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タイヤの空気圧気にしてる? [耐久レースに使用しているパーツ]

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今日は何か・・・大きなイベントが筑波サーキットで行われるんですかねえ・・・
昨日の練習走行中、オフィシャル車両に先導されて、久々にあの大きなトランスポーターを見たときから、
(通常、筑波のAパドックには入ってこられない車両。トンネルをくぐることができない。)
「何か・・・トップカテゴリーの車両がやってきたみたいだ。」とは思っていたんですけど・・・
降ろされたのは、この車両だった。
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現役の・・・(多分今シーズン仕様か?)スーパーフォーミュラー。
我が妻が、「KOBAYASHIって書いてある。」って言ってたから・・・可夢偉車らしい。

TOYOTA GAZOO Racingの一環として走らせるつもりらしいけど・・・これ、筑波サーキット関係者は、周辺住民への挨拶が大変だっただろうなあ・・・
その後確かダートトライアル車両は・・・改造車であっても、騒音規制の網がかかるようになったはず。(今年のシーズンインからか?)
筑波サーキットは、今年秋の近隣水害被害による強制的な(表向き自主的な)営業自粛処置という行動にも表れていますが、周辺のガレージも含めて、周囲の住民の方々への感情を非常に考慮しながら運営が続けてられています。
私達は、一旦施設に入ってしまえば、自由気ままに車両をドライブさせてもらっていますが、それは周辺住民の方々の「休日の安息」を少々奪いながらの行為です。
持ち込み車両の排気音量規制は、厳しく守りましょう。

それにしても・・・今日、この車両を走らせるドライバーは、相当に難しい状況に置かれると思います。
周辺への配慮のために恐らくコースに合わせたセッティング確認の時間は取られないはずです。
どこかのスーパーフォーミュラー開催コース用セッティングで走らせるんでしょうけど・・・
ストレートが短い筑波では・・・「空気を利用することを前提にしたマシン」では、相当にアンダーステア方向の動きになるはずです。少なくとも今日の天候が晴れてくれたことに関係者一同ホッとしていると思います。
(風が強くなってきたら、多分ものすごく心配すると思う。)

あと、昨日「シーズンが終わったのになんでBRIDGESTONEのサービスピットが開いているんだろう?」と思っていたのですが、このイベントが、「BRIDGESTONE製タイヤを履かせた国内トップフォーミュラ最後の走行」になるんですね。

世界有数のタイヤメーカー(事業の主体は、本当にタイヤが主力)が、モータースポーツからどんどん撤退していって・・・代わりにF1でも実質的に負け、日本から生産も撤退したはずの会社が、国内モータースポーツのみならず、スタッドレスタイヤ分野でその一般認知度を上げつつある現状は・・・大丈夫なのか?本当に。

さて、今回の本題は、そんな「タイヤ」を機能させるための空気のお話。

皆さん、自分のタイヤの空気圧、気にしてますか?
ガソリンスタンドに行けば調整してくれますし、セルフスタンドなら、エアのチャージ機を無料で貸してくれます。(チャージ機個々に使い方に差があるのが難ですけど。)

そんな私は、練習走行時にエア圧を気にしているのかというと・・・
「走行開始前に2.0kg/㎠を超えているかどうか」ぐらいしか気にしていないです。(ちなみにこのエア圧の単位は、古いです。持っているエアゲージがず〜と昔のヤツなもんで。今は、SI単位系でないと販売してはいけない。)

耐久レースは、「いざ走り出したら、担当スティントを車両を壊さずにみんなの前に再び持ってくる。」ことが求められます。
エア圧が変化してしまっても、「それなりに走りをまとめる。」ことが求められていると思っているので、練習走行でも、一旦コースに入ってしまったら、よほどのことがない限り、1走行を走りきってしまうことを心がけています。
(25分の練習走行中に戻ることを覚えてしまうと、恐らく本大会でのロングスティント中に集中力を保てなくなる恐れがあると思っています。)

そんな感じなので、実のところタイヤの空気圧は、「入っていればいい。」程度の認識だったのですが・・・
先日、その考えを改める事件が発生。仕事で。

お客様に届けるべき荷物が、本来到着するべき工場と別の工場に到着。
本来、信州にあるべきブツが、ちょいと間違って、今、東北にある。
「んじゃ、運送費こちら持ちにするので、明日着で信州送りよろしく。」
ええ。大激怒ですよ。当然。
工場の生産用原料が届かなかったら、その工場は、「価値を生み出せずに・・・1日現場の人たちをどう雇えばいいんだ?」状態。

ネクタイ組は、それがわからないんです。ただ、「送り先間違えちゃった。」だけ。
本来は、私が直接連絡を受けることもないし、担当者が処置をするべきなんだけど・・・
全員事務所にいない。

何しろ、私の仕事は「0を1にする。」活動の方で、「立ち上がった仕事を維持する。」のは別のセクションが担当なのだ。
って、私はセクショナリズムを持ち出さない男。
いつもは、「俺の言うとおりに動け。必ずいい結果になる。」なんだけど、今回ばっかりは、今、動けるメンバーが全くいない。
・・・自分でやる。自分が開拓したお客さんにすでに迷惑をかけている。

仕方がないので、レンタカーで屋根付きトラックを手配。
って、もう、そこから大変。屋根が付いているトラックなんて、各レンタカー会社にそう配備されていないんです。
探し回った結果は・・・「幌付きのサンバーなら、地域のハズレに置いてあります。取りに行きますか?」

電車で移動中に外資系の彼に貨物の重量を確認。
「う〜ん・・・ちょっと待ってください・・・ああ・・・300kgぐらいですね。軽トラで大丈夫です。」
高速道路を空荷のサンバーで移動した後、ペコペコ謝りながら、なんとか現場の人たちにフォークリフトで貨物を積んでもらう。
と、おおおお〜????

「おい。大丈夫か?これ。軽の荷台、ギリギリにパレットが入ったけど、前が浮き上がったぞ。」
「あ、う〜ん・・・ま、載ったんだから、大丈夫です。夕方までに信州に入れるように行ってきま〜す。」

高速道路に入ると・・・ものすごくマズイ状況。すごく大変。今までに体験したことがない状態が続いている。
「まっすぐ・・・まっすぐ走ることができない。勝手に車が左右に揺れる。とても80km/hなんて出せない。」

なんでだ?なんで・・・行きは、こんなことはなかった。普通に走ることができた。
考えられるのは、重い貨物を積んだことだけど・・・
それにしても、今までこんな状態になったことはないぞ。リヤにエンジンがあるサンバー(今の現行モデルはダイハツOEMになってしまったので、違うはず。レンタカー会社の軽トラは、今でも”最後のオリジナルサンバー”が定番。)だから、エンジンの重量分、フロント荷重が足りなくなってしまったのか?

どうしよう・・・確か法定での高速道路最低制限速度は・・・60km/hだったはず。でも、今の状況だと、特に上り坂で、その速度を保つなんて、まずできない。

「ある一定の周期で、ハンドルが左右に振られているんじゃないか?だったら、ドライバー側で対処できるはずだ。」
なんとかステアリングと格闘するんだけど・・・路面状況の変化なのか、一定のタイミングで、左右に振られるわけじゃないみたいだ。

なんとか打開策を見つけないと・・・これから数百kmなんて走りきれる自信がない。
ガソリンスタンドのマークを見つけて飛び込む。
「ハイオク満タンで。」
「え?ハイオク・・・ですか?本当にいいんですか?」
いいんだ。上り坂で必要になる。ハイオクのパワーが。
「代わりに貸してもらいたいものがあるんです。エア圧調整がしたい。」
「あ、じゃ、やりますよ〜。」
「いや、自分でやります。扱い方はわかっています。少しスペースを貸してください。」

エア圧を確認。
この車両は、レンタカー会社で「ドアの脇に貼ってある指定数値よりも多めに」エアが入っているはずだ。

四輪の数値を確認。予想していた通りだった。まずは、ドアに貼ってある指定数値まで全ての車輪を下げてみる。
本線合流。どうだ?

少し・・・少し揺れが収まるようになった。
でも・・・80km/hを維持するのは難しそうだ。それでも少し、ヒントになったぞ。エア圧をうまく調整すれば、ちゃんとこの高速道路を走ることができそうだ。

次のガソリンスタンドでも、同じ作戦。
ハイオクを入れる代わりにスペースを貸してもらう。
今度は、ドアに貼ってある「一般道用」エア圧に調整。本線合流。
う〜ん・・・左右に揺れなくなった。80km/hでも。でも、何か・・・車体の反応が鈍い。かなり。

そんな感じで、ガソリンスタンドのマークを見つけるたびに、エア圧調整をやることで、何とか折り合いをつけることができました。
最後の方では、「平地100km/h走行。上り坂も80km/h維持」達成。
驚いた。すごく驚いた。
「エア圧すげえ。」

何も気にせずに練習走行を続けていたことを反省。これからは少なくとも、簡単に振り返ることができる記録をとり続けよう。エア圧0.1kg/㎠で、こんなに車体の動きに変化があるなんて思わなかった。

何とか無事に信州の工場に貨物を下ろす。
「これからみんなで、作業開始だよ。深夜になっちゃうけど、何とかするよ。」
大変申し訳ない。うちの会社のバカなミス一つのせいで・・・

外資系の彼に無事に届けられたことを連絡する。
「いやあ〜よかったあ〜・・・あの後、実は、計算をやり直してみたんですよ。」
「?」
「いや、なんかね。気になって。そしたらですねえ・・・計算ミスってました。
「・・・・いくつだったの?重量。絶対重い方だよね。こんなに苦労したんだから。」
「そうでしょう。そうでしょう。1.5倍ぐらい間違っちゃってました。あはは〜」
「あははじゃな〜い!法律違反だよ。それ、過積載!」

皆さんも、まず、家の車からエア圧点検しましょうね。過積載はダメ。絶対。
オリジナルサンバーだったから、トラブらなかっただけだよ。全く。も〜。



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