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ムアツ布団の話 [雑談]

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いつの間にかシーズンオフですよ。今年も。
筑波サーキット4輪最終公式戦の前日のこと。
「俺達のEP。ロードスターどころか、マーチにも抜かれる。」とか言いながら、3走行練習完了。
日が暮れ始めた保管ガレージを見渡すと、AE86レースの彼が・・・あの・・・なんだかフロントハブ廻りを全分解してる。
「ねえ。確か明日AE86レース最終戦だよね?。」
「おう。そうそう。今日、1走行練習を始めてさあ。すぐにフロントハブがおかしいことに気がついて、練習やめて、交換作業を開始したんだ。」
「・・・・・日が暮れてるのにバラバラだよね。間に合うの?」
「あはは〜。彼だったら大丈夫じゃないっスか。ねえ?」
ん?AE86の脇にちんまり座っている男性をよくよく見ると・・・

「うおおおお〜!今年のTTC1400チャンピオン様がいっらっしゃるよおお〜!大変大変!サインください!」
「いやあ〜」
「あ〜、それ。まだ決まりじゃないぞ。」
「え?」(周りの人全員の反応。)

「明日、TTC1400って、耐久をやるんだよ。」
「え?え?なに?耐久って?そんな楽しそうなイベント、この筑波でやるの?」
「おう、今年初めて。最終戦で耐久レースやるんだって。」
「えええええ〜!!!!知らなかったよ!知ってたら絶対出てたよ!告知しろよおおお〜!
「あ〜いや、すまん。だって・・・耐久って言っても、2時間なんだよ。」
「なんだあ。それは、耐久レースって言わないな。ちょっとJoy耐の2時間半も出るのやめたのに。」

「でさあ、マーチとかも例年最終戦は、1時間耐久だったんだよね。」
「で、その最終戦の結果で、年間チャンピオンが決まるの。」
「たぶん、ポイント2倍とかなんじゃないかなあ。走行距離が長いだけに。」
全員「・・・・・・・」

念のため、私が2014年チャンピオン(仮)に恐る恐る確認。
「ねえ?当然、明日出るんだよね?」
「・・・・・・いえ、出ません。そんな話、今、初めて聞きました。」
全員「・・・・・なぜ出ない?」
「あの・・・・私、先に失礼します。」

なんかヨロヨロ・・・自家用車に向かって、歩いて行く後ろ姿を見送る。

「ねえ。いくら冗談でも、キツかったんじゃないの?」
「いや、冗談じゃないんだって。”TTC1400での耐久レース”ってレギュレーション書に書いてあるんだから。」

翌日の決勝結果がどうなったのか・・・・知っている人がいたら、ぜひ教えてください。
筑波サーキットで、耐久レースをやってくれるんならなあ・・・・絶対出たいよなあ。
なんかですねえ。営業職のせいなのかもしれませんけど、どうにも「アマチュア4輪レース」のイベント動員が手ぬるいように思えてしょうがないんですよね。

今回の「2時間耐久レース」なんて、「筑波サーキットを練習走行で走っている人」(我々)ですら、知らなかったんですよ。そんなイベントが開催されるの。
ってことは、新しい試みにチャレンジしてみても、「今までイベントに参加している人しか、それを知ることが出来ない。」=参加人数変わらず。(ヘタすると新しいことをやろうとすると離れる人がいる。)って、ことになっちゃうじゃん。

なんかなあ・・・「シリーズ全戦出場&完走してくれた人に参加費用キャッシュバック!」とか、「この泥沼に引き込んでやるぜえ。一回はまり込んだら、底なし沼なのさ。カモ〜ン!」的な、ガツガツ感が必要だよ。JAF公認クラブの皆さん。

はい。今回の車のお話終わり。ここで。

確かこのBlog6年ぐらいやっていると思いますが、初になります。
「車と全然関係ない話を、記事の冒頭ではなく、最後に書く。」初めての回です。
え〜とですね。今回の「本題」は、「お布団のお話」です。長くなるよ。たぶん。

あれは・・・・秋がとっぷり深まった頃のお話。
朝から、夕方まで、びっちり開発関係の会議を終えて、ホッとして帰る特急の中でのお話。

「紹介していただいた日産のNOTE。新車で買いましたよ。すごく良い車ですよおお〜。」
「ああ、よかったねえ。社会人3年目で、新車を買う若者なんてさ、今どき珍しいから、うれしかったよ。実家担当の営業マンさんもわざわざ越境してくれたんだって?やるよなあ。日産のセールスマン。」
「NOTE乗るのが嬉しくて、買い物とかも行くんですけどね。今、IKEAで買ったもので困っていることがあって・・・」
「????なんだい?」
「IKEAって、”気に入らなかったら返品自由”なんですよ。それで自分でベットを買って、組み立てたんですけど・・・」
「なんかクッションが気に入らなくて・・・交換してもらおうかと思うんです。」
「まあ、ちょっと大変だけど、NOTEに入れて持っていけ・・・ないな。運送業者さんが取りに来るサービスをやってるんじゃないの?」
「ええ。そうなんです。調べたら・・・・往復で8,000円ぐらいかかるみたいなんです。どうしようかと思っていて・・・」
「あ〜、うまい商売をしているなあ。話を聞いている途中で、オレも想像していたとおりの展開になっているね。やっぱり”簡単に商品を交換できない”障壁は作っておくべきだよ。それに見事にはまってるんだ。」
IKEAに行く手前にニトリがあるんですよ。なんかお金をかけて返品処理する費用で、ニトリでもっといいモノが買えるんじゃないかと・・・」
「あ〜、うん。ニトリねえ・・・(遠い目)」

「思うんだけどさあ。そもそも論で、”日本人なのにベット”ってところが、間違っているだろう。」
「はあ」
「日本人なら、布団だよ。それも、ムアツ布団!
「はあ」
「な?聞いてみたい?ムアツ布団の話。6時間ぐらい熱く語れます!
と・・・・彼の上役2名が席を離れ始めた。

「なに?」
「いや・・・被害者は、彼1人で良いかと・・・私達、隣の車両で、缶ビール呑んでます。」
「待てえええ〜い!まだ就業時間中だ。オレとこの分野で世界征服するって誓った仲だろう?」
「いえ。誓っていません。日本一になることだって、大それたことだと思っています。」
「ふう。いかんな。そんなみみっちいことを言っていたんじゃ。世界人口は、今や72億人だよ。日本の1億人なんて、相手にしてたらどうしようもないだろう。世界を相手に商売して、日本人には、”買う気ある?だったら売ってあげても良いよ”って態度で臨まないと。」
「チミ達には、強い指導が必要だ。まず、手始めに俺様のムアツ布団の話を聞け!はいっ!正座だよ!全員!」

特急の座席の上に正座をする青年3人。(全て事実です。)
「課長、係長、なんでこんなことに・・・・」
「シッ!下向いて聞いてるふりしろ!」

「さて、なんでムアツ布団なのか?っていうお話だよ。」
「さっきのベット、選んだ理由なに?」
”高反発マットレス”っていうところに惹かれて買いました。大きさも値段も手頃だったし。」
「あ〜・・・うん。覚えてる?少し前は、”低反発の枕”とか、ものすごく流行ったよねえ・・・」
「あ、そうですね。テンピュ〜・・・・なんでしたっけ?なんかすごく体に良さそうな感じのやつ。」
「そうそう。うちも買ったんだよ。そのてんぴゅ〜なんとかって枕。」

「使っていたらさあ・・・なんか、クシャって沈み込んだままになって、もう、形が戻らないの。てんぴゅ〜なんとか。
「はあ・・・それはなんか・・・がっかりな感じですね。それ、どうしちゃったんですか?」
「うちの奥様に渡しちゃった。」
「なんかひどい。奥様、よく文句言いませんね。」
「いや、”旦那の臭いがするう〜”とかって言って、顔を押しつけてるよ。ハアハア言いながら。」
「あ、そういう話は、あんまり外でしない方が。」

「まあ、似たようなものでさ。オレ、中学生か高校生の頃からムアツ布団ってやつを使っているんだ。」
「いつの間にか実家にあってさあ。未だにうちの母上様が、”お前に渡したムアツ布団は、ものすごく高級なものなんだからね。大事に使うんだよ。”って、事あるごとに言うんだよ。」
「はあ」
「使ってる本人はさ。何にも感じてないわけ。いつの間にか使っていて、30年近く経って、結婚もしてるのに未だに親に持たされたムアツ布団を使ってるわけ。まあ、”高いもの”だったんだろうなあ。捨てるのは悪いなあ。って感じで。」
「はあ」

「そしたらさ、最近になって、うちの奥様が言うんだよ。”あんたが使っているマットレス。ものすごく体が楽。”って。」
「はあ」
「なんかさ、オレが出張でいないときにどうもオレの布団で寝てるらしいんだよね。」
「出張でいないときって・・・なんか色々まずいんじゃないですか?やっぱり喋らない方が・・・・」
「ああ、大丈夫。オレ、午前2時に那覇空港に降りたって、午前10時には離脱。とかって生活をしてるから。どうしても日帰りできないときに、どうもそうやって、オレのムアツ布団で寝てるらしいんだよ。」
「はあ」

「まあ、あんまりにも”普通の布団に比べて、体が全然楽”っていうからさあ、頭の隅であったんだよね。今度の誕生日か、クリスマスプレゼントにでもムアツ布団を贈ってあげようかって。」
「はあ」
「ま、そんなことを思いながら、この間、国際空港近くのアウトレットモールってヤツに初めて行ったんだよ。」
「で、冗談で、”アウトレットモールにさあ、ムアツ布団を売ってるお店があったら良いね。”なんて言ってたんだよね。」
「なんか展開が見えてきました。」
「うん・・・・そう・・・・・手を繋いで歩いていたらさあ・・・目の前にあったんだよ。”西川”の看板。」
「見つけた瞬間、別の通路に向かおうとしたんだけどね・・・・もう、ダメでさあ・・・・」
「ああ・・・女性の買い物の意欲は・・・振り切れないですよねえ・・・」(経験があるんだね。)

「”アウトレット”って言っても、すごく高かったよ。まあ、店員さんに聞いたら、初期に比べたら、全然安くなってるらしいんだけどね。」
「一回冷静になろうと思って、サインはしないで、食事をしたんだ。食事が・・・高かった。」
「あ、その辺は良いです。で、買ったんですか?」
「買った。新品1セット。女性の店員さんがさあ。”30年近く前のものでは、だいぶ効果が薄れているでしょうから、もう一セットどうですか?2つでしたらこの価格になりますよ。”とかって、悪魔の言葉を吐くんだよおおお〜!
「どうしたんです?買っちゃ・・・・った?まさか?2セット?」
「いや、即座に断った。さすがに。母親が高い買い物をしてくれたものなんだろうからね。大事に使うよ。」
「お店がさあ、お客さんで、すごく混んでてさあ・・・布団屋ってああいうものなのかねえ・・・感心したのはさ。お客さんがみんな”これは高反発ですか?”って聞くんだよ。そしたら店員さんが全員胸を張って”これは、ムアツ布団です。”って答えていたんだ。我々もああありたいと思ったねえ。販売の最前線が胸を張って売ることができる製品を作らないとね。」
「ムアツ布団って、やっぱり業者さんに運んでもらったんですか?」
「いや、すぐに使いたかったから、そのまま車に載っけて運んで来ちゃった。」
「どうです?奥さん、やっぱり喜んでいるんですか?」
「うん。すごく喜んでる。なんかさあ・・・自分のムアツ布団が、だいぶへたってるんだな。って事もわかったよ。スポンジ材なのに30年経って、ボロボロにならずに使えていることも、すごいんだけどね。」
「それよりも、もっと驚くことがあって・・・・」
「なんです?あ、あんまり大きな声で言えないようなことだったら、やめてください。」
「何、顔真っ赤にしてるんだ。ビール飲んだわけでもないのに。」
「あ、いや・・・・また、放送コードがなんぼのもんじゃい的発言をされるのかと・・・・」
「そうじゃないよ。チミは一体、私をなんだと思ってるんだ。猫だよ。猫。うちで買っている猫のiちゃん。」
「はあ?」
「うちにやってきて、12年。1人(一匹)で人様の布団の上で寝るなんてことが無かったんだ。ちなみにうちの奥様の布団に潜り込むことはあっても、私の布団は拒絶なんだ。メスだからかな?」
「わかりません。」
「新しいムアツ布団の方にさあ・・・気がつくと1人で延び延び〜って寝てるんだよ。今までそんなこと、決して無かったんだ。”猫にもわかるムアツ布団の良さ!”ムアツ布団らあああああ〜ぶうう〜!!!!!」
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「あの・・・・」
「なに?」
「もう、足、崩して良いですか?足痺れました。」
「話聞けええ〜!!!」


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