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エンジンからオイルが漏れるようになった。(オイルパン新品交換編) [EP82日常整備]

液体ガスケットを全く違うものに交換したのにオイル漏れが止まらないEP82。

「オイルパンを交換したら?」という助言をもらったけど、念のため、フォークリフト修理係にも連絡。


「は?WAKO'Sのガスケットがつかない?何言っちゃってるんですか。そんなこと今まで体験したことないですよ。また何か変なことしたんでしょう?オイルパンそのものを新品にしちゃってください。謝った方がいいですよ。WAKO'S製品を使っている皆さんに。大抵、変なことやってるんだから。」


あ、え〜・・・やっぱりそうなの?

ごめんなさい。


一旦、現況確認のために再びオイルパンを取り外す。

IMG_1976 (1).jpg
なんか・・・WAKO'S製品の時よりも更に接着していない感じ。
外車整備係が一言。
「多分、この青い液体ガスケットは、オイル周りに使っちゃダメだったんですよ。もう、元に戻しましょう。トヨタの標準品で、次からは作業をしましょう。」
私がとっても忙しかったので、オーナー夫妻にトヨタ部品共販に行ってもらった。
が、どうも二人が訪問したところ・・・店舗内が動揺してしまったらしい。
「は?オイルパン?スターレットの?」
「はい。この車体番号に合うやつです。まだ売ってますか?」
店舗内が静かにザワザワ。
「あの二人、この間も来ただろ?確か・・・スターレットのファンベルトをくれ。って、それも2本!
「そうそう。いったい何年乗るつもりなんですか?って思わず聞いちゃったよ。俺。」
「怖えよ。だって、どう見たって・・・整備士じゃねえだろう???あの二人。え?オイルパンだけじゃなくて、シールパッキンブラックと取り付けネジも?どういうプレイするつもりなんだよ。
うん。まあ・・・なんだか少し時間がかかったらしけど、無事入手ができた。
IMG_1983 (1).jpg
オイルパン問題ultimate weapon3品
あとワイヤーブラシもいろいろ買って来たよ。
IMG_1977 (1).jpg
今回の処置で、なおもオイルが漏れるようだといよいよ深刻だ。と思ったら、外車整備係がゴソゴソ・・・
IMG_1998 (1).jpg
・・・・何?これ。
「気になってるんですよ。この車両、いくつかオイルパンのネジがかからないでしょう?」
「うん。だから新品の取り付けネジを買って来たよ。品番90119-06719のネジ」
「じゃなくって、こっちです。こっち。」
IMG_1996.jpg
「エンジンブロック側のネジがバカになっていて、いくつかのナットがはまらないんです。この車両。」
うん。それは気がついていたんだけどさ。治しようがないと思ってたんだよね。治せるの?
時々、フォークリフト修理係の作業を「全く手が出せない。」って見てるだけの時があるんだけど、この「オイルパンのネジ問題」も全く手が出せなかった。外車整備係が一通り作業をしてくれた。
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古いブロック側のネジを取り外して・・・
「ステンレス寸切」ってやつをなんだか加工して・・・
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新しいネジがブロック側に取り付けられてた。(青いのはロックタイトを塗布したから。)
その間に、私がブロック側の古いシールパッキンをワイヤーブラシで落として・・・
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オーナー夫妻がシールパッキンブラックを新品オイルパンに塗布。
全部のネジもくっついて、元々使っていたシールパッキンブラックに戻して、オイルパンそのものも新品だ。
これで練習走行の結果はどうだ?
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うん。オイルパンの周りを四角くダバダバ漏れている状況からは、脱したぞ。
黒旗も掲示されることなく、走りきることができた。
でも・・・なんだか、ポツポツオイルが・・・垂れてるよなあ・・・やっぱり。なんだあ?
婦人画報のおかいもの

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エンジンからオイルが漏れるようになった。(液体ガスケットトラブル?編2) [EP82日常整備]


私は、日本国内色々な地域に出張することが多いんですけどね。

今週、とっても驚いたお土産を買いましたよ。福岡空港で。


たまたまです。

普段は、お土産なんて買わない。っていうか、買う暇がない。

行きは、係員さんに先導されて、羽田空港の中を全力ダッシュとか。(良い子の皆さんは、絶対に真似をしちゃダメ!当該機以外の人々にも、とっても迷惑をかけることになります。)

帰りも、「これからすぐに羽田に向かうやつ。一枚。」とかって移動の仕方なので。


でも、今回は順調に仕事が片付いて、フライトまで時間が少しあったんです。


工事中の福岡空港内をウロウロ。

「せっかくだから、我が妻に何かお土産を買っていってあげよう。」

だ〜いぶね。だ〜いぶ悩みました。


で、お店がたくさんある中の一番奥の方に発見。

「イチゴを使ったわらび餅」って買いてある。


「ふ〜ん。わらび餅ってアレね。蜜をかけて、きな粉をパフパフしながら食べるやつ。ちょっと食べにくいお土産。まあ、自宅で食べるんだから、これでいいや。」

そんな感じで持ち帰ってきたんだけど・・・・


すごいぞ。この「博多あまび」ってお土産。

木の箱を開けるとズラッとピンク色。

・・・・マグロの切り身?


なんだか「食べ方」ご指導書が入っていたけど・・・まあいいや。多分この練乳が入っている容器を・・・

「練乳ビームピュッピュッ!」って叫びながら、一周全部かける。

で、端っこのきな粉にピロっとつけて、一枚食べてみると・・・・


ふおおおおお〜!!!!!

うんめえええ〜〜!!!!


イチゴが入ったわらび餅ってどんな感じなんだろう?って思っていたけど・・・

爽やかに甘い!

それもしつこくない甘さなんだけど、練乳ときな粉のコクがアクセントになって、すごくハッピーな気分になる。

さすが練乳ビームピュッピュッ!の効果じゃあああ〜!!!


練乳ビームピュッピュッ!(ひつこい)との組み合わせを考え出した人すごい!

え?なんで写真がないんだ?って?

ふう・・・いかんな。

「うまいものは、即座に食え!写真なんて撮っている暇はない。」

あ、うん。本当に。

うちは、争奪戦になっちゃうんだよ。本当に美味しいものの場合。我が妻に隙を見せられない。


皆さんも福岡県に行ったら、ぜひ買ってみて。って、あれ?

なんか、同封されていた紙をよ〜く読むと・・・5月から11月までの期間限定生産らしい。

う〜ん。残念。1年中味わえるものじゃないのか。ラッキーだったなあ。今週買うことができて。


え?

「練乳ビームピュッピュッ!の話より、筑波TC-2はどうしたんだ?」

あ、え〜とね。オイル漏れ問題を解決して、無事、出場できました。しかも完走。

で、ものすっごくいい大会だったので、記事にしたいんだけど・・・このBlog更新のペースからすると・・・

来年かな。


さて本題。

オイルパンを貼り直して筑波サーキットを走ってみたら、逆に大量にオイルが漏れるようなってしまったEP82。

まず、状況確認のためにオイルパンを剥がしてみる。

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ふい〜。全部取り外したぞ。
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なんかね。WAKO`Sの液体ガスケットって、こういうものなのかもしれないけど・・・
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柔らかい。白い部分が。1周全部。
外車整備係が一言。
「このWAKO`Sのガスケット、特売品で買ったんでしょ?製造後、結構時間が経ってたんじゃないですか?なんか、固まってない感じがしますよね。」
う〜ん・・・そんなことあるのかなあ・・・どうしようか。まだいっぱい残ってるよ。WAKO`Sのガスケット。
「別のガスケットにしましょう。メッカさんなら、何か売ってるかもしれませんよ。」
二人で筑波サーキット前のメッカに向かう。
棚を色々みるんだけど・・・う〜ん・・・この英文の箱のやつかねえ・・・・GASKETって書いてある。
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「あと、ワイヤーブラシも買いましょう。」
棚を一通り探してみたんだけど、無いよ。ワイヤーブラシなんて。
「んじゃ、借りましょう。」
お店の人と交渉して、作業場から、ワイヤーブラシを1本貸してもらった。
「だいたいですね。古いガスケット剥がしがなってないんですよ。ちゃんとワイヤーブラシを使って、綺麗にしてから使わないと。」
う〜ん・・・そういえば、前々から「ワイヤーブラシ持ってないんですか?」って言ってたねえ。
まあ、ほら、古いMacMini分解のために持ってたフライ返しとかがあったからね。大体剥がせていればokって思ってたんだよ。
すんごく丁寧にオイルパン側を剥がしてくれた後、エンジンブロック側のワイヤーブラシ掛けに移ったところで、私とオーナーの二人で、液体ガスケットの使用を開始。
「うおっ!今度の液体ガスケットは、青だよ!メーカーそれぞれで、色が違うもんなんだねえ。」
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「そうですよ。黒だと本当に塗られているのかわからない場合があるから、各社色付けをしているんですよ。」
ふ〜ん。そういうものなのか。
さて、片付けをして・・・・え・・・このワイヤーブラシ・・・さっき借りたやつ・・・返すの?
返す係・・・・私?
ドキドキしながら、メッカに向かう。
「あ、どうでしたか?ワイヤーブラシ。うまく使えましたか。」
「あ、はい・・・あの、あの、あの・・・・・」
「はい?なんですか?」
「ごめんなさ〜い!せっかく借りたワイヤーブラシが、こんなチンチクリンにいいい〜!!!」(土下座)
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「あ〜・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・いいんですよ。消耗材ですから。差し上げます。」
「あ、え〜と、え〜・・・ダメにしちゃった代わりにTC-2用に03G6本買います!予約させてください。」
「タイヤは、ネット販売の方が安いですからね。そっちで買ってください。」
うん。そこは注文を受けようね。なんで私の周りは、商売っ気が無い人が多いんだろう・・・
後日、再び筑波サーキットを練習走行すると・・・(私は欠席)
結局、状況変わらず。また黒旗緊急ピットインさせられたそうです。
「この車、この間もオイル漏れ起こしてましたよね?」(係員さん仁王立ち)
「ごめんなさ〜い!」
オーナー夫妻で車両を押して、あっという間に撤収になったんだって。
・・・・なんだろう?何が起こってるんだ?
確かにリヤドラムブレーキが取り外せなかった時も、相当悩んだけどさ。
このオイル漏れ問題は・・・明らかに「自分たちが作業を行なって、余計トラブルが深刻化した。」状況になってる。
休日の保管ガレージでウンウン悩んでいると、管理人さんがやってきて一言。
「どうした?今度はどんなトラブル?」
オーナーと二人で、一通り状況を説明する。
「オイルパンから漏れてるってことは、張り付いていないか、オイルパンそのものを歪ませてる場合だよ。結構簡単に歪んじゃうんだよ。オイルパンって。フォーミュラーの場合は、ストレスで歪んでしまうことがあるんだけど、箱車の場合はなあ・・・」
え?なに?なんで私達二人を悲しそうな目で見るの?
「新品に変えてみな。オイルパン。剥がし作業の時にこじると簡単に歪んじゃうんだぞ。オイルパンって。」
そうなの?
まずいなあ。今まで、オイルパンカッターを使っていても、グリグリやっちゃってたからね。
三越・伊勢丹オンラインストア

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エンジンからオイルが漏れるようになった(液体ガスケットトラブル?編) [EP82日常整備]

はい。申し訳ない。毎日たくさんの人が訪問してくれるのに更新できていなくて。

忙しい。ものすっごく忙しい。土日も忙しい。選挙カーに乗ることはなかったけど。(ひつこい)


え〜と、まず、11月5日(日)に開催されるTsukuba TC-2という2時間耐久レースに出場します。

なんで今まで黙っていたかというと・・・「本当に開催されるのかなあ?」という感じだったから。

最初に企画された夏の大会(Tsukuba TC-3)は、参加者が集まらなくて、イベントがキャンセルになってしまったのだ。

それこそ「普段使っているミニバンやSUVでも、筑波サーキットをいっぱい走ることができる。」というのんびりしたイベントです。


あ、え〜と、軽自動車は残念ながらロールゲージが必要ね。


正直、秋の大会も「参加者が・・・集まらないんじゃ・・・・」と思っていたのですが、どうもタイムスケジュールの発表があったようなので、決行になります。台風が来なければ。

何か参加受付が・・・まだ実施中のようなので・・・これ、当日手をあげても出場できる感じみたいですね。

多分大丈夫。きっと大丈夫。先週、台風の中で開催されたヒストリックカーレースイベントのように「走行会タイムに出走してくれたのは、古いBMW1台だけ」なんてことにはきっと・・きっとならない。(祈)


で、11月5日って・・・来週じゃん!

色々作業をしなきゃいけないEP82。

・・・間に合うのか?



「オイルパンを剥がして、貼り直してみよう。」となりました。


いつものトヨタ シールパッキンブラックを使って・・・と思ったら、もう無くなってた。

んじゃ、トヨタ部品共販に行って買ってこないと・・・と思ったら、オーナー夫妻がなんだかウキウキした様子で登場。

「ガスケットさあ、買ってきたよ。これ!」

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「ふおおおお〜!WAKO'Sの液体ガスケットじゃあああ〜ん!どうしたの?これ。」
「この間、二人で工具屋さんに行ったらさあ、安く売ってたんだ。」
「ふう〜ん・・・すげえなあ。WAKO'Sの製品だよ。っていうか、気になるのは休日に夫婦二人で工具屋に行ったってところなんだけど。」
「まさかと思うけど、いつものお揃いのツナギで行っちゃったのね。工具屋。二人で。」
「・・・・うん。」
顔赤くなって、頷いているんじゃないよ。結婚して何年なのよ。
せっかくの休みに夫婦二人で工具屋さん・・・普通はね。普通は、ショッピングモールとか、アウトレットと買い物に行くんじゃないかね。
「この、このっラチェットドライバーの曲線美が・・・ハアハア」って、病んでる。病んでるぞ。
さっそく使ってみる。
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ふ〜ん・・・今までのシールパッキンブラックと違って、ブロックとオイルパンの合わせ面が、白くなるのね。このWAKO'Sのガスケットって。
筑波サーキットを練習走行開始。
別にオイルパンの貼り合わせ作業なんてね。
これまでも何度もやってきているから、何の心配もない。と思ったら・・・ボードを持って、係員さんがタワー下に集合。ん????
って黒旗?うちの車両???
オーナーが戻ってきた・・・と思ったら、TTC1400で一番の台数を出走させているチームの社長が車両を止めさせて・・・ボンネットを開けてる。係員さんも集まってきてる。ダッシュだあああ〜!!
「うん。オイル漏れっていうか、ドライブシャフトか?もう、外に出しな。」
「あ、はい。」
見ると、ファンベルト周辺がものすごくテカテカ光ってる。
ピットロードを押し出して・・・え?何で?何で走行中の車両から、オイルが漏れてるってわかったんだろう?
うちらだって、ストレートを走行中のこの車両を見てたよ。煙も吐いてなかったし、何もわからなかった。
「・・・ひょっとして超能力者?」
「だからあの台数をTTC1400に出走させ続けられてるのか?」
「魔人じゃ。筑波サーキットには、魔人がいらっしゃる。」
みんなでヒソヒソ・・・
外車整備係が下に潜って調べてくれて・・・
「オイルパンですね。ちゃんと貼りついてないみたい。」
見ると、ちょうど四角くオイルが漏れてる。今までの「走行後にポツッと」なんて状態よりも全然多い。
(ショックで写真を撮ってなかった。)
よかった。ドライブシャフト交換よりは、オイルパン貼り替えの方が簡単。って、なんか変だなあ・・・
だって、貼り付けた後、何日も経ってから筑波サーキットの練習走行に臨んだんだよ。
くっついてないってことなんて・・・あるのかなあ・・・う〜ん・・・・

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エンジンからオイルが漏れるようになった。(発見編) [EP82日常整備]

Hondaとマクラーレンの離婚話は、NHKのニュースでも報道されちゃってましたねえ・・・

まあ、私は、今回の第4期(彼らはそう呼ばれたがっていないけれど)Honda F1活動が発表された時に「なぜ戻ってきたんだ?第3期F1活動の時に学んだんじゃないのか?”自分たちは、普通の会社(サラリーマンの集団)になった。”と。」と思っていました。


サラリーマンにF1はできない。


ヨーロッパの人たちが覚えている「偉大なエンジンメーカ」Honda第1期、第2期活動での総監督を務めた方々は、例外なくF1活動終了後に冷や飯を食わされたり、あるいは会社から追い立てられるように辞めていったんです。


任務を全うするために社内のメンバーにも真っ向からぶつかっていった結果、歴史に残る偉業を達成することはできたけど、その指揮官たちは組織に残ることができなかった。


既に60年代からその芽があったんです。

特にHondaの場合、二輪レースチームにおいてもヨシムラに対する目に余る行為があり、極めて日本人的な行動を取りたがる組織でした。



トヨタは、日本サラリーマン的振る舞いを自己認識して、かつ、「貴族階級意識があるF1は、ヨーロッパの連中が決めたルールの中で踊るしかない。」事を悟って、退却したんです。おそらく彼らは、二度とF1に戻ってこない。


最初のパートナーに離婚を切り出されながら、なおもその場所にとどまるか。


確かに・・・確かにその必要性はあるんです。だって、世界のモーターリゼーションは、「電動化」に舵を切ったのだから。


アメリカの自動車産業を見てください。

業績が苦しい状況でも、モータースポーツに関わり続けているフォード(現在は、WRCと耐久選手権がメイン)以外は、みんな倒産しました。


競技をやっていないと、鍛えられない。

競技をやっていないと、金融屋とマーケティング屋がおかしな価値観を組織に持ち込む。


「現代モータースポーツは、市販車には何の役にも立たない。」

は?何言ってんだか。


30年ぐらい先の未来を競っているのがF1。

だから見えない。


最近の例で言えば、複合材料の量産車への適用。

F1チームを1から作る困難な道を選んだトヨタは、今やプリウスPHVのリヤゲートにカーボンコンポジット材を適用している。

F1では、80年代から採用されていた技術で、シャーシまで作っていたトヨタは、その特性を競技の世界で短時間のうちに学ぶことができた。


これから30年先に必要とされているのは、「電動車両による未来」

現在の世界選手権で、明確な電動化車両を規定で定めているのは、WECとF1だけなんです。

世界一の自動車会社であるトヨタは、WECで踏ん張ってる。

トヨタよりずっと規模が小さいHondaは、WECよりずっと難しい(2週間に一度、結果が問われる)F1に残ると決めた。


決めたのは、自分たちだ。


なら、踏ん張ってください。

「今、すごく大変だけど、絶対に良い結果を出してくれる。あのHondaなんだから。」そう信じて、3年を過ごしてきた。

外部からプロがやってくるのを待つのではなく、今の組織の中から、立ち上がる人たちが現れるのを期待して待っています。

立ち上がった結果は・・・恐らく第1期や第2期の先人達がたどった困難が待ち受けているだろうけど。


さて本題。

リヤアクスル周りを総入れ替えしたEP82。

ちゃんと走ることができるようになりました。これで安心安心。残念ながら、今年のJoy耐はエントリーしなかったけどね。


ただ、筑波サーキットでの練習走行後に気になることがあって・・・


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なんか・・・路面に・・・ポツッとオイルが垂れてる。毎回毎回。走行後に。

何だろう?これ。


潜ってみると・・・


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トランスミッション・・・からのオイル漏れか?

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う〜ん???

あ、このトランスミッションのところに隙間があるのは、気にしないで。

エンジンとミッションをつなぐ部分のカバー(鉄板)が、エンジンの換装時にどうしても折れ曲がってしまうのだ。

で、もはやちゃんと全部ネジ締めもできない状態。あ、大丈夫大丈夫。この状態でもちゃんと変速できてます。


ふ〜む・・・

オーナーと相談。

「ミッションオイル・・・漏れているのかなあ・・・だとしたら、厄介だよ。ミッションを下ろさないといけない。」

「いや・・・この路面のオイル、ミッションかね?」

あ、ちょっとオーナー。そんなに這いつくばって、路面のオイルの匂いを嗅がないで。ちょっと。本当に。みんなこっちを見てる。

”またアイツら、変なプレイしてるぜ。”って目で見てる。ちょっと!そういうのは、家で奥様と二人でやって!

「いや、やってないし。首輪とかムチとかローソクとか、うち、使ってないからね。」

「キイテナイヨ!!」

「この路面のオイルさあ・・・ミッションじゃないよ。ミッションオイルの匂いがしない。」

う〜ん???


もう一回、車両の下に潜ってみる。


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う〜ん・・・

今までの壊れちゃったエンジンの場合は、このファンベルトプーリーのあたりにオイルが垂れるようになっちゃったんだよね。ヘッド側からのオイル漏れなのか。

でも、今回は、全然綺麗だよなあ・・・


「ねえ、気のせい気のせいってことにしない?ちょびっと路面に垂れてるだけじゃん。しかも走行後に。保管時は、全然垂れてないんだしさ。」

「ダメだよ。この車両は、長距離を走るんだよ。排気管にかかってるのが気になる。もし、火がついちゃったら大変なことになるじゃん。」

「う〜ん・・・カチカチ山?

それ、残酷な話だから。そんなことにならないようにちゃんと整備しよう。多分、オイルパンのシールがうまくできていなんだよ。一回剥がして、シールパッキンをもう一度付け直そう。」


え〜・・・オイルパン剥がしやるの。メンドくさいなあ・・・もう・・・


今回はここまで。

長く・・・すごく長い話になります。

まさか、この判断がね。

この時点では、「いつもやっている作業。簡単さ。」って思っていた。頭の隅で「変なところから、ポツッて、オイルが漏れてるなあ・・・」って思いながら。

散々苦労したリヤアクスル周りのトラブルの件なんて、吹っ飛ばすような悩みを抱えることになります。これから。


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バッテリーだと思っていたら、クランクプーリーを間違ってた。 [EP82日常整備]

クラブワールドカップ2016観ました?
頑張ったよねえ。鹿島アントラーズ。
負けちゃったけど、「世界で2番目のフットボールクラブ」ですよ。見事。

過去、このクラブワールドカップは、「元トヨタカップ」という性格から、日本チームは散々甘やかされてきたんです。
確か、なんだかんだ理由をつけて、4チームが出場していた年が・・・あったと思う。
開催国持ち回り制となって、やっと正常化ですからね。今年は「アジアチャンピオンでもない極東の島国のチームが、”開催国”枠で出てきやがった。」というスタート。
まさかの決勝ですよ。まさかの”あの”レアル・マドリード相手に先行ですよ。
延長戦前に仕留めきれなかったせいで、みんなの”糸”が切れちゃった感じになったけど、それでもすごくいい試合でした。

「本来、我が浦和レッドダイヤモンズがあの場所にいたはず」なのですが、おかしなJ1リーグ年間優勝レギュレーションのおかげで、鹿島アントラーズが送り込まれることになった。
案の定、総スカンのおかしなシステムは、今年いっぱいで廃棄されるのですが、それでも最後の最後で、いい結果(いいチーム)を送り出す結末を迎えることができました。
多分レッズだったら・・・いつも通り、あんな大舞台に届く前に敗退していただろうからね。
鹿島アントラーズと、今日、寒い中横浜国際競技場に集まってくれた6万8000人オーバーのサポーターの皆さんに感謝。
”ホームゲーム(日本)だったからこそ”の世界2位です。
TVを通してだったけど、すごくいい試合を見ることができてよかった。
ちょびっと夢を見ちゃったよ。
「Jリーグのチームが、世界の頂点に立つかもしれない!」って。

今夜の試合のおかげで、ヨーロッパは、日本のJリーグに興味を持つかもしれないねえ・・・

さて、本題。
夏からず〜とやってるテーマ。
「EP82の電気系がおかしい。バッテリー交換してもすぐに上がっちゃう。」問題解決編(多分)
電装系全部の配線・・・まあ、確かにガレージをゴソゴソやると一式全部出てくるんだけどね。予備。
でも・・・できればやりたくない作業。ものすごく大変だよ。きっと。

なので、まず、2つの作業をしてみることにしました。
2)ファンベルトを新品に交換してみる

バッテリーは・・・オーナーが買ってきてくれた。
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「もう、チャレンジャーなことはしないでね。普通に”スターレット用”って書いてあったやつを買ってきたから。」
はいはい。1セル分大きいみたいね。
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今度のバッテリーは、古河電池の40B19Rというサイズ。

それとファンベルトの件は・・・フォークリフト修理係からも外車整備係からも指摘を受けていた。
「何かこの車・・・ファンベルトを目一杯張っても緩くないですか?」

ファンベルト・・・別にひび割れとかもしてないんだけどねえ・・・
IMG_1380.jpg

ファンベルトもオーナー夫妻が買ってきてくれた。
「なんかさあ・・・トヨタ部品共販に”スターレットのファンベルトください。”って買いに行ったら、動揺されちゃってさあ・・・」
「ふ〜ん。まあ、部品共販にファンベルトを買いに来る一般のお客さんなんて珍しいんじゃないの?普通は、カー用品店に行くでしょ?」
「そうなのかなあ・・・なんか、お店の中がザワザワってしてさ・・・え?EP82?とかって・・・」
「????」

奥様が話を引き継ぐ。
「2本くださいって言っちゃったのがダメだったんですかねえ?」
あ、う〜ん・・・確かにフォークリフト修理係が「競技車両なんだから、予備のファンベルト持っておいたほうがいいですよ。」って言ってたね。
2本も・・・いったい何年乗るつもりですか?って言われながら渡されたよ。在庫品だった。」
そ、そう・・・一般整備の皆さんには、刺激が強いネタだったかな。
25年物の車両でさらにファンベルト2本・・・ないな。普通。

さて、早速交換。
外したファンベルトは・・・・
IMG_1377.jpg
ま、確かに・・・ピカピカしてるかな。裏側。すべっちゃってる感じ?
この車両、気になることが起きてて・・・

いつの頃からか、「シュルシュルしゅる」って常に音が鳴ってるようになった。
なんか・・・エンジンの裏側(インテーク側)から聞こえてきている感じ。
このツルツルのファンベルトのせいかねえ・・・

ちなみに新品はこんな感じ。
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毛羽立ってるね。
新旧で、長さが違うとか?
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う〜ん・・・確かに古いほうが、「まっすぐ」な感じだけど・・・そんなに寸法に差もないよ。
これが原因かねえ・・・バッテリー上がり。
ま、交換してみよう。

交換して、エンジンをかけて見るんだけど・・・やっぱり「シュルシュルしゅる」って音が出る。
何も変わってない感じ。

「ねえ・・・やっぱりこの車両、おかしいよ。新品のファンベルトなのにオルタネータの調整シロを目一杯使っちゃってる。」

ほんとだ。
「もう、これ以上、張ることができない。」ってところまでオルタネータを奥に倒し込んでいるのにファンベルトがなんだかプニプニしてる。

ひょっとして・・・アレか?

「今回のエンジンを搭載するときにさ、誤って、外車修理係がファンベルトプーリーを落として壊しちゃったんだよ。」
「ふ〜ん。でも、今、ついてるよね。」
「うん。でも、4E-FEエンジンのファンベルトプーリーって二重になってるんだよね。で、ネジを外して、壊れてない方の小さいやつをつけたんだ。このエンジン。」
「・・・・・」
「なんか・・・外車修理係が”え?その小さい方で本当にいいんですかね?”とかって言ってたような・・・」
”大丈夫大丈夫。丸いんだから。”って言って、これをつけたんだ。」

3人とも、黙って反転。

オーナー夫妻と二手に分かれて、プーリー探し。

「まずいぞ。ファンベルトプーリーなんて・・・予備品持ってたっけ?なんか毎回・・・落として壊していたような気がする。」
ものすごく焦ってた。今回ばかりは、部品が全くないかもしれない。と、思ったら・・・・

「あったよ。一番最初に壊れたエンジンのバラしたパーツ。全部取っておいたでしょ?あの中に入ってた。」
よかったあああ〜!よしっ!早速、今、エンジンについているのを外してみよう。


よっしゃ。
新旧重ねて測ってみよう。
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う〜ん。犯人確定!
何ヶ月も悩んでいた理由はこれだった。
ファンベルトプーリーを小さな径の物を使っちゃって、ファンベルトそのものがたるんじゃってたんだ。
で、ある回転数(5500rpmぐらい)を超えると、ファンベルトが滑り始めて、全く発電ができなかったと。

試しにプーリーを交換してエンジンをかけてみると・・・
見事!あの「シュルシュルしゅる」」っていう謎の音も消えてたよ。

いやあ・・・やっちまった。
っていうか、「物事には理由がある。」って本当に思わされた。
今年、Joy耐の申し込みに弾かれて正解だった。
ドライブシャフトの件といい、発電できないことといい、決勝中に発生していたら、目も当てられなことばっかりだったよ。

出場していなくてよかった。さ、来年に向けて、タイヤを取り付けて、練習走行をしよう。
って、あり?
なんか、リヤのタイヤがちょっとガタつくよ。ちょっと外してチェックしようか。
そういえば、ブレーキシューをず〜と交換してなかったね。やれやれ・・・・

Oisix(おいしっくす)
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オルタネータをオーバーホールしてもらったけど・・・ [EP82日常整備]

2016年F1新チャンピオンが引退を表明するなんてねえ・・・
今朝、その報道に接した時、最初に思ったのは「摺り切れちゃったんだな。」
何しろすでに3度もチャンピオンを獲得しているチームメートですら、「どんなに非難されようとも何が何でも欲しい。」行為を最終戦でなおも実行するようなタイトルなんですもんね。

来春、再びスタートラインに車両を到着させたルイスハミルトン選手は、隣に車をつけるべき「チームメートが違う」ことを寂しく思ってくれるのだろうか・・・・(来年、大幅にレギュレーションが変わるけど、おそらくメルセデスAMGの天下は続くはず。)

さて、「バッテリーを新品に交換したのに30分間走行できない。」状況に陥っているEP82は・・・
「フォークリフト修理係のお父さんにオルタネータをオーバーホールしてもらおう」ということになった。

んじゃ、外して・・・ん????
「ねえ・・・これ、ファンベルトゆるくない?」
押してみると・・・確かにちょっとゆるいかも。
「もう一度、張り直してさあ・・・1走行してみようよ。」
んじゃ、二人掛かりでファンベルトを張り直して・・・筑波サーキットのピットに持って行ってみる。
ピットロードに入る前にもう一度ファンベルトを点検してみると・・・異常発見!

なんだ???数分前に張り直したファンベルトが「プニプニ」の状態になってる!
?????なに?何が起こってる???

オーナーが車体の下を覗き込んで・・・「ねえ・・・原因がわかった。オルタネータが固定されてない。長い貫通ボルトが無くなっちゃってる。」
へ?

そんな・・・そんなことってあるのか?すごく長いぞ。このボルト・・・って思ったところで、春先の状況が・・・あ、原因は、私かも。

今回のエンジン積み替え作業って、私一人で作業することが多かったのだ。
時々、外車整備係が手伝ってくれたんだけど、確かこのオルタネータって・・・
自分で新エンジンに取り付けようとして・・・なんだかうまくオルタネータそのものが入らなくて、「後でいいや。積む前に取り付けちゃうと、下手するとエンジンクレーンで降ろす時にうまくボディに入れられないかもしれないし。」とかなんとか・・・途中で作業をやめたような気が・・・うん・・・なんか・・・思い出してきた。

で、そのままエンジンを搭載して・・・走ることができちゃった。
オルタネータ固定できていないんだから、ファンベルトは緩むよね。そりゃ。

貫通ボルトを見つけてきて、固定しよう。
なんとか練習時間内に装着完了。で、走行開始→うん。なんかやっぱりおかしい。バッテリー上がりの症状が出たよ。15分も走らないうちに。

オルタネータ固定・・・だけじゃなくて、どうもやっぱり発電していないんじゃないか?今使っているオルタネータ。

やっぱりフォークリフト修理係のお父さんにお願いしよう。予備のオルタネータオーバーホール。
フォークリフト修理係は、「この件、オルタネータではないのでは?そうそう壊れませんよ。オルタネータ。まあ・・・20年以上経過しているのは、事実だから作業は頼みますけどね。」と、どうにも懐疑的。

あっという間に作業をしてもらって・・・
1)ベアリング交換
2)ブラシ交換
3)内部に使用されている半導体パーツ交換
をしてくれたそうです。

フォークリフト修理係曰く「オルタネータのオーバーホールは、ちゃんと専門の業者に頼むこと。半導体パーツの交換をしておかないといけないんだけど、専門業者以外は、その部品を手に入れることが難しいから。」なんだそうです。

さて、交換しよう。オルタネータの交換なんて、簡単さ。
私が下に潜って作業を開始。

なんか・・・貫通ボルトが・・・抜くのが大変。工具も入りにくいし・・・よし、なんとかまずはボルトを取り外せたぞ。この次は、オルタネータ本体を・・・え・・・え?なに?これ????

ボルトを抜いたのに・・・オルタネータそのものが「エンジン側の固定ジグ」から全く外れてくれない。きっちりはまっている感じ。
(そういえば、春先の作業の時にイヤになっちゃたのは、”車体に搭載されているわけじゃないのに、すでにオルタネータをエンジンの固定ジグに入れ込むのが難しかった。”からだった。)

オルタネータをグリグリする。とにかくグリグリ。グリグリぐり・・・
ゴミがバンバン落ちてくる。
「目にゴミが入る。安全メガネつけておくべきだった。もうヤダッ!!!」

「わかったわかった。声大きいよ。選手交代。」
ため息をつきながら、オーナーが潜ってきてくれた。

もうヤダ。この作業。重たいオルタネータを地面に寝そべって、なんとか取り外そうとするんだけど、ニッチもサッチもいかない。

オーナーがなんとか取り外してくれた。
IMG_1224.jpg
苦悩したエンジン側取り付けジグ側がこんな状況
IMG_1225.jpg
結局、電装パーツなのに小さなバールを使ってまで、乱暴に取り外さないといけなかった。

で、今度は逆にオーバーホール品を取り付け作業開始。
少し反省して、今度は初めから二人で車両の下に潜って作業を開始する。
重い本体をオルタネータを支える係と、貫通ボルトをなんとか固定させる係を分けたんだけど・・・
今度は、貫通ボルトを通し切るのが・・・もう、本当に大変。
逆側からプラスドライバーを穴に通してなんとか位置極めを・・・本体をガタガタ揺らしながら、なんとか貫通させることができたぞ。
IMG_1227.jpg
ふう・・・本当に大変。ファンベルトを張り直して、作業完了。
早速、筑波サーキットで走ってみよう。

25分の練習走行を・・・・やっぱりバッテリーインジケータランプが点灯しちゃう。5500rpmぐらいから。
なんだあ・・・何も解決してないぞ。発電する側をオーバーホールしたのに「電気不足」。
いったいどうしたらいいんだ?

ピットでウンウン言っていると・・・TTC1400のベテランドライバーさんから、KMSの社長までワラワラ・・・
「これさあ・・・本当に電圧かかってるか調べてみた?」
「う〜ん、テスターであたったら、12Vは出てましたよ。バッテリーのところで。」
「いや、B端子のところで測らないと。」
「B端子・・・何かの秘密兵器ですか?」

海よりも深いため息をつきながら、KMSの社長が、オルタネータのあたりを触り始める。
「アナログのテスター・・・なぜ・・・デジタルにしておきな。一目で計測値がわかるように。で、オルタネータのこの端子とボディの間をテスターで測って・・・・」
「いま、アイドリング状態だね。んじゃ、誰か運転席に座って、徐々に回転を上げていって。」

結果は・・・3,000rpmで13Vぐらいだった。

「う〜ん・・・普通、エンジン回転を上げていくと、14Vぐらいかかるはずなんだよ。何かおかしいぞ。この車両。配線をもう一度よく確認してみな。」

確認って・・・・もう何回もチェックしたよ。う〜ん・・・・
確かにさ、ガレージには、過去のエンジンから取り外したぶっとい配線類が全部保管されてるよ。
あれを全部交換・・・え・・・やんなきゃダメ?
ものすっごく遠い目・・・・ルルル〜・・・・

どうなる俺たち。なんだか解決できない問題にハマっちゃたぞ。


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新品バッテリーが2ヶ月でダメになりました。 [EP82日常整備]

IMG_1369.jpg
筑波サーキットで10月に開催されたヒストリックカーのレールは、すごく面白かったですよ。
「観客」としてサーキットにいると、こんなにのんびりした気分で1日いられるかと思い知りました。
とにかく驚いたのが、「人の数」。
も〜すごい。全部のスタンドにお客さんが入っているんですよ。
観客の年齢層は高めです。なんていうか・・・「お孫さんも連れてきちゃったぞ。」という家族総出感がものすごい。
正直・・・「輝かしい未来が待ってるかもしれないピチピチ君の大会(SUPER FJとかね)よりも観客動員数が多いって一体・・・」感が一日拭えなかった。

「壊しちゃったら、部品がなかなか手に入らない。」車両群のせいか、「ぶつけて壊れた」という乱暴な競技はなかったです。(安心して見てられました。)
ただ、1時間の耐久レースも含めて、「壊さないようにチェッカーフラッグを受ける。」ことが最優先みたいで・・・
結構、エンジンが壊れて、オイルが路面にばらまかれるんです。
で、そのオイルに乗って、スピンした後、再始動できない車両もいて・・・
ドライバーの皆さんが、ものすごく車両を大事にしていることがわかる場面が・・・
「再始動できなかったドライバーさん。スポンジバリアの外に退避せずに車両脇で、一生懸命手を振る。」
の図を見てしまった。

命かけちまったぜ。「ホビーの大会」に。
最悪のシーンを目にしなくてよかった。
FIA付則H項とかに退避項目が記載されているかと、家に帰ってきてから規則書を見直したのですが、そんな規定は存在しないんですね。日光耐久では、うるさく言われていたので、私の中に刷り込まれていたのかと。
はあ・・・怖い怖い。

さて本題。
あの話の続き。

ええ・・・「バッテリー交換で解決!」とはならなかった。
バッテリー交換後、数走行した後、また「全くエンジンがかからない。」状態になった。
????

少し前から、気になることはあったんですよ。
いつの頃からか・・・走行中にこのランプが点灯するようになった。
IMG_1173.jpg
バッテリーの形をした赤いランプ。
「気のせい気のせい。」って思うようにして走るようにしていたんだけど・・・現実にバッテリーがらみでトラブってる。今。

配線を全部確認。
でもなあ・・・春にエンジンを積み替えた時にも「余っている配線がない。」ように元々「いらない配線」は、ガムテープで塞ぐように徹底してきたし・・・
間違えようがないんだよなあ・・・配線。

走行前に他の車両とバッテリーケーブルで繋いで始動をするようにして・・・
「始動さえしちゃえば、あとは充電してくれる。」
そう思うじゃないですか。

が・・・とうとう走行中にエンストするような症状が現れて・・・
何か・・・何か変。バッテリーそのものに充電がされていないみたいだ。
まだ交換して2ヶ月のバッテリーだぞ。なんで????

試しにたまたま乗ってきた軽レンタカーのバッテリーと交換してみる。
最新鋭車両のバッテリーには、不吉な言葉が・・・
「アイドリングストップ車用 普通車にも使えます。」

・・・・すごく重い。アイドリングストップ車用のバッテリーって。軽自動車のくせに。
まあ、とにかく搭載。1走行走ってみる。

今度は、25分間走りきることができた。
ただ・・・走行中によくよく観察してみると・・・
5500rpmを超えるとあのバッテリーランプが点灯してしまう。
で・・・筑波サーキットで、5500rpm以下になるところなんて・・・2つのヘアピン区間ぐらいだぞ。
う〜ン????ってことは、ほとんど充電できていないってことか?

多分、この「アイドリングストップ車用」バッテリーって、「充電制御」機構がついているんじゃないかな?
で、多分、回転数が高いところでカットしてる。(なので、バッテリーランプが点灯する?)

走行後、オーナーに報告。
「とりあえず、バッテリーを交換すると25分間走行できることはわかったよ。」
「いやいやいや。この車両、耐久レース用でしょ?今まで25分でバッテリー上がるようなことなかったじゃない。」

う〜ん・・・ここから先、どうしたものか・・・
考えられる打ち手は、2つ。
1)バッテリーは、再び新品交換。今度は「普通の大きさ」に交換する。現在搭載したバッテリーは、小さすぎて、高回転側で容量不足なのかもしれない。
2)ダイナモ(ジェネレータ)が、発電していないのではないか?20年以上経過している車両で、確かに一度もオーバーホールはしていない。

ジェネレータのオーバーホールは、フォークリフト修理係のお父さんに頼むことにした。
これで解決してくれればいいんだけど・・・っていうか、オーバーホール用の部品、手に入るのかなあ・・・



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ドライブシャフトって抜けちゃうんだね。 [EP82日常整備]

今日はですね。筑波サーキットで開催されているヒストリックカーレースを観に行くんですよ。
観客として。
フォークリフト修理係が、耐久レースを卒業して、より古〜いサニーを駆って参戦することなったのだ。
すでに夏のデビュー戦を見たんだけど・・・
なんていうか・・・まさしく「貴族の趣味」の世界だった。
5万円で買ってきたスターレットで悪戦苦闘しているのとは、全く別世界でしたよ。

さて、ちゃっちゃと記事を書かないと・・・
今月は、ものすごく忙しくて・・・今日書かなかったら、今月のこのBlog更新無しが確定しちゃうもんで。

5基目の4E-FEエンジンを載せたスターレットは・・・エンジン始動前にドライブシャフトを交換することにしました。
最近、「走り出す瞬間に何か・・・ギギ〜って音が出るよね?」と周りの人たちから言われていたんです。
可能性があるのは、ドライブシャフト。

フォークリフト修理係のように徹底的に分解、洗浄はできないけど、少なくともグリースは詰め直さないと・・
それともう一つ。

この車両、どうしても筑波の2ヘアピン手前がガクガクするんです。ブレーキを踏んだ後、クリッピングポイントを目指すところまで。
速度を落としたり、ラインを変えたりいろいろやってみたんだけど、状況変わらず。
考えられるのは・・・MTに換装しているのにAT用のドライブシャフトで運用していること。

なので、探し回りました。MT用ドライブシャフト。
・・・・な〜い。どこにもな〜い。EP82のMT用ドライブシャフトなんて。

なんとか見つけてきたのは、TURBO用のMTドライブシャフト。
IMG_0635.jpg
緑色の方が、TURBOのMT用なんだけど・・・
IMG_0637.jpg
やっぱり短い。AT用に比べると。
IMG_0636.jpg
ただ、シャフト径だけじゃなくて、いろいろなところがすごくごっつく作られている。当然、ずっしり感もものすごい。
この写真でも分かる通り、ホイール側に飛び出すシャフトの長さは、ターボ用の方がすごく長いけど・・・
まあ、取り付けられるだろう。

バラシ作業開始。
IMG_0597.jpg

トヨタ純正ドライブシャフトブーツキットには、2種類のグリースが入っていたんだけど・・・どっちがどっちに使うんだか。
IMG_0598.jpg
どうも・・ホイール側の方が、硬い・・・グリースみたいだな。

フォークリフト修理係がやっていたようにできるだけ分解したいんだけど・・・どうしたらいいんだっけ?
人に任せてしまうと、ほんっとに注意していないんだなあ・・・と思ってしまった。ブーツをなんとか緩めた後、どうしたらいいのかわからなくて、フリーズしてた。

TTC1400の超ベテランドライバーさんがやってきて、作業状況を話してみると・・・
IMG_0600.jpg
「先端のクリップをまずは、外さないと。工具持ってるだろ?」
あ、そうだった。外に向かって広げる工具がある。
なんとか、ミッション側の方はバラバラにできて・・・ホイール側は、叩き作業をすれば外れるのかもしれないけど・・・銅ハンマー持ってないからいいや。古いグリースを拭き取って、入れ替えよう。


フウフウ言いながら、なんとかグリースを入れ替えて・・・バンドを・・・
IMG_0595.jpg
閉まらない。閉まらないよ〜!!!
この手のバンドは、捨てるのがもったいなくて、いっぱい保存してあるんだけど・・・
どれも合わない!なんだ?トヨタ純正部品なのに。

よくよくチェックすると、バンドが合わないんじゃなくて、ブーツがあってなかった。
同じ形をしているので、できるだけ状態のいいブーツを・・・と保存品から選択したんだけど、TURBO用とNA用でブーツの大きさも違っていた。
前回、ドライブシャフトをオーバーホールした時に「ブーツキットそんなにあるの?ん〜・・・めんどくさいから、全部ください。」と言ってしまって、トヨタ部品共販の人を驚かせたんだけど・・・今になって役に立った。
ガレージをゴソゴソやってたら、出てきたよ。あの時買った新品ブーツ。
余ってたやつが、TURBO用だった。

なんとかバンドカシメも終了。
というところで、TTC1400ベテランドライバーさんがやってきて、作業状況をチェック。
「ブーツのところ、グリースがはみ出ちゃってる。ブーツがはめ込まれているところにグリースがついちゃっていると、走行中に外れちゃうんだ。ちゃんと全部拭わないとダメだよ。」

ふう・・・ものすっごく大変。全部バンドを外して、またグリースを拭って。
なんとか、完了。さ、走るぞ。
IMG_1120.jpg
走ってみたら・・・バルクヘッドのあたりに大量にグリースが飛び散ってた。
まあ・・・ブーツ自体は脱げてないし、詰め過ぎちゃったんだな。グリース。

と思いながら、走り続けて・・・オーナーがピットインしてきた時に下回りをチェックすると・・・
何か・・・何か垂れてる。
「は、早く!コースから出て!急いで!!」
IMG_1124.jpg

なんで???
ドライブシャフトの付け根から、大量にミッションオイルが抜けてきてる。
ミッションオイルシールがおかしい?

試しにホイール側から、センターナットをハンマーで叩いたところ・・・「ガコン」
「あ、はまった。はまった。漏れなくなった。」
「う〜ん???ダメだなあ。ちゃんとハメっこできてなかったってこと?ドライブシャフト。」

なんだあ・・・今まで、こんなミスしてこなかったけどなあ・・・

再びしば〜らく走行していると・・・
今度は、私の走行中に「あれ?タイヤ・・・トラブル?エア圧が抜けたか?左フロント。」という事態が発生。
ピットに戻ってきて、チェックをすると・・・全く同じ症状。
また、大量にミッションオイルが抜け始めてる・・・なんだ?いくら何でもおかしい。

TURBO用のMTミッションって使っちゃいけないのかな????

いろいろな人が見にきて・・・
「TURBO用だからって、抜けることはないよ。」
そうだよねえ・・・・

とにかく・・・AT用のドライブシャフトに戻そう。まずは、グリースを詰め替えないと。
夕闇迫る筑波サーキットのピットで作業開始。
「あ、ミッション側に金具が残っちゃって、シャフトは全部抜けちゃった!!」
「バールでとにかくこじれ!せ〜の!」

な〜んてやっているところにKMSの社長がやってきて一言。
「なんだか、すごい作業が始まったねえ。ちょっと見せてみな。」
IMG_1228.jpg

「うん。TURBO用のドライブシャフトだからじゃないよ。抜けた理由。グリースが抜けて、もう、焼けちゃってる。無理な力がかかって、外れてきたんだよ。」

そうなのか。グリースが飛び散っていたのは、「入れすぎちゃった分」と思って、ほっといたけど、その時点でチェックしないといけなかったんだ。
AT用だと逆に長かったから、ちょっとJoy耐の時のようにハブが壊れちゃうところまで、走れちゃうのかな?

コースの清掃が終わるまでになんとか作業を終わりにしないと・・・
「みんなさあ・・・車関係の仕事じゃないんだろ?」
「はい。私は電機屋さんで、オーナーは銀行員。」
銀行員!なぜ休日にこんなことやってる?」
「はあ・・・成り行きで・・・」
「ワザワザさあ・・・休日にこんなに面倒なことをしなくても・・・なぜ茨の道を行くんだ・・・」

KMSの社長が遠くを・・・ダンロップブリッジ・・・いやコース1000のあたり・・・いや、もう、筑波山のあたりを見てる感じ。だ〜いぶ遠い目。

オーナーに代わって、、私が解説しよう。
あれだよ。あれ。ほら、苦行とか、修行とかって・・・何?水に入って、雷に打たれるやつ。(死んじゃいます。)
あ、そうそう。滝行ってやつね。ワザワザ冬に川に入って、滝に打たれるやつ。
ま、なんていうの?
「修行なんだよ。筑波サーキットを自分たちで整備した車両で走るのは。」
「修行の先、悟りを開いた後にきっといいことがある!ほら、みんな!ガンダーラの歌を歌って!!!」

え?作業終わったの?あ、はいはい。片付けね。片付け。チャッチャと。

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スターレット用のできるだけ小さなバッテリーに交換しました。 [EP82日常整備]

 
先日、我が妻と実家を訪問。
やっと到着・・・と思ったら、母上様から指令。
「はい。私とドライブに行くよ。あなたの運転で。さっさと乗って。」
「はあ。」
母上様の愛車(Honda レジェンド)を運転して・・・な、なんで、いきなりすごく小さな道なの?
「いいから。この画面にエラーが出ないようにゆっくり走るんだよ。」
「はあ。」
「あ、ほらっ!ストップストップ!!」
「へ?」(後ろを確認して。キュッ)
「よ〜し、今、このモンスターにボールを・・・・採ったあああああ〜。うれし〜!!」

一体なんの話?と思いながら、母上様が一生懸命操作しているiPhone6Plusの画面を覗くと・・・
・・・誰だ?高齢者にポケモンGOを教えたの。

その後も、ご近所をいろいろと指図されて、大型の車体をあっちに移動したり、こっちに移動したり・・・も〜。

「母上様。思うんですけど、そのゲームは、本来、健康促進のために自分で歩いて、いろいろモンスターを探すものなのでは?」
膝を悪くしているのにそんなことを言うのかい?そういう冷たい子に育てた覚えはないよ。」
「いや、もう十分におっさん・・・」

まあ・・・なんていうんですか?嫁も一緒になって盛り上がれるゲームになってると思いましたよ。いろいろなモンスターがいるんですね。しかも、小さな頃、散々自転車でこのあたりは走り回ったはずなのに・・・
知らないお社とかがあって、今回のポケモンGOの地図情報で初めて知ったりとか。
最初は、「たかがゲーム」って思ったけど、意外に土地の歴史に詳しくなる効果があるかも。ポケモンGO。

十分満足したのか、やっと実家に戻ってくると・・・実姉がいた。
「お母さん、またポケモンGOやりに行ってたの?私にそんなに対抗しなくてもいいでしょう?」
高齢者にポケモンGOを教えた犯人は、お前か。
対抗もへったくれもないだろ?単にモンスター図鑑が出来上がるだけだべ?
「ち・が・う・の・よ。お母さんは、私みたいにピカチュウを手に入れたいの。」
「はあ。あの黄色いアレね。はいはい。」(全く興味がない。というか、iPadを持っていても、まずゲームをやらない。)

「ジャ〜ン!見てくださ〜い!」
「ほら、また自慢が始まったよ。仕方がないから、見てやりな。」
????
実姉の手に握られているiPhone6の画面には・・・ああ、うん。だからわかってるってば。黄色いアレね。
「ピカチュウが動きます!」
うん。わかったわかった。他のモンスターも画面上で動いていた。
「ピカチュウが喋ります!」
う〜ん???他のモンスターも喋るんでしょ?「ゼニゼニ」とか。確かTVではそうだったような・・・
「ブッブ〜。他のモンスターは、喋りません。何か変な音が出るだけ。」
「ああ、そう。もう、寝ていい?」
「見なさい!はいっ!これがピカチュウで〜す。」
「うん。黄色いね。」

と、その黄色いキャラクターを画面上でタップすると・・・
「ピカチュウ!」
ふおおおおおお〜!!!喋ったあああ〜!!!
「ね?すごくかわいいでしょう?これで、画面をね。何回も叩くと・・・・」
「ピ〜ッッッッッッピピピピぴピカチュ〜〜〜〜〜〜ウウウウウ!!!!」
悶絶!スンンゴオおお〜くかわいい!!!

って、はい。みなさん。ご安心ください。かわいいからって、中年のおっさんをゲームの虜になんてできないわよ。
「高齢者にiPhoneを渡すとどうなるか?」の巻、終わり。
大丈夫。その後、うちの母親は、カード類を一切持っていないことを確認したから。
「ピカチュウ」とか、かわいいこと言って、課金しまくるつもりなんだべ?その手には、載らん!!!

はい。本題。
EP82は、5基目のエンジンを搭載して、無事に走り出すことができるようになりました。
全く問題なし。
コンピュータは、4基目のエンジンの時のまま。
燃調のダイヤルをいろいろいじくりまわしてわかってきたことは・・・
「濃い方にダイヤルを回すと、アクセルを離したときに”ボンっ”って音が出る。」

うまく音が鳴らないところにしようと、ウンウン言っていると・・・
「また走れるようになったんだねえ。」
EP82を走らせているガレージの人たちに声をかけられた。
一通りの作業を話してみると・・・
「う〜ん・・・燃調は、ピンポイントでしか合わないよ。燃調計とか持ってないと、うまくいかないと思うよ。持ってても、悩んじゃうぐらいだからね。」
そうなのか。ま、今度は、プラグをよく見ながら、いじっていこう。4基目は、明らかに薄くしすぎたからね。

一通り走行が終わって、保管ガレージに戻ってきたところで・・・エンスト。
????あり?
スターターを・・・カチカチカチカチ・・・って音がするだけで、全然エンジンがかかる雰囲気がない。
「でも、あの時は、確かキーを回しても、全く静かだったんじゃない?」
「そう・・・で、スターターの問題だ。ってなったんだ。で、今回のエンジンからは、フォークリフト修理係のお父さんがオーバーホールしてくれたスターターを搭載している。」
「ってことは、バッテリーか。もう、結構年数経ってるっけ?」
「2012年製のバッテリー。」
「んじゃあ、保証期間も過ぎたし、あり得るんじゃない?バッテリー上がり。月に一回エンジンをかけるかどうかっていう使われ方をしているんだからさ。」
「う〜ん・・・そうかなあ。なんかいきなりすぎるよなあ・・・バッテリーの寿命にしちゃ。だって、対TTC1400制圧用車両なんて、7年近くバッテリー持ってたよ。こっちより走行距離が短いのに・・・」

なんだかオーナーが悩み始めちゃったんだけど、まあ、多分バッテリーだって。
新しいバッテリーに交換しよう。

このボディを作った時に搭載したバッテリーは・・・テーマがあったのだ。
それは、「スターレットに乗せられるできるだけ大きなバッテリーを搭載する。」ということ。

目指したのは、JOY耐規定重量780kgに合わせ込むために「バラストだけで足りない分を周辺機器でどんどん加算していく」方法。
そのためにラジエターもオイルクーラーもできる限り大型のものを使うようにしていた。

バッテリーも「エンジンルーム内のバッテリー置き場に置くことができる最大寸法」のものを選んだ。
古河バッテリーの46B19Rというサイズが一番大きかった。
ここまで、バッテリー絡みでのトラブルは、全くなかったんだけど・・・ま、4年使ったからね。

さて、今回のバッテリーは・・・
「バッテリー置き場に置くことができるできる限り小さい寸法」を選びたい。

「前回と真逆じゃん」

そう。
JOY耐を二回完走してわかってしまったのは、「どうも30kg重たくして、ピットストップ時間1分間を稼いでも、結局は、ガソリンスタンドの混雑状況で、そんな短縮時間は吹っ飛んでしまう。」ということ。

だったら、N1規定通りの重量を目指そう。(750kg)
ちょうどいい機会だから、まずはバッテリーから軽量化。

バッテリーを取り付けていてわかってしまったのは、「固定フックの重要性」
実は、フックを仮止め状態で走らせたことがあって・・・「競技速度」は、そんなことは許してくれなかった。
走行後、チェックをすると・・・重いバッテリーがズレてしまっていた。
なので、「できるだけ小さいバッテリー」とは言っても、「箱の高さ」は、今までのバッテリーと合わせておこう。
高さの記号は・・・46B19Rという文字の「B」のところ。
で、「R」という文字は、プラスマイナス端子の位置を示している。これも「R」で確定。

あと、変更できるところは・・・「46」という文字と「19」って文字だけど・・・
この「19」っていうのが、長さ寸法を表している。
じゃ、この「19」ができるだけ小さいバッテリーにすればいいんだ。

で、いろいろな車用バッテリーメーカーの資料を読んだんだけど・・・
[B]と[R]を決めてしまうと、より小さい数字は、「17」だけだった。

それよりも困ってしまったのは、XXB17Rというバッテリーで重量が様々なものがあるということ。
どうも・・・外観寸法そのものよりも最初のXX2文字が重量に効いてくるらしい。

とにかくできるだけ小さくて、軽いバッテリー・・・
探し回った結果は・・・・
Panasonicの「Fシリーズ」というものだった。それのFHというモデル名で「34B17R」という寸法。
これで、9kgです。

274)パナソニックバッテリー N-34B17R/FH

274)パナソニックバッテリー N-34B17R/FH

  • 出版社/メーカー: Panasonic
  • メディア: 


早速交換作業。
すべての整備作業の中で、一番簡単って言い切ってもいいぐらい。
でも、注意点がいくつか。
1)バッテリー端子の極性を絶対に間違えないこと。
2)外したバッテリー端子は、まずビニールテープでテーピング。面倒くさがらないほうがいいです。万が一の事故を防ぐためにも。
3)外した古いバッテリーを回収してもらうためにカー用品店等に運ぶと思いますが、その時にくれぐれも倒さないこと。
バッテリー内部の希硫酸が、フロアカーペットに付着すると、あっという間にカーペットが溶けます。(経験アリ。車両本体のマットを溶かしただけでなく、その下のシャーシまで・・・こぼした瞬間は、大したことないと思ってた。号泣)

はい。交換作業終了。
IMG_1121.jpg
わかりにくいかもしれないけど、これまで使っていた19R(白い方)に比べて、17R(左の黒い方)は、横幅わずか20mmの短縮なのですが、ものすごく小さく感じます。

バッテリー搭載後は、固定をしっかりするだけでなく、各端子を厳重にビニールテープでテーピング。
さ、これでまた思いっきり、走れるぞ。


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パーキングブレーキがかからなくなりました。(解決編) [EP82日常整備]


「あんたねえ。姪が旦那をお披露目したいって言ってるんだから、ちゃんと会いなさいよ。」
「う〜ん・・・いいよ。面倒くさい。結婚したからって、親戚周りなんてしなかったよ。私の場合。」
「いいから。今から呼ぶから。正座して待ってなさい。」

なんかねえ・・・最近の若者は、結婚式場で式を挙げない代わりに親戚中を回る・・・んですかね?
姪が結婚したんですよ。姉ちゃんの長女。で、なんだか私以外の母方の親戚は全員面通しが終わったらしい。
別に必要ないよ。私は自分の実家に来ただけだぞ。ゴロゴロしていたいのに・・・本当に正座。
(実家では、小さい頃から正座でご飯を食べさせられていたので、全然平気なんだよね。2時間ぐらいは。)

しばらくのち・・・「こんばんは〜初めまして〜」という聞きなれない声。
振り返ると・・・・
バラが!背景にバラがあああああ〜!!
視界いっぱいにバラが描かれてる!!!(多分幻)
びっくりした。ものすっごくびっくりした。カッコイイ!(ものすごく)
「父上様!たっ大変大変!我が家にジャニーズが・・・ジャニーズ様が来られた。」
「いやっあの・・・さ、こ、この掘りごたつに座って。さあっ・・・父上、この”旦那さん”という新たな職業に就かれた若者に何か声を・・・・」

「うむ・・・君は・・・お父さん側の親戚周りは終わったのかね?あちらのばあちゃんには会ったかい?」
「はい。」
ドラえもんみたいだっただろう?あっちのばあちゃん。」
「は?」
「あ、父上様、それを言うんだったらジャイ子・・・・
「この孫娘が生まれた時になあ・・・顔を一目見て、大変私はショックを受けてしまったんだよ。あのドラえもんなばあちゃんにそっくりでなあ・・・」
「・・・・・・・・」
「思ったよりも可愛く育って、私は安心してたんだよ。でもなあ・・・今は良くても、将来は、ドラえもんだぞ。いいのか?君。」
「・・・・・・・・」(静まり返る部屋。ものすっごくいたたまれない雰囲気)

「いや、あの・・・父上様?確かに・・・確かにこの子が生まれた日の夜に、何度もその話をしていた事をよ〜く私も覚えています。でも、今、言う話じゃないかなあ・・・・あ、ほら。孫娘が泣き出しちゃったじゃないですか!なんてこと言ってるんですか!!」
「え〜とね。爺ちゃんも私も男として心配だから、言ってるの。な?お前さんが、まさかこんなカッコイイ人を旦那さんにすると思っていなかったから・・・・なあ、どうするの?これからず〜と一生、”うちの旦那、昨日より2分帰宅が遅い。”とかって心配しながら過ごす毎日になるんだよ?」
「あ、いや・・・それはもう慣れっこです。昨日も夜勤明けから、iPhone鳴りっぱなしだったから。」
ひいいっ!新婚数週間にして、iPhoneの「友達を探す」機能で、位置を把握され続ける若旦那!怖い。怖すぎる!!

そのうち多分・・・「旦那のカーナビの履歴情報解析して。」って頼まれる日がくるような気がする。
ふう・・・怖っ。皆さんに言っておきますけど、美人すぎる嫁さんとか、かっこよすぎる旦那さんって、気が休まらな気からね。本当に。何事も「ほどほど」が大事よ。「ほどほど。」

さて、やっと本題です。
1ヶ月ほど前の記事は何を書いていたのか・・・・

今回は、「解決編」
どうやったか?のお話。

「パーキングブレーキ用ケーブルを交換しないといけないのでは?」という予想をしたのですが・・・
だ〜いぶ悩みました。
「ケーブルなんて、そうそう交換するものじゃない。」と思いながらも、私たちは、過去「ミッションケーブル」で「交換しないと解決できなかった。」というトラブルを経験しています。

今回も「新品ケーブルに交換で解決。」・・・・いやあ・・・ミッションケーブルの場合と違って、長いですよ。パーキングブレーキ用ケーブル。どう考えてもすっごく大変そう・・・

出した結論は、「もう一度、修理書どおりの順番で、作業をしてみよう。」
何度もバラしているおかげで、だいぶリヤブレーキ周りの分解・組み立て作業も速くなってきた。
コツは、「バラす時は、上から。組み立てる時は、下から。」の作業をすると、あの黒いバネもなんとか時間をかけずに組み込むことができる。
さて、できたぞ。
IMG_0050.jpg

この写真と分解書の図をよ〜く比べてみる。何度も。
大丈夫。何も間違ってない。よし、じゃ、蓋を閉めて、ハンドブレーキを引いてみよう。

ハンドブレーキレバーを引き始める。
ガコガコガコガコガコガコガコガコ
ふう。疲れた。オーナーに交代。
ガコガコガコガコガコガコガコガコ
こんなに・・・ハンドブレーキレバーって引かないと、自動調整が効かなかったっけ?なんか・・・まったく手ごたえがない。

試しに右リヤホイールを回してみると・・・まったく・・・まったくハンドブレーキは効いてない。左リヤホイールは、しっかり止まっているのに。

なんだ?なんでだ?なんで右側だけ効かないんだ?

その後は、左右のドラム直径をノギスで調べたり(まったく差がなかった。)
IMG_0049.jpg
シューアジャスターのダイヤル位置をきっちり左右合わせたり
IMG_0054.jpg
あるいは、ブレーキシューを左右つけ間違ったのでは何か?というところまで確認しまくったんだけど・・・
分からない。まったく右側だけ効かない。何で・・・何でだ?

「これはダメだなあ・・・ケーブルを買ってこよう。今回は、タイヤをつけて戻そう。全然無理だ。」
「そうだねえ・・・前から思っていたんだけどさあ・・・このリヤドラムを抑えるおっきいナットだけどさ、どれぐらいのトルクで締め付ければいいのかなあ・・・」
「う〜んと・・・1,100って書いてある。1,100kg/cm(古い単位)だ。」
トルクレンチできっちり1,100kg/cm。
「何か・・・こんなにこのナット回したっけなあ・・・今まで。」
大丈夫大丈夫。修理書通りなんだから。さ、タイヤをつけて、ガレージに戻そう。

「ちょっと待った!なんかおかしいよ。まったくタイヤが回らない!
?????そんな馬鹿な。

ハンドルブレーキを引かない状態で、右リヤホイールをグルっと・・・あ、あれ?さっきまでとうって変わって、まったく回らないぞ。タイヤが。????

「多分、そのトルク設定間違ってる。とにかくホイールが回らないのはおかしいから、ナットを緩めるよ。」
緩め始めたら・・・あ、ちゃんとタイヤが回る。
「タイヤが回るだけじゃなくて、発見があったよ。この状態だと、ハンドブレーキも効くんだ。ほらっ!」

あ、ほんとだ。
ということは・・・今まで悩んでいたのは、「ホイールベアリングを抑えるためのナットをちゃんと締め付けていなかったから。」ということか?

でも・・・おかしいよなあ・・・修理書の規定トルク値とちが・・・あれ?
よくよく読んでみると・・・1,100というのは、「ホイールを止めるナット」の指定トルク値のようだ。
じゃ、この「ベアリングを止めるナットの規定トルク」は?

修理書の「ドラムブレーキ」のところを何度も読むんだけど・・・全然書いてない。
「まあ、とにかくさ、”タイヤが回って、かつハンドブレーキも効く締め付けトルク”を手作業で進めてみるよ。よかったよかった。これで、両輪ともハンドブレーキが効くよ。ケーブルの問題じゃなかったんだよ。」

結局、「感触」で、ナットを締め付けたんだけど・・・どうも左よりも右のほうが重いような・・・
まだシューを引きずっているのかな・・・右側だけ。

その日の夜、フォークリフト修理係にこの顛末を伝えると・・・
「え?ネクタイ組二人だけでドラムブレーキ整備をしちゃったんですか?それ、AE86の彼に立ち会ってもらった方が良かったですよ。大丈夫かなあ・・・」
「ベアリングナットの締め付けトルクは、多分書いていないと思いますよ。そこの感触は、整備士に求められるものですからね。それよりも重要なことは、”一旦締め付けてから、緩み方向で締め付けトルクを決める。”ことなんだけどなあ・・・本当に経験が必要なんですよ。ドラムブレーキ整備。大丈夫かなあ・・・本当に・・・」

後でよ〜く修理書を最初のページから最後のページまで読んでみると・・・発見!指定トルク値。
後輪ベアリングナットの締め付けトルクは、300kg/cmでした。ブレーキの項目じゃなくて、リアアクスルの項目に掲載されていた。「プレロード調整」という言葉と共に。

ま、「右側ブレーキシューは、引きずったままなのでは?」という疑問は、今年のJoy耐前に確認ってことで。
まずは、筑波で練習走行ができるようになりましたよ。よかったよかった。

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