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ミッションからオイルが漏れるようになった [EP82日常整備]

ラインオフのままのエンジンに載せ替えて、再び走ることができるようになったEP82。
喜んで筑波サーキットの練習走行を行っていたんだけど・・・なんか不思議なことが。

25分×2本の練習走行後、数週間経って、次の走行のために保管ガレージに行くと・・・
なんか、車体の下に大きなオイルの染みが・・・
(すいません。写真撮ってなかった。)

「なんだろう?この黒いの。」
「変だねえ。」

なんて言いながら、また25分×2本。

その間、ちょくちょくピットに戻ってきては、下回りを覗いてオイル漏れチェックをしていた。
・・・・なんにも問題ないぞ。なにも漏れてない。

また保管ガレージにおいて・・・あれ?
わかった。
走行後、30分経過とかでは、全くなんの変化もないんです。地面に。
だ〜いぶ経ってから、ポタッてミッションオイルが漏れてる。ドライブシャフトの付け根から。

ははあ・・・・エンジン交換だけでなく、ミッションも何回も降ろしていたからね。
そのたびにドライブシャフトを外していた。
整備仕様書を見ると、「ドライブシャフトオイルシール」ってやつは、「一回限りで要交換」という部品だった。

何回もこのオイルシールに、ドライブシャフトを出し入れしちゃってたよ。
とうとう傷がついて、オイルが漏れだしたんだ。

交換するしかオイル漏れを止める方法がない。
じゃ、自分たちで交換してみよう。

「え・・・前にさあ。このドライブシャフトオイルシールってやつを外そうとしたら、ものすごく大変だったよ。かなりまずいんじゃない?ミッション側を傷つけちゃったら、ミッションケースそのものの交換だよ。」

いや、大丈夫大丈夫。秘密兵器を買っておいたから。




このシールプーラーってヤツを使えば、簡単にテコの原理でオイルシールを抜くことができるはずだよ。
んじゃ、オイルシール(品番90311-34042)を買って・・・
せっかくだから、古くなっていたミッションオイルプラグ(品番90341-18045)と
MISSHONPULUG.jpg

ミッションオイルプラグ用ワッシャー(品番90430-18008)も交換しよう。
OILWASSHAER.jpg

んじゃ、まずは、ミッションオイルを抜いて
OILNUKI.jpg

ドライブシャフトナットをギリギリ手前まで緩めたあと、ハンマーで叩く。
DRIVSHAFTONAT.jpg

フロントハブが外れた。
SHAFTNUKI.jpg

ドライブシャフト引き抜き作業開始。
hazushisagyo.jpg

これは、全く私が不得意な作業なのだ。一回も成功したことがない。
オーナーが車両の下に潜り込んで、私は、車体の側面でドライブシャフトを保持して、ちょっとづつ回す係。

バールを「ドライブシャフトにつけられている叩くポイント」のところに当てて、ガンガン叩く。
(このあたり、写真が撮れない。いつも。作業の真っ最中だからね。)

チャッチャと外す。2010年頃とは見違えるようだよ。あっという間に外し作業完了。
NUITAATO.jpg

で、オイルシールプーラーを恐る恐る当てて、こじってみると・・・・
「すごおおお〜い。簡単に外れたよ。シール。」
うおおお〜!道具の力ってすげ〜!!1楽々だ。
oilshelurawaga.jpg

順調順調って・・・・そんなわけなかった。我々の作業が。
「ねえ・・・買ってきたオイルシールって・・・大きいよ。この外したやつより。」

へ?なに言っちゃってるの?丸いドライブシャフトを貫通させるオイルシールが、左右で違っていたら、部品点数が多くなっちゃうじゃん。

取りはずしたオイルシールと、買ってきたオイルシールを並べてみると・・・
sayuhikaku.jpg

・・・・・あり?
ほんとに・・・左右でまったく大きさが違う・・・・ねえ、どうする?これから。

「・・・・全部元に戻そう。ちゃんとしたオイルシールが手に入らなかったら、なにも作業できないよ。」
砂利の保管ガレージで突っ伏して号泣。
おおお〜!確かに”ねえ?オイルシールって左右で型番が違うんじゃないの?”って言われてた。俺様の野生の勘で、品番90311-34042を指名したんだよおお〜。なんでかトヨタ部品共販のおニイチャンに"ほんとに大丈夫ですか?”って言われてた。あの言葉は予言だったんだなあ。」

「いや、別に予言じゃなくて、”いつもマニアな部品を買う人だなあ。”ってまた思われただけだよ。きっと。」

結局、一週間後に再び集合。
買ってきたぜ。品番90311-34016
hidarioilshiel.jpg

進捗状況を心配して、フォークリフト修理係がいろいろアドバイスをしてくれた。
1)くれぐれもオイルシール接触面を傷つけないように取りはずすこと。わずかな傷がオイル漏れにつながる。
2)オイルシールとドライブシャフトが接触する面には、必ずグリスを塗ってから、シャフトを貫通させること。この作業を忘れると、せっかくの新品オイルシールがちぎれてしまう。
3)オイルシール装着は、必ず「水平」(あるいは垂直)になるように入れること。少しでも斜めになっていると、そこからオイルが漏れてくる。

はいはい。全部すご〜く注意しながら、作業を進めて・・・
「ねえ。オイルシール自体は、どこまでいれればいんだろうね。ソケットレンチのコマを使って、コンコン入れているんだけどさあ・・・・どんどん奥まで入っちゃうよ。」
「いいんじゃないの?一番奥まで突っ込んで。パンパンと。いやん。
「・・・・よくわかんないな。それ。なんかまずい感じがする。iPad miniにシールを取りはずす前の写真を出してみて。」
turaichi.jpg
やっぱりそうだ。金属面と面一か・・・わずかに奥に入るぐらいで十分みたいだ。

ドライブシャフトを再び取り付けて、新品ミッションオイルを入れたあと、エンジン始動。

数週間後、恐る恐る車体の下を調べてみると・・・・
おおお〜!黒い染みは、まったくなかったよ。うまくいったぜ。自分たちでドライブシャフトオイルシールを交換することができたぞ!




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