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Coca-Cola OLD/NOW Car Festivalに行ってきました [JAF準国内格式選手権2011]

「ねえっ!大変だよ!今年のTTC1400最終戦って、ローソンチケットで入場券売ってるような大きな大会なんだよ!」
「ふ〜ん。」
「ふ〜んじゃなくって、大変だよ!当日は朝から大渋滞になっちゃうかも。だから集合時間が朝6時指定なんだよ。きっと。」

・・・なに興奮してんだか。そんなわけないだろう。我々が出場するレベルの大会で。って思っていたら・・・
前日の土曜日にたまたまFM78.0MHzを聞いていたら、CMやってました。この大会の。わあびっくり。

「Coca-Cola OLD/NOW Car Festival 2011」というイベントの中に今年のTTC1400最終戦が組み込まれていたんだけど・・・何でも今年25周年を迎える伝統あるイベントなんだそうです。
ま、私どもは前座で・・・いやいや、渋滞するほどじゃなかったけど、お客さんが多い。ほんとに。

メインは、80年代ぐらいの日本車を含めた古い車の走行会や、フェラーリ様の走行会なんだけど・・・

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あ、なに?この写真が変?
現地でも「なに〜?なんであんな背が高い車が混じって走ってるの?」とかって言ってたけど。
いかんな。正当な「フェラーリ」様だよ。みんなひれ伏すように。限定生産された特別な車両だからね。

「憧れの力」ってすごいなあ。って思わされました。壮観なフェラーリ様一群に引き寄せられる人々を見て。
今どき無いでしょう?カメラを構えた時に人々が一緒に写りたがる車って。
「そうかなあ。友達なんてさ。フェラーリを見ても、全然わからないんだぜ。」
え?そうなの?最近の小学生。

今回も大応援団が駆けつけてくれたのだ。
小学校教育の中に「フェラーリ様の偉大さ」「フェラーリ様の美しさの理由」を教える時間が必要だな。美術の時間とか道徳の時間に。
「世の中の大多数の人々は、プリウスで十分なはずなのに、なぜ、フェラーリ様がのさばっていられるか?
というなんというか・・・哲学的な時間が・・・あ、あれ?なんで遠い目をしているんだ?小学生よ。

チミね。そういえば私がこの間、いつも美しいお母様の目の前で「ほら、あそこに綺麗なお姉さんがいるぞ〜。抱きついてきなさい。」と言った時にも激しく遠い目をしてたよね?

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うちの我が妻もその瞬間を見て、動揺してたよ。「小学生が、あんなに遠い目になっちゃうなんて・・・」って。
まったく。
んじゃ、お子様は、あそこの「気温20℃を超えているのにサンタさんの格好」をしている皆さんのところに並んできなさい。(これ、ほんとに何のプレイなんですかね?)

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11月で「サンタさん」は、いくらなんでもフライング気味だと思うんだなあ・・・

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景品もらった・・・って、すごいじゃん!クリスマススペシャルボトルのコカコーラをみんなにもらえたんだ!
(くじ引きであたったらしい。)

「コースの中をバスで走ってくれるパレードRUNの募集を受け付けています。だって。行ってみれば。」
「あ〜・・・いいや。70km/h以上出してくれないんじゃ。つまんないし。」


ちっ。さすがカート乗りだな。みんなはあんなに笑顔なのに。っていうか、このパレードRun、一日のウチに何回・・・っていうか、とうとう満員だよ。おい。すげえなあ・・・今は、その「汽車」に乗せられているけど、みんな18歳になれば、ほんとにここのコースを走れるようになるんだからね。

「んじゃ、ステージで”スーパーせんたい ゴーカイジャー”ショーが始まるよ。行ってみよう。」
それ、子供が見るものだから。速く速く!TTC1400決勝が始まるよ!」

子供が見るものだからって・・・ステージに集まってるみんな、お前さんと同じぐらいの子達ばっかり・・・・
観たかったなあ・・・スーパーせんたい ゴーカイジャー・・・なんでTTC1400の決勝と重なるんだ・・・

戦隊モノが気になってしょうがなかったTTC1400は・・・・
予選4位からスタートして、15周のチェッカーフラッグを受ける直前で、前車をかわして2位フィニッシュ!
(ガス欠になっちゃったんだって。かわされて3位になっちゃった彼女。今回も速かった。)

さあて・・・・まあ、いつも通り「待機時間2時間」コースなんだろうなあ・・・なんか・・・今回は、ほんとにみんな、車が傷ついていないみたいだけど。

ま、ゴーカイジャーショーを・・・・やってな〜い。

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ステージにいるかわいらしいお姉さんは誰ですか?
なんか・・・音声が・・・
オートレース界に44年ぶりに誕生した女性ライダーに皆さんどうぞ拍手を!」だって。ええっ!?

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すごいなあ。
筑波サーキットって、「オートレースの練習」をしている人たちを観ることができるんです。
その様子を時々見ていたけど・・・なんか・・・とっても過酷な感じがします。外からちょっと見るだけでも。
我々が筑波サーキットを走らせていることなんて・・・「まったくもってレジャー」だな。って思うぐらい。
いやあ、がんばってもらいたいです。っていうか、このCoca-Colaのイベントがなかったら、そんなすごい人がオートレースの世界にいるなんて知ることができなかったよ。感謝。

オーナーが脇にやってきて一言。
「車両保管解除だよ。正式結果が出た。」
へ?だってまだ・・・30分ぐらいしか経ってないじゃん。そんなことないだろ?TTC1400で。

ドライバーに確認。(信じられない。)
「いや・・・朝のブリーフィングで、一番のベテランドライバーさんが、”30年レースやってきたけど、こんなにおかしな年は初めてだ!”ってちゃんと言ってくれたんだよ。自分もスタート後の1コーナーでその言葉を思い出して引いちゃったよ。無理すれば3位に上がれた場面だったと思うけど。」

ほんとに30分で車両保管解除だ。この2年で初めてだよ。すごい。
「いやあ、オレ、うれしいよ。みんなちゃんとやればできるんじゃん。」
「やだなあ。そんなに真っ赤な目でこっちを見ないでよ。恥ずかしいなあ。別に泣かなくったって・・・」
「いやさ、この最終戦でもまた変な抗議書合戦になるんだったら、いよいよ鉄拳制裁を加えないといけないかも。って思ってたんだ。いろいろ武器を積んできてたんだよ。サービスカーに。
鉄パイプとか。
「あ、うん。子供たちの前で本性現さなくていいからね。ほんとに信じちゃうから。」

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JOY耐決勝(日曜日)ってどんな進行? [2011JOY耐で大失敗]

なんか・・・テニスの世界が大変なことになってるらしいですね。「とうとう世界の頂点に!」って状況になってるそうです。男子テニス。今日の23時から中継・・・ですか?
日本人なら、今晩はTVの前に正座ですよ!テニスの中継って何時間かかるか知らないけど。

さて、「大失敗しちゃった初出場のJoy耐」
いよいよその問題の日(決勝日)のお話ですよ。予定ではあと2回・・・いや3回かな。Joy耐ネタ。
日の出と共に灼熱の太陽が照りつける中、朝7時にピット集合。
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係員さんが、出走前点検に来てくれます。ただ、係員さんが到着する前に「決勝走行車両から、ガソリンを完全に抜き取っておかないと」面倒なことになります。
係員さんの目的は、「これからみんなで給油所で規定量のガソリン補給をするわけだけど、ちゃんとその前にタンクがカラになっているのか?」確認するためです。
係員さんが来てから、ガソリンを抜く作業を始めると・・・とっても遅くなります。走行前点検の終了時間が。
それなので、「係員さんが来るまでに完全に抜いておいて」「その様子をちゃんと確認してもらう」ようにしておかないと、進行に支障が出ます。
出走前点検が終了すると、すぐに「車をみんなで押して」給油所へ。
土曜日のうちにこのピット裏にあるスタンドで給油をやってみました。ここは・・・現金ではなくて、クレジットカードがないとダメなスタンドなんです。(意外な盲点。確かに決勝中に現金を数えていられないだろうからね。)
実は作戦を立てていたことがあって・・・給油量を「規定量よりも少なく」入れてもらおうと思ったんだけど・・・
全然ダメだった。クラス2車両なので、規定量通り(30litter)ガソリンが入れられてしまった。
そのまま車を押して、スターティンググリッドへ。
前方にものすごい台数が・・・・
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振り返ってみると・・・・寂し〜!俺達、すっごい後ろだよおおお〜。
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9時半より全員コース上に集まって、ブリーフィング開始。
大きな大会だからね。順番に挨拶があるんだけど・・・・釘付けになってしまったのは・・・
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あ、いやいや。綺麗なお姉さん達の方じゃない。あの・・・なんていうんですか?あのキャラクターさん?
既に気温30℃をとっくに超えてる状況で着ぐるみ・・・中に入っているのは・・・仕草からして女の子・・・なのか?ひょっとして?
も〜ほんっとにドキドキドキドキ・・・・ぬああああああ〜!
「進行チャッチャとやって、さっさとあの着ぐるみの子を解放してあげよう!さあっみんな静かに話を聞けっ!」
って、まあ、TVでしか見たことがないような有名人様もいらっしゃるイベントなので、粛々と進行ですよ。
「このEnjoy耐久は、”今日、初めてレースを走ります。”という方も参加する大会です。譲り合いの精神で、どうかくれぐれも皆さんマナーを守って楽しく一日を過ごしましょう。」
さあ、スタートだ。
ゆっくり全車がローリングスタートを開始して・・・3周目が終わったところ(だったかな?)で、レース開始!

どうにも小さな筑波サーキットと勝手が違って・・・作業をする場所(ピット)と、タイミングボードを出すレーンとの間がものすごく広くて、いちいち指示を出しに行くのが面倒だ。
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係員さんも盛んに怒鳴ってる。
「レーンの開口口のところに向かって走ってください!レーン手前の柵のところにいないで!柵の中に入ってください!」
そんな声を張り上げなくても大丈夫だよ。ピットレーンに速度制限が課せられてるんだから。って思っていたら・・・うおおおおお〜!なんだよ!
ものすっごいんですよ。やっぱりこの大会に慣れている人たちは。30分を過ぎた頃から続々と給油が始まって・・・
「規定の給油(ストップ)時間がある」大会なのですが、私はてっきりそれは、「係員の人たちが停止時間を測定してくれる」んだと思っていました。
どうもそうじゃないんです。(朝のブリーフィングでもそのあたりの解説にすごく時間がとられていた。)
「給油に入ってきた時に超えたライン→自分のピットで規定時間を測定→ピットロード出口に計測終了ライン」があって、"自分たちの責任で停止時間を測定”しないといけないんです。
ピットロード速度規制は・・・正直、「あきらかにオーバーしているよね?」というレベルの「ピット加速競争」に陥ってた。(たぶん、ピットロード速度の測定器がある場所を知っているんだと思う。)
とっても怖い状況になっていました。ピットの一番端だからかもしれないけど。

頼りにしていたのは、ピット内のTVで掲示されるタイミングモニターとホームストレート入り口にある大きな順位表。
どんどんどんどん我々の順位が上がる。
そのうちにセーフティーカー(SC)が出る事態が発生して・・・(タイヤが取れちゃった車両がいたらしい。)給油所は大混雑。
みんなも口々に「給油・・・どうする?ピットインのサインを出そうか?」と言ってくるけど・・・
私が制してしまっていました。「ダメだ。この大会は実際の速さよりも給油所のタイミングで順位が決まる。ギリギリまで入れるな。せめてSCが終わるまで引っ張るんだ。」

後に、追突した側の関係者の皆さんに叱られた通りの判断を私が下していたんです。
大きな順位表は、10位までを固定表示とし、11位以降をスクロールでどんどん切り替える形になってる。
ついに「50」の文字が最初の一列表示に加わるようになって、みんなが喜んでいた頃・・・終わりが突然来ました。
私は、ピット内のTVにかじりついていたのですが、ピットから見ていて・・・ホームストレート上の車両群がすべて停止した。(ストレート上で駐車したような状態)
「あ?なんだ?何でみんな止まるんだ?赤旗なのか?」と思った瞬間!
我々のピット前で盛大な白煙が上がりました。オーナーがピットサインを出している目の前で・・・
ダダダッと周りの人たちがホームストレートに群がるけど・・・私は全くそこに向かわなかったです。競技車両は車高が低く、ピットウオールから先の状況は見えなかったけど・・・
「たぶん、自分たちの車両だ。今回の大会はこれで終わった。車もダメだろう。」
怒り狂って、そのままグランドスタンドに向かっていました。
途中、黄色いシビックの彼女に会ったけど・・・なにを話したのか、全く覚えていない。
グランドスタンドで撮影をしていた人たち、一人一人に話を聞いて・・・
「なにが起きたのか見ていましたか?その時の状況を撮影していましたか?」
私は、「なぜホームストレート上で全車両が止まるような運営の仕方をしたんだ?」ってそればっかり考えていた。
「さっきまで、ゆっくり全車両が周回できていただろう?なぜ止める必要があったんだ?赤旗でもないのに」
誰も撮影している人がいなかった。いや、私が先に名乗ってしまったから、見せてくれなかったのかもしれない。確かに「他の誰も追突していないんだぞ。運営の仕方じゃないだろ?」

さて、レースにおいて、クラッシュしてしまうと、その後、どうしなければいけないか?
通常語られることはない(みっともないことだから)ことをここに記しておきます。まず、はっきりしているのは、「コース外に出されてしまった競技車両のところに行っても、なんの役にも立たない」ことです。
1)相手先(今回の場合、”SC車両中の追突事故”という重大事象)の関係者にお詫び。この時、きちんと「チーム代表者の方いらっしゃいますか?」と声がけしてお詫びをしないと、後々禍根を残すことになる。

2)メディカルセンターでドライバー確認(&引き取り)
チーム関係者は、メディカルセンターに来るように呼び出されるのですが・・・今回の場合、事前に「メディカルセンター」の場所を把握していなくて、見つけ出すのにウロウロしていました。

3)タワー呼び出し
「その顔だと・・・なにを引き起こしたのか、わかってますね?」という言葉と共に「もし、修理して走行できるのならば、競技を続行してもらって構わない。」「ただし、再スタートを切ると同時にペナルティを課す。」ことを説明されました。

4)ピットにて「リタイヤ届け」記入後、タワーに自分たちで届ける。
通常は、「ピットの近くにいる係員さん」に手渡しする書類ですが、JOY耐の場合、タワーに直接持ってきてもらった方が運営側は状況が把握しやすくなるんだそうです。別に提出期限は設けられていない書類なので、競技車両をよく確認してから提出でも構わないそうですが・・・

5)車検場脇で破損車両引き取り
JOY耐は、「走行が困難な状況」に陥った車両でも、なんとかして係員の皆さんが車検場脇まで車両を持ってきてくれます。その後、「自分のピットで修理」して再出走しても構わないんだそうです。しかし、今回の我々のような破損状況の場合・・・「車検場から車両を引き出す」ことに難儀。
しかも、よりによって”あの”セーフティーローダーの牽引ロープが再び絡まって・・・・余計、事態を面倒なことに・・・暑い中、路面を這いつくばって、なんとかしようとたくさんの係員さんが・・・本当に面倒をかけました。

6)ピット撤収 全面退却
バカみたいに日が高いうちにツインリンクもてぎを後にして・・・途中、猛烈な勢いの雨の中に突っ込んでいった。
「こんな雨雲が、大会会場にやってきたら、大変なことになるな。」
結局・・・私が参加する競技に”雨”は、つきものだったんです。今回の場合、私達がいなくなっちゃった後に大変なことが起きたみたいですけど。
次回は、今回の事故の根本原因「暑さ」の対策をどうしていたのか?を記事にしましょう。


JOY耐予選日(土曜日)ってどんな進行? [2011JOY耐で大失敗]

先日の筑波サーキットからの帰り道でのお話。
普通は保管ガレージを出るとさっさと車を走らせるんだけど・・・・なんだかFMラジオの調子がおかしい。
車を道路脇に止めて、すべての曲のチューニングをやり直し。
ルームミラーに何かが・・・・脇をおじさんが通り過ぎてく。小さなバイクを押して。
・・・・べつにいいや。ラジオの再セッティング完了!んじゃ、帰ろう。

「ここからスタンドまではなんkmもありますよ!がんばってください。」

声だけはかけておこう。バイクはわからないからね。どうしようもない。
いつもと違う道をず〜とまっすぐ走って・・・・3km経過。ガソリンスタンドなんて出てこないぞ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・Uターン。

普段は制限速度の+15km/hぐらいだけど・・・・少々急ぐ。小さなバイクだったけど、押すのは大変じゃないかな。
まだまっすぐ押してきていた。車をストップ。
「この車に乗るかやってみましょう。全部シートを畳んで。」
「いやあ・・・いくら何でも無理ですよ。一晩押せば、家に帰れます。」
一晩って・・・いったいどうしちゃったんですか?
「一回エンジンを止めたら、それっきりかからなくなっちゃって・・・今日は換えのプラグも持ってきてなかった。」

ちょっとプラグをチェックさせてもらう。なんか・・・バイクのプラグって小さいんだねえ。普通の工具じゃサイズが合わないぞ。
「いや、これ、モンキー用の特殊サイズなんです。普通のバイク屋さんでもないと思う。」

プラグがビチャビチャだ。いやん。(?)
さて・・・どうしたもんかなあ・・・保管ガレージから、ブレーキクリーナーを持ってきて、拭いてみよう。
保管ガレージに戻る途中にあるバイクショップに飛び込む。
「すいません!ここの先でモンキーが止まっちゃってるんで・・・ここに戻してきたら、看てくれますか?」
おじさん二人はあっけにとられながらも・・・・okしてくれた。

ブレーキクリーナーで拭いても・・・案の定スタートしない。っていうか、バイクってスターターついていないんだ?
「ええ、これ、キックスタートのバイクで・・・・」なんか汗ボタボタ垂らしてる。大変だなあ。バイク。

「あそこのバイクショップに持って行きましょう。さっき話をつけてきました。」
「いやあ・・・あそこにRacingショップがあるのは知っていたけど・・・こんなゲテものバイクを看てくれないと思って・・・いいんですか?ラッキーだったなあ。あのお店の知り合いの人と話ができて。」
「いえ、さっき初めてお店に入りました。看てくれるって言ってくれましたよ。」
「・・・・・・・・・」

押すのを手伝おうとしたけど・・・あんまり触られたくないらしい。そういえば・・・なんかこのバイク隅々までピカピカだ。
それになんか作りが・・・・普通の人が乗る構造になってない。やけどとか・・・ちょっと危ない構造だぞ。これ。

「なんか・・・すごいバイクですね。」
「ええ・・・Hondaが中国メーカに作らせているエンジンなんです。それをチューニングしてあって・・・」
「いくつぐらい出てるんですか?」
「176ccで28馬力ぐらいです。」
「・・・・それってリッター150馬力以上・・・4輪で言ったら、フォーミュラーニッポンぐらいのチューニングレベルじゃないですか!」
「ええ、だからエンジンをかけるのが大変で・・・今日は朝、一発でエンジンがかかったから、そのまま遠乗りしちゃいました。うっかりしていたなあ・・・予備プラグ忘れるなんて。」

お店に到着。
Racerバイクがたくさん置いてある店内に入れてもらって・・・・おじさん達二人共が同じ事を・・・
「これは・・・・いったいなんだ?モンキー・・・なのか?」

案の定、チェックしてもらっても全然エンジンがかからない。
みんなでキックスタートを順番に繰り返している間に教えてもらうと・・・
どうも、二輪の世界は「手作り車両」で車検をとることができるらしい。
この「異形のモンキー」は、いろいろなスペシャルパーツの寄せ集めで車検をとった車両だった。
「このフレームはさあ・・・・アルミ押し出し材使ってるけど、どこのメーカー?」
「中国製です。」
「え?良くできてる・・・いったいこれでいくら?」
「3万円です。」
「えええええええ〜!俺達がやったら、材料費にもならない。」
「そうみたいですね。日本メーカー製の同じ構造のフレームだと17万円以上します。」


そうなんだよねえ・・・私の周りでもたくさん起きてる。同様のことが。
「大震災後、貧乏になっていく日本」は、他国の安い製品にすがるしかない状況だ。「出稼ぎ」をする時代が来るかもね。そんなに遠くない未来に。
未来の話以前に、今のこの状況。もう30分以上経ってるぞ。どうしよう・・・もし、エンジンかからないようだったら、バイクをここに置いてもらって、今日は自宅まで送るか・・・

「エキゾーストからもボタボタなにかたれてる・・・ガソリン・・・か?」
「ええ、何回もキックしているウチにダラダラ出てきちゃいました。」
「スロットルをフルに開いて。」
「開いたまま、キック!」
「いや・・・だって、これ、フューエルブースターがついています。そんなことをしたら全開放出・・・」

なんかゴチャゴチャ言っていたけど、言われたとおりレバーを全開に廻してキックしていたら・・・・
バッ・・・バンバンバンバン!!!!
かかった!やったあああああ〜!なんだかあまり気分が良い排気音じゃないけどね。

「Racingなセッティングになっているから、いったん燃焼室で”空気が足りない”って状況を作り出してやる必要があるんだ。」
「逆にキャブをスロー側にしていたら、いつまでたってもガソリンをダバダバ供給しちゃうよ。」

よかったよ。無事にこれで帰ってもらうことができる。
やっぱりそのままほっとかなくて良かった。あのまま家に帰っちゃっていたら、ずっと気になってたよ。

さてと・・・本当は筑波サーキット周辺のお話じゃなくて、ツインリンクもてぎで開催されたEnjoy耐久のお話を書くのが目的なんだよね。今回。

え〜と、どこまで進んだかというと・・・Joy耐初日(金曜日)を終えて、「スターレットのエンジンが全然かからない。でも、とりあえず一回車検チェックはしてもらった。」というところまで書いたんでした。

エンジン始動対策に追われているみんなを置いて、私は保管ガレージに向かって・・・
シートベルト(対TTC1400制圧用車両から奪取)とフロントタワーバーを確保。
本来なら、とっくに鍵が閉まっている時間だったんだけど・・・管理人さんが待っててくれた。ありがとう。

私が保管ガレージでゴソゴソやっていたころ、ツインリンクもてぎのピットでは・・・
1)インジェクター
2)ディストリビュータ
3)フューエルポンプ
4)ECU
まで、順番にオーナーの通勤スターレットから移植していたらしい。(ノーマルカーだから、内装剥がしから入らなければいけなくて、相当難儀したらしい。)

結論は・・・・
「どうも、交換した強化品のミッションケーブルが、ECUを圧していたみたいだ。取り付け場所がノーマルと違うからね。ECUをずらして、ミッションケーブルの通る場所を変更したら、エンジンがかかるようになったよ。」

そんなこと・・・あるのかなあ。ECUからコネクターを外してもリセットできていなかったのに。
まあ、そのままいこう。確か土曜日朝も練習走行があったよね?(じつはこのECU問題は後日談があるのだ。少なくともこのときの対策は大正解だった。)

フォークリフト修理係の彼から提案。
「また30分で止まっちゃたらいやだから、朝の練習走行やめませんか?とにかく一回予選でタイムを出しておかないと・・・」
了解了解。そうしよう。なにしろエンジンを積み替えてから、この車両は30分以上連続走行ができていない。

土曜日朝8時半からの練習走行をパスして・・・・おかげでゆっくり9時半に集合できたよ。

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「あのう・・・どこにいますか?パドックに入れません。係員さんに突っ返されました。」

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あ、悪い悪い。パドックに入れるのは合計3台だけで、ピット裏に入れることができるのは、そのうちの1台だけなんだ。ピットに一番近い駐車場は・・・P3(駐車場3)で待ってて。通勤スターレットで迎えに行くから。

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私が誘った「外車整備係」の彼がご夫婦で手伝いに来てくれたのだ。誰もが知ってる欧州製超高級スポーツカーから乗り換えてもらって・・・・現実の世界(通勤スターレット17年落ち)にようこそ。
しかし、この最上級スポーツカーで乗り込んでいっても、突っ返されるなんて、係員さんも職業意識に燃えてるねえ。正しい判断だ。

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さて、メンバーが揃ったところで、もう一度車検を受けよう。
「お〜・・・エンジンかかるようになったかい?よかったねえ。」
車検員の皆さんにチェックしてもらって・・・大問題だったオイルクーラーは、素直に全部取り外した。「ホースの素材」については、これからもよく考えよう。取り付け口との兼ね合いで、どうやってもホース状のものを突っ込まないといけないんだけどね。

「いいよ。全部OK。車重も昨日測っておいたよね。このホイールは決勝で使うホイール?」
「へ?いえ・・・・予選用のタイヤを組んでます。」

なに言っているんだろう?ホイールがそんなに問題なのか?
「う〜ん・・・決勝用ホイールには、マーキングしておきたいんだよね。決勝後の再車検のために。」
「いやいや、ウチのチームそんな再車検が必要な上位でゴールしませんから。」
「い〜や、そう言ってるチームが案外いつも上位に来るんだよ。ちゃんとやっておきな。」

ちゃんとやっておきなって・・・・もう、車検時間終わりだよ。
全員でダッシュ!ガレージが一番隅っこでよかった。
許しをもらって、車検場の脇でタイヤ4本交換させてもらった。重量を再度計測すると・・・757.4kg。
ありゃあ・・ちょっと重いホイールつけることになるんだ。決勝。そんなことも気にしたことなかった。
(後々考えると、この車重だったら、指摘を受けたフロントのタワーバーは全部丸ごと取り外してしまっても、車重規定には違反しないはずだった。このときは、タワーバーを取り付けることにしか頭が回らなかった。)

12時15分からピットロード上で全員参加のブリーフィング。
「公式計測タイム」になる予選は、30分づつABドライバーの2回。
その後は、もう一度30分の時間が与えられるけど、それは「残りのドライバーで分け合う練習時間」

初めてこのサーキットを走る状態での予選結果は・・・・
「クラス最下位。全体の73位」

みんながっかりしてる。
大丈夫だよ。手の内全部を見せる必要はないんだ。予選落ちがある状況だったら、ちゃんと対策をうったよ。
まだ、切り札は2枚持ってる。今の段階では、この車両が30分以上走ることがわかったことが収穫なんだ。

16時近くになって、最後の走行(30分のフリー走行)開始。
ただちにクラス3位のタイムで連続周回を開始する。
まったく・・・まったくすごいもんだ。TTC1400トップクラスのドライバーってやつは。
彼だけがこのコースを以前に一度だけ走ったことがある。
「この車両で到達すべきタイム」を即座にみんなに示してくれた。これで全員に目標タイムが設定できる。

30分のフリー走行は・・・二人のドライバーで分け合わないといけない。
私に与えられた時間は、残り8分。

ドライバーチェンジ。
おそらく計測ラップは一周だけだ。
コースインすると・・・・初めて走ったFISCO(現FSW)のように「コースのどこを走ったら良いかわからない。」状況じゃないけど・・・
なんか・・・丘みたいなところを走るんだね。このコース。この先って右・・なのか?いや、左?見えないぞ。コースの先が。失敗したなあ。一回ぐらい平面図見ておくんだった。

まいったなあ・・・走行車両が少なくて・・・ひとりぼっちだ。右か左かもわからないぞ。おっ。AE86が近づいてくる。
この車両だったら、しばらく後ろにくっついていけそうだ。

くっついて走っていると・・・正直、これ・・・・全部3速以上で回れるのか?いや、パワーバンドを外れるか・・
試しに縁石も乗っておこう。普段はボディを痛めたくないから、縁石は使わないけど。おっと。結構ゴトゴトする縁石だ。できればあまり乗りたくないなあ・・・・

なんか・・・筑波サーキットを一周したような気分になってきたけど・・・まだ一周してないんだね。なんか長いストレートと・・・立派な観客先があるけど・・・これ、ピット前じゃないね。

その先のストレートエンドが・・・・どんどん下って・・・・別にエビスほど下ってないし・・・たいしたことな・・・え?なにその右直角コーナー。あんまりエスケープゾーンがないじゃん。

怖い。

ブレーキを踏んだら・・・あれ?減速しすぎだ。もう一回ブレーキを離して・・・あ〜あ、AE86が逃げていく・・・

なんだあ?このコーナー・・・タイム短縮ポイントだけど・・・あんまり無理して突っ込みたくないなあ・・・
登っていって・・・切り返す最終コーナーが見通しが悪くて・・・少々めんどくさい。
ピット前通過。タイムは?2分39秒台。

ほらね。たいしたタイムじゃないけど、初めて走って最初の1周で規定(1周最低3分)は超えて見せたよ。

さて、走行時間終了。
でも、ちゃんと明日の決勝に向けて整備をしていいんだって。
ブレーキ周りを整備しておこうか。
「え?なんでキャリパー全バラしてるのよ!そんなことしたら、戻すの大変だよ!」
なんか騒いでる。
「いや・・・別にこんなの難しくないですよ。全部のピストンにグリース塗っておきましょう。ほら。」

なんか・・・みんなあっけにとられるペースで整備してくれたらしい。外車整備係。さすがプロだ。呼んで良かったよ。

あ、フルード全交換しておくの?念のために?はいはい。じゃあ、WAKO'Sの出店があるから買ってくるよ。
「いやあ、よかった買ってくれる人がいて。お店を出した甲斐がありましたよ。」
「こっちこそ。ブレーキ周りをいじることもなく、帰るハメになるかと思ってたんで。今日一日走ることができて良かったです。」

どうも昨日夜にメンバーみんなが苦闘して、なんとかしてエンジンをかけようとしていたのを見ていてくれたらしい。
「そうですか。あの青い50番ですか。よかったですねえ。明日はほんとにがんばってくださいね。」

なんとか・・・なんとかなるんじゃないかと思っていたんだよね。このとき。
「私が参加しているのにまったく雨が降らない。」ということに一抹の不安を抱きながら・・・

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