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ホントにあった怖い話 [雑談]

 
台風・・・近づいてますねえ・・・今年は、1号の発生がすごく遅くなったと思ったら・・・今、日本近海に3個・・・だっけ?なんていうか・・・「夏休みの宿題片付けなきゃ。」的展開だね。台風の世界も。

さて、今回の記事は・・・EP82もオイルポンプがきちんと取り付けられて、走ることができるようになったので・・・車の話は無しです。
暑い時期なので、あれをやりましょう。アレ。
「本当にあった怖い話」

私は、これまで2回「不思議な体験」をしています。まあ、一回目の方は・・・「寝ぼけてたかな?俺」と思うので・・・2回目の方を記事にしましょう。車が絡んでくるんですよ。このお話。

時は・・・だいぶ遡ります。2代目Vitzが発売されて間もない頃のお話です。
その頃の私の職場は、「県境の堤防の脇」にありました。いわゆるスーパー堤防と呼ばれる、馬鹿でかい堤防が社屋のすぐ脇を走っている場所です。
住宅街の中にある倉庫一体型事務所で・・・まあ、のどかでした。
夕方になると「竿ダケ〜」とか「お芋、お芋、いかがですかあ〜」なんて放送をかける軽トラックが行き来する場所で、よく、電話の向こうのお客さんに笑われるような場所でした。

あれは土曜日・・・だったと思います。季節は、そんなに暑くない時期。
完全に日が落ちてしまって、窓を全開にしながら、一人で仕事をしていました。
結婚後も、変えたことといえば、”正月二日に会社を開けない。”ぐらいで、土日もずっと仕事。下手をすると、平日は完全に寝ないで、4日間連続で仕事をしているような生活でした。)

事務所の表に何か・・・強いライトがこちらに向かって照らされてる。
何だろう・・・こんな時間に、外の自販機に誰か買い物に来たのかな?

ポ〜・・・・

へ?
なぜ、こんな時間に人が来る?
玄関口を開けてみると・・・おばちゃんが一人。(なんだべ?)
「あのう・・・S県に行くには、どうしたらいいですか?」
「へ?その堤防にかかっている橋を渡れば、S県ですよ。ほら、見えるでしょう?あの大きな橋。」
「あ、いや・・・私鉄のM台駅に行きたいんです。どうしても生き方がわからなくて・・・」
「ああ、じゃあ、この目の前の道を左に行ってもらって、2つ目の信号を・・・」
「何か、書いてもらってもいいですか?」
「あ〜・・・じゃあ、コピーしますよ。道路地図。さ、どうぞ。」
おばちゃんを招き入れたところ、もう一人おばちゃんがくっついてきた。(なんだ、二人いるのにわからないのか?)

え〜と、まず、世界地図から、現在位置を割出さないと・・・
コピー機の前で、世界地図を相手に格闘していると・・・
「あのう・・・地図を渡していただいても・・・生き方がわからないです。」
(いや、何言ってんだよ。地図渡さなかったら、伝えようがないだろ?」)
「車、NAVIが付いているんですか?私がセッティングしましょうか?」
「いえ、ついていません。とにかく・・・何かおかしいんです。いつまでたっても、家に着かないんです。グルグル回ってしまっているみたいで・・・」
「遠くで、この建物の明かりが見えたので、ここに来ました。」

はあ?なに言ってんだ?”家に着かない。”って、どういう意味だ?だいたい、この事務所は、住宅街の中にあるんだぞ。周りの家の方が、よっぽど明るい。まあ、相当遅い時間だから、みんな寝ちゃっているのかもしれないけど。

「M台駅って言いましたよね?」
「はい。」
「私、その駅から、少し先に行ったところで育ったんです。まあ、場所はわかるから・・・私が運転してお二人を連れて行きますよ。」

まあ、今から出発すれば、その駅を経由して、自宅に戻れるだろう。なんとか終電ギリギリってところだ。

表に出ると・・・車は、(当時)最新鋭のVITZだった。
(へ〜。嬉しいなあ。こんな新しい型の車に乗れるなんて。モータースポーツを止めて(第一次活動)以来、車なんて、ほとんど運転しなかったものな。ラッキ〜。人助けってするもんだ。)

おばちゃん達を載せてスタートする。
「もう、遅い時間なので、近道をするルートで行きますよ。土手を走って、ショートカットしますね。」
土手の向こう側(川側)に車両を乗り入れて、どんどん走らせる。
「こんな遅い時間に女性がお二人。一体どうしたんですか?」
「いやあ・・・二人とも旦那がリストラで・・・家計が苦しくて、休日も働いているんです。」
「そうですかあ・・・大変ですね。」
「でも、今日は良かった。こんな親切な人に会えて。家に帰れなくなっちゃって、本当に困っていたんですよお〜。」
(さっきから、”家に帰れなくなった。”って言ってるけど、変なことを言う人たちだな。だいたい、最新鋭VITZなのに、NAVIが付いてないってなんなんだよ。だから迷子になっちゃうんだよ。)

川沿いを走っているせいか・・・外がどんどん白くなってくる。なんだろう・・・霧か?
まあ、大丈夫だろう。以前は、改造車検を通したラリー仕様のEP71で土手を吹っ飛んでたんだから。
少し、スピードを上げよう。終電が心配だ。

「休日にこんなに遅い時間までお仕事って、珍しいですよね。女性で。」
「ええ、今日は、式が立て込んでいて・・・片付けに時間がすごくかかっちゃったんです。」
「あ、式って、結婚式ですか?こんな夜までやる式があるんですねえ・・・」
「いえ・・・ほら、この土手の脇にある・・・斎場です。」
「????」(さいじょうと言われて、最初、よくわからなかった。)
お葬式の後、お料理が出るでしょう?ああいうお手伝いをしています。」
「はあ。」
「普段は、こんなに遅くならないんですよ。斎場を出たのは、夕方なんですから。
「はあ。」
もう一人のオバちゃんが、口を開く。
「そういえば、今日は、お坊さんが変なことを言っていたわよねえ・・・」
「ああ、そうね。私達のことを見て、だいぶ長くお話をされたんですよ。」
「はあ・・・どんな話だったんですか?」

「”あなた達は、人が嫌がる仕事を一生懸命している。でも、これからきっといいことがありますよ。”って感じのことを言ってました。変なのよねえ・・・私達を気にかけてくれるお坊さんなんて、まずいないのに。」
「そうそう。わざわざ、こちらに歩いてきてくれたのよね。」
「ふ〜ん。そうですかあ・・・」

なんだ・・・なんで・・・外が真っ白だ。進行方向だけじゃない。サイドウインドウを見ても、ルームミラーを見ても、真っ白で、表の様子がよくわからない。霧・・・の下側にかろうじてアスファルトが見える。
ゆっくり進まないと・・・いくらなんでも白すぎる。

おかしいんです。
だいぶ・・・だいぶVITZで走った。
1時間・・・とは言わないけど、相当な距離を走ってる。いくらなんでも、次の橋が見えてくるはずだ。
一体どうしちゃったんだ?今、どこを走っているんだ?全然わからない。
(おばちゃんと雑談をしながら、実は、猛烈に焦っていた。)

遠くに光が・・・あった。橋が見えてきた。大きな橋だ。あれを渡れば、目的地にだいぶ近付く。
すごくホッとした。片側二車線の大きな橋を渡る。けれども・・・

・・・なにか・・・なにか変・・・
この橋・・・すごく見覚えがある。
前方に交差点が見える。
視界の隅、左側に大きな倉庫の屋根が・・・その瞬間、声を出しそうだった。
今、この文字を書きながら・・・何年たっても、あの時を思い出すたびに全身に鳥肌が立ってしまうんです。今もそう。
大きな倉庫は・・・勤務先だった。

「なん・・・なんでだ???あの交差点を左に曲がれば、出発地点に戻る・・・なんでそんなこと・・・土手を走り始めてから、曲がったのは、この橋を見つけた一回きりだぞ。」
その瞬間、おばちゃん達が繰り返した言葉が・・・・
「ぐるぐる回っているみたいなんです。」
「家に帰れない。」
「遠くから、この建物の光が見えました。」

信号待ちで止まって、後席を振り向く。
「あ、あの・・・ちょっと・・・道を間違えちゃったみたいです・・・いいですか?これからは、遠回りになるけど、確実にM台駅に行ける道で進みます。ちょっと家に着くのが遅くなりそうです。」
「はい。全然構いませんよ。帰ることができるのなら。」

体が震えるのがわかる。
全開でいく。もう、深夜だ。ねずみ捕りなんてやってないだろう。ドライビングに集中するんだ。
「後ろの席であっても、シートベルトを締めてください。少々急ぎます。」

周辺の車を縫いながら、先を急ぐと・・・二人の携帯電話が鳴り始めた。
「あ、大丈夫よ。家に向かってるから。さっきはごめんねえ。家に帰れないとか電話しちゃって。」
「今ねえ、若いお兄さんに車を運転してもらってるの。すごく速いのよ〜パンパンって〜」

え〜とね。いろいろ誤解を招きそうな発言は控えてもらえないかな。スロットル全開で公道を走らせている最中なんだから。

電話を切った二人に話を聞くと、旦那さん達がそれぞれ心配で電話をしてきたらしい。
「しばらく電話が繋がらなくて心配した。」と・・・(そんなわけはない。携帯電話の基地局がこの川沿いに建てられているんだから。)

「若い男の人」発言をしちゃったおばちゃんの方の携帯が、やかましい。
数分おきに旦那さんが電話を入れてくるようになった。
見えてきた。M台駅だ。

タクシーも全くいない、静かなロータリーにVITZを止める。
「ありがとうございましたあ〜。大丈夫ですか?こんな時間になっちゃって。」
「お礼をさせてください。もうすぐ旦那が狂って行って(来るって言って)ますから。」
あ、うん。やめようね。別の意味で、怖い話になるよ。きっと。明日、新聞沙汰。
旦那さんに仁王立ちなんてされて、鉄拳制裁があああ〜!!!

ホームに向かって、全力ダッシュだ。実家の方向の列車が・・・今、入ってきている。あれが最終電車のはずだ。
その後、寝ていた両親を叩き起こして、案の定、午前2時から正座させられる展開になって・・・まあ、翌日には、自宅に戻ることができた。

どう?これが、私が体験した「本当にあった怖い話」

はい。じゃ、この長文を読み終わった皆さん。
今、見ているiPhoneのフロントカメラを起動して。
よ〜し。じゃ、撮ってみよう。自分自身を。

パシャ。

ほら・・・あなたの後ろに・・・きあああ〜!!!


新品のオイルポンプからオイル漏れって一体・・・・ [5基目の4E-FEエンジン]

シールパッキンブラックを塗りまくった5基目の4E-FEエンジン
数日経って、再びエンジンをかけてみたけど・・・やっぱりエンジン始動後、すぐにオイルポンプのあたりからオイルが漏れてくる。

・・・なんだろ?だって、この作業、外車修理係と二人でやった作業だよ?
変だなあ・・・クランクプーリーシャフトを貫通させる時に・・・そういえば、グリースを塗らないで、オイルポンプを取り付けちゃったかも。

仕方ない。またオイルポンプを取り外して・・・・って、タイミングベルトが外れない!このっくのっ!
あ、ベルトに傷つけちゃった。あ〜・・・
タイミングベルトって、すごく高いからなんとかこれを・・・やめた。まだ予備で1本新品を持っていた。こんなこともあろうかと。は〜あ、オイルも新品で捨てなきゃいけないのにタイミングベルトまでって・・・も〜。
よし。オイルシール交換完了。
IMG_0666.jpg

抜き取ったオイルは・・・・
IMG_0661.jpg
まあ、無駄な作業ってこともなかった。
この写真、「新品のオイルを入れて、1分間も回していないオイルを抜き取ったもの」です。
わかる?もう、こんなに真っ黒。
「オイルの寿命を色で判断する。」なんて、全くできないと思いました。これを見て。
それともっと問題だったのは・・・
この後、オイルパンの再装着作業を開始したのですが・・・ザラザラ変なゴミがいっぱい出てきた。オイルパンから。(オイルまみれだったので、写真を撮ることができなかった。)
長期保管エンジンは・・・変なものがいろいろ入り込んじゃうのかも。なんとも形容しがたい「大きなゴミ」が出てきました。いろいろ。
オイルドレンから外には吐き出されないみたいです。ものが大きすぎるのか、重すぎるのか・・・
「ま、エンジン内部を洗浄したって思おう。さ、エンジン始動だ。」

・・・・また・・・またオイルが漏れてくる。エンジンブロックとオイルポンプの間から。
なん・・・なんなんだ?今まで、何度もオイルポンプを交換してきて、こんな現象にで食わしたことはないぞ。
様子を見に来たAE86レースの彼が一言。
「ブロックとオイルポンプの間?ってことは、オイルシールじゃなくて、中のパッキンだと思うぞ。どこから漏れてくるのか、本当によ〜く見てみな。」

んじゃ、タイミングベルトカバーだけ取り外して・・・動画撮影開始。


うん。どうも・・・クランクシャフトプーリーを貫通させるところのオイルシールからじゃないみたいだ。このオイルシールからだったら、タイミングベルトにまでオイルが垂れてると思う。
なんだろう・・・シールパッキンブラックを塗る量が少なすぎたかな?

もう一度、全部を取り外して・・・
IMG_0657.jpg

念のため、オイルシールを再度新品交換。
修理書をよ〜く読んで・・・修理書に書かれている通りの通り道でシールパッキンブラックを絞り出す。
念のため・・・同じ通り道で、もう一度塗っておこう。
よし。装着完了。疲れた。ものすごく疲れた。日が落ちて暗くなってきちゃったよ。
エンジン始動!どうだ?

・・・・・・ダメだった。全く同じ。またダラダラ新品のオイルが漏れてる。
手持ちのオイルもなくなったし、オイルシールの予備も全部なくなった。
なんだよ。新品のオイルポンプなんだぞ。なんで漏れるんだ?

がっかりして、その日は撤収。本当にどうしたらいいんだろう・・・

後日、トヨタ部品共販に電話連絡。まず、手持ちがなくなってしまったオイルシールを入手しないと・・・
在庫がなかったら、またしばらく手をかけることができない。

「品番90311-35035ですか?ええ、大丈夫ですよ。このセンターに在庫があります。」
「はあ・・・じゃあ、これから取りに行きます。」
「あ、いや。待ってください。いつもかなり遠くから取りに来られますよね?お住いの場所を言ってください。近くの営業所にあるか調べてみますよ。」
しば〜らく待った後・・・「見つかりました。ご自宅に一番近い部品共販の営業所に2個あることを確認しましたよ。品番90311-35035。確保しておくように電話しておきます。」

助かった。トヨタ部品共販は、どの地域の営業所でも丁寧に応対してくれるけど・・・今回ほど助かったと思うことはなかったよ。もう、本当に疲れちゃっていたんだ。

IMG_0662.jpg
入手したオイルシールを再び取り付けて、エンジン始動。
・・・・ダメだああああ〜!!!!
もうわからないよ。どうやったら解決できるのか、全然わからない!!!
見かねたAE86レースの彼がやってきて・・・・
「古いやつと、今、取り付けようとしているやつを比べたか?」
「比べてないよ。捨てちゃったもん。
「何やってんだよ。素人がエンジンを触ろうとしてるんだからさ。ちゃんとラインオフの部品は、保管しておかないと。探してきて!」

んも〜・・・同じ形状だったよ。念のため、捨てる時に確認したよ。

金物捨て場をゴソゴソ・・・あった。まだ資源業者さんに回収されてなかった。
IMG_0667.jpg
「はい。全部並べたよ。一番左が新品で、真ん中が、このエンジンについてたやつ。で、一番右が、前に分解したエンジンのやつ。みんなどれも同じ形だよ。」
「まあまあ。どれ、まず、穴位置が合っているか、全部重ね合わせて見てみよう・・・う〜ん・・・外形も穴位置も全く一緒だな・・・・オイルシールも一緒みたいだ。あ、ほら、違いを発見!原因はこれだよ。」

?????全部同じ・・・に見える。
「多分、今、搭載しようとしているエンジンって、エンジンブロック側に丸く溝が切ってあるんじゃない?」
「????」
IMG_0668.jpg
うん・・・確かに溝があるよ。ここに丸いゴムパッキンを入れてる。
「はい。この3つのオイルポンプ、真ん中のグルグル回るやつの周辺をよく見てみな。」
あ、ほんとだ・・・真ん中のオイルポンプだけ、丸い溝がなくて、真っ平らだ。
「ブロック側に溝があるのにオイルポンプ側も溝があって、ゴムパッキンが全く効いていない状態になっていたんだよ。これじゃあ、ジャバジャバ漏れるよ。」

違和感・・・が、あったことを思い出しました。外車整備係がこのあたりを触っていた時に。

「あ、この丸いゴムパッキンって、プロはエンジンブロック側に取り付けちゃうんだ。いつもは、オイルポンプ側につけちゃってたなあ。反省。次回から、ブロック側に取付けしよう。」
な〜んて思っていたんだけど・・・そうじゃなくて、その時点で「いつもやってる作業と違う。」なんて、口に出していれば、外車整備係も気がついたかも。買ってきた新品オイルポンプが合わないことに。

「今まで付いていたオイルポンプを取り付けな。まだ、オイルシールの新品は残ってるんだろ?」
最後の一個をはめ込む。
なんだか・・・これまでは、オイルシール取り付けを真鍮の棒とかを使って、慎重に行ってきたけど・・・・
とうとう最後には、指だけでイカせることができるようになったよ。

「あ、ちょっと待ってみな。このポンプの真ん中のコマは、方向があるんだ。」
方向?表も裏も、全く同じだよ。
「いや、ボッチが打ってある方が、人が見る側(手前側)になるように組むんだ。」
IMG_0671.jpg
「もうだいぶ傷がついちゃってるなあ・・・どんなオイルを入れているかなんだよな。っていうより、前にブローしたエンジン、方向間違えてたぞ。」
????
「ぼっちが付いていた側には、本来、筋がつかないんだよ。この壊れたエンジンのオイルポンプは、ほら、ボッチ側に摩耗の跡がついちゃっているだろ?しかもかなりたくさん。方向を間違えていたのさ。」

一番最初にエンジンを組んだ時に正しくこのあたりの傷を見ていたし・・・確か、オイルポンプの形状が違っていて、すごく悩んだ記憶がある。
あのとき選択したオイルポンプ形状は・・・一致していたんだなあ・・・たまたま。
あのオイルポンプは・・・エンジンブロックと一緒に捨てちゃったんだよね。
この組み間違えオイルポンプは・・・2010年の日光耐久でブローしたエンジンのものだよ。後生大事にごく最近まで保管していたのさ。ま、プロであっても組み間違えちゃうこともあるってことさ。
ということは・・・以前、保管ガレージの管理人さんが言っていた「エンジンが壊れる3原則」を3つ共フォローしたってことだね。今回の一連の作業で。

やっと・・・やっと「何で俺たちのEP82、いつもエンジンが壊れちゃうんだろう?」状態から、解放されるんだね。きっと。


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驚愕事実発覚!水回りの配管間違ってた!(しかもイロイロ) [5基目の4E-FEエンジン]

いきなりなんですけどねえ・・・少々気分が悪くなる話を書きますよ。

今日は(日曜日)、久しぶりに家にいたんですよ。
我が妻もお仕事に出社していて、「こりゃあ、今日はず〜〜〜〜〜と寝てられるな。」と。

ピンポ〜ン・・・ピピピイッピインぽおおおおお〜ん!!!!

うるさいなあ・・・も〜・・・宅配便なんて・・・・何か届いたっけ?
「はい。」(玄関バ〜ン!)

見ると・・・おばちゃん二人。
「私たち、一般財団法人 実践倫理宏正会と申しまして・・・明るい家庭を目指して、地域のコミュニティーセンターに集まりませんか?朝起会のお知らせを配っています。」
「はあ・・・」
渡された紙を見ると・・・「日曜日の朝5時に地域のコミュニティーセンターに集合」ってなってる。
あ、うん。筑波でイベントでもやらない限り、その時間に集合しないかな。
断ろうと・・・片方のおばちゃんは、すでにお隣さんの玄関に手をかけていて・・・速攻で断られた!
いや、こっちに踵を返さなくていい。
話は・・・まあ、聞いてみる。わざわざ日曜日に来てくれたんだから・・・っていうよりも、手に持っている本にものすごく興味がある。
すごく・・・立派だ。立派な本だ。よくやってくる「世界の平和」を語りながら、十字軍派遣に始まる戦争をやりまくっている宗教団体の連中が持っているぺらぺらの本とは全く違う。

なんだ?この団体。
私は、カタログ原稿も自分で仕上げるから、その本が一体いくらぐらいするのか・・・大体想像がつくぞ。
「あ、いかがですか?一冊三百円です。」
うん。やめとく。想像通りのお値段。あの・・・わかりますか?各企業が月間や季刊誌として発行する「技術論文集」あの厚みがある「本」なんですよ。まさしく。
すごい金持ってるなあ・・・このおばちゃんの団体。

「すいません。宗教的なものに全く興味がないので。営業車に貼ってあったお札をさっさと捨てて、後で大騒ぎになってもへっちゃらって人なもんで・・・」
「あ、宗教じゃないんですよ。」(じゃあ、なんなんだ?こんな高い本を発行できる資本力があるなんて?)
とにかく丁重にお引取り願った。ふう・・・日曜日の朝から・・・騒々しい。

しば〜らく経つと・・・隣の家に誰かやってきた。
いきなりバトル。玄関を開ける前から。
「NHK?関係ないよ!うちは払ってるんだから!」
「あ、違うんです〜う。BSの件で・・・」
お隣の奥様が・・・散々長〜くやりとりした挙句・・・渋々サインしたらしい。
ふう・・・うちには来ないで、帰っていったな。

と、思ったら・・・しば〜らく経って、ウチに来た!
なんだ?お隣さんと、うちだけにピンポイント攻撃?っていうか、さっきのおばちゃん達が斥候部隊ってことか?おばちゃん達の応対をした家にだけ、NHKのお兄ちゃんがやってきた!
「あのう・・・TVは、薄型テレビに替えましたか?」
「そうだね。だいぶ前にうちの奥様だけの時にやってきて、家の中にまで入ってきた挙句、ブラウン管のTVだったことに愕然として帰っていったって聞いてるよ。その時は、女の人だったらしいけど。」
「はい。では、薄型TVということは、この周辺は、すべてBSが入るアンテナ構造になっていますので・・・こちらにサインをいただきます。」
「うん。絶対にサインしない。おかしいよね。保険の契約書とかでも、よく細かく書かれた内容を読ませた挙句、サインを求めるのに。この地域一帯のアンテナにBSが映るように私は要請したことはない。知ったことではないね。」
「今から、ご説明させていただきます。」
「どうやら、長い話になりそうだね。いいよ。受けて立とう。ご近所の方々にも参考にしていただけるように。まず、こちらから質問をしよう。その手に持っている端末。」
「はい。」
「各契約者が、NHKBSをどれぐらい視聴しているか、わかるようになっている。さあ、答えてもらおう。うちは、少なくとも過去1年で、何分NHKBSを視聴したのかな?」
「・・・・・・」
「沈黙は、肯定だよ。守秘義務を守るように、よく教育されているね。答えてあげるよ。0分だ。
「BS共用アンテナが建てられていて、薄型TVがあるということは・・・」
「ああ、全部言わなくていいよ。可哀想だ。こちらから言うよ。”使ってもいないサービスに金は払わない。”」
「いえ、これはサービスではありません。」
「うん。そう言うと思った。よって、うちは、チューナーを搭載していない"モニター”に買い換えてもいいと思っている。我が家は優良顧客だけど、あなた方は、それすら失うことになりそうだね。」
「優良顧客?」
「そうだろう?何しろ、何十年も年間払いで支払いを続けているんだから。払っていない連中もいるだろ?」

その後も3ループぐらいして・・・(まあ、よく教育されているお兄さんでした。)
自治会費は払っても、NHKBSの費用は払わん!上司にそう報告しなさい。」
「いえ。上にもそんなこと報告はしないんですけどね。」

お兄ちゃんは、帰って行った。
怒らずに・・・よくまあ、忍耐強く応対するもんだなあ・・・・感心するよ。
感心するけど・・・あのお兄ちゃんにNHKがやらせていることは・・・
「21世紀の押し売り」だ。
デジタル放送化になった時に「我が家にTVはいらない。」で、散々夫婦の会話が盛り上がって・・・
もし、「今のNHK年間払いのほぼ2倍」を払うことを強要されるんだったら・・・
Apple TVでも買って、有料コンテンツに金を払います。そっちの方が、よっぽど有用だ。
しかし相手も捻ってきたなあ・・・まさかの「一般社団法人と組んで、在宅確認」作戦を実行するとは・・・
あの立派な本の金の出処を知りたいねえ・・・・

参考に一つ情報を。
20世紀中盤にアドルフ・ヒトラーという「世紀の大悪人」のレッテルを貼られた人が存在していました。
彼は・・・「民主的な選挙で選ばれた」国家の代表者です。その当時のドイツ国民が、嬉々として彼を選んだ。
選挙の公約は、「独裁者が必要だ。」とはっきり言い切っていた人物を。

彼が当選後、国民からそっぽを向かれることになったのは・・・
人類の歴史に残る大罪の数々・・・だけでなく、「ナチ党が放送するラジオ演説を必ず聞く義務」を国民に強要することになったからなんだそうです。
何か・・・似てるような気がしない?今日の記事の前半部分と。

さて本題いきますよ。非常に気分が悪いからね。ブラインドタッチも軽やかですよ。
今日のお題は・・・「レース用エンジンの水回り配管を間違っていたことに気がついちゃったよ。今さら。」ってお話。

5基目の4E-FEエンジンは、ボディに搭載されて、あとは配管と配線をやれば、エンジンがかけられる状態。
実は、2012年にこのボディにした時から気になっていることがあって・・・
それは、このクラッチシリンダーの上に「ラジエターの配管が載ってしまっている。」こと。
IMG_8291.jpg
(この写真は、配管を上部に通す前に撮影)
この青いシリンダーの上にラジエターの配管が載っても・・・クラッチ操作はできます。ええ。これまでも全く不具合は発生していません。が・・・
うちの車両・・・「クラッチを操作するたびにギギイ〜コ」と音が出る。
「俺たち!秘密兵器持ってるぜ!!」感いっぱいの「特殊車両」になっていました。
(どういう秘密兵器?)
どうも・・・配管の暖かさに操作部のグリースが飛んでしまうらしくて、それで音が出てるみたいなんです。
さすがに・・・「普通の車」にしようか。

求めているのは、この配管位置。
IMG_8292.jpg
ね?シリンダーの右側を太いラジエターホースが通ってる。
なんでこうなっていないのかというと・・・
P1210133.jpg
これが、ノーマルAT車に取り付けられている「サーモスタット収納ユニット」の姿です。
で、こっちが、「MT車用のサーモスタット収納ユニット」
P1190025.jpg
AT車用が「前後方向に配管が伸びる」のに対して、上の写真のMT車用は、「横方向に配管が逃げる」ようになっています。
まっすぐに配管が出てきてしまうと・・・ラジエターまでまっすぐ。
なので、クラッチシリンダーの上に配管が載っていました。

素直に考えれば、2011年に全損した時のボディに取り付けられていたMT用配管にすればいいんです。
が、この配管、よくよく観察すると・・・
センサーの数が多いんです。AT車用の配管の方が。
温度センサーが・・・MT車用は、1つなのにAT車用は2つ付いてる・・・
2012年以降、ずっとノーマルコンピュータ(AT用)で走ってきたので・・・やっぱりセンサーの数は合っていた方がいいのではないかと・・・

でも、ついに先日から「全損ボディについていたコンピュータ」に換装することにしたので、(だから4基目のエンジンが、白い煙を吐くようになっちゃたんだけど。)「センサーの数なんて気にしない。元のサーモスタット収納ユニットに変更」することにしました。この5基目のエンジンから。

今までは、ユニット全体を移植してきたので、サーモスタットの状態を点検することはなかったけど・・・
ちょっくら、蓋をはぐって、中身を見てみようか。
P1180400_2.jpg
サーモスタットを・・・よっこいしょと・・・取り外して、状況確認・・・・
IMG_0634.jpg
え?え?何・・・何これ?この大きな白い塊。
何か大きな紙みたいなものが、サーモスタットに噛みこんでしまっていて・・・取り外せない。っていうか、サーモスタットそのものが、ちゃんと作動できなかったみたいだ。
何だろう・・・この塊・・・
「多分・・・保管していたエンジンに入れておいた配管塞ぎじゃないかなあ・・・」

ゴミが入らないようにエンジンの配管に何か入れていたのか・・・ということは、自分たちで組んだ2基目じゃなくて、このボディに搭載されていたノーマルエンジン(3基目)の時からか?
確かに4基目の時は、このユニットは、中身を見ようともせずにさっさと移植していた・・・
ずっとこの状態で走ってきたのか・・・オイルクーラーを取り付けても、水温が94℃になってしまうことに困っていたんだけど、原因はこれか?

まあ、気を取り直して、とにかく配管と配線を完了だ。エンジンスタート。
かかったぞ!日本車のエンジンってすごいもんだ。長く保管されていても、ちゃんとすぐにエンジンがかかるんだから。と思ったら・・・

何か・・・何か、音がする。
ジャブジャブジャブジャブジャブ??

え?え?エンジンストップ。とりあえず。
何だ?しかも、エンジンを止めても、しばらくジャブジャブ音がする・・・
交換したサーモスタットユニット周辺からだ。なんだろう???
もう一度、ユニット全体を取り外してみる。
P1210171.jpg
人差し指の先にある「細長い配管」から、冷却水がダラダラ漏れてた。
まいったなあ・・・確か、この細い配管も溶接で塞いであったはずで・・・何年か、放置している間に錆びて穴が空いちゃったのかな?
う〜ん・・・元のAT車用に戻すか。あっちは、まだしっかり塞がっているだろうから、漏れることはないだろうし・・・試しに対TTC1400制圧用車両を観察っと。プロはどう処理しているんだ?このあたり。
プロが手がけた車両は・・・
IMG_0640.jpg
インテークマニホールドに配管が差し込まれてた。(この写真は、外して撮影。ピカピカしてる。)
え?え?
塞いでないの?あの細い配管。
なんで?なんで、水回りの配管が、こんな空気周りの配管に向かっているんだ?水を通しているってこと?エアの吸入口に?

この処理を見た瞬間・・・「雷に打たれたような感覚」って言葉があるけど、本当にその状態になりました。
砂利の保管ガレージで、一人突っ立ってた。
「しまった。私の指示で、AT用サーモスタットユニットの細い配管を溶接してもらったけど・・・その指示は間違っていたんだ!私の指示ミスで、次々にエンジンが壊れたんだ!どうしよう!!」

一人、愕然と突っ立っていると・・・保管ガレージの管理人さんがやってきて一言。
「どうした?今日はどんな作業をしているの?」
ものすごくショックを受けている水回りの配管の話を一通りする。
「ああ、そんなことか。大丈夫だよ。こっち来てみな。」
「これは、うちでメンテナンスしているVITA-01だよ。これには、VITZのノーマルエンジンが載っているんだ。ほら、インテークマニホールドを見てごらん。」
指をさした部品をよく確認すると・・・あ、インテークマニホールドの配管が塞がってる。サーモスタットのところも。
「ここに温水を通す理由はね。エンジン始動時にアイドリングを安定させるためなんだよ。チューナーさんによっては、こんな風に塞いじゃう人もいるんだ。流入空気を暖かくすることになっちゃうからね。だから、気にすることないよ。これでエンジンが壊れることはないって。」

そうなのか・・・ほっとした。ものすごくほっとした。
よし。じゃあ、サーモスタットユニットとインテークの間に配管を通して・・・
エンジンスタート。
今度は、何も音がしない。何も漏れてないぞ。よお〜し。

と思ったら・・・
なんか・・・オイルポンプのところから、明らかに新品オイルが漏れだしてる。ダラダラ。
・・・・何だこれ?
こんなこと、今まで起きたことないぞ。う〜ん・・・・
IMG_0645.jpg
とりあえず、シールパッキンブラックを塗りまくって・・・・
うん。気のせい気のせい。
明日になれば、シールパッキンブラックも固まって、何も漏れなくなっているさ。


5基目の4E-FEエンジンをパーツ交換作業開始 [5基目の4E-FEエンジン]


JOY耐が終わると夏がやってくるんですねえ・・・暑い。ものすっごく。
え〜と、6月の話をしましょう。七夕が終わったところだけど。
6月というとですね。ジューンブライドなる「梅雨の日本では、全く関係ないイベント」が行われることが多いんですよ。ええ。うちもジューンブライドだったよ。曇り空だったよ。あの日。これからの結婚生活を暗示するかのように。(そうなの?)

姪がですね。結局、季節ものとして、ジューンブライトを決行したんですよ。
年始の段階では、「結婚式は挙げません。」という宣言だったのに・・・まあ・・・なんていうんですか?「結婚は、お互いの家の関係」なる21世紀にふさわしくないコメントをする人たちが・・・まあいろいろ。

私に「乾杯の挨拶」という任務が押し付けられました。
ああ、全然平気ですよ。80名ぐらいを前にお話をするなんて、普段に比べたら、全然人数が少ない。

んじゃ、マイクを握って・・・え?ダメなの?
「あ、マイクスタンドはそのままで。角度はこちらで調整させていただきますから。」
チッ。拳を入れて、演説するのが私のスタイルなのに。なんか調子狂うなあ。
さあ、行くぞ。挨拶。
「はい。皆さ〜ん。大人になるとは?どんなことだと思いますかあ〜?今日の二人のように”毎晩くんずほずれつ”ということをすることが大人の証明ではありません〜ん。まず、選挙に行こう!大人になるということは、投票行動をすることだ!」ウンタラカンタラ・・・という話をグラスを持ったまま、20分ぐらい演説できるストーリ−を考えてきたのに・・・

マイクスタンドのことで、係員さんとごちゃごちゃやりとりした後、ふいっと顔を上げると・・・

みんなが・・・みんながこっちを見てる。誰もよそ見をしていない。
え?え?何?何でみんな、そんなにキラキラ・・・期待に目を輝かせてるの?
若人の皆さん(全員20代前半)が、「大人の挨拶って、どんな感じなんだろう?ワクワク!!!」みたいな。
あ、無理。おっさん・・・そんな汚れのない瞳で見つめられるってそんな機会、本当にないから。
「あ、え〜と・・・・・・・・(ものすごく長く感じた。何話そう?)若いみんな!今日、集まってくれてありがっとう!!ちょ〜嬉しい!若い二人の輝かしい未来を祝して!カンパ〜い。イエ〜い!
そのあと、拍手が起きて会が始まる・・・と思ったら・・・静寂
「?????大人の挨拶・・・・って、これでいいの?」
「え?何?飲み会?飲み会の感じでいいのかな?今日。」ザワザワザワザワ・・・・
みんな。やめて!こっちを見ないでえええええ!!!俺は、乾杯の挨拶一つも出来ないダメなおっさんなんだああああ〜!!!!

ふう・・・疲れた。激しく疲れた。
皆さんも「披露宴挨拶」の機会があったら、「奥様が作ってくれた原稿」を毎晩読み上げる練習をしようね。300時間ぐらい。
いやあ、全然別世界だった。ビジネスプレゼンテーションとは。マイったよ。本当に。

さて、「おっさんの恥ずかしい体験(いやん)」話はここまで。本題いきますよ。
5基目の4E-FEエンジン分解作業開始。今回は、外車整備係が手伝ってくれた。
IMG_0616.jpg
まず、タイミングベルトを外して、オイルポンプ交換作業。
と思ったら、今、装着しているタイミングベルトに思いっきりホワイトのマーカーを入れた。
何で?別にいつも通り、カムシャフトの穴と、オイルポンプ側の目印を合わせておけばいいんじゃないの?
「ああ、いや・・・いつもの私の流儀なんですよ。こうしておいたほうが作業がやりやすいんです。」
ふ〜ん。
IMG_0612.jpg

このエンジン・・・まあまあ、オイル交換をしてくれていたみたいだなあ。最初に自分たちで組んだエンジンが汚すぎたのだろうけど、すごくほっとする。スラッジがないもんね。
カムシャフトオイルシールの交換作業は・・・やっぱり自分のやり方と違っていた。
写真を撮ることができなかったんだけど、「まず、ホルダーを規定トルクで締め付けた後、静かにオイルシールを入れていく。」作業の仕方だった。
そういえば、AE86レースの彼が、「シール入れた後、締込み作業なんてしてたら、潰れちゃうだろ。」とか言っていたのは、この作業方法のことだったのか。

オイルポンプを交換。
IMG_0617.jpg
って、なんか・・・なんか変だぞ。このエンジン。
オイルポンプの一番下のところから、オイルがダラダラ漏れてる感じ。大丈夫かなあ・・・・
まあこの位置からのオイル漏れなら・・・少なくともタイミングベルトにかかってしまうことはないけどね。
オイルパンを外してみたけど・・・
IMG_0618.jpg
特に異常なし。今回は、この写真右端のオイルシールも念のため交換したのだ。
シルバーのパーツを外さないと、交換できないと思い込んでいたんだけど・・・
外車整備係の手にかかったら、簡単な引っ掛け作業で、オイルシールだけを取り外すことができた。
(写真撮影ができていなくて申し訳ない。とにかくオイルまみれだったもので。)
一通りのパーツ交換作業が終了。んじゃ、タイミングベルトを装着して・・・
と思ったら、会社整備係が、新旧のタイミングベルトを比べ始めた。
IMG_0622.jpg
「タイミングベルトを取り外す前にマーキングした理由は、本当に一コマでもヅレていないのか、交換するパーツを調べるためなんですよ。」

「そういう変な実験をやる場面じゃないんですよ!レーシングなんですから!!」
あ、はい。

「はい。全然問題ないですよ。全部のコマが、完全に一致していることを確認しました。では、装着しましょう。」
IMG_0624.jpg
早い早い。あっという間に、一通りの作業が終了だ。
このエンジンで手間取ったのは・・・オーナー・・・何やってるの?
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「何か・・・何かおかしいんだ。これ、触媒を外したところにマフラーフランジを取り付けなきゃいけないんだけど・・・どうやっても、取り付けられない。」

何言ってんだよ。新旧、何も変わらないだろ?
二人でウンウン言いながら、何とかハメっこを・・・何だ?本当に取り付けられない。
どうも・・・よくよくこれまでのエンジンと比べると、この触媒のユニット・・・形状が違うみたいだ。
んじゃ、エキゾーストマニホールド全体を元のエンジンから移植しよう。こんなこともあろうかと、インテーク側とエキゾースト側のガスケットも買っておいたんだよ。

全部移植作業終了。
ミッションも合体!
簡単簡単。エンジン丸ごと降ろしてしまった後だと、ミッション装着作業も楽だねえ。
今回は、だいぶ前にフォークリフト整備係がオーバーホールしてくれていた4速ミッションに交換するのだ。
今まで使っていた5速ミッションは、丸3年、全く異音も出していないけどね。念のため、ドライブシャフトと共に全交換。

ボディへの搭載作業もチャッチャと完了。
すごいなあ。プロの整備士って、本当に「時間はお金」の世界なんだね。
ああ、後の配管とか、配線とかは、こっちでやるよ。山場は超えたよ。順調順調。
という展開は・・・あの「触媒のデザインが変わっていた」というところで、暗示していたんです。
これから先、とっても大変なことが起きるってことを。
全然・・・気がついていなかったんですよねえ・・・この段階では。



5基目の4E-FEエンジン [5基目の4E-FEエンジン]


今年のルマン24時間耐久レースは・・・皆さんJ-SPORTS等で中継を見ていましたか?
私は、USTREAMでスタートからチェックしていたのですが・・・ついに・・・ついにトヨタがルマンで勝つ日が来たと思いました。2016年ルマン24h。

もうあと1周ほどでチェッカーだと思ったら・・・ホームストレート上でトヨタが止まってる。
「あれ?もう、チェッカーを受けたのか?ピットに向かって挨拶のために止まってるのかな?」

・・・そうじゃなかった。
画面上のカウントダウン時間は、残り3分を示したところ。
「なぜだっ!なんで今、止まるんだ!」
iPadの画面に向かって叫んでしまいました。

24時間耐久レースの残り3分までトップを走っていたんです。日本メーカーの車両が。日本人のドライブで。
なんかもう・・・

トヨタは、競技車両の鉄則を守りすぎたんです。
「チェッカーフラッグを受けた直後に壊れるのが、競技用車両として最も正しい姿」
トヨタの品質管理は、1周分足りなかった・・・いや、攻めすぎた。

それでも再び走り出した車両を見て、なんとか完走扱いになるだろうと思ったら・・・
翌朝確認した結果は・・・「リタイヤ」

ホームストレート上には再び戻ってきたようです。
しかし、「最長でも=6分以内/1周」というレギュレーションに抵触し、リタイヤ扱い。

これが・・・これが耐久レースなんです。
チェッカーフラッグを受けなければ、何も残らない。

来週のJoy耐では、「初めてツインリンクもてぎ来たあ。でっけ〜サーキットだあ。7時間頑張ろう。」というチームも現れると思います。
繰り返しますが、まずはチェッカーフラッグを受けることです。7時間後の。
もし、チェッカーフラッグを受けることができたら、ピット前に戻ってくるまでに各ポストの皆さんに手を振ってあげてください。
暑い中、7時間旗を振り続けてくれる(青旗の振り方がものすごく難しいレースだと思います。)ポスト員の皆さんがいてこそ、全ドライバーが競技を行うことができるんです。
1日手伝ってくれるチームの関係者や、ポスト員の皆さん、あるいは当日まで車両を整備してくれた関係者のことを考えたら、「その車両の性能を発揮することを任されている」各ドライバーは、おかしなことはできないと思います。自分の体調管理を含めて。(熱くドライブしていながら、周りの状況だけでなく、自分自身の体調チェックを常に求められる大会です。)

ま、おかしなことはできないはず・・・の大会なんですけど、実際には、予選中にワザとぶつけてくるような、おかしいドライバーも混ざっちゃう大会なんですけどね。なんせ、90台混走ですから。まあ、2015年大会から、ロガーシステムで全ドライバーが見張られているので、これ以上変なことは起きないと思います。

さて、2016年Joy耐エントリーに漏れてしまった私たちは、今、何をやっているかというと・・・
4E-FEエンジンの換装作業です。5基目になります。
2007年暮れにオーナーが25万円で引っ張ってきたFISCO仕様スターレットから、8年ほどで5基目・・・
2年に一度、エンジンを換装しているペース。何でだろ?

ついに自分たちの予備エンジンでは間に合わなくなって・・・探しまわるハメになりましたよ。中古エンジン。
21世紀ですからね。インターネットを使って・・・電話作戦。東北から九州まで。電話かけまくり。解体業者さんたちに。結局、最後の最後で力を発揮するのは、画面上の文字ではなくて、人が発する「声」ですよ。

色々な業者さんたちが、「4E-FEですかあ・・・懐かしいですねえ。競技用にたくさん売りましたよお。でも、最近は見かけないなあ。」なんて連絡をくれました。

で、業者さんつながりで発見!平成6年式 7万6000km走行 8万円也。(輸送費込み込み価格)
早速、オーナーと二人で、保管ガレージ前に朝から待機。
チャーター便なので、時間指定が効かないのだ。(なので、個人宅配送を拒否された。)でかいトラックが到着。

車のエンジンをトラックから一体どうやって降ろすかって?フォークリフト?
使わない使わない。っていうか、フォークリフトを動かす免許を持ってないし。
「小さな車」にこだわっている理由は、こういうところなんです。
「1400ccの4気筒エンジンなら、大人二人でなんとかなる。」

地面に毛布をセット。毛布の上に古いSタイヤをセット。
「いんやあ・・・あんたら二人だけで、このエンジンを降ろすの?大丈夫かあ?」
ドライバーさんがすんごく不満そうだけど・・・え〜と、じゃ、ちょっと支えるの手伝って。
いくぞ。荷台から一気にタイヤの上に降ろす。せ〜の!!
IMG_0652.jpg
すごくしっかり梱包されてる。
ぐるっと見回すと・・・
IMG_0661.jpg
なんかちょっと・・・エンジンブロック周りが「オイル感いっぱい」って感じ。
今までになく、テカってるぞ。このエンジン。
どうも、オイルレベルゲージが差し込まれている穴から、オイルがダラダラ漏れちゃっているみたいだ。
4E-FEエンジン特有の症状かねえ・・・

毛布を二人で引きずれば、ほら、保管ガレージに収容完了。簡単さ。

さて、バラし始める前に方針を決めよう。
1)オイルポンプは新品交換
2)カムシャフトオイルシールも新品交換
3)タイミングベルトは・・・新品交換。TTC1400の彼からもらったものがある。タイミングベルトアイドラーも新品交換。
4)ウオーターポンプは・・・現在搭載しているエンジンから移植。まだ使って3年ほどだからね。外観の「漏れ」状況はよく確認しよう。

集めた部品はこれ。
4E-FEBUHINICHIRAN.jpg
全部で、27,890円。
エンジン本体費用と合わせて、11万円ほどで載せ替えるぞ。
ついでに3年間全くメンテナンスをしてこなかったドライブシャフトとミッションも載せ換えよう。
予備ミッションは、すでにフォークリフト修理係が準備してくれた。
一通り交換してしまえば、これで車体の前半部分を全部入れ替えたことになる。
大丈夫。だいぶこれでも経験を積んだからね。そんなに手間取らずに再び走ることができるようになるよ。

Oisix(おいしっくす)

のぞみの湯ってやつに入ってきました。 [ツインリンクもてぎ]

今年のJOY耐に参加できないことが決まってですねえ・・・「演出家のたまちい」も降臨しなくなりましたよ。なかなか。
ふう・・・終わったなあ・・・2016年。(まだ6月)

慌ててEP82を整備しなくても良くなりましたからね。車の話は無しにしましょう。今回。
え〜と、今回のお題は・・・「ツインリンクもてぎ」のお話。

私は、栃木県の人たちがうらやましいです。
だって・・・「ただのサーキットじゃない施設」があるんですよ。県内に。
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これまでも「花火大会」のお話や、「自動車教習」のお話をしてきましたけど、「モータースポーツのためだけじゃないサーキット施設」があるのは、この栃木のツインリンクもてぎだけ・・・え?
鈴鹿や富士もそんな感じなの?21世紀は。
いやいやいや。自分自身で体験してないから。とにかく今回は、「ツインリンクもてぎ」のお話。

といっても、私は競技車両運搬係。
長年AE86レースに出走してきている彼には、かしずくお付きの方々がいらっしゃるのだ。
私は、できるだけお邪魔をしないようにしなければならない。

ということで、決勝レースまでの待ち時間の間にツインリンクもてぎ内に開設された「のぞみの湯」に入ってきました。

JOY耐に参加し始めた頃は・・・メンバーみんなでホテルツインリンクに泊まっていました。
大きな大会で・・・とにかく無用なトラブルを避けたいということで、スケジュールに余裕を持たせることを最優先にしていました。
みんなで1つの部屋に泊まれば、そんなに宿泊費用も高くない。
何より嬉しかったのは、夕食がものすごく豪勢で・・・いつも車での移動なので、このホテルツインリンクでの宿泊の時ぐらいなんです。「みんなでアルコールを飲んでみよう。」となるのは。
まあ、大会出場の最初の頃は、ゆっくり夕食も食べられなくて・・・ホテルツインリンクに夕方「車両がトラブっているので、晩御飯キャンセルしてください。」と連絡したら、わざわざお弁当に詰めなおしてくれたりした。

ただねえ・・・何度か泊まるうちに一つだけ不満が・・・一つだけ。ホテルツインリンク。

それは、「大きなお風呂がない。」こと。
部屋の中のお風呂だけだったんです。ごく最近まで。
私は、日本中を旅する仕事なので・・・なんかね。
「なぜに休日まで、ビジネスホテルを思い出さなきゃいかんのだ?」と思うようになっていました。
なので、昨年の大会とかは、泊まらなかったんですよ。ホテルツインリンク。
メンバーみんなが、各々宇都宮まで戻ったりして、泊まっていました。
(ホテルツインリンク以外は、なかなか泊まる場所を見つけるのが大変。)

そんな不満を持つ人は・・・多分、多かったんじゃないかなあ・・・
ついに「大きなお風呂」が作られたんですよ。ホテルツインリンクに。
「のぞみの湯」っていうんだそうです。
で、これに入ってみたかった。ホテルツインリンクに泊まる機会がないにしても。
JOY耐は、朝がものすごく早いんです。
で、決勝をなんとか走りきって、片付けをぜ〜んぶ終えると・・・だいたい20時ぐらいにピットを離れられるかどうか・・・
その後、長距離を走行して、帰宅するよりは、一旦何か温泉施設とかでゆっくりしてから移動するべきではないか?と思っていました。

ま、日帰り入浴ができるのかどうかわからないけど、ホテルツインリンクに行って、聞いてみよう。

AE86レース予選終了後に高台にあるホテルツインリンクに向かう・・・・ん?
何だ?ホテルツインリンク手前の左側に施設が作られてる。
何だこれ?
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何か・・・ものすごく立派なテントが・・・こんな施設あったっけ?
この手前の「セットアップされたテント」というのは、「気楽にキャンプを楽しんでもらいたい」という設備なんだそうです。
奥には、ログキャビンもありました。
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う〜ん・・・確かにログキャビンとか、テントを組み立てなくていいから、気楽だろうけどさ。
結局、この手の施設って、男は大好きかもしれないけど・・・女性には負担が大きいよ。この手の設備って、おトイレが女性に嫌われる要因だと思うんだよね。
って思ったら、すごく立派なおトイレが作られてた。
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それも一箇所だけじゃなく、何箇所も。やるなあ・・・
ちゃんと炊事場もある。
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・・・いや・・・待てよ。
ここまで見てきた、セットアップテントとか、ログキャビンに泊まる人たちは、この炊事場は使わなくていいんじゃないか?
確か・・・ホテルツインリンクで、晩御飯だけ食べることもできたと思う。(朝ごはんはわからない。)
おお!ホテルツインリンクが満室でも、このでかい敷地内で泊まれる選択肢が増えたってことじゃないか!
これならJOY耐も楽だよ。
でもねえ・・・逆にここまで設備が整っちゃってると・・・

「車を乗り入れていただいて、テントを張っていただけるスペースもあります。」
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へえ・・・なんか・・・一つ一つの規模がでかいなあ・・・高そうだね。
「あ、バイクで来られて、乗り入れられるスペースもありますよ。」
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お〜。これでしょう。キャンプの基本は。
おトイレ完備。炊事場完備。テントを張って・・・残りは・・・お風呂だ。

そうそう。一通り説明を受けて、うっかりサーキットに戻りそうになっていたけど、目的は別だったよ。
「のぞみの湯」ってやつに入ってみなければ。

ホテルツインリンクの受付で、質問してみる。
「あ、はい。のぞみの湯だけを入っていただくことはできますよ。11時から入浴可能です。受付はこちらです。」
お土産コーナーのところが、のぞみの湯の受付だった。
入浴料650円お支払い。
有料で、タオル類も一式借りられる。(今回は、借りずに済んだ。)
支払い後、カードを一つ渡された。
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こんなカードキーを渡される入浴施設なんて初めてだぞ。
カードを渡されて・・・お風呂入るところは・・・・ちょっと遠かった。
ま、後から作られた施設だからね。
館外のエレベーターまで使って、2フロアぐらい・・・降りたかな。迷子になっちゃうかも。
なんとか男湯にたどり着いて・・・いやあ・・・ものすっごく立派。
街によくある「日帰りスーパー銭湯」なんかと全然ちがう。
私一人しか入っていなかったので・・・本当は写真を撮りたかったところだけど、自粛。
(なんか失礼だもんね。いくら自分しかいないといっても、お風呂を撮影するなんて。)

お風呂の大きさは・・・どんな伝え方をすればいいんだろう・・・そんなにバカでっかくないです。
「日帰りスーパー銭湯」を想像すると、相当がっかりするかも。その大きさに。

え〜と・・・2つお風呂があります。
で、一つの大きさが・・・ホンダグレイスが2台入るかな・・・ってお風呂が一つと、ホンダレジェンドが2台入るかな。ってお風呂が一つ。(わかる?伝わった?大きさ感)

お風呂の施設の中をぐるぐる見回したんだけど、よく壁にかかっている「この温泉の効能」看板がない。
ふ〜ん・・・どうやら流石に温泉を掘るところまではできなかったらしい。山の中だからね。
「大きなお風呂」そのものなんだ。この立派な入浴施設。
座敷とかがあれば、ゆっくり寝転べるんだけど、それらのスペースもなし。(ま、そりゃそうだ。宿泊施設なんだから。)

代わりに「他の入浴施設では絶対に体験できない。」ことが、この「のぞみの湯」ではできます。
「露天風呂」もあるんです。
え〜と・・・露天風呂のサイズ感は・・・ホンダFit一台分・・・かな?

その露天風呂に入って、遠くの山々を眺めていると・・・このお風呂でなければ聴けない音が・・・
「サーキットからの音を聞きながら、長風呂に入る。」

できないね。日本中のどの入浴施設も。この「のぞみの湯」だけの特権。
さあ、作業服を再び来て・・・競技の場に戻ろう。朝早くて眠かったけど、すっかり目が覚めた。

ちゃんと結果もついてきましたよ。AE86レースは、決勝2位でした。
私たちのチームは、そんなメンバーが揃っているチームです。
とっても遅いのは、私だけ。エッヘン!
(いいのか?それで)


コンロッドメタルが無くなっちゃった4E-FEエンジンは、どんな状況だった? [ノーマルエンジンへの換装]

まるまる一ヶ月ぶり以上での更新ですよ。皆様お久しぶり。
で、いきなり残念なお知らせです。
2016Joy耐7hは・・・・
「出場できません。」

2015年からWeb参加受付になったので、非常に危ないのではないかと思っていたのですが・・・
不安は的中しました。
今年のJoy耐は、5月3日から受付開始だったのですが、5月4日夜に入力しようとしたところ・・・
受付は終了しました。(定数90台に達しました。)
という悲しい表示が・・・・

いやね。まあ・・・見慣れてますよ。こういうの。
今年もPerfume 6th Tour 2016をことごとくあらゆる地区で、抽選に落ちましたし。

ま、だいぶみなさん元気を取り戻してきたんだと思います。いいことです。イベントごとにみんなが集まれるのは。

は〜あ。私たちは年に一度のJoy耐に合わせて活動をしてきたので・・・
なんていうか・・・今の気分は・・・年末。
ヘッヘッヘ。萌えつき・・・じゃなかった。燃え尽きちまったぜ。今年も。

今年は秋開催に移動になったMini Joy耐?
うん。やめとく。あれは、でかいタンク&排気量がでかい車両が必ず有利になる大会だから。
んじゃ、筑波の秋の耐久・・・と思ったら、2014,2015年と多分、台数が集まらなかったんだね。
筑波150分耐久。
今年は、イベントそのものが消滅みたいです。はあ・・・

ということで、ゆっくり車両の整備ができることになりました。
本題行きますよ。
「1年かけて自分たちで組んだエンジンが、2013年Joy耐でブローしちゃった。その中身がどうなってしまったのか、分解してみたよ。」
という話でした。

で、今回のお話は、「2013年大会の後、載せ替えた”全くのラインオフ版4E-FEエンジン”が、わずか半年後には、メタル消滅」となってしまった、あのエンジンを開けてみよう。というお話です。

開ける時点での想定は、「コンロッドメタルが消失しただけなんだから、ヘッド側から開けるのではなくて、オイルパン側から開けて、必要なパーツを交換しよう。」というものでした。

で、オイルパンを外してみた結果がこれ。
IMG_0502.jpg

最初の印象は、「ずいぶん綺麗なエンジンだな。」というもの。
このエンジンは、現在のボディに搭載されていたもので、入手した時点(2011年)でオドメータが18,000kmを示していました。
単に走行距離が少ないだけではなくて、整備手帳を見ると、全部規定の期間で整備が行われてきた車両だったんです。
なので、定期的なオイル交換が行われてきたようです。
我々が自分たちで組んだエンジンが「とってもばっちいおばちゃんスターレット」のものだったのとは雲泥の差です。

で、メタル状態をチェックすると・・・
IMG_0501.jpg
全てのコンロッドメタル装着位置に”スジ”が見られたのですが、特にひどかったのがこれ。
よ〜くチェックしたのですが・・・
最初に想定した「オイルパンだけを外して、クランクとコンロッドメタルだけを交換する。」作戦は諦めました。

このエンジン・・・コンロッドメタルが全部なくなってしまって、コンロッド側も削れ始めちゃってたんです。
なので、クランクだけじゃなくて、ピストンそのものも交換しないと再生できない。

ピストンを交換するということは・・・ヘッド側からバラしていかないと、取り出すことができない。
(結局、エンジンを全バラシしないと、何も解決できない。)

この時点で、「どこかから中古エンジンを購入してきて、載せ替えをしよう。」ということに方針変更。
このクランクメタルが無くなっちゃったエンジンは・・・う〜ん・・・部品取りエンジンとして、当面保管かな。

この「メタルが無くなってしまった気筒位置」は、過去、ブローしたエンジンとも共通性があるのかと思ったのですが・・・

2010年日光耐久でブローしたエンジン(プロのチューナーさんが手がけたもの。オーバーホール後の初実戦でブロー)
P1150609.jpg

その後、自分達で組んだエンジン(2013年Joy耐でブロー)
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完全破壊されてしまったこの2基は、「オイルポンプに一番近い気筒」がどちらもクランクに異常が見られる形で壊れていました。

が、今回のメタルが無くなってしまったエンジンは、共通性がなくて、「オイルポンプから見て、2番目の気筒」に異常が出ています。

う〜ん・・・

「もう、壊れないようにするためにラインオフの4E-FEエンジンをそのまま競技車両に載せよう。」という考えてで、搭載したエンジンなんですよね。これ。

まさか、18,000kmしか走行していないエンジンが、わずか半年後にはメタルが無くなってしまうなんて・・・
しかも、その半年間、実戦参加は全くしていないんです。
なんでこんなことになっちゃうんだろう・・・

このエンジンを搭載していた当時は、車両側がどんな状況だったかというと・・・
1)オイルクーラーは取り付けていない。(この一件の後、取り付け作業を行った。)
2)ラジエターファンは、「とにかくエンジンをかけると全開で回り続ける。」という仕様だった。
(エアコンかヒーターを取り外してしまうと、とにかくファンは全開で回ってしまうものだったらしい。)
3)ラジエターファンが全開に回ってしまう状況だったせいか・・・
真冬に筑波サーキットのバックストレートを走行すると、どんどん水温が下がってきて、50℃を切ることもあった。ただ、この時は「サーモスタットが入っているのになんでここまで水温が下がるんだろう?」と思いながらも、「水温は、下がっていれば下がっている分だけいいんだろう。」と思って気にせず走っていた。

こんな状況で走っていたんですよね。
今では、真冬であっても、とにかくガムテープを貼りまくって、水温を維持するように努めています。

まあ、このエンジントラブルの一件で学んだのは、ガレージオーナーから口うるさく言われていた
油圧が2kg/cm2を切ったら(油圧計が機械式なもんで、なにぶん単位も古い)、ピットに戻ろうとせず、とにかくエンジンを止めろ。」ということが、ものすごく的を得ていたということです。

「油圧がおかしい」と思った時点で、エンジンを止めていれば、おそらくメタル交換だけで済んだはずなんです。このエンジン。

「メタルが無くなると油圧が落ちてしまう。」ということを身をもって、体験しました。
なので、多分油温計より、油圧計の方が重要なんですよ。きっと。

さて、Joy耐にも参加できなくなったので・・・
これからは、ゆっくりエンジン換装作業に取り掛かります。
いつ走れるようになるんだろう・・・・ルルる〜・・・(かなり遠い目)


MoMAstore

2013年のJOY耐で壊れた4E-FEエンジンは、どんな感じだった? [N1仕様エンジンの製作]

 
今年もお花見シーズンになりましたよ。
11時に集合・・・って、また時間通りに集合できない。遅刻遅刻。
って、あれ?ブルーシートには、場所取り人員が1名だけポツン・・・(社会人3年生)
「え〜と、遅刻してごめん。例年通り。???みんなは?なんで・・・なんでひとり?」
「うっうっ・・・一番の年長者が、毎年こんな感じだから、とうとう時間通りになんて、誰も集まらないんですよ。僕なんて、朝6時にはここにきて必死に場所取りしてるのに。しかも”二人一組で場所取り”のはずなのに、社会人2年生のあいつなんか、6時に電話かけてきて、”今起きました。”ってもおおお〜!!!!」
「あ、悪かった。突っ伏して泣かない。確かにひとりぼっちは寂しかったかな。な、顔上げて、みんなこっちをジロジロ見てる。おっさんが、パワハラで若者に花見の場所取りをさせてる図”みたいな。」
「さ、うちの奥様から、いろいろ持たされたよ。ポップコーンとか飲み物とか、お皿とか。荷物が多いところに、途中でみんなにいろいろ買い物してたら、遅くなったんだ。」
「そんなことでごまかそうとしないで、さっさと出すもの出してくださいよ。」
「え〜とさ、毎年同じことを言うんだけどさ、もう、私は出席しなくても・・・」
「何言ってんですか。金ヅルとして、大事な存在なんですよ。さあっ!」(手のひらが出てる。)
「あ、はい。では、一枚。」
「チッ!一枚かよ。」(激しく舌打ち)
「いや・・・あの・・・一万円あれば、ENDLESSのブレーキフルードが3本買えちゃうんだよね。もう、貴重な1万円。これからは、ちびちびエア抜きを作業をしないと・・・」
「全然わかりません。」

そんなやり取りをしているうちにぞろぞろみんなが集まり始めて・・・
おっさん一人に今年の新入社員&20代&いつの間にか30代になってしまった若者ばかり15名。
なんだか、付近で一番大きい集まりらしくて、道行く人々にカメラを向けられた。
外人さん達のカメラにもポーズ。
そんなに珍しい・・・のかもね。若い連中だけでぞろぞろ集まるってのは。
4月1日に新社会人になった皆さんも、すごく不安な毎日だと思うけど・・・
受け入れる方も不安で一杯だ。なんとか定着して、ずっと働いて欲しい。

みんながそれぞれ携帯電話を取り出して、写真を撮り始めて・・・あれ????
「ねえ、まさか、入社したばかりの新人が、iPhoneなんて持てるわけないよね?」
「いや、逆じゃないですか?今は、親がiPhoneを持たせたがるんですよ。Androidでおかしな事態になりたくないんでしょう。」
「いや・・・いくらなんでも・・・学費でご両親が大変なのに、そんな高級品・・・」
「はい!ちょっとみんな聞いて〜!!iPhone率を調べてみよう。今、みんなが持ってる携帯端末、全部出してみて〜!」

驚いた。ものすっごく驚いた。
16人中、15人がiPhone。しかも5とか5sの小さいモデルのメンバーの方が全然多い。
「指が届かないから、6になってから更新をやめました。」
「結局、電話機ですからね。持ち運びが優先でしょ。6Plusとか見ちゃうと、画面でかくて便利そうだけど。」

ふ〜ん。
「っていうか、おかしいでしょ。一人だけiPhoneじゃないなんて。ちょっともう一回、全員取り出して〜!!」
はい。

「何やってんすか。一人だけWillcom。もう、その会社ないから。
「チッおっさんが。ガラケーにこだわりやがって。仲間外れだな。いよいよ。携帯カーストで最下層だ。」
いや・・・あの・・・PHSは、日本の独自技術で・・・日本人の心だからね。

はい。「iPhoneじゃない自分」ってお題で、400字詰め原稿用紙に延々と書けそうだけど振り切って、本題に入りますよ。

ECUを交換したら、どうもエンジンを壊しちゃったみたいだ。」という事態から、まずは、ガレージのスペースを空けることになりました。
保管ガレージには、降ろした4E-FEエンジンが2基転がってる。
まず、2013年のJOY耐で完全にブローさせたエンジンを分解して、スペースを作ろう。

このエンジンは、2013年JOY耐後に降ろした後、すぐに丸ごと捨てようとしたんだけど・・・
保管ガレージの管理人さんに反対された。
「エンジンってのはさ、壊れる理由は3つしかないんだよ。」
1.オイルか水の管理が間違っていた。
2.自分たちの組み方が間違っていた。
3.そもそも、メーカから対策部品が出ていたのかもしれないのに、それを知らずに組んだ。
「このブローさせたエンジンをさ、そのまんま捨てちゃったら、何もわからないんじゃないかなあ。せっかく自分たちで組んだのに。ものすごく大事な教材が、今、目の前に転がっていると思うよ。」

と、諭されて・・・2年以上、降ろしたままにしてた。
だって、面倒くさいもんね。壊れちゃったエンジンをわざわざ分解するなんて。

さて、いよいよの段階。
このエンジンをバラさないと、載せ換えスペースが作り出せないよ。
まず、外観チェック。
IMG_0456.jpg
オイルフィルターの下に穴が開いてる。
IMG_0460.jpg
裏側も同様。
今回の分解方針は、「上から順番」
まず、ヘッドカバーを開けてみる。
IMG_0459.jpg
錆びてるね。って、カムシャフトを見て驚いた。
IMG_0457.jpg
カムシャフトも錆びてる。
そうか、単にエンジンからオイルを抜いて、2年放置したってだけでじゃなくて、カムカバーは流用する必要があったから、ネジ止めせずにただ置いていたせいだ。
開いている隙間から、湿気が入ってきて、錆びたんだ。

もう、何基もタイミングベルト周りをいじってきているから、バラす順番はわかってる。
まず、おおごと作業として、「ファンベルトプーリー外し」
IMG_0462.jpg
フライホイールにソケットレンチの駒を引っ掛けて、ファンベルトプーリーのナットを緩める。
次回から、エンジンを降ろす前にレンチを引っ掛けて、ナットを緩めてしまおう。毎回毎回、ここが重作業だよ。

で、確認したかったのが、クランクと、カムシャフトの位置関係。
IMG_0463.jpg
クランクの印に対して・・・
IMG_0464.jpg
カムシャフトの印が4Eの丸穴の中に・・・入ってな〜い。

う〜ん・・・まあ、ブローしちゃってるからね。
今度から、ラインオフエンジンをバラす前にクランクとカムシャフトの位置関係を写真に撮っておこう。

カムシャフト外し作業開始。
IMG_0477.jpg
カムシャフトを全部撤去しないと、ヘッドとブロックを接合している特殊ボルトが出てこない。
IMG_0478.jpg
この特殊ボルトは、KTCのソケットを使って外し作業。



分離成功。ガスケットが現れた。
IMG_0479.jpg

う〜ん・・・ひょっとしてヘッドガスケットに異常があって(抜けて)水温上昇→エンジンブローに至ったのかと推測していたんだけど・・・
どうも、素人目には、ヘッドガスケットに異常は見られないね。
コンロッドを外してみよう。

まず、コンロッドエンドオイルシール外し作業。
IMG_0466.jpg
オイルパンカッターを使用して、オイルパン剥がし。
IMG_0469.jpg

コンロッドが出てきた。
IMG_0481.jpg

オイルポンプを外し始める。
IMG_0484.jpg

クランクプーリーが外れなくなっていて・・・
IMG_0488.jpg
バールで無理やりこじって外す。
IMG_0489.jpg
オイルポンプを外したところ。
わかるのは、クランクエンド側が錆が出ているのに対して、このオイルポンプ側は、なんだかオイルまみれというか・・・ばっちい。
さて、クランクを取り出してみよう。
IMG_0490.jpg

クランクそのものも破断してちゃってる。ピストンコンロッド側から破壊されたのか、わからないけど。
IMG_0492.jpg

ブロック側にピストンが残ってて・・・
IMG_0496.jpg
穴が開いている気筒以外は、使えるかと思ったけど・・・
もう、全く無理。
穴が開いた気筒側から飛び散ったパーツが、全部のピストンを傷つけてた。
あと、わかったのは、「ピストンは、オイルパン側からは抜けない。」ということ。
ひょっとしたら、コンロッドメタルがなくなってしまったエンジンの方は、ヘッド側を分解しなくても済むかも・・・って期待していたんだけど・・・ちょっと無理そうだ。

オイルパンにも穴が開いていた。
IMG_0499.jpg
オイルパンの中にも飛び散ったパーツが残っていた。
IMG_0500.jpg

このエンジンのブローの仕方、よくわからないところがあって・・・
1基目の時は、オイルパンにオイルが残っていたんです。たくさん。
ところが、このエンジンの時は、ドレンプラグを抜いたら、出てきたのは全部冷却水だった。
オイルは全くなし。

1基目との違いは、他にもあって、この2基目のブローの時は、ラジエターにもわずかに穴が開いていました。
1基目の時は、ラジエターは全く影響を受けていなかったんだけど。

ヘッド側は、こんな感じ。
IMG_0497.jpg
バルブの色がそれぞれ違うのは・・・バルブクリアランスがバラバラだった影響か?
一番左側の気筒を拡大。
IMG_0498.jpg
ブローした気筒は、上側(ヘッド側)にピストンが当たったみたいだ。バルブが曲がって、戻らなくなってた。

う〜ん・・・
もうちょっと、「自分たちがエンジンを組む作業の時に明らかにミスをした。」ってものが出てくるかと思ったんだけど・・・

そんな感じじゃないね。

メタルがなくなったエンジンの方も、調べてみよう。なんだかよくわからないや。

コンピューターを交換したら、どうもエンジンを壊したみたいです。 [耐久レースに使用しているパーツ]


ハンドブレーキがちゃんとかかるようになったEP82。
練習走行を再開。
でも、その前に昨年のJOY耐での反省を踏まえて対策を実施しました。
1)バラストを下ろして、N1規定重量(750kg)に近づける
2)コンピュータを交換して、速く走れるようにする。

バラスト降ろし作業は簡単。まあ・・・760kgに近づいたってところかな。
で課題の「ECUをノーマルから交換する。」という作業は・・・段階を踏みました。

まず、やってみたのは、1500cc用コンピュータへの換装。
懐かしのセラに搭載されていた5E-FHE用ECUを入手。
コネクターが全くの同型上だったから、簡単にエンジン始動・・・・ウンともスンとも言わない。???
元のコンピュータに交換してみると、一発でエンジン始動。なんだこれ?

後日、試しに「ターセル/コルサ用5E-FHE」ECUを入手して再び交換。
こっちは始動できた。
どうも・・・相当スペシャルマシンだったようです。SERA。そのボディ形状だけでなく、色々なパーツがスペシャル仕様。

さて、プラス200ccの排気量分、ガソリンをいっぱい吹いてくれるようになったらどうなったかというと・・・
確かに・・・加速の時に力がかかってる感じがする。
でも・・・なんだかマフラ周りがものすごく黒い「シミ」がたくさんつくようになった。
水拭きでは全くダメで、ワックスでなんとか落とせる状態。

試しにAE86の彼にプラグを見てもらうと・・・
「ものすごく真っ黒じゃん。いくらなんでも噴きすぎだって。やめときな。燃費悪いぞ。」
写真を撮ってなかった。今、探してみると。本当に真っ黒だった。

さて、どうしよう・・・
KMSさんでコンピュータ作ってもらったら?」

う〜ん・・・その前に持ってるんだよね。社外コンピュータ。
元々のボディについてたやつ。
今のボディや、エンジンになる前は、プロの手がかかった車両だったから、確かに速かった。TTC1400用の車両群と遜色なく走っていたんだもんね。
あのコンピュータを使えば、また速く走れるんだろう。

でもなあ・・・
今のボディになってから、ず〜とノーマルコンピュータにこだわってきたのは、「リミッターがかかっていれば、嫌でもエンジンを壊さないだろう。」と思ってたんですよね。
ただねえ・・・それでも半年でメタルがなくなったりとか、確かに思ったような展開になってない。
う〜ん・・・
私は、「ソフトウエアは、ハードウエアを超えられない。」と思っています。自分でFAの世界のプログラムを作っていた経験上。
「ECUを変えたところで、速くは走れない。より上手くハードウエアを使いこなすことはできるだろうけど。」

EP82って、生産が中止されて、20年以上が経過するんです。
でも、昨日も街で見かけましたけど、今も走っているんですよね。結構。
20年走れてしまうノーマルカーをいじってしまうということはどういうことか・・・
「命と引き換えに速くなる。」

おそらくそういうことなんだと思います。競技用に市販車を改造していくということは。

まあ、やってみよう。元々のボディについていたコンピュータに換装。
走ってみると・・・確かにノーマルコンピュータよりもこっちの方が、反応がいい。
だいぶ気分良く乗っていて、再びAE86の彼にプラグを見てもらうと。
IMG_0260.jpg

「いや・・・これは・・・白すぎるって。この状況のままは、まずいぞ。」
ふ〜ん。
そういえば、なんだかこのコンピュータ、BOXが増設されていて、コネクターがつけられるようになっていた。
なんだかボリュームが付いているコネクター。多分、燃料の量を調整できるんだろうね。

そのボリュームを取り付けて、「ちょうど半分の位置」に回して走行開始。
4周目に入ったバックストレート。
「このエンジン、リミッターを外せば、7500rpmまで回るんだ。」
最終コーナ手前でシフトダウン・・・ルームミラーいっぱいに広がる白煙!!!
「しまった!オイルの色だ。ブローさせた。よりによって、オーナーがいない日に。」

なんだ?直前までメータチェックをしていたぞ。水温も油圧も何も異常を示していなかった。
強引にピットロードに飛び込む。気がつくと、エンジンは停止していた。

惰性でピットに戻って、TTC1400の彼に症状を告げる。
「いや・・・何も・・・漏れてませんよ。水もオイルも。」
「???」
係員さんも駆け寄ってくる。(筑波サーキットは、本当に一台ごとに車両の様子をよく見ています。)
「芝生カットして入って来ましたけど、確かにタイヤのロックじゃない白煙の上がり方でしたよね。原因わかりましたか?」

いや・・・試しにエンジンをかけてみると・・・かかる。???
その場は、撤収。

下回りまで含めて、よ〜く確認をしてみると・・・マフラーが変。
排気口がビチャビチャになってる。いやん。(?)
明らかに水でビチャビチャ。う〜ん???確かに始動直後だったらありえるのかもしれないけど・・・
でも、バックストレートエンドでの白煙は、水蒸気じゃなかったぞ。

もう一度走行。
今度は、ボリュームの位置を左右に1ノッチづつ変えてみる。
右に1ノッチ変えると・・・
IMG_0293.jpg

わかりにくいかもしれないけど、ネジが切られている先端部が、だいぶ黒くなった。
試しに真ん中から、左に1ノッチの位置にして走ってみる。

・・・さっきよりも力がない感じ。と思ったら、ピットインのサイン。
「ダメだね。1コーナーに入る時にやっぱりパッと白煙を吹くよ。」

まいったなあ・・・
走行後にマフラーをチェックすると、いつも通りの綺麗な排気口だった。なんだろう?さっきのビチャビチャ。

AE86の彼に症状を話すと・・・
「燃焼室側かな。ガソリンが薄すぎたんだよ。もう、このエンジンじゃ、JOY耐は走りきれないぞ。」

う〜ん、やっちまった。どうもエンジンを壊してしまったらしい。失敗。とにかくエンジンさえかかれば、ずっと走れるもんだと思ってた。やっぱりノーマルって、なんでも安全側に作ってあるんだなあ。

さて、これからどうしよう・・・もう、パッと積み替えられるエンジンは残ってないぞ。
選択肢は、4つ
1)もう、さすがにKMSさんに持ち込んで、プロの手で車両を見てもらう。
2)今のエンジンをヘッド側を開けて、まずは様子を見てみる。
3)半年でメタルがなくなったエンジンのコンロッドとメタルを交換して、再搭載する。コンロッドは、今積んでいるエンジンから移植。
4)今から、EP82用4E-FEエンジンを探して積み替える。

う〜ん・・・まず、3)から行こうか。車両からエンジンを降ろしちゃうと、移動が面倒だしね。
まだ3月。大丈夫。桜咲いてないもん。JOY耐は夏だから。

ちはやふる コミック 1-30巻セット (BE LOVE KC)

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  • 作者: 末次 由紀
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2016/01/13
  • メディア: コミック


パーキングブレーキがかからなくなりました。(解決編) [EP82日常整備]


「あんたねえ。姪が旦那をお披露目したいって言ってるんだから、ちゃんと会いなさいよ。」
「う〜ん・・・いいよ。面倒くさい。結婚したからって、親戚周りなんてしなかったよ。私の場合。」
「いいから。今から呼ぶから。正座して待ってなさい。」

なんかねえ・・・最近の若者は、結婚式場で式を挙げない代わりに親戚中を回る・・・んですかね?
姪が結婚したんですよ。姉ちゃんの長女。で、なんだか私以外の母方の親戚は全員面通しが終わったらしい。
別に必要ないよ。私は自分の実家に来ただけだぞ。ゴロゴロしていたいのに・・・本当に正座。
(実家では、小さい頃から正座でご飯を食べさせられていたので、全然平気なんだよね。2時間ぐらいは。)

しばらくのち・・・「こんばんは〜初めまして〜」という聞きなれない声。
振り返ると・・・・
バラが!背景にバラがあああああ〜!!
視界いっぱいにバラが描かれてる!!!(多分幻)
びっくりした。ものすっごくびっくりした。カッコイイ!(ものすごく)
「父上様!たっ大変大変!我が家にジャニーズが・・・ジャニーズ様が来られた。」
「いやっあの・・・さ、こ、この掘りごたつに座って。さあっ・・・父上、この”旦那さん”という新たな職業に就かれた若者に何か声を・・・・」

「うむ・・・君は・・・お父さん側の親戚周りは終わったのかね?あちらのばあちゃんには会ったかい?」
「はい。」
ドラえもんみたいだっただろう?あっちのばあちゃん。」
「は?」
「あ、父上様、それを言うんだったらジャイ子・・・・
「この孫娘が生まれた時になあ・・・顔を一目見て、大変私はショックを受けてしまったんだよ。あのドラえもんなばあちゃんにそっくりでなあ・・・」
「・・・・・・・・」
「思ったよりも可愛く育って、私は安心してたんだよ。でもなあ・・・今は良くても、将来は、ドラえもんだぞ。いいのか?君。」
「・・・・・・・・」(静まり返る部屋。ものすっごくいたたまれない雰囲気)

「いや、あの・・・父上様?確かに・・・確かにこの子が生まれた日の夜に、何度もその話をしていた事をよ〜く私も覚えています。でも、今、言う話じゃないかなあ・・・・あ、ほら。孫娘が泣き出しちゃったじゃないですか!なんてこと言ってるんですか!!」
「え〜とね。爺ちゃんも私も男として心配だから、言ってるの。な?お前さんが、まさかこんなカッコイイ人を旦那さんにすると思っていなかったから・・・・なあ、どうするの?これからず〜と一生、”うちの旦那、昨日より2分帰宅が遅い。”とかって心配しながら過ごす毎日になるんだよ?」
「あ、いや・・・それはもう慣れっこです。昨日も夜勤明けから、iPhone鳴りっぱなしだったから。」
ひいいっ!新婚数週間にして、iPhoneの「友達を探す」機能で、位置を把握され続ける若旦那!怖い。怖すぎる!!

そのうち多分・・・「旦那のカーナビの履歴情報解析して。」って頼まれる日がくるような気がする。
ふう・・・怖っ。皆さんに言っておきますけど、美人すぎる嫁さんとか、かっこよすぎる旦那さんって、気が休まらな気からね。本当に。何事も「ほどほど」が大事よ。「ほどほど。」

さて、やっと本題です。
1ヶ月ほど前の記事は何を書いていたのか・・・・

今回は、「解決編」
どうやったか?のお話。

「パーキングブレーキ用ケーブルを交換しないといけないのでは?」という予想をしたのですが・・・
だ〜いぶ悩みました。
「ケーブルなんて、そうそう交換するものじゃない。」と思いながらも、私たちは、過去「ミッションケーブル」で「交換しないと解決できなかった。」というトラブルを経験しています。

今回も「新品ケーブルに交換で解決。」・・・・いやあ・・・ミッションケーブルの場合と違って、長いですよ。パーキングブレーキ用ケーブル。どう考えてもすっごく大変そう・・・

出した結論は、「もう一度、修理書どおりの順番で、作業をしてみよう。」
何度もバラしているおかげで、だいぶリヤブレーキ周りの分解・組み立て作業も速くなってきた。
コツは、「バラす時は、上から。組み立てる時は、下から。」の作業をすると、あの黒いバネもなんとか時間をかけずに組み込むことができる。
さて、できたぞ。
IMG_0050.jpg

この写真と分解書の図をよ〜く比べてみる。何度も。
大丈夫。何も間違ってない。よし、じゃ、蓋を閉めて、ハンドブレーキを引いてみよう。

ハンドブレーキレバーを引き始める。
ガコガコガコガコガコガコガコガコ
ふう。疲れた。オーナーに交代。
ガコガコガコガコガコガコガコガコ
こんなに・・・ハンドブレーキレバーって引かないと、自動調整が効かなかったっけ?なんか・・・まったく手ごたえがない。

試しに右リヤホイールを回してみると・・・まったく・・・まったくハンドブレーキは効いてない。左リヤホイールは、しっかり止まっているのに。

なんだ?なんでだ?なんで右側だけ効かないんだ?

その後は、左右のドラム直径をノギスで調べたり(まったく差がなかった。)
IMG_0049.jpg
シューアジャスターのダイヤル位置をきっちり左右合わせたり
IMG_0054.jpg
あるいは、ブレーキシューを左右つけ間違ったのでは何か?というところまで確認しまくったんだけど・・・
分からない。まったく右側だけ効かない。何で・・・何でだ?

「これはダメだなあ・・・ケーブルを買ってこよう。今回は、タイヤをつけて戻そう。全然無理だ。」
「そうだねえ・・・前から思っていたんだけどさあ・・・このリヤドラムを抑えるおっきいナットだけどさ、どれぐらいのトルクで締め付ければいいのかなあ・・・」
「う〜んと・・・1,100って書いてある。1,100kg/cm(古い単位)だ。」
トルクレンチできっちり1,100kg/cm。
「何か・・・こんなにこのナット回したっけなあ・・・今まで。」
大丈夫大丈夫。修理書通りなんだから。さ、タイヤをつけて、ガレージに戻そう。

「ちょっと待った!なんかおかしいよ。まったくタイヤが回らない!
?????そんな馬鹿な。

ハンドルブレーキを引かない状態で、右リヤホイールをグルっと・・・あ、あれ?さっきまでとうって変わって、まったく回らないぞ。タイヤが。????

「多分、そのトルク設定間違ってる。とにかくホイールが回らないのはおかしいから、ナットを緩めるよ。」
緩め始めたら・・・あ、ちゃんとタイヤが回る。
「タイヤが回るだけじゃなくて、発見があったよ。この状態だと、ハンドブレーキも効くんだ。ほらっ!」

あ、ほんとだ。
ということは・・・今まで悩んでいたのは、「ホイールベアリングを抑えるためのナットをちゃんと締め付けていなかったから。」ということか?

でも・・・おかしいよなあ・・・修理書の規定トルク値とちが・・・あれ?
よくよく読んでみると・・・1,100というのは、「ホイールを止めるナット」の指定トルク値のようだ。
じゃ、この「ベアリングを止めるナットの規定トルク」は?

修理書の「ドラムブレーキ」のところを何度も読むんだけど・・・全然書いてない。
「まあ、とにかくさ、”タイヤが回って、かつハンドブレーキも効く締め付けトルク”を手作業で進めてみるよ。よかったよかった。これで、両輪ともハンドブレーキが効くよ。ケーブルの問題じゃなかったんだよ。」

結局、「感触」で、ナットを締め付けたんだけど・・・どうも左よりも右のほうが重いような・・・
まだシューを引きずっているのかな・・・右側だけ。

その日の夜、フォークリフト修理係にこの顛末を伝えると・・・
「え?ネクタイ組二人だけでドラムブレーキ整備をしちゃったんですか?それ、AE86の彼に立ち会ってもらった方が良かったですよ。大丈夫かなあ・・・」
「ベアリングナットの締め付けトルクは、多分書いていないと思いますよ。そこの感触は、整備士に求められるものですからね。それよりも重要なことは、”一旦締め付けてから、緩み方向で締め付けトルクを決める。”ことなんだけどなあ・・・本当に経験が必要なんですよ。ドラムブレーキ整備。大丈夫かなあ・・・本当に・・・」

後でよ〜く修理書を最初のページから最後のページまで読んでみると・・・発見!指定トルク値。
後輪ベアリングナットの締め付けトルクは、300kg/cmでした。ブレーキの項目じゃなくて、リアアクスルの項目に掲載されていた。「プレロード調整」という言葉と共に。

ま、「右側ブレーキシューは、引きずったままなのでは?」という疑問は、今年のJoy耐前に確認ってことで。
まずは、筑波で練習走行ができるようになりましたよ。よかったよかった。

MP3 CD付 英語で読むスティーブ・ジョブズ Steve Jobs【日英対訳】 (IBC対訳ライブラリー)

MP3 CD付 英語で読むスティーブ・ジョブズ Steve Jobs【日英対訳】 (IBC対訳ライブラリー)

  • 作者: トム・クリスティアン
  • 出版社/メーカー: IBCパブリッシング
  • 発売日: 2012/06/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


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