの。メンドくさいなあ・・・もう・・・


今回はここまで。

長く・・・すごく長い話になります。

まさか、この判断がね。

この時点では、「いつもやっている作業。簡単さ。」って思っていた。頭の隅で「変なところから、ポツッて、オイルが漏れてるなあ・・・」って思いながら。

散々苦労したリヤアクスル周りのトラブルの件なんて、吹っ飛ばすような悩みを抱えることになります。これから。


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バッテリーだと思っていたら、クランクプーリーを間違ってた。 [EP82日常整備]

クラブワールドカップ2016観ました?
頑張ったよねえ。鹿島アントラーズ。
負けちゃったけど、「世界で2番目のフットボールクラブ」ですよ。見事。

過去、このクラブワールドカップは、「元トヨタカップ」という性格から、日本チームは散々甘やかされてきたんです。
確か、なんだかんだ理由をつけて、4チームが出場していた年が・・・あったと思う。
開催国持ち回り制となって、やっと正常化ですからね。今年は「アジアチャンピオンでもない極東の島国のチームが、”開催国”枠で出てきやがった。」というスタート。
まさかの決勝ですよ。まさかの”あの”レアル・マドリード相手に先行ですよ。
延長戦前に仕留めきれなかったせいで、みんなの”糸”が切れちゃった感じになったけど、それでもすごくいい試合でした。

「本来、我が浦和レッドダイヤモンズがあの場所にいたはず」なのですが、おかしなJ1リーグ年間優勝レギュレーションのおかげで、鹿島アントラーズが送り込まれることになった。
案の定、総スカンのおかしなシステムは、今年いっぱいで廃棄されるのですが、それでも最後の最後で、いい結果(いいチーム)を送り出す結末を迎えることができました。
多分レッズだったら・・・いつも通り、あんな大舞台に届く前に敗退していただろうからね。
鹿島アントラーズと、今日、寒い中横浜国際競技場に集まってくれた6万8000人オーバーのサポーターの皆さんに感謝。
”ホームゲーム(日本)だったからこそ”の世界2位です。
TVを通してだったけど、すごくいい試合を見ることができてよかった。
ちょびっと夢を見ちゃったよ。
「Jリーグのチームが、世界の頂点に立つかもしれない!」って。

今夜の試合のおかげで、ヨーロッパは、日本のJリーグに興味を持つかもしれないねえ・・・

さて、本題。
夏からず〜とやってるテーマ。
「EP82の電気系がおかしい。バッテリー交換してもすぐに上がっちゃう。」問題解決編(多分)
電装系全部の配線・・・まあ、確かにガレージをゴソゴソやると一式全部出てくるんだけどね。予備。
でも・・・できればやりたくない作業。ものすごく大変だよ。きっと。

なので、まず、2つの作業をしてみることにしました。
2)ファンベルトを新品に交換してみる

バッテリーは・・・オーナーが買ってきてくれた。
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「もう、チャレンジャーなことはしないでね。普通に”スターレット用”って書いてあったやつを買ってきたから。」
はいはい。1セル分大きいみたいね。
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今度のバッテリーは、古河電池の40B19Rというサイズ。

それとファンベルトの件は・・・フォークリフト修理係からも外車整備係からも指摘を受けていた。
「何かこの車・・・ファンベルトを目一杯張っても緩くないですか?」

ファンベルト・・・別にひび割れとかもしてないんだけどねえ・・・
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ファンベルトもオーナー夫妻が買ってきてくれた。
「なんかさあ・・・トヨタ部品共販に”スターレットのファンベルトください。”って買いに行ったら、動揺されちゃってさあ・・・」
「ふ〜ん。まあ、部品共販にファンベルトを買いに来る一般のお客さんなんて珍しいんじゃないの?普通は、カー用品店に行くでしょ?」
「そうなのかなあ・・・なんか、お店の中がザワザワってしてさ・・・え?EP82?とかって・・・」
「????」

奥様が話を引き継ぐ。
「2本くださいって言っちゃったのがダメだったんですかねえ?」
あ、う〜ん・・・確かにフォークリフト修理係が「競技車両なんだから、予備のファンベルト持っておいたほうがいいですよ。」って言ってたね。
2本も・・・いったい何年乗るつもりですか?って言われながら渡されたよ。在庫品だった。」
そ、そう・・・一般整備の皆さんには、刺激が強いネタだったかな。
25年物の車両でさらにファンベルト2本・・・ないな。普通。

さて、早速交換。
外したファンベルトは・・・・
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ま、確かに・・・ピカピカしてるかな。裏側。すべっちゃってる感じ?
この車両、気になることが起きてて・・・

いつの頃からか、「シュルシュルしゅる」って常に音が鳴ってるようになった。
なんか・・・エンジンの裏側(インテーク側)から聞こえてきている感じ。
このツルツルのファンベルトのせいかねえ・・・

ちなみに新品はこんな感じ。
IMG_1381 (1).jpg

毛羽立ってるね。
新旧で、長さが違うとか?
IMG_1379.jpg

う〜ん・・・確かに古いほうが、「まっすぐ」な感じだけど・・・そんなに寸法に差もないよ。
これが原因かねえ・・・バッテリー上がり。
ま、交換してみよう。

交換して、エンジンをかけて見るんだけど・・・やっぱり「シュルシュルしゅる」って音が出る。
何も変わってない感じ。

「ねえ・・・やっぱりこの車両、おかしいよ。新品のファンベルトなのにオルタネータの調整シロを目一杯使っちゃってる。」

ほんとだ。
「もう、これ以上、張ることができない。」ってところまでオルタネータを奥に倒し込んでいるのにファンベルトがなんだかプニプニしてる。

ひょっとして・・・アレか?

「今回のエンジンを搭載するときにさ、誤って、外車修理係がファンベルトプーリーを落として壊しちゃったんだよ。」
「ふ〜ん。でも、今、ついてるよね。」
「うん。でも、4E-FEエンジンのファンベルトプーリーって二重になってるんだよね。で、ネジを外して、壊れてない方の小さいやつをつけたんだ。このエンジン。」
「・・・・・」
「なんか・・・外車修理係が”え?その小さい方で本当にいいんですかね?”とかって言ってたような・・・」
”大丈夫大丈夫。丸いんだから。”って言って、これをつけたんだ。」

3人とも、黙って反転。

オーナー夫妻と二手に分かれて、プーリー探し。

「まずいぞ。ファンベルトプーリーなんて・・・予備品持ってたっけ?なんか毎回・・・落として壊していたような気がする。」
ものすごく焦ってた。今回ばかりは、部品が全くないかもしれない。と、思ったら・・・・

「あったよ。一番最初に壊れたエンジンのバラしたパーツ。全部取っておいたでしょ?あの中に入ってた。」
よかったあああ〜!よしっ!早速、今、エンジンについているのを外してみよう。


よっしゃ。
新旧重ねて測ってみよう。
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う〜ん。犯人確定!
何ヶ月も悩んでいた理由はこれだった。
ファンベルトプーリーを小さな径の物を使っちゃって、ファンベルトそのものがたるんじゃってたんだ。
で、ある回転数(5500rpmぐらい)を超えると、ファンベルトが滑り始めて、全く発電ができなかったと。

試しにプーリーを交換してエンジンをかけてみると・・・
見事!あの「シュルシュルしゅる」」っていう謎の音も消えてたよ。

いやあ・・・やっちまった。
っていうか、「物事には理由がある。」って本当に思わされた。
今年、Joy耐の申し込みに弾かれて正解だった。
ドライブシャフトの件といい、発電できないことといい、決勝中に発生していたら、目も当てられなことばっかりだったよ。

出場していなくてよかった。さ、来年に向けて、タイヤを取り付けて、練習走行をしよう。
って、あり?
なんか、リヤのタイヤがちょっとガタつくよ。ちょっと外してチェックしようか。
そういえば、ブレーキシューをず〜と交換してなかったね。やれやれ・・・・

Oisix(おいしっくす)
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オルタネータをオーバーホールしてもらったけど・・・ [EP82日常整備]

2016年F1新チャンピオンが引退を表明するなんてねえ・・・
今朝、その報道に接した時、最初に思ったのは「摺り切れちゃったんだな。」
何しろすでに3度もチャンピオンを獲得しているチームメートですら、「どんなに非難されようとも何が何でも欲しい。」行為を最終戦でなおも実行するようなタイトルなんですもんね。

来春、再びスタートラインに車両を到着させたルイスハミルトン選手は、隣に車をつけるべき「チームメートが違う」ことを寂しく思ってくれるのだろうか・・・・(来年、大幅にレギュレーションが変わるけど、おそらくメルセデスAMGの天下は続くはず。)

さて、「バッテリーを新品に交換したのに30分間走行できない。」状況に陥っているEP82は・・・
「フォークリフト修理係のお父さんにオルタネータをオーバーホールしてもらおう」ということになった。

んじゃ、外して・・・ん????
「ねえ・・・これ、ファンベルトゆるくない?」
押してみると・・・確かにちょっとゆるいかも。
「もう一度、張り直してさあ・・・1走行してみようよ。」
んじゃ、二人掛かりでファンベルトを張り直して・・・筑波サーキットのピットに持って行ってみる。
ピットロードに入る前にもう一度ファンベルトを点検してみると・・・異常発見!

なんだ???数分前に張り直したファンベルトが「プニプニ」の状態になってる!
?????なに?何が起こってる???

オーナーが車体の下を覗き込んで・・・「ねえ・・・原因がわかった。オルタネータが固定されてない。長い貫通ボルトが無くなっちゃってる。」
へ?

そんな・・・そんなことってあるのか?すごく長いぞ。このボルト・・・って思ったところで、春先の状況が・・・あ、原因は、私かも。

今回のエンジン積み替え作業って、私一人で作業することが多かったのだ。
時々、外車整備係が手伝ってくれたんだけど、確かこのオルタネータって・・・
自分で新エンジンに取り付けようとして・・・なんだかうまくオルタネータそのものが入らなくて、「後でいいや。積む前に取り付けちゃうと、下手するとエンジンクレーンで降ろす時にうまくボディに入れられないかもしれないし。」とかなんとか・・・途中で作業をやめたような気が・・・うん・・・なんか・・・思い出してきた。

で、そのままエンジンを搭載して・・・走ることができちゃった。
オルタネータ固定できていないんだから、ファンベルトは緩むよね。そりゃ。

貫通ボルトを見つけてきて、固定しよう。
なんとか練習時間内に装着完了。で、走行開始→うん。なんかやっぱりおかしい。バッテリー上がりの症状が出たよ。15分も走らないうちに。

オルタネータ固定・・・だけじゃなくて、どうもやっぱり発電していないんじゃないか?今使っているオルタネータ。

やっぱりフォークリフト修理係のお父さんにお願いしよう。予備のオルタネータオーバーホール。
フォークリフト修理係は、「この件、オルタネータではないのでは?そうそう壊れませんよ。オルタネータ。まあ・・・20年以上経過しているのは、事実だから作業は頼みますけどね。」と、どうにも懐疑的。

あっという間に作業をしてもらって・・・
1)ベアリング交換
2)ブラシ交換
3)内部に使用されている半導体パーツ交換
をしてくれたそうです。

フォークリフト修理係曰く「オルタネータのオーバーホールは、ちゃんと専門の業者に頼むこと。半導体パーツの交換をしておかないといけないんだけど、専門業者以外は、その部品を手に入れることが難しいから。」なんだそうです。

さて、交換しよう。オルタネータの交換なんて、簡単さ。
私が下に潜って作業を開始。

なんか・・・貫通ボルトが・・・抜くのが大変。工具も入りにくいし・・・よし、なんとかまずはボルトを取り外せたぞ。この次は、オルタネータ本体を・・・え・・・え?なに?これ????

ボルトを抜いたのに・・・オルタネータそのものが「エンジン側の固定ジグ」から全く外れてくれない。きっちりはまっている感じ。
(そういえば、春先の作業の時にイヤになっちゃたのは、”車体に搭載されているわけじゃないのに、すでにオルタネータをエンジンの固定ジグに入れ込むのが難しかった。”からだった。)

オルタネータをグリグリする。とにかくグリグリ。グリグリぐり・・・
ゴミがバンバン落ちてくる。
「目にゴミが入る。安全メガネつけておくべきだった。もうヤダッ!!!」

「わかったわかった。声大きいよ。選手交代。」
ため息をつきながら、オーナーが潜ってきてくれた。

もうヤダ。この作業。重たいオルタネータを地面に寝そべって、なんとか取り外そうとするんだけど、ニッチもサッチもいかない。

オーナーがなんとか取り外してくれた。
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苦悩したエンジン側取り付けジグ側がこんな状況
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結局、電装パーツなのに小さなバールを使ってまで、乱暴に取り外さないといけなかった。

で、今度は逆にオーバーホール品を取り付け作業開始。
少し反省して、今度は初めから二人で車両の下に潜って作業を開始する。
重い本体をオルタネータを支える係と、貫通ボルトをなんとか固定させる係を分けたんだけど・・・
今度は、貫通ボルトを通し切るのが・・・もう、本当に大変。
逆側からプラスドライバーを穴に通してなんとか位置極めを・・・本体をガタガタ揺らしながら、なんとか貫通させることができたぞ。
IMG_1227.jpg
ふう・・・本当に大変。ファンベルトを張り直して、作業完了。
早速、筑波サーキットで走ってみよう。

25分の練習走行を・・・・やっぱりバッテリーインジケータランプが点灯しちゃう。5500rpmぐらいから。
なんだあ・・・何も解決してないぞ。発電する側をオーバーホールしたのに「電気不足」。
いったいどうしたらいいんだ?

ピットでウンウン言っていると・・・TTC1400のベテランドライバーさんから、KMSの社長までワラワラ・・・
「これさあ・・・本当に電圧かかってるか調べてみた?」
「う〜ん、テスターであたったら、12Vは出てましたよ。バッテリーのところで。」
「いや、B端子のところで測らないと。」
「B端子・・・何かの秘密兵器ですか?」

海よりも深いため息をつきながら、KMSの社長が、オルタネータのあたりを触り始める。
「アナログのテスター・・・なぜ・・・デジタルにしておきな。一目で計測値がわかるように。で、オルタネータのこの端子とボディの間をテスターで測って・・・・」
「いま、アイドリング状態だね。んじゃ、誰か運転席に座って、徐々に回転を上げていって。」

結果は・・・3,000rpmで13Vぐらいだった。

「う〜ん・・・普通、エンジン回転を上げていくと、14Vぐらいかかるはずなんだよ。何かおかしいぞ。この車両。配線をもう一度よく確認してみな。」

確認って・・・・もう何回もチェックしたよ。う〜ん・・・・
確かにさ、ガレージには、過去のエンジンから取り外したぶっとい配線類が全部保管されてるよ。
あれを全部交換・・・え・・・やんなきゃダメ?
ものすっごく遠い目・・・・ルルル〜・・・・

どうなる俺たち。なんだか解決できない問題にハマっちゃたぞ。


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新品バッテリーが2ヶ月でダメになりました。 [EP82日常整備]

IMG_1369.jpg
筑波サーキットで10月に開催されたヒストリックカーのレールは、すごく面白かったですよ。
「観客」としてサーキットにいると、こんなにのんびりした気分で1日いられるかと思い知りました。
とにかく驚いたのが、「人の数」。
も〜すごい。全部のスタンドにお客さんが入っているんですよ。
観客の年齢層は高めです。なんていうか・・・「お孫さんも連れてきちゃったぞ。」という家族総出感がものすごい。
正直・・・「輝かしい未来が待ってるかもしれないピチピチ君の大会(SUPER FJとかね)よりも観客動員数が多いって一体・・・」感が一日拭えなかった。

「壊しちゃったら、部品がなかなか手に入らない。」車両群のせいか、「ぶつけて壊れた」という乱暴な競技はなかったです。(安心して見てられました。)
ただ、1時間の耐久レースも含めて、「壊さないようにチェッカーフラッグを受ける。」ことが最優先みたいで・・・
結構、エンジンが壊れて、オイルが路面にばらまかれるんです。
で、そのオイルに乗って、スピンした後、再始動できない車両もいて・・・
ドライバーの皆さんが、ものすごく車両を大事にしていることがわかる場面が・・・
「再始動できなかったドライバーさん。スポンジバリアの外に退避せずに車両脇で、一生懸命手を振る。」
の図を見てしまった。

命かけちまったぜ。「ホビーの大会」に。
最悪のシーンを目にしなくてよかった。
FIA付則H項とかに退避項目が記載されているかと、家に帰ってきてから規則書を見直したのですが、そんな規定は存在しないんですね。日光耐久では、うるさく言われていたので、私の中に刷り込まれていたのかと。
はあ・・・怖い怖い。

さて本題。
あの話の続き。

ええ・・・「バッテリー交換で解決!」とはならなかった。
バッテリー交換後、数走行した後、また「全くエンジンがかからない。」状態になった。
????

少し前から、気になることはあったんですよ。
いつの頃からか・・・走行中にこのランプが点灯するようになった。
IMG_1173.jpg
バッテリーの形をした赤いランプ。
「気のせい気のせい。」って思うようにして走るようにしていたんだけど・・・現実にバッテリーがらみでトラブってる。今。

配線を全部確認。
でもなあ・・・春にエンジンを積み替えた時にも「余っている配線がない。」ように元々「いらない配線」は、ガムテープで塞ぐように徹底してきたし・・・
間違えようがないんだよなあ・・・配線。

走行前に他の車両とバッテリーケーブルで繋いで始動をするようにして・・・
「始動さえしちゃえば、あとは充電してくれる。」
そう思うじゃないですか。

が・・・とうとう走行中にエンストするような症状が現れて・・・
何か・・・何か変。バッテリーそのものに充電がされていないみたいだ。
まだ交換して2ヶ月のバッテリーだぞ。なんで????

試しにたまたま乗ってきた軽レンタカーのバッテリーと交換してみる。
最新鋭車両のバッテリーには、不吉な言葉が・・・
「アイドリングストップ車用 普通車にも使えます。」

・・・・すごく重い。アイドリングストップ車用のバッテリーって。軽自動車のくせに。
まあ、とにかく搭載。1走行走ってみる。

今度は、25分間走りきることができた。
ただ・・・走行中によくよく観察してみると・・・
5500rpmを超えるとあのバッテリーランプが点灯してしまう。
で・・・筑波サーキットで、5500rpm以下になるところなんて・・・2つのヘアピン区間ぐらいだぞ。
う〜ン????ってことは、ほとんど充電できていないってことか?

多分、この「アイドリングストップ車用」バッテリーって、「充電制御」機構がついているんじゃないかな?
で、多分、回転数が高いところでカットしてる。(なので、バッテリーランプが点灯する?)

走行後、オーナーに報告。
「とりあえず、バッテリーを交換すると25分間走行できることはわかったよ。」
「いやいやいや。この車両、耐久レース用でしょ?今まで25分でバッテリー上がるようなことなかったじゃない。」

う〜ん・・・ここから先、どうしたものか・・・
考えられる打ち手は、2つ。
1)バッテリーは、再び新品交換。今度は「普通の大きさ」に交換する。現在搭載したバッテリーは、小さすぎて、高回転側で容量不足なのかもしれない。
2)ダイナモ(ジェネレータ)が、発電していないのではないか?20年以上経過している車両で、確かに一度もオーバーホールはしていない。

ジェネレータのオーバーホールは、フォークリフト修理係のお父さんに頼むことにした。
これで解決してくれればいいんだけど・・・っていうか、オーバーホール用の部品、手に入るのかなあ・・・



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ドライブシャフトって抜けちゃうんだね。 [EP82日常整備]

今日はですね。筑波サーキットで開催されているヒストリックカーレースを観に行くんですよ。
観客として。
フォークリフト修理係が、耐久レースを卒業して、より古〜いサニーを駆って参戦することなったのだ。
すでに夏のデビュー戦を見たんだけど・・・
なんていうか・・・まさしく「貴族の趣味」の世界だった。
5万円で買ってきたスターレットで悪戦苦闘しているのとは、全く別世界でしたよ。

さて、ちゃっちゃと記事を書かないと・・・
今月は、ものすごく忙しくて・・・今日書かなかったら、今月のこのBlog更新無しが確定しちゃうもんで。

5基目の4E-FEエンジンを載せたスターレットは・・・エンジン始動前にドライブシャフトを交換することにしました。
最近、「走り出す瞬間に何か・・・ギギ〜って音が出るよね?」と周りの人たちから言われていたんです。
可能性があるのは、ドライブシャフト。

フォークリフト修理係のように徹底的に分解、洗浄はできないけど、少なくともグリースは詰め直さないと・・
それともう一つ。

この車両、どうしても筑波の2ヘアピン手前がガクガクするんです。ブレーキを踏んだ後、クリッピングポイントを目指すところまで。
速度を落としたり、ラインを変えたりいろいろやってみたんだけど、状況変わらず。
考えられるのは・・・MTに換装しているのにAT用のドライブシャフトで運用していること。

なので、探し回りました。MT用ドライブシャフト。
・・・・な〜い。どこにもな〜い。EP82のMT用ドライブシャフトなんて。

なんとか見つけてきたのは、TURBO用のMTドライブシャフト。
IMG_0635.jpg
緑色の方が、TURBOのMT用なんだけど・・・
IMG_0637.jpg
やっぱり短い。AT用に比べると。
IMG_0636.jpg
ただ、シャフト径だけじゃなくて、いろいろなところがすごくごっつく作られている。当然、ずっしり感もものすごい。
この写真でも分かる通り、ホイール側に飛び出すシャフトの長さは、ターボ用の方がすごく長いけど・・・
まあ、取り付けられるだろう。

バラシ作業開始。
IMG_0597.jpg

トヨタ純正ドライブシャフトブーツキットには、2種類のグリースが入っていたんだけど・・・どっちがどっちに使うんだか。
IMG_0598.jpg
どうも・・ホイール側の方が、硬い・・・グリースみたいだな。

フォークリフト修理係がやっていたようにできるだけ分解したいんだけど・・・どうしたらいいんだっけ?
人に任せてしまうと、ほんっとに注意していないんだなあ・・・と思ってしまった。ブーツをなんとか緩めた後、どうしたらいいのかわからなくて、フリーズしてた。

TTC1400の超ベテランドライバーさんがやってきて、作業状況を話してみると・・・
IMG_0600.jpg
「先端のクリップをまずは、外さないと。工具持ってるだろ?」
あ、そうだった。外に向かって広げる工具がある。
なんとか、ミッション側の方はバラバラにできて・・・ホイール側は、叩き作業をすれば外れるのかもしれないけど・・・銅ハンマー持ってないからいいや。古いグリースを拭き取って、入れ替えよう。


フウフウ言いながら、なんとかグリースを入れ替えて・・・バンドを・・・
IMG_0595.jpg
閉まらない。閉まらないよ〜!!!
この手のバンドは、捨てるのがもったいなくて、いっぱい保存してあるんだけど・・・
どれも合わない!なんだ?トヨタ純正部品なのに。

よくよくチェックすると、バンドが合わないんじゃなくて、ブーツがあってなかった。
同じ形をしているので、できるだけ状態のいいブーツを・・・と保存品から選択したんだけど、TURBO用とNA用でブーツの大きさも違っていた。
前回、ドライブシャフトをオーバーホールした時に「ブーツキットそんなにあるの?ん〜・・・めんどくさいから、全部ください。」と言ってしまって、トヨタ部品共販の人を驚かせたんだけど・・・今になって役に立った。
ガレージをゴソゴソやってたら、出てきたよ。あの時買った新品ブーツ。
余ってたやつが、TURBO用だった。

なんとかバンドカシメも終了。
というところで、TTC1400ベテランドライバーさんがやってきて、作業状況をチェック。
「ブーツのところ、グリースがはみ出ちゃってる。ブーツがはめ込まれているところにグリースがついちゃっていると、走行中に外れちゃうんだ。ちゃんと全部拭わないとダメだよ。」

ふう・・・ものすっごく大変。全部バンドを外して、またグリースを拭って。
なんとか、完了。さ、走るぞ。
IMG_1120.jpg
走ってみたら・・・バルクヘッドのあたりに大量にグリースが飛び散ってた。
まあ・・・ブーツ自体は脱げてないし、詰め過ぎちゃったんだな。グリース。

と思いながら、走り続けて・・・オーナーがピットインしてきた時に下回りをチェックすると・・・
何か・・・何か垂れてる。
「は、早く!コースから出て!急いで!!」
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なんで???
ドライブシャフトの付け根から、大量にミッションオイルが抜けてきてる。
ミッションオイルシールがおかしい?

試しにホイール側から、センターナットをハンマーで叩いたところ・・・「ガコン」
「あ、はまった。はまった。漏れなくなった。」
「う〜ん???ダメだなあ。ちゃんとハメっこできてなかったってこと?ドライブシャフト。」

なんだあ・・・今まで、こんなミスしてこなかったけどなあ・・・

再びしば〜らく走行していると・・・
今度は、私の走行中に「あれ?タイヤ・・・トラブル?エア圧が抜けたか?左フロント。」という事態が発生。
ピットに戻ってきて、チェックをすると・・・全く同じ症状。
また、大量にミッションオイルが抜け始めてる・・・なんだ?いくら何でもおかしい。

TURBO用のMTミッションって使っちゃいけないのかな????

いろいろな人が見にきて・・・
「TURBO用だからって、抜けることはないよ。」
そうだよねえ・・・・

とにかく・・・AT用のドライブシャフトに戻そう。まずは、グリースを詰め替えないと。
夕闇迫る筑波サーキットのピットで作業開始。
「あ、ミッション側に金具が残っちゃって、シャフトは全部抜けちゃった!!」
「バールでとにかくこじれ!せ〜の!」

な〜んてやっているところにKMSの社長がやってきて一言。
「なんだか、すごい作業が始まったねえ。ちょっと見せてみな。」
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「うん。TURBO用のドライブシャフトだからじゃないよ。抜けた理由。グリースが抜けて、もう、焼けちゃってる。無理な力がかかって、外れてきたんだよ。」

そうなのか。グリースが飛び散っていたのは、「入れすぎちゃった分」と思って、ほっといたけど、その時点でチェックしないといけなかったんだ。
AT用だと逆に長かったから、ちょっとJoy耐の時のようにハブが壊れちゃうところまで、走れちゃうのかな?

コースの清掃が終わるまでになんとか作業を終わりにしないと・・・
「みんなさあ・・・車関係の仕事じゃないんだろ?」
「はい。私は電機屋さんで、オーナーは銀行員。」
銀行員!なぜ休日にこんなことやってる?」
「はあ・・・成り行きで・・・」
「ワザワザさあ・・・休日にこんなに面倒なことをしなくても・・・なぜ茨の道を行くんだ・・・」

KMSの社長が遠くを・・・ダンロップブリッジ・・・いやコース1000のあたり・・・いや、もう、筑波山のあたりを見てる感じ。だ〜いぶ遠い目。

オーナーに代わって、、私が解説しよう。
あれだよ。あれ。ほら、苦行とか、修行とかって・・・何?水に入って、雷に打たれるやつ。(死んじゃいます。)
あ、そうそう。滝行ってやつね。ワザワザ冬に川に入って、滝に打たれるやつ。
ま、なんていうの?
「修行なんだよ。筑波サーキットを自分たちで整備した車両で走るのは。」
「修行の先、悟りを開いた後にきっといいことがある!ほら、みんな!ガンダーラの歌を歌って!!!」

え?作業終わったの?あ、はいはい。片付けね。片付け。チャッチャと。

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スターレット用のできるだけ小さなバッテリーに交換しました。 [EP82日常整備]

 
先日、我が妻と実家を訪問。
やっと到着・・・と思ったら、母上様から指令。
「はい。私とドライブに行くよ。あなたの運転で。さっさと乗って。」
「はあ。」
母上様の愛車(Honda レジェンド)を運転して・・・な、なんで、いきなりすごく小さな道なの?
「いいから。この画面にエラーが出ないようにゆっくり走るんだよ。」
「はあ。」
「あ、ほらっ!ストップストップ!!」
「へ?」(後ろを確認して。キュッ)
「よ〜し、今、このモンスターにボールを・・・・採ったあああああ〜。うれし〜!!」

一体なんの話?と思いながら、母上様が一生懸命操作しているiPhone6Plusの画面を覗くと・・・
・・・誰だ?高齢者にポケモンGOを教えたの。

その後も、ご近所をいろいろと指図されて、大型の車体をあっちに移動したり、こっちに移動したり・・・も〜。

「母上様。思うんですけど、そのゲームは、本来、健康促進のために自分で歩いて、いろいろモンスターを探すものなのでは?」
膝を悪くしているのにそんなことを言うのかい?そういう冷たい子に育てた覚えはないよ。」
「いや、もう十分におっさん・・・」

まあ・・・なんていうんですか?嫁も一緒になって盛り上がれるゲームになってると思いましたよ。いろいろなモンスターがいるんですね。しかも、小さな頃、散々自転車でこのあたりは走り回ったはずなのに・・・
知らないお社とかがあって、今回のポケモンGOの地図情報で初めて知ったりとか。
最初は、「たかがゲーム」って思ったけど、意外に土地の歴史に詳しくなる効果があるかも。ポケモンGO。

十分満足したのか、やっと実家に戻ってくると・・・実姉がいた。
「お母さん、またポケモンGOやりに行ってたの?私にそんなに対抗しなくてもいいでしょう?」
高齢者にポケモンGOを教えた犯人は、お前か。
対抗もへったくれもないだろ?単にモンスター図鑑が出来上がるだけだべ?
「ち・が・う・の・よ。お母さんは、私みたいにピカチュウを手に入れたいの。」
「はあ。あの黄色いアレね。はいはい。」(全く興味がない。というか、iPadを持っていても、まずゲームをやらない。)

「ジャ〜ン!見てくださ〜い!」
「ほら、また自慢が始まったよ。仕方がないから、見てやりな。」
????
実姉の手に握られているiPhone6の画面には・・・ああ、うん。だからわかってるってば。黄色いアレね。
「ピカチュウが動きます!」
うん。わかったわかった。他のモンスターも画面上で動いていた。
「ピカチュウが喋ります!」
う〜ん???他のモンスターも喋るんでしょ?「ゼニゼニ」とか。確かTVではそうだったような・・・
「ブッブ〜。他のモンスターは、喋りません。何か変な音が出るだけ。」
「ああ、そう。もう、寝ていい?」
「見なさい!はいっ!これがピカチュウで〜す。」
「うん。黄色いね。」

と、その黄色いキャラクターを画面上でタップすると・・・
「ピカチュウ!」
ふおおおおおお〜!!!喋ったあああ〜!!!
「ね?すごくかわいいでしょう?これで、画面をね。何回も叩くと・・・・」
「ピ〜ッッッッッッピピピピぴピカチュ〜〜〜〜〜〜ウウウウウ!!!!」
悶絶!スンンゴオおお〜くかわいい!!!

って、はい。みなさん。ご安心ください。かわいいからって、中年のおっさんをゲームの虜になんてできないわよ。
「高齢者にiPhoneを渡すとどうなるか?」の巻、終わり。
大丈夫。その後、うちの母親は、カード類を一切持っていないことを確認したから。
「ピカチュウ」とか、かわいいこと言って、課金しまくるつもりなんだべ?その手には、載らん!!!

はい。本題。
EP82は、5基目のエンジンを搭載して、無事に走り出すことができるようになりました。
全く問題なし。
コンピュータは、4基目のエンジンの時のまま。
燃調のダイヤルをいろいろいじくりまわしてわかってきたことは・・・
「濃い方にダイヤルを回すと、アクセルを離したときに”ボンっ”って音が出る。」

うまく音が鳴らないところにしようと、ウンウン言っていると・・・
「また走れるようになったんだねえ。」
EP82を走らせているガレージの人たちに声をかけられた。
一通りの作業を話してみると・・・
「う〜ん・・・燃調は、ピンポイントでしか合わないよ。燃調計とか持ってないと、うまくいかないと思うよ。持ってても、悩んじゃうぐらいだからね。」
そうなのか。ま、今度は、プラグをよく見ながら、いじっていこう。4基目は、明らかに薄くしすぎたからね。

一通り走行が終わって、保管ガレージに戻ってきたところで・・・エンスト。
????あり?
スターターを・・・カチカチカチカチ・・・って音がするだけで、全然エンジンがかかる雰囲気がない。
「でも、あの時は、確かキーを回しても、全く静かだったんじゃない?」
「そう・・・で、スターターの問題だ。ってなったんだ。で、今回のエンジンからは、フォークリフト修理係のお父さんがオーバーホールしてくれたスターターを搭載している。」
「ってことは、バッテリーか。もう、結構年数経ってるっけ?」
「2012年製のバッテリー。」
「んじゃあ、保証期間も過ぎたし、あり得るんじゃない?バッテリー上がり。月に一回エンジンをかけるかどうかっていう使われ方をしているんだからさ。」
「う〜ん・・・そうかなあ。なんかいきなりすぎるよなあ・・・バッテリーの寿命にしちゃ。だって、対TTC1400制圧用車両なんて、7年近くバッテリー持ってたよ。こっちより走行距離が短いのに・・・」

なんだかオーナーが悩み始めちゃったんだけど、まあ、多分バッテリーだって。
新しいバッテリーに交換しよう。

このボディを作った時に搭載したバッテリーは・・・テーマがあったのだ。
それは、「スターレットに乗せられるできるだけ大きなバッテリーを搭載する。」ということ。

目指したのは、JOY耐規定重量780kgに合わせ込むために「バラストだけで足りない分を周辺機器でどんどん加算していく」方法。
そのためにラジエターもオイルクーラーもできる限り大型のものを使うようにしていた。

バッテリーも「エンジンルーム内のバッテリー置き場に置くことができる最大寸法」のものを選んだ。
古河バッテリーの46B19Rというサイズが一番大きかった。
ここまで、バッテリー絡みでのトラブルは、全くなかったんだけど・・・ま、4年使ったからね。

さて、今回のバッテリーは・・・
「バッテリー置き場に置くことができるできる限り小さい寸法」を選びたい。

「前回と真逆じゃん」

そう。
JOY耐を二回完走してわかってしまったのは、「どうも30kg重たくして、ピットストップ時間1分間を稼いでも、結局は、ガソリンスタンドの混雑状況で、そんな短縮時間は吹っ飛んでしまう。」ということ。

だったら、N1規定通りの重量を目指そう。(750kg)
ちょうどいい機会だから、まずはバッテリーから軽量化。

バッテリーを取り付けていてわかってしまったのは、「固定フックの重要性」
実は、フックを仮止め状態で走らせたことがあって・・・「競技速度」は、そんなことは許してくれなかった。
走行後、チェックをすると・・・重いバッテリーがズレてしまっていた。
なので、「できるだけ小さいバッテリー」とは言っても、「箱の高さ」は、今までのバッテリーと合わせておこう。
高さの記号は・・・46B19Rという文字の「B」のところ。
で、「R」という文字は、プラスマイナス端子の位置を示している。これも「R」で確定。

あと、変更できるところは・・・「46」という文字と「19」って文字だけど・・・
この「19」っていうのが、長さ寸法を表している。
じゃ、この「19」ができるだけ小さいバッテリーにすればいいんだ。

で、いろいろな車用バッテリーメーカーの資料を読んだんだけど・・・
[B]と[R]を決めてしまうと、より小さい数字は、「17」だけだった。

それよりも困ってしまったのは、XXB17Rというバッテリーで重量が様々なものがあるということ。
どうも・・・外観寸法そのものよりも最初のXX2文字が重量に効いてくるらしい。

とにかくできるだけ小さくて、軽いバッテリー・・・
探し回った結果は・・・・
Panasonicの「Fシリーズ」というものだった。それのFHというモデル名で「34B17R」という寸法。
これで、9kgです。

274)パナソニックバッテリー N-34B17R/FH

274)パナソニックバッテリー N-34B17R/FH

  • 出版社/メーカー: Panasonic
  • メディア: 


早速交換作業。
すべての整備作業の中で、一番簡単って言い切ってもいいぐらい。
でも、注意点がいくつか。
1)バッテリー端子の極性を絶対に間違えないこと。
2)外したバッテリー端子は、まずビニールテープでテーピング。面倒くさがらないほうがいいです。万が一の事故を防ぐためにも。
3)外した古いバッテリーを回収してもらうためにカー用品店等に運ぶと思いますが、その時にくれぐれも倒さないこと。
バッテリー内部の希硫酸が、フロアカーペットに付着すると、あっという間にカーペットが溶けます。(経験アリ。車両本体のマットを溶かしただけでなく、その下のシャーシまで・・・こぼした瞬間は、大したことないと思ってた。号泣)

はい。交換作業終了。
IMG_1121.jpg
わかりにくいかもしれないけど、これまで使っていた19R(白い方)に比べて、17R(左の黒い方)は、横幅わずか20mmの短縮なのですが、ものすごく小さく感じます。

バッテリー搭載後は、固定をしっかりするだけでなく、各端子を厳重にビニールテープでテーピング。
さ、これでまた思いっきり、走れるぞ。


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パーキングブレーキがかからなくなりました。(解決編) [EP82日常整備]


「あんたねえ。姪が旦那をお披露目したいって言ってるんだから、ちゃんと会いなさいよ。」
「う〜ん・・・いいよ。面倒くさい。結婚したからって、親戚周りなんてしなかったよ。私の場合。」
「いいから。今から呼ぶから。正座して待ってなさい。」

なんかねえ・・・最近の若者は、結婚式場で式を挙げない代わりに親戚中を回る・・・んですかね?
姪が結婚したんですよ。姉ちゃんの長女。で、なんだか私以外の母方の親戚は全員面通しが終わったらしい。
別に必要ないよ。私は自分の実家に来ただけだぞ。ゴロゴロしていたいのに・・・本当に正座。
(実家では、小さい頃から正座でご飯を食べさせられていたので、全然平気なんだよね。2時間ぐらいは。)

しばらくのち・・・「こんばんは〜初めまして〜」という聞きなれない声。
振り返ると・・・・
バラが!背景にバラがあああああ〜!!
視界いっぱいにバラが描かれてる!!!(多分幻)
びっくりした。ものすっごくびっくりした。カッコイイ!(ものすごく)
「父上様!たっ大変大変!我が家にジャニーズが・・・ジャニーズ様が来られた。」
「いやっあの・・・さ、こ、この掘りごたつに座って。さあっ・・・父上、この”旦那さん”という新たな職業に就かれた若者に何か声を・・・・」

「うむ・・・君は・・・お父さん側の親戚周りは終わったのかね?あちらのばあちゃんには会ったかい?」
「はい。」
ドラえもんみたいだっただろう?あっちのばあちゃん。」
「は?」
「あ、父上様、それを言うんだったらジャイ子・・・・
「この孫娘が生まれた時になあ・・・顔を一目見て、大変私はショックを受けてしまったんだよ。あのドラえもんなばあちゃんにそっくりでなあ・・・」
「・・・・・・・・」
「思ったよりも可愛く育って、私は安心してたんだよ。でもなあ・・・今は良くても、将来は、ドラえもんだぞ。いいのか?君。」
「・・・・・・・・」(静まり返る部屋。ものすっごくいたたまれない雰囲気)

「いや、あの・・・父上様?確かに・・・確かにこの子が生まれた日の夜に、何度もその話をしていた事をよ〜く私も覚えています。でも、今、言う話じゃないかなあ・・・・あ、ほら。孫娘が泣き出しちゃったじゃないですか!なんてこと言ってるんですか!!」
「え〜とね。爺ちゃんも私も男として心配だから、言ってるの。な?お前さんが、まさかこんなカッコイイ人を旦那さんにすると思っていなかったから・・・・なあ、どうするの?これからず〜と一生、”うちの旦那、昨日より2分帰宅が遅い。”とかって心配しながら過ごす毎日になるんだよ?」
「あ、いや・・・それはもう慣れっこです。昨日も夜勤明けから、iPhone鳴りっぱなしだったから。」
ひいいっ!新婚数週間にして、iPhoneの「友達を探す」機能で、位置を把握され続ける若旦那!怖い。怖すぎる!!

そのうち多分・・・「旦那のカーナビの履歴情報解析して。」って頼まれる日がくるような気がする。
ふう・・・怖っ。皆さんに言っておきますけど、美人すぎる嫁さんとか、かっこよすぎる旦那さんって、気が休まらな気からね。本当に。何事も「ほどほど」が大事よ。「ほどほど。」

さて、やっと本題です。
1ヶ月ほど前の記事は何を書いていたのか・・・・

今回は、「解決編」
どうやったか?のお話。

「パーキングブレーキ用ケーブルを交換しないといけないのでは?」という予想をしたのですが・・・
だ〜いぶ悩みました。
「ケーブルなんて、そうそう交換するものじゃない。」と思いながらも、私たちは、過去「ミッションケーブル」で「交換しないと解決できなかった。」というトラブルを経験しています。

今回も「新品ケーブルに交換で解決。」・・・・いやあ・・・ミッションケーブルの場合と違って、長いですよ。パーキングブレーキ用ケーブル。どう考えてもすっごく大変そう・・・

出した結論は、「もう一度、修理書どおりの順番で、作業をしてみよう。」
何度もバラしているおかげで、だいぶリヤブレーキ周りの分解・組み立て作業も速くなってきた。
コツは、「バラす時は、上から。組み立てる時は、下から。」の作業をすると、あの黒いバネもなんとか時間をかけずに組み込むことができる。
さて、できたぞ。
IMG_0050.jpg

この写真と分解書の図をよ〜く比べてみる。何度も。
大丈夫。何も間違ってない。よし、じゃ、蓋を閉めて、ハンドブレーキを引いてみよう。

ハンドブレーキレバーを引き始める。
ガコガコガコガコガコガコガコガコ
ふう。疲れた。オーナーに交代。
ガコガコガコガコガコガコガコガコ
こんなに・・・ハンドブレーキレバーって引かないと、自動調整が効かなかったっけ?なんか・・・まったく手ごたえがない。

試しに右リヤホイールを回してみると・・・まったく・・・まったくハンドブレーキは効いてない。左リヤホイールは、しっかり止まっているのに。

なんだ?なんでだ?なんで右側だけ効かないんだ?

その後は、左右のドラム直径をノギスで調べたり(まったく差がなかった。)
IMG_0049.jpg
シューアジャスターのダイヤル位置をきっちり左右合わせたり
IMG_0054.jpg
あるいは、ブレーキシューを左右つけ間違ったのでは何か?というところまで確認しまくったんだけど・・・
分からない。まったく右側だけ効かない。何で・・・何でだ?

「これはダメだなあ・・・ケーブルを買ってこよう。今回は、タイヤをつけて戻そう。全然無理だ。」
「そうだねえ・・・前から思っていたんだけどさあ・・・このリヤドラムを抑えるおっきいナットだけどさ、どれぐらいのトルクで締め付ければいいのかなあ・・・」
「う〜んと・・・1,100って書いてある。1,100kg/cm(古い単位)だ。」
トルクレンチできっちり1,100kg/cm。
「何か・・・こんなにこのナット回したっけなあ・・・今まで。」
大丈夫大丈夫。修理書通りなんだから。さ、タイヤをつけて、ガレージに戻そう。

「ちょっと待った!なんかおかしいよ。まったくタイヤが回らない!
?????そんな馬鹿な。

ハンドルブレーキを引かない状態で、右リヤホイールをグルっと・・・あ、あれ?さっきまでとうって変わって、まったく回らないぞ。タイヤが。????

「多分、そのトルク設定間違ってる。とにかくホイールが回らないのはおかしいから、ナットを緩めるよ。」
緩め始めたら・・・あ、ちゃんとタイヤが回る。
「タイヤが回るだけじゃなくて、発見があったよ。この状態だと、ハンドブレーキも効くんだ。ほらっ!」

あ、ほんとだ。
ということは・・・今まで悩んでいたのは、「ホイールベアリングを抑えるためのナットをちゃんと締め付けていなかったから。」ということか?

でも・・・おかしいよなあ・・・修理書の規定トルク値とちが・・・あれ?
よくよく読んでみると・・・1,100というのは、「ホイールを止めるナット」の指定トルク値のようだ。
じゃ、この「ベアリングを止めるナットの規定トルク」は?

修理書の「ドラムブレーキ」のところを何度も読むんだけど・・・全然書いてない。
「まあ、とにかくさ、”タイヤが回って、かつハンドブレーキも効く締め付けトルク”を手作業で進めてみるよ。よかったよかった。これで、両輪ともハンドブレーキが効くよ。ケーブルの問題じゃなかったんだよ。」

結局、「感触」で、ナットを締め付けたんだけど・・・どうも左よりも右のほうが重いような・・・
まだシューを引きずっているのかな・・・右側だけ。

その日の夜、フォークリフト修理係にこの顛末を伝えると・・・
「え?ネクタイ組二人だけでドラムブレーキ整備をしちゃったんですか?それ、AE86の彼に立ち会ってもらった方が良かったですよ。大丈夫かなあ・・・」
「ベアリングナットの締め付けトルクは、多分書いていないと思いますよ。そこの感触は、整備士に求められるものですからね。それよりも重要なことは、”一旦締め付けてから、緩み方向で締め付けトルクを決める。”ことなんだけどなあ・・・本当に経験が必要なんですよ。ドラムブレーキ整備。大丈夫かなあ・・・本当に・・・」

後でよ〜く修理書を最初のページから最後のページまで読んでみると・・・発見!指定トルク値。
後輪ベアリングナットの締め付けトルクは、300kg/cmでした。ブレーキの項目じゃなくて、リアアクスルの項目に掲載されていた。「プレロード調整」という言葉と共に。

ま、「右側ブレーキシューは、引きずったままなのでは?」という疑問は、今年のJoy耐前に確認ってことで。
まずは、筑波で練習走行ができるようになりましたよ。よかったよかった。

MP3 CD付 英語で読むスティーブ・ジョブズ Steve Jobs【日英対訳】 (IBC対訳ライブラリー)

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  • 作者: トム・クリスティアン
  • 出版社/メーカー: IBCパブリッシング
  • 発売日: 2012/06/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


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パーキングブレーキがかからなくなりました。(シリンダー交換編) [EP82日常整備]

さて、「パーキングブレーキがいっくらレバーを引張ってもかからなくなってしまった。」スターレットのお話。
その後どうなったか・・・実を言うと、私が作業ができなかった。
夏の終わりから取り掛かったあるお客様の仕事が・・・少々困難な状況。
毎週末、現場入りしないといけなくなっていました。
2015年のクリスマスの辺りでも、立ち上げることができなくて、「・・・失敗?相当な投資計画を立ててもらったのに。」という緊迫の事態になっていました。
(実験的要素が強い設備で、工事が終わった後、期待した性能を発揮させるのが難しかった。なんとか・・・う〜ん・・・まあまあ終了できて、年を越せました。)

なので、オーナー夫妻がリヤドラムブレーキのホイールシリンダーを交換してくれました。
ということで、今回の記事は、「ホイールシリンダー交換作業」そのものじゃなくて、「道具を準備しておかないと、とっても大変」というお話をします。

4E-FEエンジン搭載のEP82スターレットは、リヤブレーキがドラム式です。
(最終モデルは・・・確か、リヤのブレーキもディスクだったグレードがあったような・・・でも、少なくとも競技の現場でリヤディスクブレーキのEP82を見たことがない。)

正直・・・ものすごく憂鬱。ドラムブレーキの整備。

めんどくさいんです。ものすごく面倒。フロント側のディスクブレーキに比べると。
ふたを開けると、こんなにいっぱい詰まっている部品を(この右脇で、引っ掛け工具を使ってなんとかして外さないといけない黒いバネが一番の難点)
P1200419.jpg

ここまでバラさないと、ブレーキシューの交換すらできないです。
IMG_0045.jpg

リヤシャフトのふたを外すだけでも難儀するのですが、ふたを外した後に出てくる折れ曲げてあるコッターピンや
080525-120549.jpg

押しながら回ささないと外れないスプリングカップとか
P1200420.jpg
極め付けが、どうやってもはずせなくて、悩みまくることになるCリング・・・
IMG_0062.jpg
(フォーカスが全く合ってなくて申し訳ない。)
このCリング、「やっと外れた!」と思った瞬間、その奥にあるEリングがビョン!って外れて、そのまま行方不明。(何度、捜索活動に時間がかかったことか。)
なので、悟りを開きましたよ。
先にKTCの「ブレーキツールセット」(ドラムブレーキ用)を買ってください。

個別にバラバラ買っていたのですが、結局、一揃えになっちゃいました。
バラ買いの方が高くつきました。さっさと買っちゃった方がいいです。作業中に悩み果てる時間を考えたら、全然安い。

で、必要な純正部品一覧は、こちら。
buhin.jpg
消耗部品(コッターピンとか)は、まとめ買いしておいた方がいいです。
私達なんて、「コッターピン・・・もったいないから、ハンマーでもう一度延ばして使おう。」なんてやっていたら、ある日、「ほんっとうに軸からコッターピンが抜けない!」って事態になって、危うくサンダーを持ち出さなければいけなくなりましたから。
(そんなことしたら、周辺パーツが萌える。じゃなかった。燃える。)

忘れがちなのが、グリースです。
パーツの交換に一生懸命になってしまって、せいぜいシャフトのところのグリースしか塗らなかったりします。
キャッスル・ノンメルトルブと

ラバーグリースが必要になります。

最後は、くれぐれもこちらの「ドラムブレーキカバー」内部にもグリースを詰める必要があります。
P1200416.jpg
ぜ〜んぶ拭き取って、新しいグリースを入れる必要があるのですが・・・相当量が必要になります。

GRP(ジーアールピー) スーパーテイキソグリース#2 400g GRP-28451 [HTRC3]

GRP(ジーアールピー) スーパーテイキソグリース#2 400g GRP-28451 [HTRC3]

  • 出版社/メーカー: GRP(ジーアールピー)
  • メディア: Automotive

この穴のところにグリースが必要だなんて思わなくて、第一次活動の頃は、スズキ・カルタスGT-iのリヤハブを吹っ飛ばしちゃったことがあるんですよね。タイヤがホイールごとバーン!と・・・人に当たらなくてよかった。

で、ここら辺の作業をぜ〜んぶオーナー夫妻がやってくれた結果は・・・
(リヤドラムブレーキの作業は、二人でやった方がいいです。一人だと手が足りない。)

「シリンダーを新品に交換したんだけどさ・・・全然状況変わらず。右のパーキングブレーキがまったくかからない。なんか・・・ケーブルが伸びきっちゃってる感じなんだよね。」

「・・・・・」

ケーブル・・・なのか?あのパーキングブレーキレバーから伸びてるあのケーブル?
運転席から、後ろの車輪まで・・・相当長いよ。
新品に・・・え、う〜ん・・・そんなもの寿命があるのかなあ・・・でも、ミッションケーブルで、実際にマイっちゃったことがあったもんなあ・・・
変えないと・・・ダメかねえ・・・

ということで、次回に続きます。(あと何回やるんだろう。この件。)

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パーキングブレーキがかからなくなりました。(症状発見編) [EP82日常整備]

明けましておめでとうございます。
みなさん初夢見ました?初夢。

私はですねえ・・・「夢は見ない。」とかって普段は言い放っていたりするんですけど、今年は珍しく初夢を見ましたよ。
「マクラーレンホンダがコンストラクターズチャンピオンになる!」
な〜んて初夢ではなくて、フエッヘッへ。超アイデア商品が夢の中に出てきましたよ。
「うおおお〜!これだあああああ〜!」
とかって叫びながら、いつも枕の傍においてあるノートにパッと書き留めました。

え〜と、ノートを読み返すと・・・
「カメラと水泳用ゴーグルが一体になったアイテム」って書いてある。

・・・アレだね。あれ。
「スキー用ゴーグルとカメラが一体になったアイテムが発売開始」
っていう情報を知ったから、思い浮かんじゃったんだな。初夢で。

絶対に流行りますよ。これ。
特許申請をしなければ。
競泳選手の視線確認用・・・なんて崇高な目的じゃなくて、あれです。アレ。お子さん連れのお父さんに絶対大ヒット間違いなし!

こう・・・ほら、お父さんたちって、夏、子供達をプールに連れて行くでしょう。
で、プールサイドで子供達を見ているふりをして、このゴーグルをスチャッと・・・・
むふふふ・・・・ウエッヘッヘ。

え?ダメなの?正月からこういう話。あ、はいはい。希望ある若者たちも、どうもこのBlogを見てくれているらしいからね。”おっさんを伝染させない。”と。ハイハイ。

んじゃ、真面目に正月らしい話。

2016年にやること。
1)今年もJOY耐に出場します!
これまでと違って、「できるだけ速く走って完走する。」ことを目指す年になります。
その順位から、どれだけ上げて完走できるか。ジャンプアップ賞?あ、うん。それは無理。
2014年だったと思うのですが・・・「なんでこの強そうな車両がペケの方なんだろう?予選順位」って思っていたチームが、決勝では確か表彰台近くまで来てチェッカーを受けていたましたから。
そういう人たちが集まる大会です。JOY耐。(なんかあのチーム・・・その後2015年に優勝したチームのような気がしているんですよね。

2)できれば秋の筑波耐久に出場したい。
これは、2016年も大会を開催してくれれば・・・という願いも込みです。
2015年は、みんなの説得に失敗してエントリーしなかった・・・だけではなくて、実は、2015年秋は、全く走ることができなくなっていました。リヤブレーキに問題を抱えててしまって・・・
筑波耐久の日もまだ走行不能状態だったというのが、2015年JOY耐後の我々の状況でした。
これからしばらくは、このリヤブレーキのトラブルのお話をします。
正直何回で記事が終わるのか・・・未定。

それぐらい悩んでしまった話です。はい、では今回の本題、ここから始まりますよ。(前置きが長い。今年も。)

Joy耐の金曜日朝から、”それ”は発生していたみたいです。今振り返ると。
セーフティーローダーで、ツインリンクもてぎピット前に到着。
車両を下ろし始めた・・・・ぬおおおお〜!スターレット様が勝手に落ちていってしまううう〜!
おかしいぞ!ハンドルブレーキは思いっきり引っ張ったはずだ。と、思ったら止まった。
ローダーのヘリに引っかかって止まった。

・・・牽引フックがローダーに引っかかって・・・・う〜んう〜ん・・・ニッチモサッチモいかない状況。

結局、ローダーそのものを前進。
バリバリ・・・という音とともに牽引フックを破壊。う、うん。まあ・・・これで走行できるようになったよ。
2015年JOY耐はこんな感じの朝から始まって・・・心のダメージがすごかったんです。しかも、時間が経つにつれてわかってきたのですが、どうも、私、体調が悪かったみたい。なんとか決勝は完走できたのですが、終わった頃には、声が出なくなっていました。

土曜日の夜にちゃんとブレーキを全輪チェックしたのに・・・まさか、決勝であんなに「止めにくい」状況に陥るとは思わなかった。

で、JOY耐が終わった後、筑波で練習走行をしたんです。
フロント側のブレーキパッドだけ、”練習用パッド”に変更しただけで。
最初、「うおおお〜!ブレーキペダルがスコッと・・・あ、大丈夫大丈夫。ポンピングしたら戻った。まずかったなあ。エア抜き全然していないで、厚みが違うパッドを入れちゃったせいだなあ。」な〜んて思いながら、1走行完了。

この時点で、秋の筑波耐久は、「本気で2時間20Litter無給油」作戦を展開するつもりだったので、すごくゆっくり走っていたためなのか・・・その後、ものすごく大変な事態になるのをこの走行終了の時点で気がつかなかった。

2走行目は、外車整備係に交代。
すぐにピットに戻ってきた。
「無理無理無理。ぜんっぜんブレーキが効かない。」
「何言ってんだよ。さっき、これで走ってたんだぜ。耐久は、長い時間の間に不測の事態が起きるんだからさ、ブレーキが利かなぐらいで諦めちゃダメだよ。はい。”効かないブレーキで止める練習。”ちゃんと時間いっぱいまで走って。」

走り去る姿を見送って・・・戻ってこない・・・・戻ってこない・・・・戻ってこないぞ〜
あ、来たきた・・・と思ったらピット裏に収容。もうやめるのね。
どうも途中でスピンして、嫌になったらしい。

「全くも〜。経験値がまだまだ足りないな。ブレーキを使わなくなって、周回はできるだろう。って、ぬおおおお〜!!!」
無理無理無理・・・あ、いや・・・何だこれ?最初はスコッて入ってしまうけど・・・踏み続けてれば、減速できる。変だぞ。フルードにエアが入っている時の症状じゃない。

・・・・なんか変。この車両。またも何か問題を抱えたよ。これまでに体験したことがない症状。ブレーキだよ。こりゃ大変だよ。

オーナーと共に全部のブレーキをチェック。
オーナーが右リヤドラムブレーキ(運転席後方側)をチェックしていて・・・
「あ、ダメだこれ。シューが完全になくなってる。」
IMG_9996.jpg
ありゃあ・・・JOY耐土曜日にチェックして、「走りきれるだろう」って判断してそのままだったんだけど・・・無理だったか。
「いや・・・なんか・・・減り方がおかしいんだよ。ものすごく偏ってる・・・これ、ひょっとして引きずったまま走ったんじゃない?7時間。」
う〜ん・・・・
「だって、ほら、このブレーキシリンダー、右側だけ、ゴムがボロボロだよ。」
IMG_9995.jpg
う〜ん・・・この写真だと、わかりにくいかもしれないけど、確かに黒いゴムのところが右側だけボロボロになってる。

「元のボディを5万円で買った時に、そのままついてたやつだよね。これ。」
「そう。だから・・・20年は経過していたかもね。」
「まあ、今日のところは、まず、シューを交換して、蓋をしようよ。」
IMG_0058.jpg
シューを交換して、作動確認。まあ、ブレーキシリンダーは、そのうち買ってきて交換しよう・・・
そう思っていたんです。この時点までは。

「ねえ。何かおかしい。ハンドブレーキを何回引いても、リヤホイールが回っちゃう。」
「う〜ん?交代してみな。多分、いっぱい引かないと、自動調整機構が効かないんだよ。」
保管ガレージに響き渡るガコガコという音・・・いつまでも終わらない・・・いつになったら効き出すんだ?ハンドブレーキ。

「何か・・・何かおかしいよ。これ。右側だけ、全くハンドブレーキが効いてない。」
「何だよこれ。こんなこと、今までなかったぞ。う〜ん・・・ブレーキシリンダーを買ってこようかあ・・・ハンドブレーキが効くようになるまで、走行できないなあ。」
ええ・・・これが、「始まり」なんです。
この後、数ヶ月にわたって悩むことになりました。
この話、長いです。
今回はここまで。

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呪われたオイルクーラー(取付編) [EP82日常整備]

Mac OS X V10.10.3からインストールされるようになった「写真」っていう取り付く島がないネーミングのアプリケーションソフトを使いながら、このBlog記事を書いてみます。

今までは、Apertureを使って、このBlog用の写真を管理していたのですが、確かにこの「写真」っていうニューアプリケーションソフトの方が、取っつきやすいかも。ちょっと触っただけだけど。

さて、「EP82にオイルクーラーを取り付けてみよう」編は、今回が最後です。
色々集めてきた道具を車体に取り付ける回になりました。

今回の作業の難関は、「初めて取り扱う”フィッティング”あるいは、”ホースエンド”という金具をうまくナイロンメッシュホースに取り付けること」です。

作業前にイメージしてみる。
ず〜と前に電気工事士として、「電線用メッシュ管にブッシングを取り付けて、プルボックスを固定する」という作業をやったことがある。
たぶん・・・あの作業の車バージョンなんだろう。
一番大事だったところは、「メッシュ管の切断面を綺麗にすること」だった。
確か、切断対象物にテープを巻いたんだよ。
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で、切断って、普通はなにかナイロンメッシュ用の専用工具があるんだろうけど・・・
そんなものは無いので、手持ちのサンダーでじゃジャ〜ン!
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お〜。切れてる切れてる。
切断してみたら・・・グサグサだ。
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なんか・・・ホースそのものも真円じゃなくなってる。
ま、サンダーでコスコスしてみて・・・
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うん。たぶんこんな感じ。この手持ちの工具じゃ、ここまでが限界。

さて・・・切断はしてみたけど・・・ここから先・・・どうすればいいんだろう?
フィッティングの内側にシリコンスプレーを塗ってみる。
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フィッティングをプスッとな。
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入っちゃうね。
バ〜ンって叩いて、奥までパンパンパンパ〜ンとおおお〜!
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なんか・・・まあまあ・・・うまく・・・いったのかな?
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で・・・・たぶん、ホースエンドってやつをこうする。
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なんか・・・うまくいくんじゃね?ひょっとして。
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24のレンチとモンキーを使って、グリグリカシメ作業開始。
こりゃあ、簡単さあ・・・って思っていたら、案の条の展開が待ってましたよ。
私達の作業で、トントン拍子に行くほど不吉なことはない。

このカシメ作業をやっていくと、ホースがスポッて抜けてしまうのだ。
何回やってもダメ。なんだよおおお〜わからないよおおお〜!

やっぱりプロの人たちに頼まないといけない作業なんじゃないか?
コース上でオイルホースが抜けたりしたら、エンジンどうこう以前にたくさんの人たちに迷惑を掛ける。
今回ばっかりは無理だ。取付すること自体を諦めようか・・・

ウンウン保管ガレージで作業している脇をいろいろな人が通り過ぎる。
「え?EP82にオイルクーラーなんて取り付けるの?」
「Joy耐にも出場したことあるけどさあ・・・いたかなあ。オイルクーラつけてる車両・・・」
「4E-FEにオイルクーラーなんて必要ないって。ちゃんとしたオイルを使うことの方が大事だよ。」

う〜んう〜ん・・・・ふいっと、一通り買ってきたフィッティングを並べてみると・・・
(サイズが分からなくて、いろいろな寸法のものを買ったのだ。だいぶ使わなくて済んでしまった。)
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なんだこれ?
左側は、内側がギザギザになっているのに右側は、ツルッとしてる。
今、悩んでいるフィッティングを確認してみると・・・やっぱりツルツル品。

・・・・ギザギザ品は、autobarn88っていう業者さんから購入したんだけど・・・

試しにギザギザ品に交換してみる。
今度は・・・今度はうまくいったぞ!
どうも、フィティングとかホースエンドって呼ばれる商品は、「寸法さえ合えばなんでもいい」ってものじゃないみたいだ。

なんとかエンジンルームへホースを引き回して・・・・
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オイルクーラーコアが大きすぎて、ストレートのフィッティングだと、ボンネットが閉められない。
流入抵抗が気になるけど、L字形でなんとか取付だ。
いつものロックタイトを使って、ネジ止め作業開始。

ナイロンメッシュホースの引き回しが難しい。
ギリギリの寸法でなんとかエンジンブロック側に持っていきたいんだけど・・・
ブロック側のネジサイズはAN6だった。
AN6オスAN10オス異径変換アダプターを使って、なんとかホースエンドが取り付けられるようになった。

AE86レースの彼がやってきて一言。
「え?なにこのバカでかいオイルクーラー
「たまたまTOYOってメーカー名だけで探し回ったら、これがあったんだ。どうも流通在庫品しか入手できないみたいね。」
「いや・・・この大きさと頑丈な感じは・・・車用じゃなくて、建機向けなんじゃないかなあ・・・こんなバカでかいのホントにつけるの?」
「うん、あとちょっとなんだ。ブロック側のフィッティングを取り付ければ、全部終わる。」
「ふ〜ん。やめておいたほうがいいんじゃないかなあ・・・

なんとか仕上がったぞ。
さっそく走行開始。

あまりエンジンを回さないで、ピットの出入りを繰り返してみる。
ピットに戻るたびに下回りとエンジンルームの状況を確認。

大丈夫。まったくホースが緩む気配はない。油圧がフルにかかっても、抜けそうもない。
走行中に気がついたのは、各コーナーで水温計がよく動くようになったこと。
水温も78℃まで下がった。大成功じゃん。AE86レースの彼が、心配しすぎなんだって。

って思いながら全開走行を開始したら・・・・

バックストレートエンドでジリジリ水温が上がる。
アクセルを戻すと水温計の針も下がるけど。
とうとう最終コーナー入り口で、94℃を示すようになった。う〜ん???

走行後にみんなに状況を説明。
「オイルクーラーを取り付けたらさあ・・・普通は水温が下がるんだよ。」
「オイルクーラーでかすぎ。ラジエターに空気が当たらなくなっちゃってるんだって。外しな。ほんとに。」
う〜ん???やっぱり????
水温側に悪影響を与えるから、みんなオイルクーラーを取り付けてないのかなあ・・・う〜ん・・・

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