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復活の日 再び。 [スターレットをN1車両化]


ウインドーネットを払いのけ、バケットシートに潜り込む。

キーを回す。

全くのノーマルのメーター類。スピードメーターすら生きてる。

インジケーター オールグリーン。

イグニッション!自分達で組み上げた4E-FEエンジンは、いとも簡単に目覚めた。

アイドル安定。

ノーマルの車体から取り外したのは、取り外すことを義務づけられたパーツの他は、

エアコンとパワステ・ステレオだけだ。


NORMAL.gif


N1車両として、擬装類はほぼ仕上がった。今日がその試走の日。


NEWEP82TEST.gif


ウエイトレベル757kg。N1規定クリア。ノーマルの車重からちょうど-100kgの軽量化だった。

水温安定。油圧異常なし。ハザードランプをつけたままコースイン。

システムの作動状況をチェック。特に音に気をつけながらゆっくり周回を開始する。

駆動系には全く問題なし。

ただ・・・ブレーキを踏んで、ターンインを開始する時に左リアから気分が悪くなる音が出る。

緩み・・・じゃない。なんだ?ピットインで再度チェック。

「たぶんリヤのショートスプリングがちゃんと座ってないからかも。

いったんジャッキアップして、スプリングの位置を変えます。」

再びコースへ。

・・・・どうなんだろう?音が・・・消え・・・たか?

ハザードランプを消し、徐々に使用回転域を上げていく。


2011年のJOY耐で全損した後・・・正直、活動を再開するかだいぶ迷った。

このご時世、お金がかかる趣味をわざわざ続けることもないだろう。

もっと「普通の趣味」や「スキルアップの為の外国語教育を受ける」とか、いわゆる・・・

ミドルのたしなみってヤツをやった方が、よっぽど世間受けがよくなりそうだ。

でもねえ・・・

「ゴルフ」や「英会話」ってやつは、どうやら一生、本人次第で学習するチャンスはあるらしい。

あのポップ吉村なんて、渡米したのは55歳の時だ。

残念ながらモータースポーツは・・・そんなにできる時間は長くない。

たぶん、「視力の衰え」を認識して、強制的に降りなければいけない時が来るんだろう。

まだ、こっちをやるべきだ。幸いにも手伝ってくれるメンバーがいる。

「仕事」が絡まない友達なんて、男性は・・・正直、なかなか作ることができない。

実のところ今の仕事が「定年までずっと」なんて保証は、とっくの昔に消滅しているのにね。

第一次活動の頃は、ショップにお任せでアルバイトを掛け持ちして、お金をやりくりしていた。

家庭を持って・・・あの頃と同じ事はできないぞ。

っていうか、それって20年も経過しているのに、なにも進歩がないってことじゃないか?自分に。

2010年から2011年は、エンジンを自分たちで組み立てた。

エンジンができるんだったら・・・たぶんボディもやることができる。自分たちでやり抜くんだ。

歳をとると・・・「楽な方法」を知ってる。手の抜き方も、なんでかわかるようになる。

逆に「一生懸命やってるヤツ」を指さして、「要領が悪い」って言葉を使ったりね。

いつの間にか、「自分が手に入れるべき物」を自ら放棄して、若い人たちにゆだねるのが、

歳をとるって事なんだろう。

それって、「ゆだねる」のではなくて、「自分の居場所を自ら明け渡す」ってことなんだけどね。

特にサラリーマン社会では。

で、「地位」とかってものが与えられちゃっていたりすると・・・

「仕事ができないのに」その地位にしがみつくような老人になる。と。

「役職」って単なる役割分担に過ぎないのにね。

未体験のことに手を出すと、変な失敗とか、「それを知っている人たちに呆気にとられる」

ドタバタした・・・笑いを取ったりすることができるけど・・・

たぶん、その失敗は二度と繰り返さないし、予測もできるようになって、

万が一の時も速く対処ができるようになる。

結局のところ、新しいことに手を出すと

「自分は小さな一人。誰かに手伝ってもらったり、教えてもらったりしないと、なにも解決できない一人」だってことを思い知る。

「車屋さんのまねごと」をネクタイ組がチャレンジするのは、まったく無謀だったのかも。

二人では全くできなくて・・・

奥様がいつも手伝ってくれるようになって、たくさんの人たちが、

作業を覗いてあれこれ指導してくれて・・・


今日、ここに戻ってきたぞ。今、ちゃんと筑波サーキットを走ってる。


エンジン回転数は全開領域へ。

自分で追加した機械式水温計は・・・なんでか70℃から80℃のところをブルブル震えてる。

5万円のスターレットは、見事N1車両に変身できたけど・・・

実のところ、使ったのはボディそのものと電装系だけの状況になった。

エンジンは自分たちで組み上げた物。全損車両から移植できたのは・・・競技用パーツだけだった。

特にフロント周りがすべて新品パーツで組み上げられたこの車両は・・・

困ったことに旧ボディと動きがだいぶ違う。

「アクセルをONにすると、インに入りたがるFF車」なんて乗ったことがないぞ。

確かにフォークリフト修理係の彼が、ミッションとLSDをオーバーホールしてくれたけど・・・

いったいなにをやったんだ?


まだ、1周全部を全開状態で走ることはしなかったけど・・・なにも問題はない。そう言い切れる。

この車両を作り上げるために手伝ってくれたたくさんの人たちと、それと・・・

古い古い車両なのに、こちらが要求する細かいパーツをすべて供給してくれた

トヨタ自動車と部品共販の皆さんに感謝。

2011年のエンジンO/Hは、JOY耐の初日になっても30分以上継続して走ることができなかったけど、

今回は一気に筑波サーキットのスポーツ走行を4走行連続で敢行。

残念ながら・・・

TTC1400の彼を持ってしても、この車両が1分10秒を切ることができないこともわかってしまった。


それでいいんだ。

この車両に与えられたテーマは、「最後まで走りきること。できる限りノーマルパーツを使う。」


戦闘用の車両だ。

いつか再び、走れなくなる時が来るんだろう。

ただ・・・この活動の先に、すごくいい結果が待っているような気がする。それを見たいんだ。


一日の走行が無事に終了。


「さて、修行の時間は終わったよ。どこに向かう?」

「う〜ん・・・本当は日光耐久でリハビリしたかったんだけど・・・

時間がない。ツインリンクもてぎ走行時間が少ない3人を選抜して、”ちょっとJOY耐”に向かう。」

了解。いくぜ!「ちょっとJOY耐経由夏のJOY耐7h」へ。今度は完走してみせるぞ!


グリコネットショップ

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