So-net無料ブログ作成

2013年のJOY耐で壊れた4E-FEエンジンは、どんな感じだった? [N1仕様エンジンの製作]

今年もお花見シーズンになりましたよ。
11時に集合・・・って、また時間通りに集合できない。遅刻遅刻。
って、あれ?ブルーシートには、場所取り人員が1名だけポツン・・・(社会人3年生)
「え〜と、遅刻してごめん。例年通り。???みんなは?なんで・・・なんでひとり?」
「うっうっ・・・一番の年長者が、毎年こんな感じだから、とうとう時間通りになんて、誰も集まらないんですよ。僕なんて、朝6時にはここにきて必死に場所取りしてるのに。しかも”二人一組で場所取り”のはずなのに、社会人2年生のあいつなんか、6時に電話かけてきて、”今起きました。”ってもおおお〜!!!!」
「あ、悪かった。突っ伏して泣かない。確かにひとりぼっちは寂しかったかな。な、顔上げて、みんなこっちをジロジロ見てる。”おっさんが、パワハラで若者に花見の場所取りをさせてる図”みたいな。」
「さ、うちの奥様から、いろいろ持たされたよ。ポップコーンとか飲み物とか、お皿とか。荷物が多いところに、途中でみんなにいろいろ買い物してたら、遅くなったんだ。」
「そんなことでごまかそうとしないで、さっさと出すもの出してくださいよ。」
「え〜とさ、毎年同じことを言うんだけどさ、もう、私は出席しなくても・・・」
「何言ってんですか。金ヅルとして、大事な存在なんですよ。さあっ!」(手のひらが出てる。)
「あ、はい。では、一枚。」
「チッ!一枚かよ。」(激しく舌打ち)
「いや・・・あの・・・一万円あれば、ENDLESSのブレーキフルードが3本買えちゃうんだよね。もう、貴重な1万円。これからは、ちびちびエア抜きを作業をしないと・・・」
「全然わかりません。」

そんなやり取りをしているうちにぞろぞろみんなが集まり始めて・・・
おっさん一人に今年の新入社員&20代&いつの間にか30代になってしまった若者ばかり15名。
なんだか、付近で一番大きい集まりらしくて、道行く人々にカメラを向けられた。
外人さん達のカメラにもポーズ。
そんなに珍しい・・・のかもね。若い連中だけでぞろぞろ集まるってのは。
4月1日に新社会人になった皆さんも、すごく不安な毎日だと思うけど・・・
受け入れる方も不安で一杯だ。なんとか定着して、ずっと働いて欲しい。

みんながそれぞれ携帯電話を取り出して、写真を撮り始めて・・・あれ????
「ねえ、まさか、入社したばかりの新人が、iPhoneなんて持てるわけないよね?」
「いや、逆じゃないですか?今は、親がiPhoneを持たせたがるんですよ。Androidでおかしな事態になりたくないんでしょう。」
「いや・・・いくらなんでも・・・学費でご両親が大変なのに、そんな高級品・・・」
「はい!ちょっとみんな聞いて〜!!iPhone率を調べてみよう。今、みんなが持ってる携帯端末、全部出してみて〜!」

驚いた。ものすっごく驚いた。
16人中、15人がiPhone。しかも5とか5sの小さいモデルのメンバーの方が全然多い。
「指が届かないから、6になってから更新をやめました。」
「結局、電話機ですからね。持ち運びが優先でしょ。6Plusとか見ちゃうと、画面でかくて便利そうだけど。」

ふ〜ん。
「っていうか、おかしいでしょ。一人だけiPhoneじゃないなんて。ちょっともう一回、全員取り出して〜!!」
はい。

「何やってんすか。一人だけWillcom。もう、その会社ないから。
「チッおっさんが。ガラケーにこだわりやがって。仲間外れだな。いよいよ。携帯カーストで最下層だ。」
いや・・・あの・・・PHSは、日本の独自技術で・・・日本人の心だからね。

はい。「iPhoneじゃない自分」ってお題で、400字詰め原稿用紙に延々と書けそうだけど振り切って、本題に入りますよ。

ECUを交換したら、どうもエンジンを壊しちゃったみたいだ。」という事態から、まずは、ガレージのスペースを空けることになりました。
保管ガレージには、降ろした4E-FEエンジンが2基転がってる。
まず、2013年のJOY耐で完全にブローさせたエンジンを分解して、スペースを作ろう。

このエンジンは、2013年JOY耐後に降ろした後、すぐに丸ごと捨てようとしたんだけど・・・
保管ガレージの管理人さんに反対された。
「エンジンってのはさ、壊れる理由は3つしかないんだよ。」
1.オイルか水の管理が間違っていた。
2.自分たちの組み方が間違っていた。
3.そもそも、メーカから対策部品が出ていたのかもしれないのに、それを知らずに組んだ。
「このブローさせたエンジンをさ、そのまんま捨てちゃったら、何もわからないんじゃないかなあ。せっかく自分たちで組んだのに。ものすごく大事な教材が、今、目の前に転がっていると思うよ。」

と、諭されて・・・2年以上、降ろしたままにしてた。
だって、面倒くさいもんね。壊れちゃったエンジンをわざわざ分解するなんて。

さて、いよいよの段階。
このエンジンをバラさないと、載せ換えスペースが作り出せないよ。
まず、外観チェック。
IMG_0456.jpg
オイルフィルターの下に穴が開いてる。
IMG_0460.jpg
裏側も同様。
今回の分解方針は、「上から順番」
まず、ヘッドカバーを開けてみる。
IMG_0459.jpg
錆びてるね。って、カムシャフトを見て驚いた。
IMG_0457.jpg
カムシャフトも錆びてる。
そうか、単にエンジンからオイルを抜いて、2年放置したってだけでじゃなくて、カムカバーは流用する必要があったから、ネジ止めせずにただ置いていたせいだ。
開いている隙間から、湿気が入ってきて、錆びたんだ。

もう、何基もタイミングベルト周りをいじってきているから、バラす順番はわかってる。
まず、おおごと作業として、「ファンベルトプーリー外し」
IMG_0462.jpg
フライホイールにソケットレンチの駒を引っ掛けて、ファンベルトプーリーのナットを緩める。
次回から、エンジンを降ろす前にレンチを引っ掛けて、ナットを緩めてしまおう。毎回毎回、ここが重作業だよ。

で、確認したかったのが、クランクと、カムシャフトの位置関係。
IMG_0463.jpg
クランクの印に対して・・・
IMG_0464.jpg
カムシャフトの印が4Eの丸穴の中に・・・入ってな〜い。

う〜ん・・・まあ、ブローしちゃってるからね。
今度から、ラインオフエンジンをバラす前にクランクとカムシャフトの位置関係を写真に撮っておこう。

カムシャフト外し作業開始。
IMG_0477.jpg
カムシャフトを全部撤去しないと、ヘッドとブロックを接合している特殊ボルトが出てこない。
IMG_0478.jpg
この特殊ボルトは、KTCのソケットを使って外し作業。



分離成功。ガスケットが現れた。
IMG_0479.jpg

う〜ん・・・ひょっとしてヘッドガスケットに異常があって(抜けて)水温上昇→エンジンブローに至ったのかと推測していたんだけど・・・
どうも、素人目には、ヘッドガスケットに異常は見られないね。
コンロッドを外してみよう。

まず、コンロッドエンドオイルシール外し作業。
IMG_0466.jpg
オイルパンカッターを使用して、オイルパン剥がし。
IMG_0469.jpg

コンロッドが出てきた。
IMG_0481.jpg

オイルポンプを外し始める。
IMG_0484.jpg

クランクプーリーが外れなくなっていて・・・
IMG_0488.jpg
バールで無理やりこじって外す。
IMG_0489.jpg
オイルポンプを外したところ。
わかるのは、クランクエンド側が錆が出ているのに対して、このオイルポンプ側は、なんだかオイルまみれというか・・・ばっちい。
さて、クランクを取り出してみよう。
IMG_0490.jpg

クランクそのものも破断してちゃってる。ピストンコンロッド側から破壊されたのか、わからないけど。
IMG_0492.jpg

ブロック側にピストンが残ってて・・・
IMG_0496.jpg
穴が開いている気筒以外は、使えるかと思ったけど・・・
もう、全く無理。
穴が開いた気筒側から飛び散ったパーツが、全部のピストンを傷つけてた。
あと、わかったのは、「ピストンは、オイルパン側からは抜けない。」ということ。
ひょっとしたら、コンロッドメタルがなくなってしまったエンジンの方は、ヘッド側を分解しなくても済むかも・・・って期待していたんだけど・・・ちょっと無理そうだ。

オイルパンにも穴が開いていた。
IMG_0499.jpg
オイルパンの中にも飛び散ったパーツが残っていた。
IMG_0500.jpg

このエンジンのブローの仕方、よくわからないところがあって・・・
1基目の時は、オイルパンにオイルが残っていたんです。たくさん。
ところが、このエンジンの時は、ドレンプラグを抜いたら、出てきたのは全部冷却水だった。
オイルは全くなし。

1基目との違いは、他にもあって、この2基目のブローの時は、ラジエターにもわずかに穴が開いていました。
1基目の時は、ラジエターは全く影響を受けていなかったんだけど。

ヘッド側は、こんな感じ。
IMG_0497.jpg
バルブの色がそれぞれ違うのは・・・バルブクリアランスがバラバラだった影響か?
一番左側の気筒を拡大。
IMG_0498.jpg
ブローした気筒は、上側(ヘッド側)にピストンが当たったみたいだ。バルブが曲がって、戻らなくなってた。

う〜ん・・・
もうちょっと、「自分たちがエンジンを組む作業の時に明らかにミスをした。」ってものが出てくるかと思ったんだけど・・・

そんな感じじゃないね。

メタルがなくなったエンジンの方も、調べてみよう。なんだかよくわからないや。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:自動車

nice! 0

コメント 0

Facebook コメント

トラックバック 0