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TECHNO MEISTERで競技用マフラーを作ってもらいました [スターレットをN1車両化]

 

やっちまいましたよ。この2週間、Mac&デジカメのSDHC Class10カードと格闘していました。
結論は・・・3種類の有償ソフトウエアを購入して・・・復旧できなかった。誤って消去してしまった画像データ。あ〜あ。

普段だったら、気にも留めないんですけどね。デジカメのデータなんて。
ただ、今回ばっかりは・・・
大学時代からの友人に誘われて、お花見に行ったんですよ。
その家の子供達と一日遊んだ様子とか、最後に彼が買ったばかでかいおうち(蔵&防風林付)を撮影して帰ってきたんだけど・・・
iPhotoのフォトブックを作ってあげようと思って、Macに取り込んだ・・・・ハズなんです。実験二日目の朝、始発で会社に出発するドタバタの中で。

・・・・なにか、Macの操作を間違えたらしい。
HDDそのものまでデータ復旧ソフトウエアでさらってみたんだけど・・・どうもデータそのものがMacに取り込まれていない状態だったみたい。
よくよく思い出してみると・・・もう、HDD残り容量が25GBを切っていたので、「節約節約」と思って、こまめに「ゴミ箱を空に」ってやっちゃっていたんだよね。
iPhotoから取り込んだ後、操作を間違って「ゴミ箱を空に」としたか・・・あるいは、「取り込みますか?」と出てきたところで、「いいえ」とやってしまっていたか。はあ・・・

普段だと、デジカメのメモリーカードデータなんて、そうそう頻繁に消さないです。
ただねえ・・・今回は、4日間の実験の中で、8GBのメモリーカードが一杯になっちゃって・・・その数枚の写真すら、消さないと「実験試料0mm撮影」ができなかったんだよね。

思い出すら消してしまったその実験は・・・非常に上々の結果だった。ここまで、「一体、俺達がやってるこの実験って・・・ほんとに製品化できるのかな?」って何度も思わされたけど・・・うまくいったぞ。これで世の中に発表できる。

と思ったら。ものすっごく大変な事態が。
商品発表決裁を親会社にお伺いに行ったうちの社長が、大激怒されて帰ってきた。
どうも・・・「他の会社と組んで、特許を取るような商品開発を子会社が行っていた。親会社のリソースを使って。」っていうところに驚かれてしまったらしい。

ははあ・・・やっとわかったよ。
この20年ほど、自腹でいろいろな案件の特許審査を行ってきて、いざ、本登録をしようとすると歴代の上層部がことごとく握りつぶしてきた理由が。
それをやっちゃうと、親会社の説得が大変なんだ。今、初めて知ったよ。

「お前が言っていることは、先走りすぎていて、言われた時にはついて行けないんだ。なにを言っているのか、全くわからない。」
「なのに、だいぶ経ってから、”ああ、アレのことか”って思うことが多いんだよなあ。理解してもらうのは難しいと思うぞ。個性的すぎて。上司が心が広い人だったら、受け止めてくれるかもしれないけど。」
って、日韓ワールドカップの頃に親会社の人たちに言われてた。

あれから10年が経過するけど・・・俺は全く進歩していなかったってことか?

結局、数日後、「うちの社長が交代」になりました。即日交代です。親会社から替わりの人員が送り込まれてきた。あはは〜。やっちまった。さすがに想像を超えていたわ。今回ばっかりは。

ま、たくさんの人に迷惑を掛けながら、それでも前進するんですよ。「みんなで作ったこの品物は、世の中の役に立つ。絶対に。」って信じているもんで。
会社の人たちは、知らない。(親会社も含めて)
後発で取り扱いを始めた製品群で、日本市場3位の大きな会社(誰もが知っている会社)を事業撤退に追い込み、シェアNO1に引き上げた人間が、「新しいオモチャ」を手に入れようとしていることを。
発表にたどり着いたら、世界中の同業者を跪かせてやる。「毎年、命を落としたり、財産が奪われる人たちがいるのに、机の下で手を握り合って”嘘つきの国際規格”で、消費者を騙してきたな。オレ様が成敗してやる」

ま、競技の世界に生きる人間の本性です。
さて、じゃ、その「競技」の方の話しに行きますよ。今回の本題です。「5万円のスターレットをN1競技車両化」の最終回。
「競技用マフラー」のお話です。

実は、2010年に初めてJoy耐を見学した時から気になっていたんですよ。
「Joy耐の騒音規制ってどうなっているんだ?サーキットの自主規制値・・・どころか、JAFの競技車両規則もオーバーしている車両が走っているよね。明らかに。」

今年の「Mini Joy耐」は、全車規制値以下だったと思うんですけど。(やっとね。)

筑波サーキットや、袖ヶ浦はものすごく厳しいです。騒音規制厳守を求められます。日光サーキットだって・・・かわいそうに、コース上そのものでは、騒音規制値を下回っていても、コースに入ってくるまでの公道マナーの問題なのか、もめ事に巻き込まれているって聞いています。

ま、そのような「年々厳しくなる音量規制(だいたいが105dB以下)」を気にしてなのか、今回の「5万円のスターレットN1競技車両化」作業の中で、オーナーが「マフラーを新しく作る。」って言い出してですねえ・・・(遠い目)

「お金かかるじゃん。今まで使っていたマフラーを移植すればいいでしょ?」
「い〜や。今回の車両は、ノーマルの部品をできるだけ使うだけじゃなくて、”もう、毎回毎回車検でドキドキしない。”がテーマなんだから、”きっちりJAF競技車両規則”に則った車両を作るべきだ。」
とうとうと議論ですよ。

「マフラーがらみで規則違反なんてしてないだろ?だいたい、この車両は静かすぎるぐらいだぞ。」って私は思っていたんだけど、オーナーからは、具体的な指摘事項が。
これ。
MAFRA.jpg
いや、別に・・・2007年暮れにオーナーが前車両を引っ張ってきた時から、こうなっていたでしょ?FISCO(現FSW)仕様ってことで。

どこが変なのよ?
「これ、マフラーを出すためにバンパーのところに切り欠きが入ってるでしょ。N1規定の”外装に変更を加えてはならない”って項目に違反してる。」

・・・・・”マフラーを後方に出すこと”だけが規定されているんじゃなかったっけ?
結局、ラジエター周りのパーツや、シートベルトの件で、「溶接熟練者」に頼み事をしなければいけなくなった段階で、私が折れることにしました。
一通り、溶接作業全般をいっぺんにやってもらおう。

マフラーの件で私が抵抗した理由はですねえ・・・実は、この「N1競技車両化」を始めた当初から思っていたことがあって・・・
「N1車両で、最も深遠な世界はマフラー」って思っています。私。
「いや、ECUだろ?速さに直結するのは」って言う人も当然いらっしゃるとは思うんですけど・・・
私、FAの世界で生産ライン丸々1本をプログラムするようなこともやっていたので、「ソフトウエアは、ハードウエアを超えられない。」って思っています。
「ハードウエアをよりうまく動かす」ことをソフトウエアは、容易にやってのけるんですけど、あくまでも「ハードウエアが持っている器」の中の話なんですよね。

今回の私達のエンジンは・・・「ネクタイ組が二人で組み上げたエンジン」
無いな。ECUに金をかける必要は。それどころか、それをやったらすぐに壊れそうだ。

で、JAFの競技規則の中でのN1用マフラーは・・・
1)まずは、先述の通り「車体の後方に排気口を出すこと。その位置は定められた場所にあること。」
2)エキゾーストマニホールドは、ノーマルのまま
EXZOST.jpg
3)触媒は取り外すことも可能(年式によって制限項目がある)
SHOKUBAI.jpg
4)騒音規制を満たすサイレンサーを取り付けること
SAIRENSER.jpg
これだけです。
私は、JAF競技車両規則を何度も読み返して・・・「まいったなあ。魔窟に手を突っ込むのか。」って思ってました。
相当腕の立つ職人さんを探さないと・・・って思ったら、フォークリフト修理係が紹介してくれました。

といっても、紹介してくれたからって、すぐに車を持ち込んだわけじゃないんですけどね。
なにしろ私のチェック項目は、「JAF公認競技をしていたことがあるか?」「人は話してみないとわからない。」等々、厳しいんですよ。飛び込み営業で、お金の回収も日々行っている人間ですから。

何度かお話をさせていただいてから、EP82を持ち込みました。
経営者の方も作業の現場の方々も過去、スターレットで競技を行っていた人たちなんですね。

さて、「N1のマフラー?ただのステンのパイプを車体の後方に伸ばすだけだろう?なにを小難しく言ってるんだ?」って思っている人たちは、まだまだだなあ。
「勝つためのマフラー」とは、どういうものか。
ちょびっと紹介。

いいですか?N1規定で制限されている項目は、上記1)から4)であることを再度確認しておいてね。

まずは、フロア下を流れる空気をできるだけ阻害しないように異形断面構造化。
コレクター部は、精密鋳造法で薄肉化。
テールは、軽量化を追求して、極薄のインコネル625材をハイドロフォーミング加工し、エンジン回転に合わせたパイプの長さと径をチューニングしたレゾ・・・・おっと。危ない。このあたりは喋りすぎだ。

完成したマフラーの写真は、これだっ!
って、いつもだと出すんだけど・・・・
今回ばっかりは無理。
見る人が観れば、解放端の形状を観ただけで、なにを狙っているかわかってしまうらしいので。
排気を吹き出す位置も後輪が乱す空気流を活用する意味で、重要なので・・・大変申し訳ない。後半は、写真が全くなくて。

え?「オマエら・・・たかがN1のマフラーにそんなに金をかけちゃったのか?」って?

ふう・・・まだまだだな。このBlogの読者として。画面の前でそんな独り言を言っているようじゃ。

知らないのかね?このもうすぐ80万PVのBlogが「車Blog界の虚構新聞」と呼ばれていることを!
信じるか、信じないかはあなた次第です!

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水温計と油圧計の取付はきちんと作業しないと、とっても大変なことに [スターレットをN1車両化]

リンク: 今季初得点の磐田・前田「デスゴール? 浦和なら大丈夫だと思う」 - 速報:@niftyニュース

発動しましたねえ。「呪い」
実は、今シーズンが始まる前から「そうなるんじゃないかな?」って思ってました。浦和VS磐田戦。
我がチームは、過去、いろいろな「ダメな記録」を提供してきましたからね。
最終節で「今日、このJ2落ちが確定しているチームに勝てばJ1優勝!」って場面で負けてみたり。
なので、「おそらく2013年最初の前田選手被弾は、浦和戦」になるだろうって、思ってました。
たぶん、これで呪いは解けたんですよ。
それどころか、来年からは「シーズンの一番最初に前田選手のゴールをもらうと、そのチームは優勝ができる。Come on!前田!ゴール前はガラ空きだぜっ!」ってなっちゃうかも。

呪いをスルーできて既に喜んでいるチームが一つあります。我がチームと同じ市に所属する天敵。
ええ、いつも勝たせてくれないあのチームですよ。ほんとに難敵です。
彼らは、前田選手に被弾せずに1戦凌ぎましたからね。既に。それどころか・・・・
私、実は最終節近くまで、優勝争いするのでは?って思っています。今年の大宮

実は、ここ数年のJ1には傾向があって・・・・
「開幕5戦で0敗のチームが優勝争いをする。(実際に優勝する)」
横浜・浦和・大宮でした。今年の開幕5戦が終わって。

え?気が早い?まだ5戦終わっただけ?
いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいや(ひつこい)
あの無礼な輩がいまだにたくさんいる「日本で一番大きなサッカー専用スタジアム」のあのチームより、よっぽどマシだって。
さあっ!行こう!大宮アルティージャの試合を観に!

あ、私?
赤い方に座ってます。ええ。
Jリーグが始まって以来、買い続けていたシーズンチケットを2010年一杯で取りやめましたけどね。おミドル様になると、経営にだいぶ関心が高まるんですよ。
あのおかしな現経営陣にオレ様の大事な金は渡せねえ。ADVAN A050が3セット買えちまうぜ。」

はい。本題。
「5万円のスターレットをN1車両化」のお話は、あと一回で終わりにしようと思っていたのですが、追加で今回お話を入れます。
今回のお題は、「追加メータの取付作業って、とっても大事。俺達、赤旗事件起こしちゃった。」のお話。

あんまりみっともないので、スルーしようと思っていたんですけどね。
なんだか、このBlogを観て実際に作業に取りかかってくれている人を知っちゃうとね。
俄然、正義感(?)に燃えてきましたよ!
「俺達のこのダメダメ作業を他の人たちに伝染させないように!」
がんばれ俺。じゃなかった、がんばれ「脚本家のたまちい」様!
いくぜっ!ものすっごく重要な記事!
あんな格好や、こんな格好の恥ずかしい写真もおっぴろげだああああ〜!

え〜と、まずですね。我々が制作した「5万円のN1車両」は、大方針があります。
「レギュレーションで義務づけられた競技用パーツ以外は、極力純正品を使うこと。耐久レースを走りきるために。」

ということで、メーター類も全部ノーマルです。車内のデジタル時計もちゃんと残っています。(ブロアー設置しちゃって、全く見えなくなったんだけど。)

ただ、なんだかみんなが「少なくとも水温計と油圧計は付けておいた方がいい」ってしつこいもんで・・・
「別に純正の水温計がついてるからいいじゃない。」って、ブツブツ言いながら私が取り付けした水温計が・・・
大事件を引き起こしたんです。
sidetome.jpg

あ、まずごめんなさい。油圧計の方は、いっくら写真を探しても取り付け部の写真が出てこなかった。
エンジンブロックを眺め回してもらうと、「ネジが切られた穴」があります。
そこに突っ込んでください。油圧計。これはそんなに難しくないです。

それと、私達は「機械式の追加メータ」を探し回りました。
もう、日本メーカ製では売ってないんですね。機械式メータって。
取付のセンサー部がごっついし、重いし・・・まあ、電子化が当たり前の流れだとは思うんですけど・・・
「断線」するんです。電子式。競技車両のその振動のせいで。ほんとに。
対TTC1400制圧用車両の方はだいぶ悩まされました。
meter.jpg
さて、探してきた機械式メータがちゃんと作動するのか確認。
ondokei.jpg

あ、そうそう。これらの作業の前に準備するものは、以下のものになります。
1)機械式のメータ
2)ホースカッター
(STRAIGHT/ストレート) ホースカッター 19-269

(STRAIGHT/ストレート) ホースカッター 19-269

  • 出版社/メーカー: (TOOL COMPANY STRAIGHT) ツールカンパニーストレート
  • メディア: その他
3)ちゃんと切れるニッパー
4)基準用温度計

動作(誤差)確認後、ラジエターホースを切って、センサー部取付です。
ほんとは、ホースなんて切りたくないです。うまくラジエターのところのセンサー穴に入れられればね。
lajietersenser.jpg

今回のセンサーは無理でした。機械式ででっかいから。
ラジエターをよく見ると・・・上側の短いホースと下側からエンジンに入る長いホースがある。
・・・・上側のホースだと、センサーがボンネットにぶつかりそうだから、長い方のホースに入れよう。
longhose.jpg

って、その前にやることが・・・
この「サーモスタットが入っている部分」の配管処理が大問題だった。
sermo.jpg

まず、古いサーモスタットを交換。
sermotorihazushi.jpg

ええ、当然「ノーマル」ですよ。サーモスタットも。なんの疑問もなく。
で、この「口」にホースを突っ込もうとしたところ・・・・大問題発覚。
samoside.jpg
このユニットの先の部分・・・ホースが取り付けられるようになっているんだけど・・・
そのホースって????

あの車内のでっかいユニットに向かっていたんだ。
あれ、ヒーター(暖房)ユニットだったんだ。エンジンで暖められたお湯が車内に入っていたんだね。
・・・・あれ、外しちゃったよ。軽量化のために。
・・・・ホースの持っていき場がない。どうしよう・・・・
お湯をバケツにジャバジャバ流し・・・無理無理無理。
冷却水が循環しなくなっちゃって、せっかく組んだエンジンが壊れるよ。

結局、マフラーを作ってもらった時に、シートベルトのプレートを溶接してもらうだけじゃなくて、この穴も封印してもらいました。
samoshomen (1).jpg

このサーモスタットユニットがねえ・・・写真のヤツは、MT用ですけど、AT用と形状が違って・・・
samoshomen.jpg

ラジエターホースの品番が変わるんです。
結局、何本も買うハメになりました。ラジエター自体が謎アイテムだったせいもあって。

さて、じゃ、長い方のホースをジョキッと切って。
shirototorituke.jpg

はい。一丁上がり。
外したバンドとセンサーを取り付けて完了だ。

はい。この写真をみんな、よ〜く覚えておいてね。

この状態で連続走行を開始するとどうなるか・・・・
「筑波サーキット25分の練習枠のうち、20分間赤旗封鎖事件」を引き起こしました。私達。

ポスト員の皆さんって、ほんとによく見てるんですね。
ある日の練習走行。
「珍しいなあ。スポーツ走行で赤旗だよ。良くファミリー走行じゃやらかしてるけど。誰だよ。ダメだなあ。
・・・・・全車ピット前に整列・・・・うちの車両が戻ってこないぞ。?????
ひょっとして、赤旗の原因って、俺達?あ、戻ってきた。ちゃんと自走してるじゃん。遅いなあ。

なんか・・・後ろから係員さん達がバラバラ追っかけてる。????なんだ?いったい?
「それッ!エンジン止めな!何か漏れてる!」
へ?
ボンネットを開けると・・・明らかに水蒸気!真っ白だ!エンジン停止!
「2ヘアピンのポスト員が気がついたんだよ。大量になにかをばらまいて・・・そのまま最終コーナーに向かっちゃったでしょう?」
ドライバーに話を聞くと、「最終コーナーで内側に向かって、いきなりスピンしたんだ。ほんとに全損させるかと思った。ガードレールギリギリで止まってくれたんだ。意味がわからない。只のスピンなのにすぐに赤旗が出たんだよ。」
?????

なんで水蒸気が出てるんだ?だって、純正水温計は正常値を示してるぞ。
もう一回エンジンをかけてみる。かかっちゃうし。????
オーナーが冷静に一言。「なんか、追加メータのほう、水温が0を示してる。」
う〜ん????なんか・・・純正水温計も・・・どんどん・・・振り切る????

「エンジン止めて!たぶん、追加メータのところでホースが外れてるんだ!」
そう言われてもよくわからない。だって、ホースはちゃんと刺さってるみたいよ。ラジエターに。
まあ、とにかくエンジンを止めて・・・
よくよく確認してみると・・・・ほんとだった。
「追加メータセンサーのところでホースがすっぽ抜けてる」状態だった。
私が行った作業だ。全部。

だって、これしか取り付ける方法ないじゃん。しかも、これでちょっとJoy耐も本戦も走り切れたんだよ。
あ・・・・・
意味わかっちゃった。これだったのか。あのプロが作った対TTC1400制圧用車両の水温センサーの取付かた。
電子式水温計だから、変な取り付け方をしているんだと思ったけど・・・そうじゃないんだ。

はい。ここからが対策方法。
みんな、これまでの(長い)文章飛ばしてもいいから、ここから先の作業を真似してね。
3つポイントがあるんだ。
1)追加メータは、ホースの短い方に入れる。長い方に入れると、センサーの重さでブラブラするのと、長い側は、「ラジエターで冷やされた水がエンジンに戻る」方なんだって。正確な水温をはかろうと思ったら、「エンジンからラジエターに戻る側」にセンサーを置くべきなんだってさ。

2)ホースバンドは、とにかく純正の新品を使用すること
clip (1).jpg

純正品番 90467-31003 220円/個
古いヤツに比べると、黒色でピンク色の金具がついている。格好いいなあ。これ、なんだろう?

あ、え〜と、心臓に悪いので、2部制にしました。勇気がある人は、再生してみてください。ただし、音を小さくして、目を背けた方がいいかも。

意味がわからなくて、もう一つ同じ事を繰り返して・・・やっと使い方がわかったよ。これ。
「ホースに突っ込んでから、ピンク色の部品を取り外す」
ものなんです。
安全メガネをしていなかったからね。目に当たらなくて良かった。

2)ホースは、しっかりセンサージグに差し込むこと
いや、ちゃんと私だって、しっかり差し込んでいたよ。
練習用に古いホースを準備。
hosesetudanmae.jpg

ジョキッと切って、突っ込んでみる。
setudankaritorituke.jpg

状況はなにも変わらないぞ。
プロの車両をよ〜く、観察して、真似してみよう。
kirikomiue.jpg
ふむふむ。
ニッパーでとにかくこのセンサージグに沿った形に切っていくらしい。
kirikomimigi.jpg

できた!
kirikomigo.jpg

そういうことか。
これなら、もう、ホースが外れることはないよ。
「お金をいただくプロの仕事」ってすごいねえ。

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ECUを設置する場所はものすごく重要だった(トラブルに遭ってわかったんだけどね) [スターレットをN1車両化]


は〜い!いつもこのBlogを読んでくれるよい子の皆さんは、ちょっとJoy耐にエントリーしてくれたかな!?
1月末に今年のちょっとJoy耐が公示されると同時に私達も集合ですよ。(参加申込書は自筆のサインが必要だからね。)
集まった目的は・・・当然申込書の作成なんだけど、それ以上に重要なテーマが。
「誰が参加申込日初日に会社を休んで、もてぎに書類を届けに行くか」

「今年はさあ・・・先着60台限定だって。開催初年度に36台もエントリーを集めちゃったんだよ。2年目の今年は、ものすっごくたくさんあつまっちゃうかも。200台とか。」
「いや、別に普通に郵便で送ればいいんじゃない。いくら台数が増えるって言っても。」
「う〜ん・・・でもなあ・・・うちからもてぎまでって郵送で2週間かかるし。」
アフリカからの手紙かよ!D●Lで送れ!D●Lで。早いぞ!」
「D●Lってさあ・・・書留送れたっけ?」
「あ、うん。実在する社名を語るのはやめようね。本気にしちゃう人がいるかもしれないから。頼むから、日本郵便で送ろう。ねっ?普通に。ほんとにお願い。」

よくよくレギュレーションを読むと、昨年といろいろ変わってるんですよね。ちょっとJoy耐2013。
私達的には、「2時間の耐久って・・・一人でドライブしていい?無給油でいけちゃうよね。」って感じ。
2008年からの活動で、最も短時間のイベントになります。ちょっとねえ・・・二人ドライブってあんまり・・・

「スプリント用の車両を持っている皆さ〜ん!ドライバーあと1人追加と監督役1名で国際規格サーキットをいっぱい走ることができますよ〜!走ってみよう。ツインリンクもてぎ」
っていうキャンペーン企画なんだな。これ。
かかる費用を考えると、実のところスプリント3戦分どころじゃないローコストで、数倍も長い時間走ることができるんですよね。ちょっとJoy耐。やっぱりお得だよ。

さて、本題に入りますよ。
このBlog読者の皆さんは、はい。目をつぶってよ〜く思い出してください。2011年夏の頃のお話。初めてJoy耐に参加する直前の頃のお話。

原因がよくわからなくて、そのままJoy耐に向かってしまって初日もやっぱり30分ほどで止まってしまったお話。

2011年の大会の後、実は後日談があるんです。あの「エンジンがストップしてしまって、全く再始動しないお話。」

あの2011年の「エンジンが突然止まってしまう」原因は・・・「どうも、新品に交換したシフトケーブルがその下にあるECUユニットを圧していることが原因みたいだ」という推測を立てて、ECUの取り付け位置を現場あわせで少しずらしたんです。(このあたりの写真を・・・探したんだけどでてこなかった。スマン。)

正解だった・・・みたいです。その後、まったく症状が再発しませんでしたから。
ただ、その原因を探るためにオーナーの通勤スターレットがドナーになっちゃったんですよ。内装剥がされてECU取り出されたり、ディストリビュータを丸ごと外されたり。

で、その「内装を戻すのがめんどくさい」スターレットで、後日「夫婦揃って仲良くお買い物」をしていたところ・・・
オーナーがハアハア言いながら、隣に座る奥様に向かってツンツンとかしようと・・・
奥様をツンツンのかわりに、足下に転がしておいたECUを蹴っ飛ばしてしまったんだそうです。(どれだけ激しいプレイをしていたんだよ。真っ昼間の交差点で。)

で、そのとたん車内が静かに。
「???????」
甘い雰囲気なんて吹っ飛びましたよ。後ろからはクラクションの嵐ですよ!
蹴っ飛ばしたECUは、そのまままったく再起動しなかったそうです。
なんか聞いた話によると、奥様が通勤スターレットを押してなんとか脇によけた後、ECUのコネクターを外したりしてもまったく生き返ってくれなかったとか何とか。

しばらくしたら、何事もなかったように再びエンジンがかかったんだそうです。
「それ・・・Joy耐の時と全く同じ症状。」

確信しましたよ。
それなので、今回の「5万円のスターレットをN1車両化する」時は、「ECUはノーマルの搭載位置のまま、競技車両化しよう」と誓っていました。
さて、いったいノーマルの状態では、ECUはどこに搭載されているんだろう・・・・
このなんだかでかいユニットの下に・・・
danbou.jpg

あったよ。ノーマルECU。この・・・暖房ユニットの下につり下げられてた。
normalecu.jpg

いくらなんでも重すぎるからね。中身をバラして抜いちゃおう。
danboubunkai.jpg

上側のプラスチックケースも外しちゃって・・・インシュロックで吊るそう。
danboturisage.jpg

どう?だいぶ軽量化できたよ。この黒いボックスの下にノーマルの取り付け方そのままでECUを納めてある。

・・・・・この様子を見たオーナーは・・・直ちに却下。
「こんなブラブラしていて、また走行中に変な信号を拾って止まるのはヤだよ。」
結局・・・全損車両に使っていたECU取り付けジグをなんとかセンターコンソールに納めて・・・・
「ほら、こうすればシフトケーブルの上にECUがあることになるから、あんなトラブルには、二度と遭わないで済むよ。」
ecufinal.jpg

お〜!すげえ!お金を掛けないで、確実にECUを固定する方法を見つけちゃったよ。
インシュロックって、偉大だねえ。
実際、この取り付け位置で7時間耐久を走りきることができました。まさかねえ・・・ECUの取り付け位置がこんなに重要になるとは・・・やってみないとわからないもんだね。


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テフロンブレーキホースへの交換は、予想外に手間取ったんだよ [スターレットをN1車両化]

先日は神戸地区に出張だったんですけどね。
始発で現地入りして、午前中のうちにいろいろと面倒事を片付けて、直ちに離脱。
え?「一泊すればいいのに?」

しないな。一泊しちゃったら、会社にその分負担がかかるでしょ?しかも、私自身の事務所での仕事は完全に滞っているんだし。「一泊する」っていう前提でスケジュールを組んだ時点で、その仕事はユルユルなんですよ。実は、現地に入らなくても何とかなるような仕事。

北海道から、福岡まで。始発の電車なり、飛行機を使えば、後は終電までに帰ってこられる世の中です。
そのうち・・・チャレンジしてみようと思うんですよね。台湾と韓国についても日帰り出張ができるんじゃないかと・・・
羽田発の中国行きなら、中国のある一部も可能かも。

さて、新神戸から新幹線で・・・ちょっと待ち時間があるのか。何かお昼ご飯でも買うかな。
グルグルお土産屋さん周辺を回っていて・・・・お昼ご飯じゃないものを買ってしまった。
赤い箱のお菓子だぜ・・・・3倍速いのか?
soto.jpg

2つ赤い箱を買ったのだ。まず、小さな方をあけてみよう。
key.jpg

おおおお〜!黒いスポンジ(なんか工業用で使うスポンジのような気がするんだけど・・・いいのかな?)の上に「車のキー」の形をしたチョコレートがっ!
ってことは、こっちの大きな箱は、もっとすごいのか?
ジャーン!(ほんとに新幹線の中で、この台詞を言いながら、箱をあけてました)
set.jpg

ふおおおおおお〜!!!!
このスパナはKTCのS2スパナ14×12のような気がする。持ち帰って、自分の工具と比べてみなければ。
どれぐらいの精度で金型が作られているんだろう?ものすっごく興味がある。ハアハア。

なんか隣から視線を感じ・・・小さな男の子(幼稚園・・・ぐらいか?)がこっちをジ〜とみてる。
若いお父さんが「しっ!見ちゃダメ!」って・・・まだ小さな子を抱いたお母さんも車窓の外に視線を移して・・・なに?それ?そんなにおっさんがチョコレートを見て「工作精度が・・・」とかって言ってちゃダメなのか?あ〜ん????

あ、男の子が騒ぎ始めちゃった。ふう・・・・
「はい。これあげる。お父さん、たぶん食べ物だと思ってないと思うけど、枝の部分はプラスチックだから気をつけてね。」
ひと箱全部あげる。

せっかくだから、京都のお客さんに自慢してやろう。あげないけどね。
京都駅なんて中学校の修学旅行以来だから、30年ぶりぐらいか・・・・
何か日本人は、一生のうちに3回必ず京都に来るらしいけどね。残念ながら、今は単なる通過駅だ。ローカル線に乗り換えて・・・
おっさん達5人の事務所で大きな赤い箱を披露すると・・・
みんな目がキラキラだよ!青春時代思い出しちゃったよ!
結局、見せるだけで自分の家に持ち帰るだけのつもりだったんだけど・・・ひと箱全部あげた。
「味のレポートは・・・まあ、いいや。ノギスとマイクロゲージを置いていくから、工作精度がどれぐらいで作られているのか、レポートにまとめて提出してください。」

お客さんにそれはひどいんじゃ?
いやいやいやいや。私が鋳型の研究をしていた人間ってことは、知ってる人たちですから。私から何かをもらうということは、対価が必要なんですよ。ああ大変。

さて、おもしろいチョコレートの話はおしまい。本題に入りますよ。
今回のお題は・・・「車両のブレーキホースをテフロン製に交換」のお話です。
たいしたことじゃないです。最初はそう思っていました。「EP82N1化作業において、最も簡単な作業」だろうと。
なんたって、「全損ボディについているテフロンブレーキホースを、新しいボディに付け替える。」だけの話ですから。

手順としては、1)全損ボディの既設テフロンブレーキホースを全部取り外す。
kyubodybrake.jpg

2)新ボディについているノーマルブレーキホースを全部外す。
fronthose.jpg

ただそれだけです。全然簡単。まあ、作業に取りかかる前に「クローフットレンチ」を準備しておかないといけないけどね。


「普通のレンチで外せるんじゃ・・・」
強く言っておく。やめておけ。やってみて、危うくナットを壊すところだった本人が強く警告するんだから。
一個400円ぐらいで、クローフットレンチは買えるので、各寸法を取りそろえてから作業に取りかかるべきです。

で、全部取り外し完了。両車両とも。
riabrakebrank.jpg

あとは、ここに取り外したテフロンブレーキホースをねじ込んで・・・・ねじ込み・・・・ねじ・・・?????
「ねえっ!どうやってもねじ込めない!俺のやり方がおかしいのかなあ?」
オーナーと交代。

オーナーも・・・ものすごく長い時間、4輪すべてで悩み果てて・・・
「なにかおかしい。ネジが全くかからない。」
?????

「両方とも、同じEP82だよ?年式でホースのネジの形状が違うなんて事、あるのか?」
試しにオーナーの通勤スターレットにテフロンブレーキホースを取り付けようと・・・やっぱり取り付かない。
なんだ?いったい???

結局この日は、オーナーが通勤できるように復旧させるので手一杯。
それぞれが家に帰った後、調べてみた結果、導き出した結論は・・・
「この全損車両、ボディが違ったんじゃ?TURBO用ボディにNAのエンジンを載せていたみたいだ。」

もう一度確認。
通勤スターレットを使って調べてみると、サスペンション部品側のネジには、テフロンブレーキホースがかかる。
でも、ボディ側のネジには全くかからない。

結局、ここまでの確認でまた一日つぶした。
なんかなあ・・・・ガレージオーナーが繰り返し「中古の競技車両ってのは、自分の手でいったん全部バラしてみないと、全くわからないんだぞ。前の車両製作者が、意外にいろいろと手を入れているものだから。」って言っていたけど・・・これのことかあ。変な落とし穴にはまっちゃったなあ。

ノーマルのブレーキホースのまま走っちゃおうか・・・・
いやいやいやいや。二十歳を迎える車両のブレーキホースで競技をやるっていうのは・・・自殺行為だ。
しょうがない。新品のテフロンブレーキホースを探してこよう。高いけど。

いろいろなメーカーが、まだEP82用のテフロンブレーキホースを出してくれていて・・・
選択したのは、「キノクニのランマックス・ブレーキライン」ってやつにしました。

これまでもキノクニ製品にはだいぶ助けられてきたもんで。
筑波サーキット近くのホームセンターにないものは、さっさとキノクニ製品で埋め合わせをするようにしていました。どちらも「そんなもん、他のお店で売ってない。」って品揃えなんですよ。だいぶ助かってます。
このブレーキラインは、「ステンレス製の外装」でくるまれているってところもポイントでした。
まあ、競技車両なので、そんなに長生きはできないと思いますけど、それでも走れる限りは、信頼性の高い部品を使いたいので。なにしろ耐久競技用の車両ですから。

さて、到着した部品をドキドキしながら取り付けてみる。
rearbrake.jpg

rearbody.jpg

fukku.jpg

フロント側のブレーキホースについては、これまではキノクニ製の金属ブラケットで留めていたのですが、今回は、トヨタ純正の柔らかいゴム製のブレーキホースクリップでそのまま取り付けられてしまいました。奥に見えるボディ側のブラケットところは・・・どうやっても、うまくはめることができなかったので、インシュロックで固定することにしちゃったんですけどね。
まあ、ナンバー付きで車検を取ろうとすると、「インシュロックでブレーキホースを留めている」のはNGなんだそうです。
この競技車両に関しては、JOY耐の予選2回とも、普通に通過することができました。
ちょっとねえ・・・思ったよりも手間取りましたよ。まさかの「ボディが違う」という落とし穴があるとはね。
後で、よくよく両方のボディを比べてみたんだけど・・・別に補強とかが入っているようにも見えなかったんだよなあ。TURBO用ボディ。
なんだったんだろう?


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バックスキンタイプのハンドルに交換 [スターレットをN1車両化]

明けましておめでとうございます。
このもうすぐ70万PVのBlogを書き始めて4年以上になりますが・・・初めてですね。お正月に記事が更新できるの。
今年もよろしくお願いします。

今年のお正月は・・・結局、自分の家の大掃除をしないまま突入。
「車両作り」から数年ぶりに解放されたせいか、ものすごくのんびり過ごしています。まあ、普段は読まない「小説」ってやつを読み始めちゃったからなんだけど。

既にこれの続編の「ヒート」っていう本まで渡されちゃってるんだよね。
今日から始まった箱根駅伝で、前々から不思議に思っていたことがあるんですよ。
学連選抜って、予選落ちした学校から、特に速いメンバーを集めたチームだろう?なんで、毎年毎年、こんな後ろの方を走ってるんだ?」

その謎が解ける小説です。「チーム」
まあ・・・「なんか、レースの記述が粗いよな。これ、ひょっとして駅伝を知らない人が書いてるんじゃないか?」って思って、「解説」を先に読んじゃったら・・・・正直に書かれてました。「取材はほとんどしていない。」って。わあ、やっぱり。
でも、すごく引き込まれます。プロの作家の方って、やっぱりすごいんですねえ。
しかも、「それは夢のまた夢」って内容なんですけど、さらに飛躍した内容の「ヒート」まで作ることができちゃうんだから、ほんとに作家さんの頭の中って・・・・「すげえ」って思わされます。

さて、 箱根駅伝の中継を耳で聞きながら、2013年最初の記事を書きましょう。
今回のお題は、「ハンドルの交換」のお話。
そんなに難しいお話じゃないです。既にとっても難しい状況(ハンドルの取り外し)は乗り越えてきたので。

耐久レース用EP82スターレットを新造するにあたり、当初はこの「ハンドル」も従来の物をそのまま移植するつもりだったんです。
お金がかかってる車両だったんですよね。オーナーが2007年末に18万円で引っ張ってきたあの車両。
ハンドルは、よくよく確認したら本革のNARDI製だった。
すごくがっちりして、作りがいいんです。古くなっちゃってるのに。
ただねえ・・・思うところがあって、全員に「バックスキンタイプの小径ハンドルに交換したい。」って提案したんだけど・・・
みんな反対。
「ノンパワステで強力なLSDが組まれてるFF車だよ?ハンドルの径を小さくしちゃったら、疲れちゃうじゃないか。」

う〜ん・・・・結局、こればっかりは強行しちゃいました。
あの日光耐久で、新品のADVAN A050を持たせることができなかった。ということが、ず〜と頭に引っかかっていて・・・
「ハンドルの径が大きいってことは、フロントタイヤをこじることが簡単にできてしまうのではないか?」って。

80年代って、「日本車のFF化」が始まった時代なんですけど、その当時の自動車雑誌(免許を持っていなかったら、ひたすら雑誌を買うだけだった。)には、「FFは、FRに比べたら全然簡単」って言葉が踊ってたんですよね。

実際に自分が、スカイラインから登場したばかりのVTECインテグラに乗り換えたら・・・
「FF車の方がずっと難しいよ。速く走らせようとしたら、いろいろと気を使わないといけない。いったいどこが簡単なんだ?」って思いました。
それ以来、「自動車雑誌」なるものは買うのをやめちゃったんですよね。ある日突然、「雑誌には、ほんとの事なんてなにも書いてない。」って気がついちゃったというか。

結局、いまだに悩んでる。FF車のドライブ。私は全メンバーの中で、いつまでたっても一番遅い。
今回の車両では、「フロントのインフォメーションを感じ取ることができるように、できることは全部やっておこう。」と思いました。
うまくいかなかったら、戻せばいいんだしね。

選んだのは、320mm径のバックスキンステアリング

簡単に交換できると思ってました。ハンドルの取り外し方はマスターしてたしね。
と・こ・ろ・が。
bosstuki.jpg

この円筒形の黒い物体が取り外せない。どうやっても。どうも、「ステアリングボス」っていう部品らしくて、これ無しで取付をチャレンジしてみたんだけど・・・とってもハンドルが遠くなる。全然無理!
六角レンチを使ってコノッくのっ!あっ!六角レンチが壊れちゃった。

・・・・こういう場合は・・・ステアリングボスそのものを新規で購入・・・・無理無理無理。
調べてみたら、「ボス」って本当に重要な部品みたいで、ものすごく高いし、なんだか安全に直結するんですね。ヘタなアフターパーツメーカ品を取り付けることの方がリスクだと知りました。

う〜ん・・・・
PBのヘキサゴンソケットだ。こういう場合は。
うらうら〜!!1
一体成形品だから、ビット部が壊れることはないのさ。
bosshazushi.jpg

ふっ。とれたぜ。やっぱり道具は選ぶべきよ。
hazushitaato.jpg

交換完了。(写真撮るの忘れた。)
取り付け作業の時に迷ったのは・・・「ステアリングホーンを取り付けるかどうか」
ホーンを鳴らす機能自体は、全部生きていたんです。(なんたって、いかにノーマルに近づけるかがテーマの競技車両ですから。)
付属してきた「ハンドルの真ん中の蓋」を配線して、かぶせてしまえば「警笛」を鳴らすことができる。
う〜ん・・・・・・・・・・取り付けるのやめとこ。

サーキットしか走らない競技車両で「ホーンが鳴る」ってロクな事が無いです。って・・・
2012年のちょっとJOY耐で見たくない物を見ちゃったんですよ。
「ピット出発時にホーンを鳴らしまくりながら、ピットロードを走る」というお馬鹿車両を。しかも複数!
その様子を見て、「え?俺達、こんな連中と走らなきゃいけないの?これ、競技ライセンス所有者限定の大会だよね?」
?????
どうも、ピットロード速度計測設備の設置場所を知っている人たち(要はベテラン。信じられない。)は、それをやって、周辺の人たちを蹴散らして走るのが、国際規格サーキットでのルールだったみたいです。
21世紀に入ったら、マナーが変わったって事ですかね?私もプロチームの運営をちょっとかじったことがありますけど。

さて、さっそく車両を走らせてみると・・・ハンドルを回す力は必要になっちゃったけど、想像していたよりは全然楽。
なにより、バックスキンのおかげで、指が滑らなくなったのがいい。
でも、なんかやっぱり・・・さすがNARDIだったんだろうなあ。あっちの方が、全然剛性感があったなあ。
って一人悦に入っていたら、みんなからクレーム。
「このVITZみたいにハンドルにこぶが出てるのやだ。普通のデザインの方が回しやすい。」
あ、はいはい。
直ちに廃棄。そんなもんですよ。みんなのフィーリングに合わないことを強要はしない。

え〜と、じゃ、次は、「ディープコーン70mm仕様でこれまでのステアリングボスも装着」ね。
なんかガレージオーナーのEK4は、すごくハンドルが手前になるようにしてあって、楽だったんだよね。

おおっ!これなら、ハンドルもグッと手前になって、そんなに力を入れなくても回せるようになったよ!
う〜ん・・・ただ、いつまでたっても、「”車体のまっすぐ”と”ハンドルのまっすぐ”」が一致しない。
これ、ハンドル交換の前にタイヤを新品にして、アライメントを取り直しておかないとダメなんだね。
なんかも〜・・・何回もハンドルを取り外して、調整しないとダメじゃん。
チーム

チーム

  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 2008/10/17
  • メディア: Kindle版
    ヒート

    ヒート

    • 作者: 堂場 瞬一
    • 出版社/メーカー: 実業之日本社
    • 発売日: 2011/11/17
    • メディア: 単行本

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FIAロールバーパッドとウインドウネットを取り付け [スターレットをN1車両化]

小説を読んでいます。ま、年末のお休みに入りましたしね。
「あなたが過去1年間やってきたことを記述しなさい」っていう論文だったんですよ。A4版5ページ。
「・・・・オレ様の1年をA4版たった5枚?」
ああ、ちゃんとルールは守りましたよ。5枚にまとめて締め切り前に提出。
読んだ上役衆全員が、「いや・・・これ・・・目が痛い。行数制限って無かったんだっけ?このままじゃ落ちる。絶対読んでくれないって。試験官が。」
「レギュレーションの網をいかにかいくぐるかでしょう?A4版5枚で、行数制限がないんだから、Wordの13ページを5ページに圧縮することは、こうやってできるんですよ。Windowsの汚いフォントで読もうとするから、目が痛くなるんじゃないですかね?」
「いや、ほんとに直して。このままじゃほんとに落ちるって。よっぽど目が良くないと読まない。」
そのまんま突っ込んでいったところ・・・ほんとに落ちました。2次試験。
・・・なんだあ。試験官みんな、目が悪かったんだ。(問題はそこじゃないと思うぞ。)

2次試験も通過した人たち(昨年も突破したんだけど、その後の3次試験で落ちた人たち)から、
「ま、これで正月はゆっくり休めるだろ?たすきを渡す競技をやってるんだったら、この本でも読んでな。車と陸上じゃ、だいぶ違うかもしれないけど、思うところはあるはずだから。」
って渡された本を読んでいます。
「う〜ん・・・私は、実用的な本しか読まないんだけどな。確率論とか統計学とか・・・」って思いながら引き取ったんですけど・・・
おもしろいです。すごく。この本。
「陸上を全くやったことがない10人を集めて、箱根駅伝を目指す。」という、少しでも陸上競技をやった人なら、「夢だって。そんなことできるわけがない。」っていう、も〜ほんとに「はあ?」っていう出だしからスタートする小説。

まあ、たまにはこんな「夢物語」もいいかもしれないですね。結構気分が良くなる本です。これ。
さて、「2008年の段階では、夢のお話だった。」ことを現実にする作業を行っています。EP82N1化作業。
今回のテーマは、「ロールバーパッドとウインドウネットの固定」のお話。

FIAのGr.N車両とJAF規定はほぼ同じだろうと思って。(その時点で国内競技車両規則の最新版がまだ印刷されていなかった。)

通勤電車の中で、一通り全部読んだんですけど・・・全然違うんですね。FIA Gr.NとJAF N1競技規定って。
「世界中の公道を走るナンバー付き最速マシン」(WRCカー)を定義するFIA規定と「モータースポーツの初めの一歩」を定義するJAF N1規定では違って当然なんだけど、ほぼ参考にならないぐらい全然別物だった。

その中でも少し役に立つ情報を仕入れることができましたよ。
FIA Gr.N車両では、「ロールバーパッドにもFIA規定があるものを使用すること」となっています。
FIA8857-2001規定のロールバーパッドという物が売っているんだそうです。
早速探して取り付けることにしました。

みんなには、「こんな大げさなロールバーパッドなんて・・・つける必要ないよ。」って言われちゃったんだけど・・・
とにかく車両側でできることは全部やっておこうって思いました。
我々は「セーフティーカー出走中に前走車両に追突してしまう」という大事件を起こしてしまったんですけど、その後に確認すると、4点式シートベルトを装着していたのにもかかわらず、ヘルメットシールドが割れていました。

おそらくハンドルに打ち付けていたんだと思うんですけど・・・それを知ってしまうとね。おそらくロールバーにも頭を当てることがあるだろう。と。
買って良かったと思います。ものすごく分厚いロールバーパッドです。

bargaikan.jpg

小さなスターレットでは、長さ900mm1本で十分でした。
標準で取り付けられている両面テープを使ってぺたぺたロールバーに貼っていくだけなんですけど・・・
bargaikan2.jpg

なんかね。
両面テープは、「超強力」ってやつを文房具店で買ってきて、さらに上から貼り付けただけでなく、結局、黒いインシュロックで縛りました。
RALLGAGECABAR.jpg

だって、万が一、走行中に落ちてきちゃったりしたら、目も当てられないでしょ?
900mmの長さで、サイドバーにも貼り付けできます。
RALLGAGECABARSIDE.jpg

で、無事に終了。って思って、練習走行を開始したんだけど・・・
背が高いメンバーから苦情が出ました。
「走行後に頭が痛くなる。これ、ロールバーパッドが分厚いから、当たってるんじゃない?メットに。」
そんなことないだろう?って思いながら、私がドライブ。
なんたって私は座高が高いんですよ。「身長170cmの私は、身長180cmの弟と座高が全く同じ」人ですから。
私が問題なければ、全員問題ないはずだ・・・って思っていたんですけど・・・ほんとに頭が痛い。

仕方が無いので、頭が当たりそうなところだけ、「普通のロールバーパッド」に変更しました。

夏でも窓を開けられるようにウインドウネットを装備。
今までは、どうしても下側がプラプラしてしまったんです。上側はロールバーを利用して固定できていたんですけど。
これ、シュロスのウインドウネットだったら、そのあたりのジグも全部準備されていたんですね。

仕方が無いので、創意工夫。
昨年、ボディを修理した時に板金屋さんが準備してくれました。
fuck.jpg

バネとインシュロックとネジを使って、「ウインドウネット固定ジグ」を作ってくれていました。
hikkake.jpg

使わない時は、こんな感じで引っかけバネ部を収納です。
fuckhikkake.jpg

このサイドロールバーも余ったロールバーパッドに入れ替えておこう。
できた!
KANSEI (1).jpg

あと気になるのは・・・バケットシートだなあ。
シートベルトと消火器、それにヘルメットには、使用年数制限があるけど・・・シートって大丈夫だったっけ?
JAF競技車両規則を読むと・・・
「FIA公認シートの使用期限は製造後5年」って書いてある。
・・・・ほんとに換えないとダメかな。これ。ツインリンクもてぎに問い合わせをしてみよう。
・・・・返事は来なかった。
みんなにその旨を伝えると・・・
「シ〜ッ!なんでそんなこと正面きって聞いちゃうんだよ!大人の事情ってヤツ。答えがこない。ってところを組んでやらないと。だめだろ。担当者を困らせちゃ!」
あ、はいはい。よくよく調べたら、とんでもない金額だった。最新のFIA規格対応のフルバケットシートって。
SPARCO スパルコ 【 S-LIGHT 】カーボン レーシング バケットシート FIA公認8862-2009

SPARCO スパルコ 【 S-LIGHT 】カーボン レーシング バケットシート FIA公認8862-2009


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TAKATA6点式シートベルトを取り付け [スターレットをN1車両化]

世紀の大イベント「マヤ歴終末の日」終わっちゃいましたねえ。
まあ、今年のクリスマスは薄い財布をさらに薄くしてまでプレゼントを買う必要はないんですよ。お父さん
「今年はね。サンタさんがみんなに幸せを運んでくれたんだよ。ほら、マヤの終末の日を迎えても、みんな普段通りに生活してるじゃないか。”普通”ってなんてすごいことなんだろう。」
そう言って、「読み聴かせ」ですよ。一家団欒なんですよ。クリスマスの夜に。え?「なにを読み聴かせるんだ?」って?
アレですよ。アレ。
ほら・・・今頃きっと、「世紀末フリーク」のみなさんは、次の「終末の日」について、熱く語っているはずですから。そのあたりのことをお子さんに解説してあげるって事で。
「お前は・・・成人の日を迎えられないんだなあ・・・・人類が滅亡しちゃうからね。」とかって枕元で語るんですよ。呪文のように。ふっ・・・ナイスな夜だね。
え?なに?クリスマスプレゼント買わないと景気に影響を与えるの?
あ、あ〜そう。サンタクロース労働組合日本支部」に訴えられちゃうのね。バイトが無い!って。
わかったわかった。キリスト教とマヤ暦は、全く時代が違う。っと。はいはい。
さて、ここのところリアルに「ネタ、無くなったの?Joy耐完走しちゃって。」とかって、確認されたりしたのですが、はい。戻りますよ。EP82N1車両化のお話に。
「語りきらずに本番突入」しちゃってましたから。今年のJoy耐。
なんだか僕らの素人作業っぷりが、全国の方々にだいぶ勇気を与えているらしいので、余すところなく伝えますよ。「5万円のスターレットがN1競技車両になるまで」を。
今回のお話は・・・大事な大事なみんなの命を守る道具。「シートベルト」のお話です。
今回必要な道具は・・・
1)JAF国内競技車両規則書
2)電動ドリル
3)ねじ締め工具各種
4)溶接道具
5)シートベルト本体
の5つです。
さすがにこのシートベルト取り付け作業の時には、「本の車両規則書」を手に入れておいた方がいいと思います。事細かに「取り付け位置」について規定があるんですよ。シートベルト。え?「PDFをダウンロードしてiPadで見る」?
やめておけ。目標ページへのめくる速さは、紙の本に絶対勝てない。素直にお金を出して買っておくように。作業に取りかかる前に。
「溶接」道具以外は、既に揃っていたので、あとはシートベルトそのものの調達。
ああ、迷いなんて全くなかったですよ。「自分たちでN1車両を作る。」って決めた時から、シートベルトメーカだけは確定していました。
日本メーカ製の競技用ベルトです。「TAKATAの6点式シートベルト」
大変失礼な書き方をしてしまうかもしれないけど、せっかく高いお金を払って、「命を守る道具」(シートベルト)を買うのに、このメーカ以外を選ぶなんて論外です。
「なにがそんなにいいんだ?」って?
「日本人の細やかさ」がその製品に現れています。とにかく頑丈な作りのくせに、ハーネスそのものが柔らかいんですよ。耐久レースは、競技中に頻繁にシートベルトの脱着があるので、「長さ調整がしやすい」ことが絶対条件です。
外国製のメーカの品物は・・・とにかくあの「布」のところが固いんですよね。調整に手間取ります。ドライバー交代時にロスしちゃうね。
それと、「高い物だから中古品」を探そうとする人がいるかもしれないけど・・・
やめた方がいいです。どうにも「偽物」が出回っています。「5年」の期限がある品物ですから、新品を購入しましょう。
新品を購入すると、すごくうれしいことがありますよ。
HAKO.jpg
ものすごくかっこよくデザインされた箱に包まれて我が家にやってきました。
この「箱に気を使ってくれている」事がすごくうれしかった。Appleの製品を購入した時のようなドキドキした気分で、箱の中を開けました。高い品物だったけど、買って良かった。

さて、実際の取り付け方ですが・・・・やっぱりそんなに簡単じゃなかった。レギュレーションを満たそうとすると。
付属してきたアイボルトの差し込み位置は・・・フロアシートを剥がした車内を良く探せば、取り付けられるネジを見つけることができます。
ankerNEJI.jpg 
ただ、どうしても左側腰部は、やっぱり電動ドリルで空けないといけなかった。
ankerHIDARI.jpg
で、ここまでできてしまえば、「4点式シートベルト」として運用できてしまうんだけど・・・
2011年夏の事故を考えると、やっぱり6点化しておきたい。
車両規則書と首っ引きです。6点シートベルトの装着位置がとにかく細かく規定されているので。
アイボルトを慎重に位置決め・・・・って???なんか、このTAKATAのストレスプレートって、ほんとに競技規則に合致してるのか?
3枚買ったストレスプレートの取付をいったん中止して、TAKATAにご確認書を発信。
後日、回答書をいただいてから取り付け作業を再開しました。万が一の時のために保管しておこう。
anker.jpg
ストレスプレートを仮置きしてみたけど・・・落とし穴があるんです。
BODYURA.jpg
これ、EP82のボディを裏側から撮影したものなんですけど・・・ほら、波打ってる。ボディの裏って。この凹凸を避けてプレートの位置決めをしないと大変なことになります。
volttukidashi.jpg

よし。取り付け完了。
・・・・ってこれで終わらないんです。ここからが大変だった。
競技車両規則書によると「プレートを溶接し・・・」となってる。
溶接?
あ、無理無理。こればっかりは。エンジンはネクタイ組で組み上げたけど、「溶接作業は、素人が手を出してはいけない。」作業って事ぐらいは、さすがに初めから承知です。
マフラー屋さんにお願いしました。(後日、マフラーのお話もします。)
どうも、大変なお願い事だったみたいです。
yousetu.jpg

競技規則書には、「どのように溶接するか」までは書いていないんです。
素直にストレスプレート全周を溶接しようとして・・・・(写真の上部の方ね。)
非常に危なかったです。ストレスプレートそのものがボディから抜け落ちてしまうところだった。
無理ですね。薄いボディ鋼板に全周溶接なんて。”点付け”で良しとすることにしました。
さて、完成です!
KANSEI.jpg

今回、なぜわざわざシートベルトのお話を書いたかというと・・・
今年のTTC1400でのことなのですが、ドライバーズブリーフィング時にわざわざ鈴鹿サーキットで立ち会いをしているお医者様に講演をお願いしたんだそうです。
今年、残念ながら鈴鹿サーキットで起きてしまった重大事故の現場に立ち会ったお医者様に。

その事故は、シートベルトそのものはちゃんと装着されていたそうです。
ただ、「どうも上半身側のシートベルトをきちんと締め上げていなかったのではないか?」というのが現場で立ち会った際の見解だったそうです。

そのようなブリーフィングがあったことをTTC1400の彼から聞いて・・・
私達もその後のスポーツ走行の時は、全員で再度確認をするようになりました。
確かにいつの間にか「上側はバックルに刺さってさえいればいいや。」ってなりがちになっていたように思います。自分の身は・・・結局自分で守らないとね。最新のシートベルトを装着していても。

復活の日 再び。 [スターレットをN1車両化]


ウインドーネットを払いのけ、バケットシートに潜り込む。

キーを回す。

全くのノーマルのメーター類。スピードメーターすら生きてる。

インジケーター オールグリーン。

イグニッション!自分達で組み上げた4E-FEエンジンは、いとも簡単に目覚めた。

アイドル安定。

ノーマルの車体から取り外したのは、取り外すことを義務づけられたパーツの他は、

エアコンとパワステ・ステレオだけだ。


NORMAL.gif


N1車両として、擬装類はほぼ仕上がった。今日がその試走の日。


NEWEP82TEST.gif


ウエイトレベル757kg。N1規定クリア。ノーマルの車重からちょうど-100kgの軽量化だった。

水温安定。油圧異常なし。ハザードランプをつけたままコースイン。

システムの作動状況をチェック。特に音に気をつけながらゆっくり周回を開始する。

駆動系には全く問題なし。

ただ・・・ブレーキを踏んで、ターンインを開始する時に左リアから気分が悪くなる音が出る。

緩み・・・じゃない。なんだ?ピットインで再度チェック。

「たぶんリヤのショートスプリングがちゃんと座ってないからかも。

いったんジャッキアップして、スプリングの位置を変えます。」

再びコースへ。

・・・・どうなんだろう?音が・・・消え・・・たか?

ハザードランプを消し、徐々に使用回転域を上げていく。


2011年のJOY耐で全損した後・・・正直、活動を再開するかだいぶ迷った。

このご時世、お金がかかる趣味をわざわざ続けることもないだろう。

もっと「普通の趣味」や「スキルアップの為の外国語教育を受ける」とか、いわゆる・・・

ミドルのたしなみってヤツをやった方が、よっぽど世間受けがよくなりそうだ。

でもねえ・・・

「ゴルフ」や「英会話」ってやつは、どうやら一生、本人次第で学習するチャンスはあるらしい。

あのポップ吉村なんて、渡米したのは55歳の時だ。

残念ながらモータースポーツは・・・そんなにできる時間は長くない。

たぶん、「視力の衰え」を認識して、強制的に降りなければいけない時が来るんだろう。

まだ、こっちをやるべきだ。幸いにも手伝ってくれるメンバーがいる。

「仕事」が絡まない友達なんて、男性は・・・正直、なかなか作ることができない。

実のところ今の仕事が「定年までずっと」なんて保証は、とっくの昔に消滅しているのにね。

第一次活動の頃は、ショップにお任せでアルバイトを掛け持ちして、お金をやりくりしていた。

家庭を持って・・・あの頃と同じ事はできないぞ。

っていうか、それって20年も経過しているのに、なにも進歩がないってことじゃないか?自分に。

2010年から2011年は、エンジンを自分たちで組み立てた。

エンジンができるんだったら・・・たぶんボディもやることができる。自分たちでやり抜くんだ。

歳をとると・・・「楽な方法」を知ってる。手の抜き方も、なんでかわかるようになる。

逆に「一生懸命やってるヤツ」を指さして、「要領が悪い」って言葉を使ったりね。

いつの間にか、「自分が手に入れるべき物」を自ら放棄して、若い人たちにゆだねるのが、

歳をとるって事なんだろう。

それって、「ゆだねる」のではなくて、「自分の居場所を自ら明け渡す」ってことなんだけどね。

特にサラリーマン社会では。

で、「地位」とかってものが与えられちゃっていたりすると・・・

「仕事ができないのに」その地位にしがみつくような老人になる。と。

「役職」って単なる役割分担に過ぎないのにね。

未体験のことに手を出すと、変な失敗とか、「それを知っている人たちに呆気にとられる」

ドタバタした・・・笑いを取ったりすることができるけど・・・

たぶん、その失敗は二度と繰り返さないし、予測もできるようになって、

万が一の時も速く対処ができるようになる。

結局のところ、新しいことに手を出すと

「自分は小さな一人。誰かに手伝ってもらったり、教えてもらったりしないと、なにも解決できない一人」だってことを思い知る。

「車屋さんのまねごと」をネクタイ組がチャレンジするのは、まったく無謀だったのかも。

二人では全くできなくて・・・

奥様がいつも手伝ってくれるようになって、たくさんの人たちが、

作業を覗いてあれこれ指導してくれて・・・


今日、ここに戻ってきたぞ。今、ちゃんと筑波サーキットを走ってる。


エンジン回転数は全開領域へ。

自分で追加した機械式水温計は・・・なんでか70℃から80℃のところをブルブル震えてる。

5万円のスターレットは、見事N1車両に変身できたけど・・・

実のところ、使ったのはボディそのものと電装系だけの状況になった。

エンジンは自分たちで組み上げた物。全損車両から移植できたのは・・・競技用パーツだけだった。

特にフロント周りがすべて新品パーツで組み上げられたこの車両は・・・

困ったことに旧ボディと動きがだいぶ違う。

「アクセルをONにすると、インに入りたがるFF車」なんて乗ったことがないぞ。

確かにフォークリフト修理係の彼が、ミッションとLSDをオーバーホールしてくれたけど・・・

いったいなにをやったんだ?


まだ、1周全部を全開状態で走ることはしなかったけど・・・なにも問題はない。そう言い切れる。

この車両を作り上げるために手伝ってくれたたくさんの人たちと、それと・・・

古い古い車両なのに、こちらが要求する細かいパーツをすべて供給してくれた

トヨタ自動車と部品共販の皆さんに感謝。

2011年のエンジンO/Hは、JOY耐の初日になっても30分以上継続して走ることができなかったけど、

今回は一気に筑波サーキットのスポーツ走行を4走行連続で敢行。

残念ながら・・・

TTC1400の彼を持ってしても、この車両が1分10秒を切ることができないこともわかってしまった。


それでいいんだ。

この車両に与えられたテーマは、「最後まで走りきること。できる限りノーマルパーツを使う。」


戦闘用の車両だ。

いつか再び、走れなくなる時が来るんだろう。

ただ・・・この活動の先に、すごくいい結果が待っているような気がする。それを見たいんだ。


一日の走行が無事に終了。


「さて、修行の時間は終わったよ。どこに向かう?」

「う〜ん・・・本当は日光耐久でリハビリしたかったんだけど・・・

時間がない。ツインリンクもてぎ走行時間が少ない3人を選抜して、”ちょっとJOY耐”に向かう。」

了解。いくぜ!「ちょっとJOY耐経由夏のJOY耐7h」へ。今度は完走してみせるぞ!


グリコネットショップ

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キルスイッチ設置作業はものすごく悩んだ [スターレットをN1車両化]

5月3日は・・・おもいっきり雨でしたね。ツインリンクもてぎがどうだったのかわからないですけど。
いや、向かおうとも思わなかったですよ。朝から高速道路が大渋滞だって言うし。
我が妻がねえ・・・もう・・・未練がましくiPadでツインリンクもてぎのライブカメラを見てるんですよ。
結局・・・開催・・・されたみたい・・・なのかな?花火大会。
「ご案内」を読んでいた我が妻が余計なモノを発見した文面が・・・
今回の前売り券は、11月に開催される花火大会で使うことができるんだそうです。今から11月の予定空けとこ。

さて・・・いよいよ私めの出番がやってきましたよ!JAF競技車両で規定されている「キルスイッチ」の取り付け作業です!


このBlogを読んでいるみんな、薄々気がついていたでしょう?
「お前、実のところ単なる記録係で、今回のEP82 N1化作業って、ほとんどの作業を他のメンバーがやってるんじゃね?」

ふう・・・いかんな。心の隅っこでそうは思っていても、画面の前で声に出しちゃ。
今回こそは、私の出番ですよ。なんたって私は国家資格保有者(認定電気工事士)なんだから。
こんな電線数本の話、ちゃっちゃと終わらせますよ。ちゃっちゃと。

今回の作業は、大きく2つにわかれます。
1)ハードウエアとして、キルスイッチの設置作業(室内側と車外側)
2)キルスイッチを機能させるための配線作業

ん〜・・・時間かけて、じっくり取り組んだ方がいいです。1日でやっつけようなんて思っていると、かなりイライラすることになります。
まず、室内側のキルスイッチ設置作業

killswichshitunaigawa.gif

ま、これはね。全損車両から移植すればいい話なので。
問題は・・・ここから先。「車外側のスイッチの位置を間違えると、このON-OFFスイッチを操作しても、まったくケーブルが動いてくれない。」状態になります。すごく慎重に車外側のスイッチの位置決めをする必要があります。

まず、ウインドー下にケーブルを貫通させる穴を作る。

kakuhekiana.gif

で、ワイパーカバーにも同様の穴を作成
kakuhekikable.gif

さあっ!ここから先ですよ!もすごく慎重に車外スイッチの位置を決める必要があります。二人一組が必須。
車外スイッチの位置をずらしていって、ちゃんと、「室内側も車外側もスイッチをひねるとケーブルが作動してくれる。」位置に車外スイッチの場所を決める必要があります。

killana.gif

キィヤアアアアア〜!大失敗!
取り付け用のM10ステンレスボルトを見ていたら、ドリルでそのまま10mmの穴を空けちゃった!穴が大きすぎてボルトがかからないよ〜(いや、朝イチの作業だったもんで・・・ボケッと作業してしまった。)
これ、キルスイッチが作動する位置であることも必要なんですが・・・フェンダー裏側から手が入る位置に穴を空けないと・・・ものすごく大変。スイッチ固定が。

killsoto.gif

ふう・・・ワッシャーを大きくして、何とか取り付けられたぜ。あ〜危なかった。
さて、ここからがいよいよ配線作業。
作業前のイメージは・・・「ようは、このスイッチが操作された時に電源供給が遮断されればいいわけだろ?ってことは、バッテリーの+側から来た線を片側の端子に入れてあげて、もう片方の端子から、+端子に戻してあげればいいだべ?」

killswichura.gif

(この写真は、作業終盤の写真。左の端子までやってきた電気が、キルスイッチonの位置にあると右の端子に出て行く。offの位置の場合は、そこで止まってしまって、車両全体に電気が通じない)

とりあえず、関係しそうな配線をよく観察しよう。低圧系の電気の人間からすると・・・やなんだよね。車両の電気って。基本的にコネクターで全部処理されちゃっているから、電線をジョキって切っちゃうと、そのコネクター関係が全滅することになる。
最小限の電線本数で、今回の目的を達成したい。(しかもできるだけ太い電線のところで、なんとかしたい)

たぶん、バッテリーのところの端子だけをいじれば・・・+の端子のカバーをグイッとな。

purasutanshikakudai.gif

なんか・・・既にヤな予感。
この写真だとよくわからないけど・・・てっきりこの丸い端子のところに1本だけ電線が入っているのかと思ったら・・・左側のちっちゃいナットのところに白い線が接続されてる。

引き上げてみて、このあたりのテープをほぐしていくと・・・
PURASTANSHIMOCHIAGE.gif

ほら、なんか黒くて太い線(14スケアぐらいか?)と白い線(たぶん5.5スケア)が一カ所に配線されてる。
う〜ん・・・とりあえず、まずは道具を準備しよう。
1)まずは電線。ホームセンターで簡単に入手できる電線で一番太いのは、8スケアだった。
8スケア電線7m
5.5スケア電線7m購入(結果的にね。最初は3mだけ買ったのだ。全然足りなかった。長さが。)


2)このバッテリー端子は、そのまま利用。
理由は・・・バッテリー端子って、圧着に特殊工具が必要なんです。
それは無理。持ってないから。それととにかく純正部品は、できる限り使用するのがこの車の方針。このバッテリー端子を切って、その先で加工する方針です。
よって、「付け合わせ接続用圧着端子を購入」

B14TANSHI.gif

B8TANSHI.gif

これ、なんで8スケア電線を購入したのにB14の端子があるかというと・・・
やってみてわかっちゃったんだけど、バッテリー+端子の黒い配線は、やっぱりB-8端子だとギリギリ通らなかったです。

3)
で、困ったことにこれらの圧着工具が・・・ホームセンターで手に入れられるハンドの圧着工具って、8スケアまでなんですよね。


14スケアになると油圧圧着工具が必要です。それと電線皮むき用に電工ナイフもね。

ri-6tanshi.gif

R8-10TANSHI.gif


これらの端子には、別売りの圧着端子キャップをかぶせる必要があります。(写真撮るの忘れた。)

5)自己融着型絶縁テープと「電気工事用」ビニールテープを準備
これ・・・くれぐれも安物は使わないように。ビニールテープって、ものすごく重要な品物で、ビニールテープ巻きを間違えるだけで、漏電とかバカみたいに遠回りすることがあります。

さて、道具の準備はできたから・・・いきなり電線を切るようなことはしないで、買ってきた電線を仮接続して、動作を確認しよう。
あ、その前にくれぐれもバッテリー本体は、+も−端子も外して、かつ端子にはビニールテープ巻きです。

purastameshi.gif


バッテリーの+端子からやってきた電気がキルスイッチの右端子に入って、左の端子から、エンジンに向かう。(この仮接続の状態では、キルスイッチの左の端子から、バッテリーの+端子に接続されていたコネクターに電気が供給されるようにしている。)

さて、ライト等全部電気系をONにしてみよう。
キルスイッチをONの位置にした状態だと・・・全部正常に点灯。OKOK。
じゃ、この状態で、キルスイッチをOFFにしてみると・・・ホ〜ラばっちり。一発で解決さ。ちゃんとすべての電源が切れたよ。

じゃ、今度はエンジン始動。

一発でエンジンがかかった。
ネクタイ組が組み上げたエンジンは、ほぼ1年間ほったらかしにされていたのに・・・やっぱりすごいなあ。日本車って。
まだ配管周りで水漏れがあったりするけど・・・もうすぐ走ることができる。

感激している場合じゃない。これで、キルスイッチオフでエンジンも切れてくれれば、この作業は終わりだ。
キルスイッチOFF。

・・・・・・・・・・・・・切れてくれないよ。エンジン。
・・・・薄々感づいていたけどさ。この作業をする前から。
エンジンって、「ジェネレータ」(ダイナモ)を抱えているでしょ?
ってことは、一回エンジンがかかっちゃえば、ダイナモがずっと電気を供給するんじゃないの?その能力一杯までは。

これ・・・JAFの公式戦の車検では見落とすところだよなあ・・・普通はエンジンをかけずにブレーキペダルを踏ませておいて、キルスイッチが作動するかどうか確認するだけだもんね。
エンジンかけた後に、キルスイッチ動作でちゃんと止まるかどうか確認しないと・・・

さて、どうしたもんだか。
嘘つきキルスイッチで、車検はパスできちゃうけどね。この車両の場合、コース上で万が一のことが・・・
あるある。なんてたって、車両整備の国家資格を持っていないメンバーで全部作り上げちゃってるんだから。

ここから先は・・・ものすっごくウンウン悩みました。
「そういえば、工事業者さんの現場でねじ締めを一回手伝っただけで・・・”お前さん、現場作業の才能はないから、実家の事業を継ぐのをやめて正解だったよ。ネクタイ締めてる方が似合ってるわ。”って言われたことがあったっけ。」とか思いながら、延々と作業。

試しにジェネレータ(ダイナモ)の端子を外してみると・・・

generetertanshihazushi.gif

はあはあ。今度は、エンジンを切ることができる。
でも、この「発電機」の配線をしないわけにはいかないし・・・・
んじゃ、この配線はそのままほったらかしておいて、新規にダイナモからキルスイッチに配線を持っていったらいいんじゃないか?
balkhed.gif


DAINAMO.gif

ちなみにダイナモのところの端子は、10mmのナットでした。
DAINAMONEJI.gif

単純に電線をキルスイッチに持っていったら、やっぱりさっきと同じ。
エンジンがかかっちゃうと、切ることができない。
・・・・・やっぱり最初の+端子のところの白い線が気になるんだよなあ・・・
白い線だけ、キルスイッチに向かうのをやめて、ほっといたらどうなるんだ?(接続しない)

batteripurastanshi.gif

(この仮接続の写真では、+端子の機能をキルスイッチまで持って行っているんだけど、切ってしまった白い線の先の部分”エンジンに向かう配線”は、そのままほったらかし)

あ、白い線を機能させない(電気が入らない)ようにすると、スターターが動かない。この白い線、エンジン起動指令なんだ。

わかったわかった。こうすれば全部うまくいく。
1)キルスイッチの左側の端子は、”電気が来る”線(+の端子からの太くて黒い線と、ダイナモから持ってきた線)
2)キルスイッチの右側の線は、”エンジンに向かう”線(+の端子に入っていた白い線は、この端子から出るようにする。それと当初+の端子からエンジンに向かっていた、黒くて太い線は、このキルスイッチ右側の端子から、エンジンに戻るように配線する。)
3)ダイナモに当初配線されていた線は、そのままブラブラにして、テープ処理をしておく。

ok。これで全部うまくいくはずだ。
キルスイッチonのまま、エンジン始動。
始動完了。すべての電装系も正常動作。
それで、キルスイッチをoffにすると・・・・やったぞ!エンジンも電源も全部止まった!
あとは、全部で厳重に絶縁処理だ。
手が通るのなら、自己融着テープ(引き延ばさないと融着効果がない)を巻いた後、ビニールテープ処理がベスト。
densentepe.gif

ふう・・・やったぞ!もうすぐ走ることができる!ほぼこれでN1仕様として完成だ!

ウェルネスダイニング
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ボンピン取付に4日かかりました [スターレットをN1車両化]

 

今日はツインリンクもてぎで花火大会なんですよねえ・・・・

土砂降りの雨になりそう。
あれですよ。アレ。エコランの優勝賞品が到着したんです。我が家に。ご丁寧にメモまで添えてあって。
「きっと来てくれると信じてます。」
(いやいやそこまで大げさじゃない。話膨らませすぎ。)

まあ、ギリギリまで天候をみて・・・雨降っていたらやめとこ。
我が妻は、「これって、返金可能って書いてあるよ。ゴールデンウイークどこにも行ってないんだから、行こうよ。雨でも。」
あのね。往復の高速道路代で吹っ飛んじゃうでしょ。その返金額。まったく。この間、筑波サーキット連れていったでしょう?十分出かけましたよ。我が家は。

さて、5万円のスターレットN1化計画は、作業も終盤です。今回は、残り2つの作業のうちの1つ「ボンネットピンの取り付け」のお話です。
このボンネットピンの取り付け作業は・・・・当初は、「必要な大きさの丸穴をバンバンあけていけば、簡単に取り付けられるんだろう。」って思っていたんですよ。
ところが・・・

bonpingaikan.gif

全損車両から取り外したボンネットピンを移植しようとして、よくよく観察してみると・・・
これ、「ボンネットピンそのものを固定する2本のビスと、ピンが貫通する四角穴の位置がかなり近くて、丸穴をあけると干渉しちゃう。」ことが発覚。
設置場所がなんたってボンネットですよ。失敗したら一巻の終わりですよ。モノすっごくかっこ悪い競技車両のできあがりですよ。

え〜と・・・どうしよう・・・世の中に「四角く穴をあける工具」なんてあるのかな?
確かに大型の油圧プレスの類ではあるみたいです。四角く穴をあける装置。(電機の制御盤とかでは、四角い電気機器を取り付けるのは当たり前の作業だ。)

困ったな。今回限りの作業で、そんな高い工具を買ってられないぞ。
いろいろ探して廻ったところ・・・なんていうのか・・・「ハンドニブラー」という括り方でいいのか・・・
あるんですね。世の中に。「鉄板を自由自在にカットできる工具」ってやつが。


さて・・・早速買ってはみたけど・・・全損車両を参考に、作業の進め方をイメージトレーニングしないと・・

まずは、フロント側だけを完成させることに集中しよう。
1)ヘッドライト裏にボンピンそのものを立てる穴をあける
2)ボンピンを立てた後、ボンネット側貫通作業
3)ボンネット側止め金具を固定させるビス(3点)用の穴をあけて、完全に固定

やってみるか。まずは、ボンネットピンそのものを立ててみよう。

hedlightura.gif


注意点は、「ヘッドライト裏に手が入りやすい位置に穴をあける。」ことだった。(入りにくいところに穴をあけてしまうと、ヘッドライトそのものを取り外さないとボンピンの固定ができなくなる。)
ここまでは簡単。さて、ここから先がものすごく慎重さを求められる作業だ。
まず、ボンピンのボンネットを当ててみて、傷をつける。

dodaiue.gif

で、(ボンネットが歪んだポイントを狙って)ボンネット表側から、丸穴を貫通!

bonnetana.gif

で、表側から購入した「ニブラーシャー」を当てて、ジョキジョキ切っていく。(四角く切ることができます。この写真はすいません。ボンネット裏側を作業している時の写真)

catt.gif

この作業の時の注意点は、「必ず作業用めがねを装着してから、ハンドツールを手に取ること」です。
このカッター・・・快適に鉄板を切ることができるのはいいのですが、かわりに切りくずが飛んできます。激しく。本当に目の保護が必要です。絶対にめがね装着無しで作業しないでください。(ほんとだよ。)
こんな感じでカットが進んで・・・

bonpinatama.gif

慎重にダイヤモンドやすりも使いながら、穴を拡大していって・・・・はい。ボンネットピンがボンネットを貫通できるようになりました。

bonpinryoho.gif

だいぶホッとしました。ここまでくれば、だいぶ作業も終わりなんだろうと・・・丸一日かかっちゃった。
ところが・・・ここから先だったんです。本当の困難は・・・
「ボックスドライバー」を準備してください。

この工具がなかったためにものすごく面倒なことになりました。私達。
なにが?って?
最終的にこんな感じに取り付けることができたのですが・・・大変だったのは、この3本の「固定ビスの裏側」だったんです。

bonpinkansei.gif

3本の貫通穴をあけること自体は全然簡単。
穴のところにホワイトマーカーで位置合わせをして、ちゃんとタップを立ててから作業開始。

tap.gif

あ、ちゃんとさび止めを塗っています。土木用なんだけど。


ここまでは順調順調。後はてっきりビスを固定すれば終わり。って思っていたら・・・

bonpinurashoki.gif

ボンネットの裏側って、袋状なんですよ。
いっくら穴を大きくしていっても、指を使ってナットを固定することができない!ってやってるウチに袋状のところにビスが落っこちた!

あ〜・・・もう。
結局、ボンネット自体を完全に取り外して・・・いろいろ振ってみるんだけど・・出てこないよ〜。ビス。
「あ、私、マグネット持ってますよ。」
オーナーの奥様が通勤スターレットをゴソゴソ。
おおっ!枝の先に大型マグネットがついた道具が出てきた!
ボンネットの袋状のところに突っ込んで・・・・うおおおお〜!簡単かんたん!すぐに取り出せたよ!なんでこんな工具持ってるの?今まで使うこともなかったのに。

「ん〜・・・旦那をこんな感じにツンツンするため。」
え?あ、ちょっとちょっと!旦那さんの変なところをツンツンするのやめなさいって!なにやっちゃってるの!ちょっと!まず下げなさい。腕を。ちょっと!まったくも〜
「う〜ん・・こうやって磁石を近づけるとおっきくなるかと思ってぇ」
「え〜とね。そういうことは、家に帰って二人だけの時にやりなさい。かなりマニアなテクニックだから。他の人たちが見てる前でやっちゃダメ!ね。」
「じゃあ、帰りの車の中でやってみる。」
「いやいやいや、家に帰るまで我慢してね。まずいでしょう?車の運転中に旦那さんが変な気分になっちゃったら。運転に集中できないでしょ?」

ビスは2個ボンネットの中に落としちゃったから、もう一つ拾ってもらいたかったんだけど・・・またマニアなワザを披露されるのもなんだから、このままにしちゃおう。たまにカラカラ音がするかもね。走行中に。
さて、ボンネット裏側をバンバンカットしていって・・・固定できたぞ。やっと。

bonpinurasaishu.gif

結局、フロント側だけで2日かかった。
リヤ側は・・・リヤゲート固定具の取り付け位置にだいぶ迷うんだけど・・・
ボディ側面じゃなくて、後端で固定しよう。万が一、バンパープッシュされた場合に、フックが機能しなくなっちゃうかもなあ・・・
でも、サイド側だと、ゲートを開けた時の剛性に影響が出そうだもんね。
作業のイメージとしては・・・
1)ゲート側にファスナー固定具を取り付け
2)ファスナー引っかけ部は、ボディ側にリベット止め

ゲート後端にした理由はもう一つあって、水抜き穴を利用して、ニブラーシャーを突っ込みやすかったのだ。
水抜き穴ギリギリだと手が入りにくいので、慎重に位置決めをして、まずは、表側から貫通穴を作成。

bakdoaana.gif

ゲートを開けて、ジョキジョキ切ってく。

bakdoahasami.gif

固定完了
baktomepin.gif

引っかけフックの固定方法は・・・
ribetdome.gif

引っかけフックと同じサイズの穴をボディにあけて、表からリベット止め。


bakkansei.gif


よしっ!これで最後に全損車両からリヤゲートダンパー(ガス抜き処置がしてある)を移植して完成だよ。

bakdoadanper.gif

結局、前後で4日間かかっちゃいました。
結構面倒な作業です。最初に工具を準備しておかないとね。
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